セイコーウオッチは5月10日、セイコー創業140周年を記念し、「グランドセイコー」からスポーティーなクオーツGMTモデル「SBGN023」を発表した。価格は60万5000円で、2021本の数量限定。6月10日に発売する。
グランドセイコーは1960年に誕生し、1988年には初のクオーツ式ウォッチ「95GS」を発売し、年差±10秒という精度を実現した。1993年には初の9Fムーブメント、キャリバー「9F83」が完成。本製品に搭載されている最新のクオーツムーブメント、キャリバー「9F86」は、GMT機能を有し、時差のある地域の時刻に合わせる際、時計を止めずに時針のみを修正できるため、年差±10秒の高精度を損なうことなく時差の修正が可能としている。
金色があしらわれたGSロゴ、ダイヤルリングやGMT針、そして光を受け反射し輝く放射パターンのダイヤルは、夜明けに輝く太陽の光を表現している。セイコー創業140周年という節目の年に、グランドセイコーの新たな挑戦への確固たる意志を表したというデザイン。
上下2色に分かれたダイヤルリングは、第2時間帯の昼夜を視覚的に識別できるほか、GMT針には、時分針・およびインデックス上と異なる青色のルミブライトが施されており、夜間でも高い視認性を確保している。
ケースには、耐摩耗性に優れ、擦り傷が付きにくいというブラックセラミックス製のベゼルを採用。また、20気圧防水と1万6000A/mの強化耐磁性能を併せ持ち、ハードな環境に耐えうるスペックを備える。
裏ぶたには、シリアルナンバーとともに、ブランドの象徴である「獅子の紋章」をかたどった18Kイエローゴールド製のワッペンが取り付けられている。
また、ベゼルにセラミックスを採用したスポーティーな「SBGN019」「SBGN021」2モデルがレギュラーコレクションに追加された。クオーツムーブメントキャリバー「9F86」を搭載し、ビビッドな赤色と青色を差し色にしたデザイン。価格は両モデルとも50万6000円で、6月10日に発売する。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります