カラーミーショップの料金を徹底比較。無料のフリープランはどう?
なんと! カラーミーショップで念願の無料プランが始まりました。
今までの有料プランと比べて、一番コスパが良い料金プランはどれか、知りたくないですか?
月額費用・初期費用ともに0円の「フリープラン」。
これでカラーミーの料金は「フリー」、「レギュラー」、「ラージ」の3種類から選べるようになりました。
どうせなら無料で使えるフリープランから試してみたいところですが、注意点もあります。
- 有料プランからフリープランへの変更はできない。
- 月商10万円を超えるショップは有料プランの手数料のほうが安い。
また、同じく無料で使える「ストアーズ(STORES)」や「BASE」との違いも気になります。
そんなわけで今回は、カラーミーショップのフリープランについて詳しく調べた上で、3種類あるカラーミーの料金プランを徹底比較。
さらにストアーズやBASEとも比べてみました。
最後まで読めば、もっともコスパの良いネットショップの開き方がわかるはずです。
目次
カラーミーショップ(カラーミー)とは?
カラーミーと略して呼ばれることも多いカラーミーショップ。
メールアドレスを登録するだけでネットショップを開設できるサービスです。
簡単に始められるにしては、本格的なネットショップを開くことができ、月商100万円も夢ではない、売上に役立つ機能が揃ってます。
- カラーミーショップの使い方をもっと知りたければ、
- 先にカラーミーショップの使い方を詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
本当?カラーミーショップの「一番人気」の評判。特徴・料金を詳しく解説
カラーミーショップの料金プランは3種類
カラーミーショップの料金は3種類のプランに分かれています。
- フリー: 【目標月商10万円以下なら】必要最低限の機能で気軽にお店をオープンできます。
- レギュラー: 【目標月商10万円以上なら】機能に制限はありません。本格的なネットショップを作れます。
- ラージ: レギュラーでは容量が不足してしまう規模の大きなネットショップへオススメの料金プランです。
プランごとの料金と機能を比較した表が以下です。
(表内を右スクロールで全体が見えます)
料金プラン名 | 月額費用 | 初期費用 | 商品登録 | ディスク容量 | 商品画像(1商品につき) | フリーページ | 都道府県別配送日設定 | 商品レビュー | クーポン発行 | 電話サポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フリー | 0円 | 0円 | 無制限 | 200MB | 4枚 | 10ページ | × | × | × | × |
レギュラー | 4,950円 | 3,300円 | 無制限 | 5GB | 50枚 | 10,000ページ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ラージ | 9,595円 | 3,300円 | 無制限 | 100GB | 50枚 | 10,000ページ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カラーミーのフリープランと有料プランの違い
料金だけに注目すると、当然、フリープランを選びたくなります。
でも、無料で使えるプランなので機能に制限があるのもあたりまえ。
プランごとに「できること」を比較し、あなたの「したいこと」ができるかを確かめ料金プランを決めましょう。
以下で、有料のレギュラープランと比較してフリープランでは何ができて何ができないかを比べてみました。
フリープランでもこれができる/無料プランのメリット
フリープランでも以下はレギュラープランと同じように利用できます。
HTML・CSSを編集できる
HTMLとCSSに手を加えネットショップのデザインをオリジナルにカスタマイズできます。
フリープランでもデザインにこだわることができるのは嬉しいですね。
独自ドメインを設定できる
独自ドメインはオリジナルのアドレスのこと。
独自ドメインの設定ができると、オリジナルのアドレスでネットショップを運営できます。
SEOの効果を得るにも顧客の数を増やすにも、同じアドレスを長く使うほど有利です。
そのためネットショップを始めるなら、早めに独自ドメインを取っておくことをおすすめします。
- 独自ドメインを取るなら
- ムームードメインが安くてカラーミーショップとの連携もしやすいのでおすすめです。
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どこでもカートが使える
どこでもカートは、ネットショップ以外の場所でも商品を販売できる機能です。
既存のホームページやWordPressで作ったブログなど、商品をアピールできる場所が多いほど売れる可能性は高まります。
メールマガジンを発行できる
メールマガジンは顧客へ発送できるニュースレターのことです。
新商品の情報、セールの情報などをメルマガで発信することで、顧客にネットショップへ足を運んでもらえるきっかけを作り出すことができます。
フリープランはこれができない/無料プランのデメリット
以下の機能はフリープランでは利用できません。
どれも便利で売上にも効果的な人気の機能です。
使ってみたい人はレギュラープランを検討しましょう。
CSVの一括登録ができない
商品情報と顧客情報を大量に登録したい場合に便利なのが「CSV一括登録」です。
フリープランを検討中の人なら、CSV一括登録が必要になるほどたくさんの商品情報や顧客情報を抱えていない場合が多いと思いますが、もしこの機能を利用したければレギュラープラン以上の契約が必要です。
商品レビューを利用できない
商品レビューは、顧客から届いた口コミを商品ページへ載せられる機能です。
商品レビューは売上に大きく影響するのでぜひ利用したい機能ですが、フリープランでは使えません。
クーポンが発行できない
商品の割引や送料無料などの特典を与えられる「クーポンコード」。
これも売上に大きく影響する機能ですが、フリープランでは利用できないので注意しましょう。
フォローメールを送れない
フォローメールは、商品を買ってくれた顧客へ自動で送れるメールです。
リピーターの獲得に効果を期待できる機能ですが、フリープランでは使えません。
定期購入ができない
定期購入は、ひとりのお客さんに何度も商品を買ってもらえる販売方法です。
リピート購入が増えると利益率が高まります。
フリープランでは利用できません。
レギュラープランを検討するか、定期購入に特化したカラーミーリピートというサービスもあります。
定期購入の利点とカラーミーリピートの詳細は以下の記事で取り上げました。
以上のようにフリープランでは無料なだけにもちろん成約があります。
いくらタダでも使いたい機能がなければフリープランにこだわる必要はありません。
以下のコストも比較しどのプランを利用するべきかを冷静に判断しましょう。
カラーミーショップの手数料 フリープランとレギュラープランを比較
フリープランとレギュラープランの実質的な料金を比べてみました。
フリープランは初期費用と月額費用が無料だからといって、一切コストがかからないというわけではありません。
フリープランでも商品が売れたときに決済手数料がかかります。
以下は、フリープランとレギュラープランの決済手数料を比較した表です。
フリープラン | レギュラープラン |
---|---|
クレジットカード コンビニ払い GMO後払い Amazon Pay 全決済 6.6% + 30円(税別) ※MO後払い 請求書発行180円/回(税別) ※Amazon Pay 6.5%+30円(税別) |
クレジットカード4.0%~ 後払い4.0%~ コンビニ払い130円~ 代引き決済280円~ Amazon Pay月額2,000円 + 3.9% 楽天ペイ月額2,000円 + 4% LINE Pay月額2,000円 + 3.45% PayPay月額2,000円 + 3.45% |
このように決済手数料を比べてみるとわずかにフリープランのほうが高いです。
売上が増えるほど決済の回数は増え、月に支払う合計の決済手数料も大きくなります。
そのため月商がある金額を超えると、レギュラープランよりフリープランのほうが手数料が高くなるので注意しましょう。
以下は、月商別に手数料をシミュレーションした比較表です。
月商 | 0円 | 1万円 | 5万円 | 10万円 | 20万円 |
---|---|---|---|---|---|
フリープラン | 0円 | 1,120円 | 5,050円 | 9,850円 | 19,450円 |
レギュラープラン | 5,800円 | 6,350円 | 6,500円 | 9,000円 | 14,000円 |
- シミュレーションの方法
-
*1注文1,000円の売上で以下のように月のコストを計算。
フリープラン=(月商 x 決済手数料<0.06>) + (¥30 x 注文数) + 振込手数料
レギュラープラン=月額費用<¥5,800円> + 「月額最低手数料 or (月商 x 0.05)」 + 振込手数料
表でわかるように売上が10万円になるとフリープランよりもレギュラープランのほうがお得。
つまり、月商10万円以上を目標にしている人はレギュラープランを検討したほうが良さそうですね。
カラーミのフリープラン / Stores(ストアーズ) /BASE を料金で比較してみた
メールアドレスを登録するだけでネットショップを作れるサービスは他にもあります。
特に無料で利用できる「STORES(ストアーズ)」と「BASE」は、カラーミーショップにフリープランが現れた今、どれを利用するか迷ってしまいます。
以下は、それぞれの無料プランで料金と機能を比較した表です。
この表を参考にどれを利用するか検討してみてください。
サービス名称 | 公式サイト | 初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | 決済手段 | サポート | 商品登録 | 商品写真 | HTML/CSS | 定期購入 | 商品レビュー | クーポン | 独自ドメイン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カラーミーショップ | 無料で試す | 無料 | 無料 | 決済金額の6.6% + 決済1件あたり30円 | クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 GMO後払い Amazon Pay(法人限定) |
メール | 無制限 | 4枚 | ◯ | ☓ | ☓ | ☓ | ◯ |
BASE | 無料で試す | 無料 | 無料 | BASEかんたん決済手数料(各注文ごとに)3.6%〜 + 40円 サービス利用料(各注文ごとに)3% |
クレジットカード決済 キャリア決済 銀行振込 コンビニ paypal Amazon Pay |
メール | 無制限 | 20枚 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
STORES(ストアーズ) | 無料で試す | 無料 | 無料 | 5% | クレジットカード 銀行振込 コンビニ 楽天ペイ キャリア決済 後払い |
メール | 無制限 | 15枚 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ | ☓ |
簡単に比較するポイントをあげてみると以下のような感じになるかと思います。
- 無料でもっとも「できること」が多いのはBASE。(→ 詳細はこちらをクリック)
- 初心者に一番使いやすいのはStores。手数料も安い。(→ 詳細はこちらをクリック)
- いずれ有料プランへ切り替えるならカラーミーショップ。(→ 詳細はこちらをクリック)
「STORES(ストアーズ)」と「BASE」の使い方をもっと詳しく知りたい人は、以下の記事を用意しているのでぜひご覧ください。
もっと他にもネットショップを簡単に開設できるサービスを知りたい人は以下の記事もどうぞ。
以上です。
ネットショップを始めるのがますます簡単な時代になってきましたね。
始める人が増えるいうことはライバルも多くなるということ。
ネットショップの売上アップについて役立つ記事も書いてます。
以下のネットショップカテゴリーを覗いてみてください。
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