横浜市民ギャラリーでは6月9日~13日の期間、寺田衣里個展「the bells(死と生)」を開催する。
寺田氏は、彫刻家イサム・ノグチ氏(1904-1988年)による、実現しなかった広島原爆慰霊碑案を、カウンターモニュメントの萌芽として考察した博士論文のためのリサーチを端緒とし、ノグチ氏が釣鐘型の作品に込めたとされる、人々の死を次の世代の生へ繋げるという考え方を、自身の個人的な体験を通して再解釈することを試みる。
ノグチ氏による釣鐘的な要素をもつ作品や、広島の慰霊碑案をはじめノグチ氏の死生観にまつわる作品等を参照し、寺田氏自身の死生観を見つめ直し、新たに制作した作品を発表する。
横浜市民ギャラリーでは、若手作家に対して発表の場の提供と支援を行なうために、2020年度から「横浜市民ギャラリー U35若手芸術家支援事業」を実施しており、今回は3回目の個展となる。
横浜市民ギャラリー U35若手芸術家支援事業
寺田衣里個展「the bells(死と生)」
会期:6月9日~13日 会期中無休
会場:横浜市民ギャラリー展示室1階(横浜市西区宮崎町26-1)
開館時間:10時~18時(入場は17時30分まで)
料金:入場無料
アクセス:JR・市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩10分、京急「日ノ出町駅」から徒歩8分
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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