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ジャズメガネのセンチなジャズの旅

138. 「細川綾子 / ミスター・ワンダフル」
138.  「細川綾子 / ミスター・ワンダフル」

   細川綾子さんは何回も特集しているので、エッセイもたくさんある。彼女のキャリアはアメリカが舞台だ。なんだか朝ドラになりそう。若き日の綾子さん役は趣里ちゃんアゲインかな。今回はそんなイメージでプロフィールをご紹介。
 「私の名前は細川綾子。東京は麻布生まれ。米軍のキャンプで歌い始めたのは14歳の時よ。16歳でブルーコーツのバンド・シンガーになったの。ジャズが大好きで、どうしてもアメリカに行きたかった。まだまだ簡単に渡米できる時代じゃなかったわ。22歳の時、アメリカ人と結婚したから、すぐにアメリカに行けた。ラッキーでしょう。いざサンフランシスコへ。念願通り、アメリカでジャズが歌えるようになった。ケネディ大統領の暗殺も公演中に聞いたわ。そして、またラッキーなことに巨匠のピアニスト、アール・ハインズにスカウトされて専属歌手になったの。凄いでしょ、日本人がよ。でも、日本人は有色人種で、人種差別が激しかった当時は、移動のバスも白人とは別々。今では考えられない時代よね。。。」to be continued
   なんて、いかが? 細川さんはこんなアメリカ生活を経て39歳でこの初リーダーアルバム「ミスター・ワンダフル」を吹き込むんですね。。ドラマチック。

text & cut by Kozo Watanabe