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水族(遊戯王OCG)

登録日:2017/11/02 Thu 21:55:10
更新日:2024/12/21 Sat 09:47:54NEW!
所要時間:約 9 分で読めます





クラゲをナメてんのか?水属性最強の生物こそクラゲだ。

たっぷりと見せてやるぜ。クラゲ最強伝説をな!


水族とは、遊戯王OCGにおけるモンスターの種族の1つ。


概要

文字通り、「水」に関連する生物や物が属する種族。
魚介類は魚族に、それ以外の水棲生物はこの種族になる事が多い。
他の種族っぽい外見であっても水や氷の性質が強いモンスターは水族に割り振られる事もある。
《エア・サーキュレーター》のような機械にしか見えない水族や鳥類なのに水族にカテゴライズされてばかりのペンギンなんかもいる。
海獣類、いわゆる水棲哺乳類に至っては最早自己申告レベルでバラバラで始末に負えない。
なお読みは「すいぞく」ではなく「みずぞく」。

水族というだけあって所属モンスターの実に9割近くが水属性である。
一応神属性以外の属性は全てそろっており、相反する属性である炎属性のモンスターも存在している。

種族としてのまとまりは悪い部類に入り、種族としての強みやこれといった特徴は無い。
純粋な水族サポートも非常に少なく、水族を補助する大概のカードが「魚族海竜族・水族」の3種族を同時に指定している。
統一デッキを組む旨みはかなり少ないしデッキを組む事自体も難しいため、「水族デッキを組もうとしたら水属性デッキになった」とか、「ガエルデッキになった」「リチュアデッキになった」といった状況に陥ってしまいがち。

種族としては鳴かず飛ばずだが優秀なモンスターは数多くおり、環境を変化させるほどの影響を及ぼしたモンスターも目立つ。

アニメでの使用者は、GXでガエルデッキを使用したプリンセス・ローズ、《氷帝メビウス》やそのサポートを使用した氷丸、
スライム型の水族モンスターや機械族メタの混合デッキを使用したマッドドッグ犬飼、
ZEXALでクラゲ型の水族モンスターを数多く使用したクラゲ先輩など。
水族中心のデッキを使用していたわけではないが、DMマリクの人形も《リバイバルスライム》や《スライム増殖炉》など水族モンスターを使用していた。
OCGではなくラッシュデュエルになるが、SEVENS安立ミミは既存モンスターの水族リメイクである【お水】デッキを使用。水は水でも『水商売』の水である。


代表的な水族関連カード

個別項目のあるものは下線付きで表記。これ以外は タグ:水族 も参照。

メインデッキの水族モンスター

  • 《シーザリオン》(☆4)
第1期から存在するモンスターで、攻撃力1800は当時としてはかなり優秀だった。
《ヂェミナイ・エルフ》や《メカ・ハンター》には劣るが、【水属性】では《レインボー・フィッシュ》と並ぶ下級エースとして使えた。
しかし、現在では魚族のサポートがかなり充実しているのに対し水族固有のサポートは相変わらず乏しいため、随分と差がついた。悔しいでしょうねぇ
水族の通常モンスターとしても、属性こそ異なるが《しゃりの軍貫》に攻撃力を抜かれている。

  • 《グラッジ》(☆3)
直接攻撃できる効果と、戦闘ダメージを与えた次の自分スタンバイフェイズに自己強化する効果を持つ。
…のだが、そのくせ元の攻撃力が0なので他のカードでの補助が必須。自己強化のタイミングが遅いのも気になる所。
挙句、同じ水族には似た自己強化効果を持つ《ドリル・バーニカル》(元の攻撃力300)も存在。ファンデッキで使うにもあちらの方が断然使いやすくて最早立つ瀬が無い、という色々と残念なネタモンスター。

  • 《沼地の魔神王》(☆3)
融合素材1体の代用として扱える効果と、手札から捨ててデッキから《融合》をサーチする効果を持つ下級モンスター。
いずれの効果も融合デッキでは有用なサポートとなるため、融合デッキでの採用率は高め。

  • 《アイス・ハンド》(☆4)
ハンドモンスターの1体にして、環境を変えた水族の1体
相手によって破壊され墓地へ送られた際に相手の魔法・罠カード1枚を破壊し、デッキから《ファイヤー・ハンド》をリクルートする効果を持つ下級モンスター。
相方の《ファイヤー・ハンド》も同様の条件で相手のモンスターを1体破壊しつつこのカードをリクルートできる効果を持つ。

相手の場を荒らしながら後続を呼べる優秀なモンスターであるため登場当時は高い採用率を誇り、大会環境に顔を見せる事も多かった。
海外環境ではこのカード達と蟲惑魔アーティファクトを組み合わせた除去特化デッキ、通称【HAT(Hand Artifact Traptrix)】が大流行した。

  • 氷騎士(アイスナイト)》(☆4)
自身の攻撃力が自分フィールドの水族の数×400アップする効果、水属性1体を追加で召喚できるようにする効果を持つ。
自身もカウントされるので単体でも実質1700打点となり、下級アタッカーとしては及第点。
追加召喚効果の発動ターンは水属性しか召喚・特殊召喚できない制約が付くが、上述の通り水族は元々水属性が大半なので、デメリットは有って無いようなものである。

  • 《豪雨の結界像》(☆4)
属性単位で特殊召喚を封じる石像群・結界像シリーズの水属性担当。
戦闘・効果破壊のリスクを《神・スライム》によって抑えられる上、その素材となる《ガーディアン・スライム》・《メタル・リフレクト・スライム》もロックをすり抜けて用意できるというのは他の結界像に無い持ち味。
一方でエクストラデッキの水属性には《沼地のドロゴン》・《No.101 S・H・Ark Knight》などといった抜け道も少なくないのが難点であり、どちらかと言えばメインデッキに対する抑止力と捉えた方が良いだろう。

  • 《絶海のマーレ》(☆4)
水族版《終末の騎士》と言えるモンスター。
召喚・特殊召喚した場合に《絶海のマーレ》以外の水族をデッキから墓地へ送れる効果を持つ。
ティアラメンツ】や【氷水】のような、墓地へ行った場合に効果を発揮する水族との相性は抜群。
自分エンドフェイズに自身をリリースする事で《絶海のマーレ》以外の自分の墓地の水族1体を手札に加える効果も持つので、1つ目の効果と併用すれば疑似的なサーチカードとしても機能する。

環境を変えた水族の1体。手札を1枚捨てて任意の種族を持つフィールドのモンスターを全て破壊する効果を持つ下級モンスター。
登場当時としてはずば抜けて高い殲滅能力、下級ゆえの高い汎用性、おまけに1600という攻撃力は当時は「準アタッカークラス」と呼ばれ、下級のメリット効果モンスターとしては優秀な値と見られていたので猛威を振るった。
その後11年もの間禁止カードに指定されていたが、2017年についに制限復帰を果たし、往年の力を発揮できなかったことからそのまま解除となった。

戦闘破壊され墓地へ送られた時に1000LPを払う事で復活できる効果を持つ下級モンスター。
原作やアニメでマリクが披露した、《オシリスの天空竜》を強化するコンボのパーツとして《生還の宝札》と組で活躍したため高い知名度を持つ。
OCGでは戦闘破壊にしか対応しない他、復活の際に決して安くないコストを要求するようになったため、かなり使いづらい。

  • 《氷帝メビウス》(☆6)
  • 《凍氷帝メビウス》(☆8)
帝モンスターの水属性担当。アドバンス召喚した場合に魔法・罠カードを破壊する効果を持つ。
手間はかかるものの破壊できるカードの枚数が多いため、帝モンスターの中では採用率は高め。

  • 《水精鱗-サルフアビス》(☆7)
水精鱗モンスターの1体。
召喚無効を打たれるだけで5:1交換を実現するカードである。

  • 《海亀壊獣ガメシエル》(☆8)
相手モンスターをリリースさせた上で見参する壊獣モンスターの1体。
攻撃力2200は壊獣の中でも最低なので、送り付けてサンドバッグにするにはうってつけ。
水霊使いエリア》や《ダイヤモンド・ダスト》といった、水属性に対するメタカードとのコンボも狙える。

  • 《イビリチュア・ガストクラーケ》(儀式・☆6)
環境を変えた水族の1体リチュア儀式モンスターの1体。
儀式召喚時に相手の手札をランダムに2枚まで確認して、その中の1枚をデッキに戻す効果を持つ。
ランダム要素があるとはいえ、数あるハンデス効果の中でも相応に強力。
ハンドアドバンテージが非常に重要視される遊戯王OCGの環境から見ても、その脅威は明らかだろう。

これほど強力な効果を持ちながら出すのに手間と消費がかかる儀式モンスターである点からさして猛威を振るう事は無かったのだが、相性の良い聖刻や《セイクリッド・トレミスM7》が登場すると状況が一変。
元々持っていた高いサーチ・サルベージ能力に拍車がかかり、儀式召喚をしながらエクシーズ・儀式用の素材を調達できるように。
結果、このカードの儀式召喚を連打して相手の手札をボロボロにする一方的かつ不条理な戦術が流行。
過剰なハンデスはゲームバランスを損なうだけでなくプレイヤーのモチベーションにも大きく関わるため制限カードに指定される事に。
現在では環境の変化から制限解除されている。

  • 《イレカエル》(☆1・禁止カード)
環境を変えた水族の1体。自分フィールドのモンスター1体をリリースしてデッキから「ガエル」を特殊召喚する効果を持つ下級モンスター。
ガエルに戦闘破壊耐性を与えるという隠された効果もある

1ターン内に効果を使える回数に制限が無いという王道のやらかしパターンをしでかした結果、1ターンで20回近くもの特殊召喚を繰り返して1ターンキルを行ういわゆる【ガエル1キル】デッキの中核を担った。
他にも【ガエルシンクロ】や【ガエル帝】といったデッキが成立し、世界大会優勝も果たすなど、ガエル第一の黄金期を演出。
まあ当然というか…その後このカードは禁止カードに指定された。

原作にも登場している知名度の高いモンスターであると同時に環境を変えた水族の1体
自分フィールドのモンスター1体をリリースしてその攻撃力の半分のダメージを与える効果を持つ上級モンスター。
モチーフは爬虫類で見た目は機械だが、なぜか水族。
魔導サイエンティスト》の効果で融合モンスターをバンバン特殊召喚し、このカードで射出して相手のLPを速攻で削りきる【サイエンカタパ】デッキが大流行、環境を一色に染めた。

現在では《魔導サイエンティスト》は禁止カードに指定され、このカードの効果も「1ターンに1度」しか使用できないようエラッタされている。
が、それでもインフレに伴い攻撃力16000以上のモンスターを用意するのが難しくなくなった上にサーチやリクルート方法も豊富になって来たためとうとう禁止カードとなってしまった。
OCGでもラッシュデュエルでもリメイクされているが、流石に《カタパッド・タートル》になったりはしない。


エクストラデッキの水族モンスター

「水族モンスター+水属性・レベル10モンスター」を融合素材に指定する融合モンスター。
「神・スライム」以外の自分モンスターを攻撃・効果の対象にできなくする効果を持つ。
さらに3体のリリースを要するアドバンス召喚を自身1体で賄えるため、三幻神三邪神への繋ぎ役としても有用。
もちろんレベル10なので《神縛りの塚》との相性も抜群。

アニメDM闇マリクが使用したという印象が根強いが、この時はあくまで「《メタル・リフレクト・スライム》が変化した姿」という扱いだったため、放送から実に約18年を経てのカード化となった。

  • 《グレイドル・ドラゴン》(シンクロ・☆8)
グレイドルに属するシンクロモンスター。チューナーに水族のシンクロ素材縛りを持つ。
シンクロ素材とした水属性の数まで相手フィールドのカードを破壊できるが、水族チューナーは全て水属性なので最低1枚は除去が見込める。
さらに自身が破壊され墓地へ送られると、自身以外の水属性モンスターを効果無効化して蘇生できる効果を持つ。
「同名カード以外」ではないので、再度《グレイドル・ドラゴン》をシンクロ召喚すれば「一方が破壊されてももう一方が復活」という永久機関が完成する。

環境を変えた水族の1体
エクシーズ素材を2つ取り除き、特殊召喚された相手攻撃表示モンスターを自分の素材にする効果を持つ。
破壊も除外もせず相手の墓地も肥やさせない「エクシーズ素材化」という、新たな除去方法を引っさげて登場したモンスター。
戦闘・効果による自身の破壊をエクシーズ素材で肩代わりできる効果も持つため、場持ちもそれなりに期待できる。

登場後【ランク4】デッキではしばらく必須カード扱いを受け、一般パックの高レアリティとしては最も手に入れやすいであろうウルトラレアでありながら、シングル価格が2000円以上に高騰していた。
一方、出すのに手間がかかる大型モンスターはたとえ破壊耐性を持っていてもこのカードに簡単に吸収されるため価値が下落するという事態に。
現在は除去カードの選択肢が増加した事もあり採用率は落ち着いている。

元々の攻守は0だが、相手フィールドのエクシーズモンスターの攻撃力の合計分だけ自己強化できる。
凶悪性能のアニメ版《No.61 ヴォルカザウルス》と《No.6 先史遺産アトランタル》を繰り出した遊馬を追い詰めた超強力モンスター。

No.101 S・H・Ark Knight》のランクアップ先。
「レベル5モンスター×3」と素材指定が重く、基本的にRUMを用いる事になるだろう。
特殊召喚された相手モンスターを自分のエクシーズ素材にする効果を持つが、ランクアップ元と異なりエクシーズ素材を要さず、表示形式も問わないため大幅に強化されている。
条件付きではあるが自己再生+LP回復効果も併せ持ち、出す手間に見合った性能を持つモンスター。
水族で初めてパックの看板を飾ったモンスターでもある。

  • 《マスター・ボーイ》(リンク・L2)
リンク召喚黎明期から存在する、属性強化リンクモンスターの水属性担当。
「水属性モンスター2体」をリンク素材に指定する。《スター・ボーイ》のリメイク。
単なる全体強化のみならず、水属性モンスター2体を能動的に墓地へ送る手段と見る事もできるので、癖が無く使いやすいモンスターの1体。

  • 餅カエル》(エクシーズ・★2・禁止カード)
環境を変えた水族の1体。「水族レベル2モンスター×2」をエクシーズ素材に指定する。
「お互いのスタンバイフェイズにデッキから「ガエル」をリクルートする効果」・「水族1体をコストに相手のカードの発動を無効にして破壊し、破壊したカードを自分フィールドにセットできる効果」・「墓地へ送られた場合に墓地の水族1体を手札に加える効果」を持つ。
展開・カウンター・カード奪取・墓地回収と1枚でできる事が非常に多く、攻撃力も半上級ラインをわずかに上回る2200とランク2としてはかなり高い。

公式X(当時Twitter)で情報が初公開された直後から強いと話題となり、登場後は《バハムート・シャーク》から呼び出す戦術が流行。
後半2つの効果は素材を必要としないので、正規のエクシーズ召喚をしなくても仕事ができる事も凶悪性を高める要因となっていた。
公式もオーバースペックを認めたのか、制限カードに指定され、更には【スプライト】とともに活躍したことが決定打となり遂には禁止カードになった。
遊戯王の蛙はどいつもこいつもロクな事しない


魔法・罠カード

魚族海竜族・水族」の3種族をまとめてサポートする魔法・罠カードについてはこちらを参照。

  • 《スライム増殖炉》(永続魔法)
自分スタンバイフェイズ毎に、自分フィールドに「スライムモンスタートークン」1体を攻撃表示で生成する永続魔法。
このカードが存在する間はスライムモンスタートークン以外を一切召喚・反転召喚・特殊召喚できないという強い制約を課されるが、自分ターンが来る度にノーコストで安定してトークンを生成できる。
非常にピーキーなカードではあるものの相性の良いカードも多いので、これに特化した【スライム増殖炉】なるデッキを組むことも可能。

  • 《湿地草原》(フィールド魔法)
水族・水属性・レベル2以下のモンスターの攻撃力を1200アップさせるフィールド魔法。
適用範囲がかなり限定されているものの、ステータスアップ効果を持つフィールド魔法としては最大の上昇値を誇る。
採用しやすいデッキは【アクアアクトレス】・【ガエル】・【スライム増殖炉】あたり。


水族テーマ

可愛い魚たちを強化して殴るデッキ。
非常にマイナーと言えるレベルの知名度ではあるが、爆発力は高い。
魚族の項目にもあるようにアニメ版では魚族だったのに、なぜかOCGでは水族にされた魚たち。
一説には《超古深海王シーラカンス》とのコンボを恐れて専用サポートがあまりない水族にされたのでは?と揶揄されているが……?

蛙をモチーフとした水族モンスター統一テーマ。
個性的なモンスターが多いため、様々なタイプのデッキを組める。
現在では高い展開能力を生かしてシンクロ・エクシーズ・リンク召喚を重ねるビートダウンデッキや、妨害に特化させたロック・パーミッションデッキ、下記のバージェストマと混ぜたデッキなどが考案されている。
モンスターの数に比例して覚える事も多いが、その分できる事も多いのでデッキ構築が楽しい。

相手モンスターのコントロールを得る事に特化した水族統一テーマ。
戦闘か対応する効果で破壊され墓地へ送られると相手モンスターを乗っ取り、そのモンスターで戦うカウンター戦法を得意とする。
モンスターを強奪する効果は強力だが回りがいいテーマとは言えず、メタカード1枚でデッキそのものが機能不全に陥る事もあり、デッキ構築とプレイング両面で工夫が必要なため中〜上級者向け
だが、うまく扱えれば相手のモンスターを次から次に奪っていく非常に嫌らしい動きができる。

お寿司。
……もとい、属するモンスター全員が寿司そのまんまの姿をした衝撃的なテーマ。また、水族・炎属性というレアな組み合わせで統一されている。
「しゃり」と「ネタ」でエクシーズ召喚を行い、出来上がった「軍艦巻き」で総攻撃をかける戦法を特徴とする。
見た目こそインパクト抜群だが、やるべきことは「召喚!エクシーズ!攻撃!」を順番に行うだけなので初心者向け。

環境を変えた水族テーマ
ヴィサス=スタフロスト》に関連するストーリーの1つ。水の世界「壱世壊ペルレイノ」に住まう人魚たちと、それを支配する1人の青年によるテーマ。
水属性っぽい見た目に反して闇属性メインであり、人魚型のモンスターが水族になっている。上記アクアアクトレスと同じパターンだろうか。
デッキトップを削り墓地肥やしを行う効果を持つモンスターが多く、ほとんどのカードが「カード効果で墓地に行くと効果を発揮する」という特徴を持つ。
さらに水族の下級は墓地に落ちると融合を行える為、上手く墓地肥やしが出来れば一気に展開していける。

海外生まれのクトゥルフ神話の一部をモチーフにしたテーマ。
巨大な結晶体の《結晶神ティスティナ》を中心に、結晶のモンスターと結晶化した生物のモンスターで構成される。
テーマとしては裏側守備表示にしたりトリガーになったりする効果が主で、敵を無力化した後に全体除去からワンショットかけるテクニカルながらもパワフルな戦術をとる。
欠点としては初動に必要なカードが限られていてエンジンがかかりにくいこと、先攻の場合の妨害手段が乏しいことなどがあげられる。

古代生物の「バージェス動物群」をモチーフにしたテーマ。
……ただ、メインデッキに入るカードに「モンスターカード」は1体もおらず、モンスターカード扱いで墓地から蘇る罠モンスターが大半を占める異色のテーマ。
一応、エクシーズモンスターの方はちゃんとモンスターである。
罠カードを中心とするテーマなので妨害が得意だったり、採用する罠カードの種類で全く異なる性質のデッキにできたりと面白いテーマだが、全体的にクセが強く、初動の遅さや事故率の高さ、そして何より罠自体へのメタも気になる。

同じ水族で《氷水(こおりみず)》という通常モンスターも存在するがあちらとは無関係。
アルバスの落胤》のストーリーに関連するテーマの1つ。宝石の翡翠をモチーフとした妖精のような見た目のモンスターが多い。
《氷水帝コスモクロア》で相手モンスターを効果無効化&弱体化させたり、超重武者のように守備表示のままで攻撃したりとコントロール色の強いデッキ。
現状エクストラデッキに入るのはシンクロモンスターの《氷水啼エジル・ギュミル》のみだが、カテゴリ内モンスターがいずれも特殊召喚効果を持っているため、エクシーズ・リンク召喚の要素も容易に組み込める。

古参の水族テーマ。実際のペンギンは鳥獣だが水族である。アニメでスケベ親父が用いていた事から記憶に残っている人も多いと思われる。
「エロペンギン」こと《ペンギン・ナイトメア》で方向性が定まり、主にリバースとバウンスでの妨害を得意とするテーマとなっている。
爆発的展開力を持つ《大皇帝ペンギン》、優秀なシンクロモンスターである《ペンギン勇者》、バウンスを全て除外に変更する《否定ペンギン》等が強力。

儀式モンスターを軸とする水属性統一テーマ。
種族は統一されていないが水族モンスターが多く、テーマの中核を担う儀式モンスターも大半が水族である。
サーチやサルベージをしながら自分のカードを増やし、相手のフィールド・手札のカードを減らす等、儀式召喚の課題でもある消費の激しさをカバーしつつアドバンテージを得る能力が高い。
その場に合ったカードを的確に選択する判断力が必要となるためプレイングの難度は高く、慣れが必要になる。




追記・修正は【サイエンカタパ】や【ガエル1キル】をぶん回してからお願いします。

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最終更新:2024年12月21日 09:47