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ソフトバンク宮川社長、200億円規模の自社株取得で「10年は社長をやるつもり」「今の株価の数倍を狙う」

2021年05月11日 17時30分更新

 ソフトバンクは2020年度決算説明会を開催。その質疑応答の中で、4月1日付けで同社代表取締役 社長執行役員 兼 CEOに就任した宮川潤一氏が、自身の200億円規模の同社株式取得について説明した。

 同社は4月1日に公表したプレスリリースにおいて、同社が宮川氏に200億円規模の資金を融資した上で、宮川氏が個人としてソフトバンク株を市場から買い付けることを発表している(3月末時点の株価で0.3%の保有割合)。

 この件について、宮川氏は平均取得額1435円で買付を完了したことを公表。現時点ではプラスマイナスを行き来している状況だが、「10年は社長をやるつもり」としており、「200億円のリスクはあまり感じていない」と語った。

 また、「(社長就任から)1ヵ月ちょっとでヘトヘト。これが10年続くと思うと非常に悩ましいと思っている」と冗談気味に話しつつも、「これくらい本気でやって、何%伸びた何十%伸びたでは悲しすぎる。できれば今の株価の数倍を狙いたい」と、自身が指揮を執るソフトバンクの今後の成長について、意気込みを見せた。

 

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