メンバー紹介

日本地理と､物理以外の理科、アニメとクイズと甘いものが大好きな中学３年生（2024年デビュー時）。現住所は兵庫県とのことだが、以前に茨城県に居住の経験がありニックネームの由来はそこからのようで、十番勝負の解答市チョイスも茨城県がやや多いように見受けられる。

「鉄道マニアの端くれ」を自認しているとのことであるが、苗字についての書き込み、地名の読み方や漢字の使われかた等、「文字」にこだわった書き込みも多い。そのスタイルは、文献やリンクを用いて裏づけを取り深く掘り下げた長文の力作が多く、読ませる。書き込みの随所に日本史にまつわる記述が見受けられるが、用い方から推察するに戦国～江戸期にかけての時代に対しての関心が最も高いようである。

年齢非公表。ニックネームから江戸時代生まれとは思わないでほしいとの本人談だが「九州新幹線の一部より年上、その残りより年下」という書き込みもあり、若手と想定される。たしかに、江戸末期のええじゃないか騒動や山梨県のジェットコースターを想起させるニックネームだが、由来はまだ明かされていない。

地理好きとなったきっかけは鉄道で、現在はバスや道路などにも興味あるとのことだが、書き込み内容は都市の人口や各地の受験事情など広範囲にわたり、詳細なデータを用いた分析記事も数多い。第二次ベビーブーム世代で、転勤族の家庭であったため出身地登録をどこにするのか悩みがあったようである。大学入試センター試験の社会では地理を選択、理系にもかかわらず高得点をマークしたというのは“落書き帳メンバーあるある”のエピソード。自分色は現住の神奈川県川崎市のロゴマークで使用されている色がモチーフとなっている。

当該サイトのオーナー。地名や人口ランキングに関する書込みを頻繁に行なう一方で、記事検索や書込訂正機能を導入するなど、閲覧環境の改善にも積極的に取り組んでいる。一個人でこれだけのサイトを運営するのは並大抵の努力ではないことが容易に想像されるが、市町村合併情報やアーカイブズ関連で多くの編集スタッフを募り、訪問者参加型のサイト運営を行なっていることは特筆すべきであろう。また参加者同士での軋轢が生じた場合の収拾能力にも長けており、早晩、「上司にしたい有名人」として登場するのは確実と見られる。

「平成の大合併で誕生したひらがな市」の出身だが、本人は昭和の大合併時に消滅した（落書き帳「三大聖地」の１つらしい）「三本松」とそこが地元の高校野球に強烈な愛着を持っている。普通の書込み中にふと、自治体名が混在する独自の「白桃文体」は、オーナーはじめ一部メンバーに伝染して静かなブームとなっている。職場旅行が潰れた際に国勢調査データ整理の時間が出来たと喜ぶほどの、各種人口統計に関する情熱と博識ぶりは一目置かれており、落書き帳併設の「白桃市町村人口研究所」所長として、当ＨＰへの市区町村の人口データ提供を担っている。なお、最近では、人口に加え、「十番勝負」のクイズにもハマっているようである。美味しそうなタイトルバーと、「しろもも」と読まれがちなニックネームが災いして女性疑惑が持ち上がったこともあるが、奥様は舞鶴が神奈川にあると答え、年頃の「桃娘」さんは袋田の滝が日光にあると答えるなど、家族は堅気のように見受けられる。地理好きの一方、化学に関してはC2H5OHを最も得意な分野としており、終電乗り過ごしの結果、しばしば駅での「宿泊」を経験して首都圏各地で認市度を稼ぐなど、フィールドワーク重視の姿勢がみられる。2012年、hmtさんに続き二人目のマガジン編集者に就任。オーナーの悪魔の誘いに乗っかって編集者になってしまったかのような本人談だが、人口が主テーマの、そしてなにより「白桃ワールド全開」の世界はお見事。

合併協議会の公式HP探索を得意とする。無駄な情報を詰め込むことなく、黙々と公式HPの情報を提供するという書込みスタンスは、「縁の下の力持ち」的な人柄を窺わせる。書き込み時間帯は朝8時から夕方18時までの間に集中しており、そうした意味でも気になる存在である。赤と青の対比が鮮やかなタイトルバーの配色は、アニメ「おじゃる丸」の衣装に由来しているとのこと。

以前から本サイトや落書き帳の存在を認識しており、参加してみようかという興味はあったものの書き込みには至らずにいたところ、第三十五回十番勝負で入門コースが開設されたことで「勇気がやっと湧いてきた」とのことでめでたく初書き込み。東海地方の話題や高校野球ネタにビビットに反応し、居住地のよしみからか十番勝負の解答市も東海４県からのチョイスが多いようである。

高速道路やインターチェンジなどに関する書込みが目立つ落書き帳の「道路族」。明るい配色のタイトルバーとは対照的に、落ち着いたスタンスの書込みが多く、文頭の一字下げを励行していることから、きちんとした性格も伝わってくる。本人いわく「鉄分ってやつはすごく薄い」とのことで、鉄道関係で使用される記号とニックネームとは関係ないらしい。すべての都道府県への訪問経験を持つが、これも主に車によるもの。年齢・職業などは一切不明だが、深夜の書込みが多いことを考えると、たいへん多忙なのかも知れない。

十番勝負に興味を持ち、いざ参戦してみるとすっかり虜になってしまった…オーナーの策にすっかりはまってしまったクチ。解答にチョイスする市は地元・千葉県が多く、ニックネームから連想されるイメージとも相まって郷土愛を感じさせる。十番勝負においては、願わくば千葉県の市を答えてメダルを獲得したいと意気込んでいたところ、第21回に念願のメダルを２個獲得。うち一つは地元・習志野市の解答とあって喜びもひとしおの様子であった。

ニックネームに記号を用いたメンバーは数人いるが、＃を用いたメンバーは初めて。「えむ・しゃーぷ」と読む。タイトルバーの自分色は実家近くに所在していた冷凍食品会社のコーポレートカラーをイメージしたとのことで、ユニークかつ郷土愛あふれるものとなっている。鉄道で出かけるのが趣味であるが、「自転車で琵琶湖を一周すること５回」「徒歩で東京日本橋→沼津を３日かけて踏破」という経験もあり、その豪脚ぶりには驚かされる。

旅行と登山が好きで、その甲斐あって全都道府県での宿泊経験を有する。ユースホステルをこよなく愛し、20世紀末から21世紀初め頃にかけて、宿泊に宿泊を重ねたようである。メークインというニックネームの由来も、かの有名な礼文島のユースホステルにて旅行者の中で呼ばれていた「桃ネーム」にあるとか。書き込み内容は、地元埼玉県東部地域の話題はもちろん、建設的な意見提議、自身の登山や旅行訪問の経験に裏打ちされた各地のネタへの反応など。骨太の長文も多く、読ませる。

十番勝負に入門コースが新設されたのを期に参戦を決意し、初書き込み。それから２年半を経てからのメンバー登録となった。自身の弁によるとメンバー登録時点でのROM歴は10年超とのことであり、本サイトに長く親しんでいる様子がうかがえる。

小学３年生の調べ学習で使って以来ずっと学習の友としてサイトを利用。かねてより地理に興味を持っており、高校１年生の夏、第六十八回十番勝負を解いてみて挑戦したい欲がうずいて参加したのが初書き込みのきっかけ。ニックネームの由来は泣き顔の顔文字とのこと。

ニックネームを見れば一目瞭然、鉄道分野への造詣が相当に深い。落書き帳上で話題となった県境を越える鉄道、国道の情報などは、自らのＨＰにフィードバックされている。そのほかにも、鉄道関連のデータを集めた自作ＨＰは情報の宝庫であり、本人がデビュー前に落書き帳で話題となったパスネットでの運賃計算ルールについても、事例に基づく説明が詳細に紹介されている。落書き帳においても大量のデータに裏づけされた交通系の分析を中心に、分析データ系常連としての実力をいかんなく発揮している。本サイトの名物企画・全国の市十番勝負においては「デスクトップ鉄十番勝負研究所」を立ち上げ、毎回の十番勝負の難易度や想定解についてなどの緻密な分析データを公開し、シュアなリリースを続けている。新規参入者の呼び込みを目的に2021年10月に実施された「第一回　チャレンジ！全国の市十番勝負トライアル」では白桃さん・駿河の民さん・勿来丸さんと共に実行委員を務め、運営の苦労をものとも感じないスムーズな進行が好評を博した。

書き込みは概して長文の分析が多く、学校や校歌と地理、企業と地名など、学際的な分野に強みを発揮している。一方で、関西のエスプリを利かせたセンス光るコメントを随所にちりばめ、思わずニヤリとしてしまうことも多々。ニックネームを京都・祇園祭の特に有名ではない山鉾の名を語呂の「悪さ」から「何となく」貰ったと語るエピソードもさもありなんだが、実際に生で見たことが無いことを気に病んで、祇園祭に赴き“ほんまもんの油天神山さん”に宿願の対面を果たした義理堅い一面も。アメフト観戦を趣味としており、タイトルバーは、ＮＦＬの古豪、グリーンベイ・パッカーズのチームカラーに由来しているとのこと。東京に10年以上単身赴任しており、高槻市の自宅に帰省する際に利用することが多い夜行バスの車中泊回数は、300回を越える。

パズル・クイズ好きを自認しており、力作のナンクロとスケルトンを組み合わせた形の市名穴埋めクイズを発表した際にには大いに盛り上がった。十番勝負の解答が主だが、時に発音についての考察など国語系の骨太の書き込みを行うことも。サブカルチャーへの造詣も深いようである。

中学生にしてこれだけの高経県値、家庭の諸都合とのことであるが舌を巻くハイスコアである。「休暇時に色々な場所をほっつき歩いている」と語るだけあって好奇心旺盛、関西圏が中心だが各地の話題に乾度良好に反応する。阪神ファンのようである。

デビューは小学６年生。十番勝負の解答のほか、地元ネタへの反応や学校行事ネタなど、積極的な投稿を展開する。学業の合間や親御さんの目をかいくぐりながらパソコンに向かうエピソードも。落書き帳の記事検索ページから記事集を作成できる機能を利用して、盛り上がっているテーマをタイムリーにまとめた“プチマガジン”を投稿していた折、オーナーからマガジン編集者の打診を受け、初書き込みから３ヶ月目にして最年少のマガジン編集長に就任する。このマガジンが「特急マガジン」と称しているのは、デビューから約１年間は“特急とりあたま”というニックネームで書き込みを行っていた名残である。2021年の秋頃から、勿来丸さんがTwitterで積極的に十番勝負参加者の勧誘を行っているが、勿来丸さん曰く「駿河の民さんも加担している」とか。地元のＪＲ東海で特急から近郊輸送まで幅広い活躍をみせる３７３系電車を思わせる、軽やかな文体とスピード感ある書き込みが持ち味である。

生粋の徳島人かと思いきや、兵庫県出身、京都市在住の関西系。ニックネームは食べ物に由来しているようで、実は徳島県に住んだ経験もないという。一方で、クイズの解答は「鳴門市」をはじめとして中国・四国地方に相当偏っており、鳴門工業高校(現：鳴門渦潮高校)の甲子園での活躍を祝福するなど、謎も残している。タイトルバーに「特に意味はない」と言いつつも、まさに金時豆を連想させる配色を採用している。十番勝負が始まると書き込みの頻度が増える傾向にあり、自他共に認めるクイズ系常連。メンバー登録前から、その道では「四天王」と呼ばれており、その目覚しい活躍ぶりに敬意を表してか、JR四国に「鳴門きんときライナー」なる快速列車が運行されたことも。

ＥＭＭさんの古くからの友人で、ＥＭＭさんの呼びかけに応じて登場した「旅先で献血しまくる石川県出身の関西人」。2008年６月の那覇市での献血をもって、全47都道府県で献血達成の金字塔を打ち立てた。１回献血すると次回は最低でも２週間は間隔を空けなければならないという日本赤十字社の規則と照らし合わせると、いかにとてつもない記録であるかがお分かりいただけよう。これだけのヘモグロビンを社会のために役立てているだけあって、鉄分は非常に濃く、タイトルバーの色も「221系」をイメージしたものとのこと。また、地学や生物といった、科学に関連する話題の書き込みもみられる。

落書き帳への参入は2005年４月の「第６回　全国の市・十番勝負」への参加だが、書き込みこそないものの、第１回からクイズを楽しんでいたという。クイズ以外では地元九州関連の書き込みが中心。鉄道乗りつぶしを趣味としており、47全都道府県を制覇済みであるが、旅行貯金や役場訪問から、マンホールの絵柄チェックまで多彩な楽しみ方をしており、とりわけ、旅先での献血については、「経献」という新たなジャンルが提唱されている。さらに、フェリーや夜行バスまでを駆使することから、四国４県では全く宿泊経験がないという点は特筆に価しよう。

デビューは記事番号3ケタ時代にまで遡る、実は古参系。かつては「北大阪急行」というニックネームを名乗り、鉄道ネタへの反応も見られたが、学校ネタに関する書込みも多く、「落書き帳教育史分科会」委員就任を要請されているとか。「十番勝負」を始めクイズ関係への回答も積極的に行なっている。書込み時間帯は、深夜よりも朝夕に多いことから、「深夜特急」というよりは「通勤特急」のような印象も受ける。

鳥取県のマスコットキャラクターを想起させるニックネームはやはり、生まれも育ちも鳥取であるところが由来。元来のクイズ・パズル系が好きで本サイトに到着、得意分野は理系で地理は好きだが詳しくないところも…と語るが、鳥取県の観光エリアの話など、地元を知るもの視点から詳細が述べられていて大変興味深い。緑系が鮮やかなタイトルバーは鳥取の自然と二十世紀梨をイメージしたもの。

クイズやパズル系統のものが大好物で、本サイトにも“そっち方面での検索”でたどり着いたとのこと。2015年１月の第四十回十番勝負において、一般コース・入門コースの両方を一発完答する記録を初めて打ち立てた。「運輸省」系・「建設省」系のどちらか一方に長けているメンバーは多いが、双方を交えてより広く「国土交通省」全体に強みを持つメンバーは貴重な存在。それ以外にも多種多様な分野においてデータを元に詳細な分析をした「総務省」管轄の投稿も多い。当サイトの「市区町村プロフィール／市区町村の役所・役場一覧」において役所・役場の建物を写したストリートビューのリンク提供に多大な貢献を果たしたのは、どの省庁の管轄になるんだろう…いくつもの省庁を股に掛けた活躍をみせる。

本ＨＰのオーナーと同郷で、現在も金沢市内に在住。読みやすい文体とは裏腹に書き込みの内容は概して硬派かつ骨太で、比較的長文のものが目立つ。特定のジャンルにとどまらない博識ぶりを発揮しており、道路標識からラジオ放送の話題に至るまで、幅広く反応している。中でも、地名の表記法や由来などの「国語」や、農業・気象といった「理科」と関連する分野を特に得意としている模様。タイトルバーの色もやはり農業関連で、石川名産の砂丘地スイカをイメージしたものとのこと。また、「数学」に関しても、統計の専門知識を生かした精緻なデータ分析を披露しているおり、特筆に価する。地名コレクションの編集長として、本ＨＰの更なる充実に貢献しており、実生活との両立は大丈夫かと心配する声が一部にあるほど、精力的に活躍している落書き帳主力メンバーの１人。

小学生の頃から地図・地名が好きで本サイトに出会い、自らが考案した地名のゲームへの意見伺いが初書き込みとなった。初書き込み文の冒頭に「サヌカイト（地理好きの中３と中２）です」と記されていることから分かるように、兄弟で同じネックネームを用いて書き込みを行うスタイルで、稀有な存在である。書き込みそのものは専ら兄の担当とのことだが、初参加となった第五十四回十番勝負は、兄弟“ニコイチ”で臨み、見事金・銀の２枚のメダルを獲得した。

地図や航空写真で、まっすぐな道や区画を乱すものを見つけると、その素性を調べずにはいられなくなる体質で、その理由は、平城京に端を発する奈良市で生まれ育ったからと自己分析。デビュー後ほどなくして、地名コレクションのロータリーコレクションに環状交差点（ラウンドアバウト）の概念がないのを気に掛け、情報提供を積極的に行い、それが興じて編集者を引き継いだのも「体質」の業かもしれない。奈良周辺の話題の情報提供やネタへの反応が良く、興味の範囲は広い。学生時代はギリギリ国鉄という世代とのこと。

時はコロナ禍のステイホーム中。これまで、ネット上で知らない人と繋がることに抵抗があったけれど、SNSのように流れが速くなく、過去ログが閲覧できる掲示板形式の本サイトに触れ、いろいろ見ているうちに投稿したいネタが溜まり、丁度良い機会だと投稿を決意。ニックネームは、群馬がネット上で“未開の地”と呼称されることがあるのにちなんだとのことだが、理路整然とした投稿には群馬同様に未開の片鱗は全くなく、「地理以外の分野から地理を見ていくことがしたい」という地に足がついた考え方の持ち主である。大学の専攻が教育系とのことで、学校の配置に関する考察など、学校教育に関する研究記事に強みを発揮する。

地理に小さい頃から興味があり、市町村に本格的に興味を持ち始めてから本サイトに触れ、よく利用するようになったとのこと。しばらくはROM専で十番勝負も外野から見るだけのつもりだったが、第五十八回十番勝負の折に、Twitterで「アナグラムを考える」旨のツイートをしたところを落書き帳某メンバーに「捕獲」され、「半ば強制」…もとい、誘われて参加することになった。将来的には日本の全市町村を訪問したいという夢を持っている。

市町村合併に興味を持ち、人口・面積のデータ探しをしているうちに本ＨＰにたどり着き、「大龍エクスプレス」というニックネームで初書き込みを行ったのは小学校高学年のとき。その後、書き込み回数七十数回・デビューから１年余の時を経て晴れてメンバー入りを果たした。2014年末に「特に意図は無く変更しようと考えていたが機を逃していた」ニックネームの変更を決意、「落書き帳で1度も話題になっていない、地理に関連する」の要件で探していたところ、アルバニア国旗の双頭の黒鷲が目に止まったのが選定理由とのこと。これを機にアルバニアについて知ることとなった語る前向きさも若々しい。

ニックネームそのままに桜満開の2006年3月28日、当時中学生で落書き帳デビュー。ニックネームは神戸市某所の桜並木に由来との説もあるが本人は黙秘権を発動。体中が好奇心で満たされているかのようで、落書き帳のあらゆるネタへの食い付きが極めて良好。十番勝負では並み居る古豪を差し置いて見事難問を解き明かし、回を重ねるごとに完答速度・精度ともにバージョンアップ、いつしか「バケモノ」という称号を得るまでとなった。大学進学を機に京都に引っ越し、十番勝負の解答もますます冴えわたり実力者の位置を確立している。郵便局訪問がライフワーク。

高校一年生のとき、十番勝負への解答を寄せたのが落書き帳デビューとなったが、元来より人口への興味があったとのこと。人口や市町村合併についての考察などを論じた書き込みは、物心ついた頃には平成の大合併が落ち着いていた世代が平成の大合併をどのように感じているかをうかがい知る資料として貴重である。当初は、かつて友人から呼ばれていた渾名に由来する「シノレパシクソ」という摩訶不思議なニックネームを名乗っていたが、大学進学を機に「漢字の並びと初見では分からない読みに心惹かれた」福島県勿来にちなんだ現ニックネームに改名した。2021年の第五十八回十番勝負の頃から、自身のTwitterアカウントを通じて新規参入者の勧誘を積極的に行い、その功績からオーナーから「広報宣伝部長」への就任を打診される。ちなみに、この時期にメンバー登録した方の紹介文に出てくる「落書き帳某メンバー」とは氏のことである。十番勝負の解答も絶好調、若さ溢れて太平洋の海原に前途洋々進み行く。

レスポンスを貼る相手方に対して「○○様」とするなど、丁寧な書き込みスタイルが“しろくま”の毛並みの色のように清々しい。書き込み内容は地名コレクション等への情報提供と十番勝負の解答が多く、果たして“まつもと”市に思い入れがあるのか否かなど、その生態系はまだ未解明な部分もあり今後の研究に期待が寄せられている。

北近畿をホームグラウンドとするが、京都・兵庫というよりむしろ、丹波・丹後地方に関する書込みが比較的目立っており、県の枠組みでは捉えられない地域性を反映しているといえよう。沖縄を除き、鉄道がある日本のすべての市を最低でも通過したことがあり、そうした経験に裏打ちされてか、反応するテーマの幅の広さ、内容の深さ・正確性とも全国規模での強みを感じさせる。江戸の神田今川橋付近が発祥の和菓子を連想させるタイトルバーだが、実は東京都杉並区の在住経験があり、ニックネームもその地名に由来している。

もとより市町村合併への関心などで地理に親しんでおり、本サイトの十番勝負の存在を知る。2022年1月の第五十九回十番勝負にて、｢どれくらい解けるかを知る為に、今回は問題は解くが解答投稿はしない予定｣だったが、｢解けた問題のメダルが残っていたので、拾いに行った｣のが初書き込みという強者。イベント終了後においても、十番勝負の想定解の緻密な分析や、都道府県データランキングへのフォロー記事、自治体のシンボルや棋士の情報など幅広い話題を投稿。今後の活躍が期待される。

小学校４年生で落書き帳デビューして以来積極的に書き込みを行い、地名コレクション編集者へ名乗りを挙げるなど若さを存分に生かした活動を展開。埼玉県鶴ヶ島市の出身だか、幼少から高校卒業までを過ごした群馬県安中市が「地元」。小学生の頃に地域行事の「上毛カルタ」の大会へ参加するという地理好きならではのエピソードの持ち主でもある。東京の大学に進学し、ちょうどその４年がブランク期間であったが社会人の一歩を踏み出した頃に復活。今や十番勝負強豪の地位を確立する無双ぶりである。無双といえば、ブランクの４年で麻雀を嗜むようになった模様。

学生時代に群馬県在住経験があるほかは、一貫して埼玉県に居住している。現在は「官報が毎日届くような職場」に勤めているとのことで、合併による新自治体名や市町村章といった分野に興味を持つほか、国勢調査に関する知識も豊富。以前から、各自治体のＨＰアドレス情報を数多く提供してきたが、２００５年８月以来、「都道府県市区町村」内の自治体公式ＨＰリンク集の２代目編集長の任にある。道の駅めぐりにも傾倒しており、関東周辺の道の駅をテーマに運営する自作サイトは、新聞でも紹介されたほどの高い完成度を誇る。

本サイトの大きなセールスポイントである経県値。訪れた自治体の点数化というアイディアの提唱者であり、今や固有名詞として完全に定着した感のある「経県値」という呼び名の考案者である。長野県は諏訪地方を本拠とし、青と白系統でまとめたタイトルバーは信濃の青い空、白い雲と雪、紺碧の諏訪湖をイメージしているが、右上の青と黄色には「スバルカラー」の意を織り込んでいるらしい。ニックネームの「じゃご」は、カタクチイワシの稚魚ではなく、在郷、ないし田舎を指す東北地方の方言とのこと。土地勘のある信州・東北地方の話題に加え、地名全般の話題に強みを発揮しており、コンスタントに参加を続けている。

小学４年生から自主学習で訪問するようになり、翌年に初書き込み。全県制覇とは経県値のことなのか、十番勝負の解答市チョイスのことなのか、詳細は明らかにはされてないが徳島県から壮大な夢への挑戦を試みるかのようなニックネームがフレッシュである。

自主学習で本サイトを活用しており、小学校卒業と期を同じくして初書き込み。進学した中学は電車通学で、通学途中に落書き帳をよく閲覧するけれど電車酔いするのが悩みとか。中高生新聞の投稿ページで他の落書き帳メンバーの名前を見つけて驚きを隠せなかったエピソードの持ち主。

他のサイトで歴史上の人口に関する統計の編集を行なっているとのことで、書き込みの内容も、持ち合わせている江戸末期から明治初期における人口の詳細なデータを駆使したものや、近代の人口について様々な観点から分析したものが目立つ。守備範囲は全国津々浦々、人口のみならず、島嶼の面積や理科的分野まで、精緻を極めた書き込みは見るものを唸らせる。

「にまん」のニックネームは麻雀とは関係がなく、地理サイトだけに「１：２５０００」の略称とのこと。「全国の役場を相手に仕事をしている」関係で経県も高い。役所の出先機関の管轄区域や地名の変遷といった点、法律や約款をもとにした理論的な書き込みに強みを持っている。また、出身地・山口県下関市周辺の話題にもビビットに反応する。

東京都港区の出身を自称しながら、「昔、作男の源助や女中のウメに『お坊っちゃま』と呼ばれていた」といったコメントに、世代と育ちが推し測られるところ。軽妙な文体とは裏腹に、とかく見過ごされがちな「地味なライバル都市関係」に着目し、商圏や行政機関の立地、路線価など、各種指標を用いて光を当てている。平成の大合併でも歴史が繰り返されてしまった、地元「スーパータウン」大河原の全国的知名度の低さには、内心忸怩たるものがあるらしい。ニックネームは桜１００選の名所に由来するが、これは苗字で、名は歌麿というらしい。自らのＨＰ上でも公開されている自作地図は芸術的な美しさを醸し出しており、古館伊知郎風に言えば、地図界の浮世絵師といったところか。

地理学科出身で本職は地図屋さんという、まさに生粋の「地理人」。地図の編集に携わるという職業柄、市町村合併にも強い関心を持つ。「鉄分」濃度はきわめて高く、電車の車体色などを基にしたというタイトルバーの配色にもそれが現れている。一人旅を愛する吟遊詩人である「スナフキん」の名にふさわしく、全国各地の話題によく反応する。とりわけ、通勤の足でもある東武東上線沿線と、出身地登録がなされている秋田県の話題が豊富であるが、なぜか青森県ネタにもよく反応するところに謎も感じられる。

オーナーと同じ同音繰り返し系ニックネームであるが、由来はアニメの主人公で可愛い女子中学生の名前。この主人公は人間ではなく妖怪らしいが、本人はアニメのファンでもなく視聴したこともないそうで「ただのおじさん」とのこと。地名の由来に執着する性格らしく、地名コレクションの「交通由来町名」「職業由来町名」に活発に反応した後は、自ら「企業由来町名」を提案し編集者となった積極派。転勤族とのことで、兵庫県出身だが学生時代は京都で過ごし、現在は神奈川県に居住する。「意欲的に参加している」という十番勝負は、毎回、全問完答順位の上位に名を連ねており、完答一番乗りのタイトルも複数回獲得している実力派。

全国の市町村合併の動向にも深い関心を有し、かつて名乗ったニックネーム「地域研究家」の名に恥じない積極性を発揮している。一方で、韓国・朝鮮の歴史や社会事情に明るく、現ニックネームも「ツキノワグマ」の意の韓国語。英語読みではなく当地の読みで「パンダルゴム」と読むのが正しいようである。タイトルバーにも太極旗カラーを織り込んでいるのが光る。平成の大合併がピークを迎えていたころ合併後の新名称公募に積極的に応募していたが、折りしもこのころは韓国在住で、ネットで応募する際に居住地「海外」の選択肢がなく苦労した様子。

2012年１月開催の第三十三回十番勝負への解答書き込みをから６年余り、92回目の書き込みにして満を持して(？)メンバー登録を果たした。この間、ひたすらに十番勝負の解答のみに精進し、当時開催されていたクイズ姉妹企画「ペアシティ七番勝負」「クイ図五番勝負」には一切目もくれなかったあたりに十番勝負への強いこだわりと愛着が感じられる。夕刻から深夜にかけての書き込みが多く、普段から整った生活リズムを送っていると推察される。

鉄道好きが高じて地理にも関心を持ち、本ページを見つけて気になるところの書き込みを行ったのがデビューとなった。白桃さんが書き込んた「♪小指の想い出」にジェネレーションギャップを感じたとコメントしているあたり、年代が推測される。

ＰＣまわり強みを持っているようで、デビュー当初に「数を含む市町村＋特別区」の合計値について、独自に計測プログラムを作って正確性を検証した理系派。「十番勝負」シリーズには、初参加で金メダル獲得という偉業（？）を達成し、その後もクイズに積極的に参加している。

佐賀県さん、地球人さんとともに「肥前スリートップ」の一角を成す。一瞬、メンバー未登録者かと思うタイトルバーの色に、奥ゆかしさが醸し出されている。愛知県岡崎市出身の元Ｆ１レーサーとの関係は明らかではなく、特に雨の日に限って出没するわけでもないようだが、今後とも、いぶし銀的な活躍が期待される。

人口と市町村数の関係についての書込みでデビューした。選挙区の区割りを考えたり、北関東と南関東の境目を検証したりするなど、何かを「区切る」ことに興味がある様子。国勢調査の人口データを大いに活用しているようで、その名の通り「まめ」な性格も窺われる。

一瞬、何かのイベントの無料招待券かと思うようなネーミングだが、その正体は、落書き帳の中では比較的珍しいライダー系メンバー。愛車を駆って酷道以外の全国各地を走り回っており、２ケタまでの主要国道は、すべて（少なくとも一部は）走破し、バイクで通行可能な県境もほぼ制覇していたという。結果、離島以外の全国のすべての市を最低でも通過したという実績を持っており、経県値も１９０点の大台に乗っている。

趣味活動のメインは鉄道、特に「撮り鉄」がメインながら、郵政に近場の街のフィールドワークにと守備範囲は広範にわたる。長文の執筆にあたっては、文末に「リトル」と自らのネームを入れるのも特徴的である。「手紙の署名」との本人証言があるが、奥ゆかしさと郵政に対する思い入れが伝わる一面であろう。2007年の郵政民営化にあたってはミニレターの存廃が気がかりであったとのことで、制度存続が決まって一安心の様子。

思わず「で、どーなんすか？」と突っ込みたくなる、ちょっと脱力感あるニックネームだが、本人の証言では地元の住所を元にしたとのことで、れっきとした地理系ネームである。他の何人かのメンバー同様に十番勝負にどうしても回答したくなって初参加したパターンで、クイズ絡みの書き込みが中心だが居住地ネタへの反応も多い。かつて奈良市に居住していた際に泥酔状態で地元ネタの書き込みを行ったことも。

東京都誕生の経緯について疑問を持ち質問を寄せ、それをきっかけに投稿を重ねるようになった。地理好きでこのサイトを見知ったのは小学校６年生。人口や気象、十番勝負の解答と書き込みジャンルは多種にわたり、今後も精々立ち寄って地理の博識を増やしていくものと思われる。

全国に４本ある全長１km未満の国道全てを徒歩で制覇、一般人が訪問可能な日本の東西南北端全てに到達完了、といった珍タイトルの持ち主。十番勝負の解答は「メダルの獲得よりも残り想定解が少なくなった問題を掃除する」ことをポリシーとしており、メダル至上主義とは一線を画す十番勝負の楽しみ方が伝わってくる。転勤族とのことで、なおかつ全都道府県宿泊以上の経験を持つことから経県値はかなり高い。2016年春に大阪に異動となったことで、長らくメンバー経県値単独トップだったいっちゃんさんに肩を並べた。タイトルバーの自分色を2009年に２代目に変更したが、１代目も２代目も「出身地に本拠を置くプロ野球チームのシンボルカラー」という由来は同じである。変更の契機は「このチームがシンボルカラーを変えたから」が理由とのこと。熱烈若獅子党とみて間違いないだろう。

鉄道ネタと地元ネタにしか付いて行けないと言ってデビューしつつも、京都市役所の住所表示について造詣の深い議論を展開した。その後も、出身地滋賀県や居住地京都府関連の議論に積極的に参加するだけでなく、ワンド地名の詳細分析書き込みなど、多彩な書き込みを展開している学究派。十番勝負を全問正解したことで「得体の知れない奴らの仲間入り」を果たしたとは本人の弁。居住地・出身地以外の性別、年齢、職業などのプロフィールは謎に包まれている。もっとも「およげ！たいやきくん」がヒットした頃はまだこの世に生を受けていなかったようではある。

静岡中部に本拠を構える自称"doinakamono"であるが、書き込みの傾向を見る限り、このたび政令指定都市となった静岡市内の地名・施設名の変遷や区名などに関する読み応えのある内容が多い。また、住居表示をはじめ制度的な話題についても博識ぶりを発揮する論客派。自分にとっての「死とはモーツァルトが聞けなくなること」だそうで、理路整然とした書き込みのうちに、さりげなくクラシックに擬えた表現が散りばめられている。

市町村変遷の調査をライフワークにしており、その道すがらで本サイトにたどり着いたとのこと。全国各地の市制町村制施行時から現在に至るまでの変遷情報を、各県公報や官報など一次史料を積極的に収集してデータ作成。休みを取って国会図書館に籠ったエピソードも。そのデータを元にした詳細な書き込みは、本サイトの「 全国の市区町村数の推移」の作成に多大な貢献を果たしている。戦前期の旅行ガイドの収集家でもあり、特に、この頃の日本人が洋行する際に必携だった“ベデカ”は「虜になってしまう」とか。

ふるさと新潟と首都圏関連のトピックへの反応が多い。昭和３０年前に砂丘の残る新潟で海水浴をした経験を持つというから、昭和の大合併も経験した「落書き帳の年長クラス」に属するといえよう。酒を断ってまで「日本山名事典」を購入するなど、山岳分野に対する熱き情熱が強く感じられ、地名コレクションにおいても山に関する情報を数多く提供している。参加当初は、「sutekinaおじ」さんを名乗っていたが、第１回オフ会で「ハンドル名詐称疑惑が発覚してしまった」との本人のコメントから、オフ会非参加者の間で「sutekinaおば」さんへの改名が予測されていた。改名後も、根性で高低差の大きい／小さい市町村を計測するなど、素敵な話題提供は続いている。

自身が持つＨＰで「心の故郷」と語るロシア・ニジニノヴゴロド市がニックネームの由来。ＨＰでは詳細な人口データや地図などを公開、その精緻さは「ロシア連邦の発表する公式データよりも詳しい」との声も。落書き帳でもロシアや千島・樺太地方の人口推移や、日本国内の行政区の人口分析を得意とし、膨大なデータを的確に処理した綿密な考察には定評がある。地元・神戸を題材にした書き込みも多く、さきの震災に被災した経験談は読む者を引きつける。2005年９月の落書き帳第２回オフ会実施にあたっては自ら幹事の大役を引き受け神戸で開催。多数の参加を得て盛況となり、その後のオフ会地方開催のさきがけとなった。

地元関西を中心とする地名に関する話題から、鉄道、郵便局まで広い守備範囲を持つ。メンバー紹介編集担当のほか、過去ログから以前議論になった事項をいとも簡単に発掘してくることから、落書き帳「広報室長兼秘書室長」を務めている。ニックネームは大阪府高槻市真上（まかみ）町に由来するが、常に冷静な書き込みスタンスは、本人お気に入りの「苔、石、砂」のようなタイトルバーとも相まって、むしろ京風の渋い侘び・寂びを醸し出している。法律面の話に詳しく、上京時に参議院を訪問したことから、実生活においても議員の政策秘書をしているのではないかとの勝手な憶測がある。

初書き込みで「趣味は地理と鉄道です」とコメントしているが、書き込みを分析すると合唱・Ｂ級グルメ・ボートレース（注：勝舟投票券購入が目的では非ず）などなど、興味分野の守備範囲は広いようである。経県マップには東京都のみが居住登録されているが姫路に関する話題も多く、縁深い地域なのかもしれない。

会社員のかたわら土日を利用して役場庁舎の写真を撮ることがライフワーク。きっかけは北九州市居住の頃、地図を眺めて筑豊には町がたくさんあると感じ“散歩感覚”でブラリと出かけたことだったが、いつしか「現役＋平成の大合併で消えた市町村を訪問する」が目標となり、現在、東京都の島嶼以外の市区町村の庁舎は全て訪問済みである。その甲斐あって、経県値は引越を伴わない限りはポイント増とならない191点のハイスコア。庁舎が新しくなると再訪問するのは言うまでもない。役場めぐりの道中では、国道標識や駅・列車の写真を撮ったり、競馬場で散財したり、宿泊先の街で飲んだり…昼食はラーメンと決めているとか。

やんごとなき肩書きをお持ちのようだが、書き込みでは軽妙な語り口を見せているとともに、濃い目の青系統でまとめたタイトルバーが印象的。一方で、新聞記事中を読んで、茨城県が北関東に入らないという認識は誤りではないかと直接新聞社に問い合わせるといった、落書き帳参加者によく見られる凝り性的行動派の側面も持ち合わせている。地名コレクション充実のための情報提供のほか、地元関連の話題、果ては怪獣と都市の関係にＰＣまわりまで、幅広い話題に反応するオールラウンダー系常連。

初書き込みの当時は高校生であるが、かねてより地名や地方行政、鉄道などに興味を持ち、小学生の時から当サイトに親しんでいたとのこと。デビューのきっかけとなったのは十番勝負への解答書き込みだが、郡名や駅名の考察記事や地名コレクションへの情報提供など、多様なジャンルへの積極的な書き込みを行うのも頷ける。離島自治体である対馬市出身とのことで、これは登録メンバー初。

神奈川県在住の若き常連で、書き込みを始めた高校生の頃はアルバイトとして「郵便事業会社」で働き、多い時は毎週1回行くという「郵便局めぐり」と「風景印収集」が趣味、そして初の書き込みが「貯金が出来なさそうな郵便局」とあるあたり、一種職人的な風情すら醸し出していた。久しく書き込みが途絶えていたが、約15年のブランクを経て待望の復活。大学は地理関係の学科に進み、興味の対象が少しずつ拡がり、一つのことにとらわれずに地理と地学と歴史に親しんでいるとのこと。居住エリアでもある横浜周辺の話題を中心に、旧国名や古い地名の話題に関する書き込みも数多い。ニックネームのスピカは、スピッツの曲名に由来するという。

地元東広島と愛媛西条をはじめ、府中・宮古など、同名の都市の行政機関や駅名を比較する「対決！」シリーズをリリースして好評を博した。タイトルバーの配色はキャラメルかチョコレートか、はたまたプリンをイメージしているのか、いずれにしても甘く美味しそうな配色ではある。ニックネームからは家族持ちであることが想像できるが、だんなさんやsutekinaおじさんに対抗したものか。これに刺激され、現在ＲＯＭの方々が「ねえ」「おっ」といった名前での落書き帳参加を検討しているという見方がごく一部にある。

栃木県内の地域性に関する考察でデビュー。日本の名山のリスト化に取り組むなど、落書き帳の「マイヨ・ア・ポワ・ルージュ」を保持する山岳スペシャリスト。４つの市町村が同じ点で交わる場所など、地図上の変わった場所にも興味があるようだが、こちらも「山の頂上」つながりといったところか。いきおい、担当する地名コレクションも多くが山岳系のものだが、「地獄谷」コレクションがニフティでも紹介された実績を誇るほか、「湿原」や「佐野」(!)といった名コレクションもリリースしている。ニックネームの語感からか、白桃さん同様に女性疑惑が持ち上がったこともあったが、改名して最後に記号が付いた後は、そのような心配は無くなったようである。

「こんばんは、穴子家です。」で始まる書き込みで、平日の21時～24時に出没する傾向がある。穴子料理屋か穴子料理人を思わせるニックネームだが、これは本名に由来する「あなご」、今治市の「い」、愛媛県の「え」をつなげたもの。現在は京都の在住だが、出身地でもある愛媛県今治市に関する土地勘から、愛媛県関係の情報提供が中心となっている。ただ、十番勝負の回答市の選択では、特に地域性にこだわってはいないようである。最近では、旅行を通じて経県値のアップにも注力している様子。ちなみに、2006年夏の甲子園には母校が出場したとのこと。

Twitterで某メンバーが宣伝していたのを受けて、東京都大田区より第五十八回十番勝負に参加。折しも第五十八回大会の直後に開催された第一回トライアル大会で初メダルを獲得して弾みをつけ、第五十九回大会でもメダル獲得を果たした。解答の書き込みは夕刻から日付が変わる前後の時間帯に集中しており、勉学の合間に程よく息抜きをしながら参戦しているのではないかと推測される。

最初の書き込みは記事番号が２桁という、落書き帳草創期からの古参系。書込頻度は不定期で、２年以上の数年の潜伏期間をとったこともあるが、その内容は合併情報から鉄道関係まで幅広い。大学時代は愛知県内で過ごしたとのことで、同県内における高校ネタなどにも強みを発揮する。小難しい議論を避けつつも、日常の生活の中で感じる「ちょっとした疑問」を突き詰めようとするスタンスは注目すべきであろう。現在は南九州に居住しており、爽やかな配色のタイトルバーは南国の青空、あるいは眼前に広がる大洋を表現しているのかも知れない。

生涯一度も他市に住んだことがないネイティブ北九州市民、十番勝負の解答チョイスも北部九州の市が多い。ニックネームの由来は水戸黄門の「うっかり八兵衛」よりもうっかりミスが多いことから…とのことだが、持ち味のフランクな書き込みは楽しく、漢字一文字の地名をチョイスして五十音順に紹介した「一文字地名であいうえお」は話題を集め、当サイトの市区町村雑学に加えられるなど、うっかりの片鱗はそこにない。もしかすると、数年にわたりＲＯＭしていたところ、クイズ好きの血が騒ぎ2017年１月の第四十四回十番勝負で解答を書き込み、同年８月の第四十五回十番勝負・問六で金メダルを獲得しメンバー登録を決意した、その過程こそが最大の「うっかり」なのかもしれない。

時たま書き込まれる文頭の挨拶文に近況や人柄が垣間見えるのが楽しい、中学３年生の夏デビューの若手。地元浜松の話題への反応や十番勝負の解答に加え、全国の公立高校入試の社会・地理の問題をピックアップして出題地域を分析するなど、現役学生ならではの着眼点をもった書き込みが印象的である。高校受験という大きな山の最中にも程よく書き込みを行い気分転換を図れたのか、無事に乗り切った様子。

最初の書き込みでは、落書き帳はあまりに高レベルなので提供できるようなネタがあるか、と謙遜していたが、その実、地名の命名などの基本的理念に関して一家言持つ理論派。同名の市を認めるべきとの論陣を張って落書き帳に一石を投じ、白熱する議論にも自説を貫いたその姿勢はまさに信念(faith)の人と言えよう。関西をホームグラウンドとしているが、鉄道や学校の沿革をはじめとした話題に全国レベルで非常な強みを発揮する。中でも学校ネタについては、資料に基づく精緻な書き込みが目を引き、「落書き帳教育史分科会」の委員も務めている。

第五十八回十番勝負の回答書き込みでデビュー。落書き帳某メンバがSNSにて新規参入者の勧誘強化を進めた期間と時期的に一致するが、氏の流入経路については不明である。十番勝負における解答市は、地元神戸市の周辺を選択する傾向が高い。

都市圏などの圏域系について興味があって、人口を調べたいときなどに本サイトを参考にしているとのこと。落書き帳の存在も知っていたが敷居が高そうと敬遠が、Twitterやみんはや(みんなで早押しクイズ)で知り合った某落書き帳メンバーより十番勝負への誘いを受け、第五十八回大会の解答書き込みより参加することとなった。三重県でも伊賀市の位置は関西寄りなので、東海地方よりも関西地方に馴染みがあるとのこと。出身地を三重県上野市と登録しているところに、自身が幼少の頃は上野市だったことへの思い入れが感じられる。

ニックネームは平成の大合併ではやりの「ひらがな氏名」だが、かつて東京都多摩市に実在した「ひらがな地名」からのネーミングとのこと。１００円ショップで販売されている分県地図を愛用する一方、将来的には全市区町村の役所の写真を撮影したいという壮大な野望も持つ。百戦錬磨の落書き帳常連の中にあっても、手強いクイズ回答者として定評がある。また、自らのＨＰ中で平成の大合併における市町村の変遷をパラパラマンガ風に公開しており、でるでる編集長の「市町村合併情報」と並び、yahoo!の市町村合併トピックスでも紹介されているなど、秀逸な内容に各方面からの評価も高い。

趣味で製作したというガラス工芸などを紹介する自作ＨＰと同じ可憐な色合いのタイトルバーと、女性らしい穏やかな文体が印象的。ルーツを島根と愛媛に持ちつつも、生まれも育ちも「アマ」という関西系なのだが、地元阪神のファンではなく、尼崎市を「阪神市」に改称しようとする構想には、同じく地元が生んだダウンタウンの浜ちゃんばり？の突っ込みも入る。また、なぜか飛び地のごとく、山梨県下も行動圏内に入っているらしい。

電車好きが高じて地名や市町村合併に興味を持ち、法隆寺のある町から第四回ペアシティ七番勝負への解答でデビューを果たしたのは中学二年生のとき。書き込みの随所に元気なはじける若さがうかがえ、地元奈良県を中心とした関西の話題への食いつきが良好である。ニックネームに使われている数字の２は、もちろん全角文字。

西宮出身にして三田在住という、生粋の関西系。多忙のためか書き込み頻度にはばらつきが見られるが、盆地コレクションのデータをまとめて当ＨＰに提供するなど、縁の下の力持ち的な存在。さらに、ギターの嗜みも持っており、「落書き帳のテーマソングを作ろう！」との企画に際し、ピアノ用にオリジナルの作曲を披露した。本人によれば、３人のお子さんがいるらしい。

十番勝負に気軽に参加してもらおうという趣旨で行われた「第一回　チャレンジ！全国の市十番勝負トライアル」に、実行委員を務めた某落書き帳メンバーから誘いを受け参戦したのが初書き込み。自称鉄オタとのこと、ニックネームは北陸路を駆け抜けた往年の名列車にちなんだものと推察される。

地理が全般的に好きで人口・面積・歴史・合併事情に興味があり、市区町村ランキングデータのページを利用した際に本サイトの情報の多さに衝撃を受けた2015年頃からヘビーユーザーに。最初の書き込みは十番勝負への解答であったが、都市の別の呼び表し方についての知見を紹介するなど、地理愛好者ならではの投稿も光る。落書き帳ができたのと同じ1999年生まれとのこと。

第五十八回十番勝負開催にあたって、某落書き帳メンバーよりTwitterで参加を勧められて参戦した面々のうちの一人。自分色に用いた鮮やかなピンクカラーが印象的である。目下のところ十番勝負の解答書き込みに特化しており、人物像はベールに包まれた存在だが、解答市のチョイス傾向から鑑みるに、関西方面に縁があるのかもしれない。

本サイトに巡りあった際に「日本地理に関する知識量に感激した」と語り、「十番勝負にもいつの日か参加しよう」との思いを胸にサイトを利用して５年。2016年が明けてまもない刻、当時居住していた海外(UAE)から第四十二回十番勝負への解答を発信しデビューを果たした。矢継ぎ早に解答を行い当日夜にはメンバー登録の要件を満たす10回以上の書き込みを達成、翌日にはメンバー登録となったが、これは落書き帳史上最速の快挙である。ニックネームと自分色は幼少を過ごした浜松市にちなんだものとのこと。

発音や言語学に関することから中国ネタや外国名の表記に至るまで、きわめて多彩な書込み内容を誇る有力常連。とりわけ地下鉄への造詣は深く、国内だけでなく海外の地下鉄事情にも通じている。「そんぴん」とは「変わり者」を意味するらしいが、簡単には自己の信念を曲げないそのスタンスは、山形県内でも有数の豪雪地帯である地元・優耆曇郡の土地柄によるものだろうか。一方、地下鉄やおもしろ地名に関する連載コラムを執筆しており、きっちりした性格も伝わってくる。

インターネットが日本に最初に導入された頃からのネット暦を持ち、ゆうさんとは仕事上かかわりがあるという理系常連。かつて別の場で「飛地の数学的定義」の考察を発表したり、「市りとり」や「都道府県一筆書き」をグラフ理論を用いて検討するなど、文系人間が多い落書き帳にあって異彩を放つアプローチは周囲から一目置かれている。理系派だけに、ニックネームの由来もアミノ基なのかも知れない。他にも、鉄道や旅行貯金、ピアノなど、多彩な趣味を持っており、自身にとって日本最西端の地である久米島も、旅行貯金のために日帰りで訪れたとのこと。千葉県茂原市に生まれ、東京湾を反時計回りに引越しながら現在は横浜在住ということで、将来は城ヶ島にて隠遁生活を送ることが確実と、まことしやかに噂されている。

2021年の大晦日、たまたま本サイトを見ていたら「面白そうな企画が開かれるな」と気づき、翌日2022年元旦開幕の第五十九回十番勝負に初日から参戦。その行動力が功を奏してか、初参加でメダルを引き寄せる快挙を成し遂げた。大学４年になり卒論執筆を控えているので2022年度は十番勝負に参加できるかわからない…とのことであるが、第五十九回大会終了後に提出した感想文は、自身が解答した市の根拠を「仮説」として紹介するなど工夫をこらし、簡潔明瞭に分かりやすくまとめてあり、その執筆力をもって正念場を乗り越えることであろう。

出身地は東京都だが、愛媛県に居住経験があり実家も愛媛県、なにより愛媛県が大好きということで愛媛県にて登録したとのこと。"とある方"の宣伝告知に誘われて2022年５月開催の第六十回十番勝負に参戦したのが初書き込みである。初参加で金メダル１・銅メダル２の好記録を打ち立てた。今後の活躍が期待される。

白地図帳にあった市町村別人口・面積データから知識を得て地理に親しみ、現在は市制施行時以降の市町村の変遷に興味を持つ。高校までを福岡県久留米市で過ごし、大学進学で上京。大学２年生の2021年10月に開催された「第一回　チャレンジ！全国の市十番勝負トライアル」に、某落書き帳メンバーの宣伝を受けて解答書きこみを行ったのがデビューとなった。十番勝負の解答は、福岡県をはじめとした北部九州の市をチョイスする傾向がみられる。

落書き帳デビューは2001年とかなりの古参であり、メンバー登録者第１号でもある。2002年9月から丸３年の間、当時３０００を超えていた自治体公式ＨＰリンク集の編集長を勤め、新規の自治体ＨＰの探索や、平成の大合併の荒波の変更の中、Yahoo!をも上回る更新スピードで信頼性向上に大きく貢献していた。Hiro_as_Fillerさんに編集長を禅譲した今も、情報提供を続けている。かつて流行した市りとりや市角形をはじめ、パズル・クイズ系の話題の強さにも定評がある。

2022年1月開催の第五十九回十番勝負において、問七の副題リンクが出身地のいわき市役所だったのもあって参加を決めたとのこと。感想文に、解答に至るまで翻弄された様子が記されているが、楽しかったとのこと。引き続きの参戦が期待される。

細長い自治体、県ごとの面積重心の算出など、大量のデータを分析して独自の考察を加えることを得意とする。幅広いジャンルの話題に反応するが、学生時代に水質系を専攻していた影響か、海岸や島、港湾関係の話題に特に強みを発揮する。また「道路を走っているビデオを見ながら、ひたすら標識を拾い出す」など、本人は眠い仕事と言うが、一部からは羨ましがられそうな業務の経験もある。"paper location"に由来する現HNも、職業に関連している模様。西宮、松山、岩国など、瀬戸内海沿岸都市の居住歴があり、本"utt"から改名した前ＨＮは「かれ伊豫国を愛比売といひ」にちなんだものであったが、土地に縛られないような、どの土地についても語れるほどの知識を身に付けたいとの思いから、現在の名前に変更した。2002年末のデビュー以来、小休止を挟みつつも、息の長い活動を続けている。なお、公開している経県マップは本人ではなく"ジュニア"のもの。

2021年10月の｢第一回　チャレンジ！全国の市十番勝負トライアル」がデビュー戦。全問正解を果たし、感想文にて｢隙間時間にもつい考え込んでしまうくらい楽しかった｣とコメント。続く2022年1月開催の第五十九回十番勝負にも参戦しており、楽しさに味を占めた模様。

しりとり状に全国の市名をつなげて並べる「市りとり」の権威としてメンバーから一目おかれているが、通常の書き込みにおいても特定の分野にとどまらず広範にわたって持ち得ている博識を存分に発揮している。とりわけ電話番号のＭＡや郵便番号など数字・数値に関する書き込みは理路整然としていてわかり易く、このあたりが最も得意とする分野であるのかもしれない。

Twitterで某メンバーに誘われて、第五十八回十番勝負に参加したのがデビューのきっかけ。五十八回大会ではヒント発表後に数問を答えるに留まったが、その直後に開催された「第一回　チャレンジ！全国の市十番勝負トライアル」では全問正解を果たした。ちなみに、「全国の市十番勝負」は自身と同い年とのこと。

2012年に第三十四回十番勝負の解答記入で初書き込みを行い、しばらくは継続して参加するも、約２年間の沈黙期間があり2016年にふたたび参戦。そして今後は５年のインターバルを経て2021年に再浮上、このときにメンバー登録を果たした。息長く落書き帳に親しんでいる様子がうかがい知れる。

居住もしくは出身を京都府と登録しているメンバーの数は相当数いるもののその地はいずれも京都市かその周辺で、丹後地方からは居住・出身ともに初めてのメンバーとなった。書き込みは目下のところ十番勝負への解答で、深夜の解答も少なくないところから察するに寝る間を惜しんで参戦している様子がうかがえる。

「地理好きというよりは地図好き」と自己分析するが、市町村よりミクロレベルの住所表記や駅名などについて、変わった命名や表記の法則性を探求することに興味の重心があると見られる。転勤族だった家庭の事情、そして自身も転勤族のようで居住経県は実に７都府県、幅広く話題に対応しているのもそれゆえか。「タイトル師を目指す」という表題へのこだわりとは対照的に、「常に感謝の気持ちを忘れないよう」命名したニックネームそのままに、相手の立場も尊重したバランス感覚に秀でた書き込みが印象的。他方で、落書き帳オフ会において貫徹後、そのまま出勤したというエピソードもあり、体力と精神力は落書き帳随一かも知れない。

２００３年度最後の日に落書き帳に初参加。「市町村名や半島名・海峡名などの一覧を作っていた」というだけあって、地名探索を得意とし、地名コレクション関連の充実に一役買っている。「今日から新学期」という発言や、深夜の書き込みが一切無いことから、若手系ではないかとの憶測がある一方で、「紙の都」とは何ら関係ない北方系の渋い名前とタイトルバーを採用するなど、その正体は謎に包まれた部分も多い。

ニックネームはアイヌ語で「互いに・流れ出る」という意味を持つ、北海道日高町の旧村名に由来。ただし、本人のホームグラウンドは北海道ではなく、バスケットボールなどで有名な秋田の都市。社会科で地理を選択していた高校生の頃にデビュー、自動車の若葉マークに由来した緑系統のタイトルバーに若々しさが伝わってくる。大学受験を控えていた時期も息抜きに十番勝負へ参加、その甲斐あってか意中の大学への進学を果たした。合併や市章・町章にも興味があるようで、大潟村の経緯について調査した力作も光る。

市町村変遷や行政区画の変更、歴史的文献における漢字や文言の表記方法についての分析などを得意としている。自身は自己紹介で「鉄道・地理関連の調査研究などを趣味としている」とサラリと述べているが、官公署や学会をはじめとした地理関連サイトや過去の文献の引き出しを多数把握しており、ときにそれらを元にして緻密な分析を展開。毎回の書き込みは一概の趣味の範囲では片づけられない圧巻の内容である。他のメンバーの書き込みに的確かつ詳細な解説やフォローを加えることも多く、地理データベースという一面も持っている落書き帳にさらなる厚みと深みを持たせてくれる、得難き存在である。

尋常小学校や併設中学校への通学経験があるという、落書き帳最年長常連。全般的に精緻な書き込みが目立つが、とりわけ、東京・埼玉を中心に首都圏の江戸・明治期の地図を読み取り、地名や川の流路変更、交通事情、関連する逸話などから地域の歴史を読み解く興味深い書き込みが目立つ。また、川や離島についても興味深い大作を数多くリリースしている。「出願」「著作権」といったキーワードに反応していることから、地理や歴史は本職ではないようだが、様々な文献や資料から分析を加えた緻密で読み応えのある書き込みには敬意を評すべきだろう。その時どきの話題の記事に対しては、落書き帳の膨大な過去ログからきめ細かく関連文章を拾い紹介。その才は、落書き帳アーカイブスのリニューアルコーナーとして2010年６月に誕生した「マガジン」の第一号編集者就任を経た今、ますます輝きを増している。

「地理好き」を自認し小学４年生でデビューを果たした新進系。2018年に単独で市制施行するまで長らく九州で人口が一番多かった町に生まれ、その町への愛着からか仮にも福岡市と合併するようなことにはなってほしくないと願っている。道州制については、県境を超える時のカントリーサインが無くなってしまうことを理由に反対しており、面白い視点である。

自らのＨＰ上でJava Scriptを駆使して平成の大合併を分かりやすく図解して好評を博しており、非常に控えめなハンドルネームとは裏腹に、その内容は「巧緻」以外の何者でもない。Ｍ．Ｋ．さん、むじながいりさんらと並ぶ、落書き帳の「ビジュアル系」として、引き続きの活躍が期待される。現住所は合併により市になったということで、自らも平成の大合併の当事者でもある。

相次ぐ開発や再開発でタワーマンションが林立し変わりゆく首都圏の街の姿を、出身地であり居住地でもある習志野市で見つめ、幼少期に居住していた川崎市中原区の街の変貌には少し寂しさを覚えるという、平成十年代前半生まれの若手。街の変化を肌で感じた経験から、地域全体を巻き込むような大規模開発やそれに伴う人口の変化などに興味があるとのこと。たぬきと名乗るが、レッサーパンダの方が好きなんだとか。勿来丸さんの高校時代の友人。

甲冑を携えて全国各地の祭りの武者行列に参加したり、県内の旧正月祭事「カセ鳥」に見物人ではく「中の人」になるために駆けつけたり、全国各地の郵便局を訪問したりと、フットワークの軽さがうかがえる。当サイトのオフ会では自前甲冑を披露、郵便局の分野では改廃や合併情報入手のために個人で官報情報検索サービスを申し込むなど相当気合いの入った側面を持つのは、少林寺拳法の心得があるためか。

地図好き・時刻表好き自認する一方で、旧国鉄時代に全路線走破を達成するなど、行動派的な側面も併せ持つ。市町村の合併情報に関心を持っているが、ニックネームの「YASU」と、合併によって誕生した滋賀県内のとある市名とは関係ないようである。地名や地域性といったオーソドックスな話題に関する書き込みも多く、特定の地方にとらわれず議論に参加する傾向が見受けられる。花笠カセ鳥(現：林檎侍)さんと並んで記念すべき100人目のメンバー登録者。

十番勝負への参加で書き込みを積み重ね、メンバー登録に至る。書き込みの時間帯は早朝から日中、深夜まで多岐にわたるり、一回の書き込みに複数の問題をまとめて答えるスタイルが多い。多忙な中で間隙を縫ってクイズにいそしむ姿勢が見てとれる。

律令国について調べ上げたり、地名コレクションへの情報提供、果ては、おそらく自らにゆかりが無いであろうと思われる地域の地名について掘り下さげたり。幼い頃は積み木やパズルやクイズ本に親しんでいたので、初書き込みを行った高校生の時点で地理歴は７年ほどで知識量はまだまだ…と語るが、広範な守備範囲を持ち、地理愛がひしひしと伝わる書き込みが多く見受けられる。将来が楽しみな若手である。

2005年夏にデビューし、2006年のＧＷにメンバー登録を果たした。夜の書き込みには挨拶を欠かさず、律儀に文の区切りごとに改行や１行あけを行うところは、丁寧な人物像が伺われる。自らのＨＰは１０年以上の歴史を有するようで、アニメと地名の関係といった切り口での書き込みも行っている。冷静な書き込みとは裏腹に、タイトルバーは、ニックネームと同じく熱く燃える炎を連想させるが、これは鹿島アントラーズをイメージしたとのこと。「ほむら」は炎のほか、故郷の稲穂の村にもかけている。

市町村合併に強い関心を持ち、三遠南信地方・静岡県・山梨県の話題を中心に提供する落書き帳静岡地区駐在員。地図好きであることから、地図の大家・伊能忠敬にちなんだニックネームを使用している。合併によって消滅する市町村をめぐったり、静岡県内を中心に山梨県や三遠南信の郵便局を精力的に訪問したりするなど、伊能忠敬に勝るとも劣らない行動派。

最長片道切符関連でデスクトップ鉄さんのサイト“デスクトップ鉄のデータルーム”にたどり着き、名物企画の“全国のJR駅五番勝負”を目にして、その元ネタが本サイトの十番勝負だと知り…という経緯で落書き帳に到着。こう書くと筋金入りの鉄道ファンのように思えるが、本人曰く鉄道や地理にはむしろ疎いほうとのこと。数字の羅列やランキングに興味があり、最長片道切符に関心を抱いたのは経路探索のアルゴリズムに興味を持って…という流れだそうで、どこで何がつながるのか分からないことを示す好例である。理路整然とした読みやすい文体に、几帳面そうな性格がうかがい知れる。

記事番号３ケタ時代に「もみじばし銀之助」の名でデビューした古参。広島あたりを連想させるニックネームだが、生粋の道産子。多くの横綱を輩出した土地柄か、大相撲に対する造詣も深い。市町村合併華やかなりし昨今であるが、開拓の進捗に伴い逆に自治体が分離した過去を持つ空知地方を本拠としており、こうしたバックグラウンドが、落書き帳における市町村合併談義に重要な示唆を与えてくれるかも知れない。「○○というもの」、「○○ということ」に代表される記事タイトルの付け方には、独自のスタイルと美学が感じられる。

デビュー当初は市町村合併関連の情報書き込みが多く、その守備範囲は全国に及んでいた。平成の大合併が落ちついたのちも、行政関連の情報提供、合併関連情報のリンク切れや更新漏れの発見で本分を発揮しており、より正確な情報提供を行う上での縁の下の力持ち的な役割を担う。ときに「小ネタ」と称して投下される書き込みも地域のコラム的な要素を含み、味わい深い。

地理好きの端くれを自認する大学生で７、８年程前に当サイト見つけて以来ちょくちょく覗かせてもらっていた…とデビュー当時に語っていたが時期を逆算すると小・中学生時代であり、落書き帳草創期を知る最年少クラスのメンバーにあたるのではなかろうか。現ニックネームは、通学時に通る、ちょうど出身地旧国名と同名の播磨坂から採ったとのことである。メンバー登録前に名乗っていたニックネーム「伊那谷」のゆかりは不明であるが、東京に居住するようになってから、谷や台など地形の高低差にひかれるようになり、地形図の収集がライフワークようになったと語っているあたりに解明のヒントがありそうだ。

横浜市在住ながら、特定の地域や話題に限らず、幅広く反応する。特に、交通関係の話題を得意としており、採算面や都市計画を絡めた切り口で、比較的長文の分析を数多くリリースしている。みかん色の温和なタイトルバーを採用しているが、メディアや地図会社といった「プロ」による地名の誤字・誤読や常識の欠如には手厳しい。交通の中では、鉄道もさることながら、大都市圏から地方の町村営に至るバス関連の博識ぶりを発揮している。趣味の役場めぐりは、記念品としての自治体封筒の収集と、地場のバス情報と路線図の収集という実益（?）を兼ねているらしい。通算で、浦安から銚子まで海岸沿いに路線バスに乗ったそうで、路線バスを乗り継いで東京から九州まで行くのが夢とのこと。

芦屋で生まれ育ち高知で学生生活を送り現在も高知市在住。一見、脱力系のニックネームかと思いきや、国勢調査をはじめとする人口関連や自治体コードに関する骨太な発言も目立ち、デビュー作も、住所と住民票との関係についての問題提起であった。芦屋・高知の両地域のネタに素早く反応するようで、「コバンザメ作戦」をモットーに積極参戦している十番勝負の解答も芦屋市および四国全域をチョイスすることが多い。

出身地は札幌市と登録がなされているものの物心がついた頃には宇都宮市民であったとのことで「宮っこ」を自負する、初書き込み小学校６年生の若手メンバー。ニックネームも宇都宮市内の交差点の通称に由来する。クルマ社会で都心が空洞化していく宇都宮の現状を危惧しており市内のＬＲＴ敷設を訴えている。

「ケイエース」と読むニックネームの"k"は、出身地である兵庫県加西市の頭文字にちなんだもの。経県に関連するデータ提供のほか、新市名や新駅名の命名センスに関するエッセー的な書き込みもみられる。また、十番勝負界においては常にメダル獲得・完答達成の先頭集団をひた走る実力の持ち主である。「駅そばフリークではない」と自称しつつも長らく姫路駅名物・およそ普通の蕎麦とはかけはなれた麺の色をした“えきそば”を食べたことがないことが気になっていた様子であったが、2007年11月に念願の“えきそば”デビューを果たした。蛇足ではあるが、姫路駅の立ち食いそばは“えきそば”とひらがなで表記するのが正しい。

ローマ字で構成されたニックネームは、南葛飾郡亀戸町・大島町・砂町地区から構成された東京の旧区名と共通点を持つ。ちなみに、ここを「東京の下町」と呼ぶかどうかで、落書き帳では議論ができそうである。少し上品なトリコロール系の自分色だが、赤色はさしずめ、鹿島アントラーズや広島カープの赤といったところか。４都道県に住んだ経験がある一方、居住歴はないが、東北地方にルーツがあるらしい。応援するスポーツチームの嗜好が「全然地元密着でない」というが、地理でも広く浅くを旨としており、幅広いジャンルでの参加が期待される。

十番勝負への解答で初書き込みを行い、その後約２年のブランク、そしてさらに６年の時を経て復活参戦。息の長い活動を経て2015年10月にメンバー登録を果たした。解答市のチョイスは出身地の東海地方からが多い。群雄割拠の東海地方で「市盗り」の領地拡大を虎視眈々と進めていく。

本サイトを初めて目にしたのは、平成の大合併のころに自身が合併協議会事務局職員として携わっていたころで、情報量と更新頻度に圧倒されながら見ていたとのこと。しばらくの時を経て、2012年に十番勝負入門編への解答で書き込みデビュー。クイズ解答のほか、地理好きが目を輝かせそうなリンクの紹介なども書き込み、楽しませてくれる。

比較的古くからの常連で、自身の居住地である滋賀県周辺の話題や、市町村合併の話題に関する書込みが目立つ。漢字検定2級の優秀者として表彰された実績を持つなど頭脳派かと思いきや、一日で名古屋市営地下鉄を完乗するなど行動派的な側面も垣間見せる。デビュー当時「あんどれ」、のちに「紫魔法師」と魔法にちなんだニックネームを名乗っていたが、2009年７月に自身のブログで使用しているネームと同一の名前に統一を図った。ニックネーム同様にさわやかな青系の自分色は、エーゲ海に浮かぶギリシャ・サントリーニ島をイメージしたものとのこと。

大阪府北東部をフランチャイズとしており、関西ネタに多く反応しているが、アクセントから地名由来、交通関係、データ分析に至るまで、そのジャンルは多岐に渡る。５０音表を斜めに読んだようなニックネームの由来や詳細なプロフィールは不明である。平日は多忙なのか、日付が変わっての書き込みが大半であり、夜行性を旨としているようである。

小学生時代から市の人口ランキングを作成するなど、根っからの地理雑学好き。全都道府県で宿泊以上の記録を持つ経県値はメンバー中トップの１９６点を誇る。現在は全都道府県で書き込みの足跡を残すべく奮闘中。本ＨＰの定番クイズ企画である「十番勝負」においては、難問奇問をいともたやすく正確に解答する驚愕のスプリント力で他の追随を許さない。仕事柄か旅行関係にも造詣が深く、鉄道や航空路線といった分野でも強みを発揮する。また、その後の「経県」ネタにつながる「認市度」のアイディアをはじめ、多くのメンバーが参加しやすいネタ振りには定評があり、落書き帳に無くてはならない存在。タイトルバーの配色は現在４代目、２代目は「独逸」、３代目は「洪牙利」であったが、４代目はアフリカ大陸南方にある「広島県府中町と同じタイプの某国」の国旗から拝借したとか。ちなみに出身地を出生の地である川崎市ではなく栃木県小山市としているのは、30年の長きにわたって過ごした地への強い思いを投影したものという。

２００４年度末のデビューながら、たもっちさんと同じく、数ヶ月かけて、当時の40000近い過去ログを読破してから新規参入を果たしたというから恐れ入る。酷道を趣味とするが、道路系のみならず、自治体の形状からコンビニの分布分析など、広範なジャンルにわたる書き込みをしており、クイズにも積極的に参加している。また、本人は「さらっと」書いているが、学生時代に当時のＪＲに加えて私鉄も含めた全線乗りつぶしを達成しており、こうしたバックグラウンドからか、地元情報というよりは、特定のテーマに沿った全国的な分析を志向しているように見受けられる。

書き込みの多くが合併関連情報であるが、合併情報を得意とするメンバーには比較的珍しく、居住地が明らかになっている上、ニックネームにも地域性が現れている。平成の大合併がピークだった頃には精力的に合併情報を提供していたが、現在は地元情報の書き込みも散見される。１日に複数回投稿する際はきちんと断ったり、書き込みの冒頭に挨拶をつけたりと、律儀な性格が伝わってくる。ちなみに、１１時半以前であれば「おはようございます」だが、１１時５８分では「こんにちは」らしい。

最初の書き込みは、オーナーの出題した航空写真クイズに「辛抱たまらず」回答したもの。多忙らしく週末と深夜の参加が中心だが、その後もクイズに積極的に回答しており、空港ネタへの反応も比較的多いようである。ニックネームの前半は、学生時代に居住した「谷山塩屋町」の、現在の住居表示とのこと。ニックネームの後半は、「アルコールをこよなく愛するオヤジ」というわけではなく、自らラグビーに熱中していたという高尚なスポーツマンシップの表明のようである。

静岡県内の市町村合併情報を中心とした書き込みが特徴的。文のまとまりごとに改行を励行しており、律儀な性格が伝わってくる。ちなみに、同じ静岡県内でも、ふるさとは昔小鮒を釣った”狩野川”ではなく、大井川流域に生息しているとのこと。深夜の時間帯の書き込みは全くなく、昼休みのほか、午後３時頃に「おやつの時間です」という決まり文句の後に合併情報がリリースされるあたり、規則正しく健康的な生活を送っていることが予想される。

メンバー登録者中最短の１文字ニックネームにして、自称「足利学校ＯＢ」。中世以来の伝統を誇る足利の在住であるが、書き込みの傾向をみると、「栃木県」という枠組みにこだわらず、県境を越えた桐生や太田を含めた、渡良瀬川流域の地域全体を視野に入れたものも多い。このあたりに、自治体としての群馬、栃木といった括りだけでは済まされない「両毛」の地域性が反映されているのかも知れない。長期に渡って書き込みが途絶えたり、明け方の書き込みが目立つことなどから、多忙な日常生活が推測される。

なおさん、あっちゃんさんと同い年の若手。上島頭・下島頭の錯雑地（さくざつち）を擁する大阪は門真市の在住の自称「ちょっとした地理好き」。静岡市の区割り案をアスキーアートで発表するなど、骨のある書き込みも見られるところ。中学生にして、ゲームの話題中心の自作ＨＰの管理人を務めており、ＰＣ方面にも強いものとみられる。

デビューは１９９０年代、落書き帳の前身である「都道府県フォーラム」時代にさかのぼるが、実は、９９年１０月にGlinGlinの記帳ページに夫婦都市に関する書き込みを行っており、「落書き帳紀元前」を知る、名実ともに最古参メンバー。２０００年２月以降、記事数にして38000以上、５年を超える潜伏期間を経て、大きく発展した落書き帳に復帰。オーナーも懐かしさに感動する一方、本人は落書き帳の浦島太郎といったところか。しかし、落書き帳は玉手箱を開けておしまいではない。再度竜宮城に行く際は、パソコン持参で竜宮城からネタ振りを続けてくれるに違いない。

プロフィールはさほど明らかになっていないが、タイトルバーの色調や名前から勝手に想像するに女性のようでもあり、2008年オフ会開催時点では自身いわく「オフ会に参加できる年ではない」とのことでなかなかの若手と見受けられる。十番勝負への参戦と鉄道・道路系の話題への反応が多く、ことに道路に関してはドライブがライフワークとなっているようである。ちなみに、メンバーによる経県サイトの登録者としては記念すべき１００人目となった。

紅白のおめでたいタイトルバーはＪリーグ・コンサドーレ札幌の赤と北海道の雪の白を基調にしたとのこと。事情に精通した道南の話題をメインに、幅広い分野で情報発信を行っている。ご本人は、当ＨＰの主題「都道府県市区町村」とも密接に関連しているらしい。書き込みのタイトル冒頭に累計書込数を付記するあたり、丁寧な性格が伝わってくる。ニックネームは地元特産のイカのマスコットキャラクターに由来しているが、その語感のとおり、地理道にさらに「磨きをかけていく」ことが期待される。

周南市誕生により惜しまれつつも（？）無効となってしまった「山口県の市・数え歌」で颯爽とデビュー。分散型の構造を持つという地元山口県が、中国地方に位置しながらも福岡・北九州と広島の中間に位置し、その経済圏の境界にあるという特質に着目し、テレビ、地方紙などの指標を用いて地域性を分析するなど、興味深い書き込みを行っている。ちなみに、出身高校は現在、クイズの強豪らしい。

「やむごとなき合併情報ヲッチャー」。書込み内容は、ほぼ合併関連の情報に特化しており、同じく合併情報専門家のでるでるさんなどと共に、当サイトのメインテーマを支えている。また、全国の市町村サミット関連の情報にも詳しい。本人によると、まだ２０代に突入して日が浅いとのことだが、ニックネームの変遷によると、これまでに奥州管領、鎮西管領などを歴任している。現在は大内裏に勤務する若手官僚と見受けられ、将来有望な逸材といえよう。

「鉄オタ」を自覚し、十番勝負の解答以外の書き込みネタでも鉄道系の話題が多く見受けられる。高校時代に通学で利用していた三岐鉄道の踏切の音が実は鉄道ファンの間ではちょっと知られた存在である…ということを落書き帳において初めて知り、たいそう驚いた様子であった。

ひらがなの名前を名乗っているが、どことなく、本ＨＰの兄貴分であるGLinGlinやオーナーの名前との類似性を感じさせる。浜松を中心とする地元ネタと、鉄道をはじめとする交通ネタを主な守備範囲としているようである。一方で、意外に落書き帳メンバー中に「同好の士」が多い旅行献血も、３９都道府県で果たしている。

地図を見るのが好きで、本サイトにもその縁で巡りあったようである。自宅の過去の村や字などのルーツに興味が湧き、数十年前レベルの古地図を調べているうちに地図を見るのがさらに楽しくなったとのこと。合唱もライフワークで、母校の校歌の話題が挙がったときには嬉しさひとしおの様子であった。

地理雑学の王道ともいえる、市名・人口・合併情報などの話題を中心に書込みを続ける古参系常連。地元・広島県に限らず全国各地の情報に詳しく、過疎地域指定情報や警察署名称変更の情報のリリースの素早さには目を見張るものがある。必要な情報を短くまとめた文体は、デビュー当初から変わらぬ書込みスタンスとして定着している。他のメンバー登録者に比して午前中の書込みが多いことから、朝に強い人物かも知れない。

ニックネームはお遍路さんの霊場めぐりにちなんだものであり、２００５年９月に「結願」したとのこと。したがって、名前は「はちはち」ではなく、「はちじゅうはち」と読む。最初の書込みは２００４年の流行語をタイトルに自己紹介を行っており、礼儀を重視する姿勢のようだが、落書き帳参加半年足らずで東京でミニオフ会を主催したり、携帯電話から落書き帳の閲覧・書き込みを行うなど、時代を先取りする側面も持ち合わせている。地名の命名法や沿革に特に興味があるほか、制度面の分析にも強みを持っている。現在は、合併情報スタッフとして、明治時代にまで遡っての市区町村変遷情報のデータ収集・編集という壮大なプロジェクトに取り組んでいる。十番勝負参加の常連でもあり、もっぱら「コバンザメ作戦」で臨んでいるとのことであるが、2006年秋に待望の銀メダルを獲得。2008年4月の第十九回十番勝負で、鮮やかに十番勝負界初の一発完答を決めたことは忘れてはならない快挙である。

加賀百万石の中心地、金沢は香林坊周辺の出身。ひらがなの何とも脱力感あるニックネームは、「さん」が後ろに付加される当ＨＰの特徴もあり、傑作として絶賛され、類似のニックネームが出現するなど大ヒットした。年齢的には「若旦那」のようだが、スキューバダイビングのライセンスが取れると言われてグアム方面へクルーズするなど、ニックネーム命名者である奥様の尻に敷かれているのかも知れない。出身小中学校はグリグリさん、三丁目さんと同じらしく、偶然とはいえ世間の狭さを実感させる。

なかなか笑いを誘う初書き込みのタイトルであるが、これはテレビ静岡開局10周年のキャンペーンで制作されたＣＭソングの一部分で、このネタが話題になりたまらず書き込んだ…という本人説明に納得。県外の人に「静岡と言えば浜松」と返されることに憤りを感じている様子で、静岡市ならではの区名を自身のニックネームとして政令指定都市・静岡を内外に広くアピールしたいと考えているようだ。

少年時代に昭和の大合併を経験したという、文字通り、市町村合併の生き証人。人生経験のたまものか、節目節目に落書き帳で時候の挨拶を行ったり、思いやりある書き込みスタンスが印象的である。出身地はでるでるさんと同じ町内とのことで、このあたり、同じ「落書き帳の良心」としての共通性を感じさせる。最近は、十番勝負のレベルが高すぎるという見方もあるようだが、クイズへの参加は断続的に継続している。

豊富で正確な知識を元にした書込みが多いことで知られる、地理雑学の巨匠。落書き帳初期からの常連で、他の有力常連からも一目置かれる存在であることは疑いない。地理に関する著作もあるほか、歴史や語学にも通じており、とりわけエスペラント語に堪能。個人HPの内容も秀逸で、当該サイトの企画や雑学ページにも多大な影響を与えている。本業は高校の社会科の先生とのことだが、鹿児島県の池田湖に棲息するといわれる「イッシー」との関係が噂されている。

自らを「岡山人」であり「児島人」であるとする一方で、児島が現在属する倉敷は別の街であると力説している。書き込みも岡山や児島関係の書き込みが目立つ一方で、倉敷の街に関するものは殆ど見られず、自らのアイデンティティに基づいた書き込みスタイルが特徴的である。瀬戸大橋を毎日渡って高松の高校に通学した経験の持ち主で、大学はいっちゃんさんと同窓にあたるらしい。現住地周辺の話題のほか、公共交通機関に関する発言も積極的に行っている。道州制導入の折には、岡山が「中四国州」の州都になることを望んでいる様子。

地理を学ぶことに興味はあったが日本史を学ぶ欲求が勝り大学では日本史専攻を選択。そこで歴史と地理の関係が深いことを再認識したと語るあたり、根っからの地理好きのようである。アルバイトしている塾で数学を教えていた際のエピソード、設問にあった砂時計状の図を「旧丸亀市の市章」と説いた。その場は静まり返ってしまったが、落書き帳においてはしらけないことを願っている…とのこと。紹介文筆者は思わずニヤリとしたことであるが、当サイト愛好の方々はいかがであろうか。

過去ログを読破しているものの自身が書き込むことはないだろう、と思っていたが十番勝負の解答がひらめいて初書き込み。その後の書き込みも十番勝負の解答がメインだが、早朝や土日の時間帯での書き込みが多く仕事オフの時間に節度を持った参戦を心がけている模様。癒し系アニメキャラを連想させるニックネームだが、当人いわく「もうすぐ還暦を迎えるオヤジ」とのこと。

「ひらがな市名」が相次ぐ平成の大合併時代にあって、硬派に漢字氏名を採用。地名と古地図に興味があるとのことで、ニックネームは島原半島南西部の地名の旧称が由来と推察される。地名コレクションの更なる充実に向け、情報提供型の書き込みが目を引く。

アメリカの地方制度に関する書込みでデビューした、落書き帳海外部門の総部長。その後も全国、いや全世界の話題について、データを基にした正確な書込みを続けている。その一方、海外ネタだけでなく、飛び地関連の話題や、変わった住所表記に関しても特に興味を持つ。故郷の仙台に強い愛着を持っており、西に太白山の白、東に青葉山の緑、さらに街を東西を流れる広瀬川の流れをイメージしたというタイトルバーの配色からも、それが窺われる。

「生まれも育ちも佐賀県」という、ニックネームそのまま生粋の佐賀県人。タイトルバーの緑色も、佐賀平野と佐賀県木の「楠」をイメージしたものという。似たもの同士の都道府県を比較するシリーズ「似県簿」では活発な書込みが見られた。メンバー登録者で佐賀県の事情に詳しい中島悟さんと共に、第二の「はなわ」を結成するのではないかという虚偽情報が確認されている。

地元岐阜県の市町村合併問題を中心として、現在の居住地である広島県の話題にも言及している。ニックネームは、東濃西部３市１町の新市名候補として応募したもの。織部焼をイメージさせる、渋い青銅色のタイトルバーが印象的。ダム湖コレクションの編集者となった後、これらがリスト化されたサイトを発見したものの、「見なかったことにして」自力で編集を続けるところに、収集家魂が垣間見られる。

ずいぶんとグローバルな名前を名乗っているが、御本人は、長崎県北部を中心に、対馬・壱岐といった離島を含めたリージョナルな話題を数多く提供している。書き込みの傾向からは、昨今の市町村合併動向に対する深い関心が感じられるところである。落書き帳メンバーが比較的少ない九州在住ということで、今後とも興味深い「地元ネタ」の提供が期待される。

江戸期における藩政村・城下町の形成から明治初期の町村成立に至る頃までの歴史地理ともいえる分野に造詣深い。自身の書き込みについて「専門的な歴史教育を受けたわけではなく、単なる物好きがいくつかの書物を読んで自分なりに理解した結果を記述してだけ」と語るが、資料乏しき時代において詳細に掘り下げた読みごたえある長編力作は数多い。出身地である徳島の事情を、他からではなかなか見えない視点から捉えた考察文も面白い。

「牛山牛太郎」と書いて「ベコヤマベコタロウ」と読むニックネームは、明るい配色のタイトルバー、「みなさん、おばんです」などで始まる書き込みと合わせて、ほのぼのとした人柄を想起させる。地元の話題のほか、地名コレクション充実に向けたオーソドックスな書き込みが中心に参加している。また、北海道を日帰りで訪れたというちょっと変わった経験を持つ。隣町との関係では残念ながら昭和の大合併時と同じ運命をたどっているが、落書き帳においては千本桜さんと２人、強力な「仙南コンビ」としての活躍が期待される。

大学では法学を専攻し、制度面の話題に強い頭脳派常連。数学が得意で、その関係からか、かつての「グリグリの理系な問題」への解答実績は目を見張るものがあった。自身の「目標としている資格取得のため」と数年間書き込みから遠ざかっていたが、願掛け（と、もちろん本人の努力）の甲斐あって、現在はとある資格のバッジを胸につけて仕事に従事している。今後は当サイトのために資格を生かして「都道府県市区町村顧問弁護士」として、落書き帳内での地方自治法関係の法解釈は一手に引き受けてくれるものと、一部で勝手に期待されている。

２００３年からＲＯＭしていたというが、翌年１回だけ書き込み、さらに１年半の潜伏期間を経て十番勝負への参加という形で復活を果たした。兵庫県生まれながら、住民票を置いたことがいないため、延べ５００泊でも経県上は「宿泊」扱いにしているとのこと。また、現実に住んだ長さとしては、神奈川県が最長とのこと。鉄道旅行が趣味で、時刻表の復刻版を所蔵する一方、全都道府県を訪問した実績があり、１９０点近い経県値を持つ。行政の専門家ではないらしいが、自治体関係の法令に関する緻密な分析も少なからず披露している。

愛知県を本拠としており、東海地方に関連する書き込みが目立つほか、クイズにも回答者として積極的に参加している。わざわざ東京まで地図力検定試験を受験しに行ったというから、地理・地図好き度は他のメンバーに引けを取らない。ちなみに、物議を醸し出し結局は幻の存在となったが、史上３番目のカタカナ市として県内に誕生する可能性があった某名称案には「なんとも言えない」感想をお持ちの様子。

一見するとゴルフ好きのようだが、鳥島などで繁殖する鳥に由来した名前とのこと。プロフィールにある出身・居住地のほか、神奈川県寒川町、江東区、板橋区、埼玉県旧大井町、練馬区の居住経験があり、これらの地域に関連した話題という共通項がみられるが、ジャンルの枠に囚われずに反応している。旧大井町が村から町に代わった頃に居住していたというから、実は生まれは「東京都墨田区」ではなく、落書き帳メンバーの最年長クラスに属するかも知れない。

転勤族のため東京、埼玉、福岡、北海道、青森、愛知の居住経験を持つ。加えて、ツワモノ・クセモノ揃いの落書き帳にあっても数少ない、全都道府県での宿泊経験があることから、「経県マスター」の称号を与えられており、１９４点という経県値は、この企画ができた初期から長い間、他の「修県者」たちにとって目標となってきた。ナンバープレートや電力会社の地域区分、バス停の名称まで、幅広く反応しているオールラウンダー。地名コレクションの開拓にも積極的に参加している。

居住地の上尾市と、地理の英訳“geography”を掛け合わせたのがニックネームの由来であるという大学生。地理に興味を持ったきっかけが「５歳の頃、カーナビに触れて」というだけに道路系の話題への反応が多いが、大都市近郊区間の“大回り乗車”を数多くこなし、自宅近くのＪＲ新駅に開業初日に足を運ぶなど鉄分も含有しているようである。滋賀県湖北地方にゆかりがあり、当地の合併問題に深い関心を寄せている。

合併情報を中心に、ほぼ鹿児島県内に特化した話題を提供しているが、実は鹿児島在住ではなく、地元にいないからこそ、その変貌に大きな興味があるとのこと。もともと、阪神タイガースカラーのタイトルバーを採用していたが、５００回目の書き込みを機に変更し、現在に至っている。鹿児島県内の市町村合併や地理情報に特化したＨＰを運営するなど、地元への愛着が「ひしひし」と読み取れる一方で、日々、タイムリーな地元情報が「サクサク」とリリースされるのであった…。

高校２年生のとき、2007年１月１日スタートの第十四回十番勝負に初日から参戦したのが初書き込み、すなわち元旦デビュー。このおめでたきは、登録メンバー唯一である。ただし、2006年10月の第十三回十番勝負でお母様が別のニックネームで参戦し「家族ぐるみで考えました」という一家だんらんの微笑ましいエピソードを披露していることから、ここでプレデビューを果たしたと考える向きもある。

２０代にして、北は北海道から南は熊本まで、これまでに住んだ都道府県が２ケタというのは、落書き帳メンバー中最多を誇る。４７都道府県全てに行った経県も持つ。旅行のほかにも、自らも掲示板を運営する航空、路面電車といった乗り物系全般に造詣が深い。ＨＮも、昔は日本でも飛んでいたという小型の３発プロペラ機（Trislander）に由来するとのこと。

「鉄チャン」が「鉄道愛好家」の意味なら、「役チャン」はさしずめ「役所・役場愛好家」といったところだろうか。全国すべての市役所・町村役場を、公共交通機関のみを使って訪問するという壮大なプロジェクトに挑んでいる。これまでに2000箇所以上を訪問しており、その記録をまとめた著作もある。最近では、東京23区の区役所早回りに挑戦し、見事一日で回りきったという。書込みの内容も、役所めぐりの話題が中心だが、本人いわく「役チャン以上に鉄チャン」とのことで鉄道関連の話題も多い。

新緑と遠州の広い海、眩いばかりの太陽の光を思わせるタイトルバーは、鮮やかで若さを感じさせる斬新な配色。かつてのニックネーム「実は小学生」のとおりデビュー当時は小学生であったが、時は経ち2009年、新たな学びの地・京都から大学入学を果たしたとの報告がなされた。関西のイントネーションに衝撃を受けたと語る一方で、関西弁の習得を大学生活の目標に掲げおり、異文化を吸収し物事に前向きに取りくむ姿勢が垣間見える。

本ＨＰの影のＭＶＰである「市町村合併情報事業部長」。各方面の支援を得つつ、本ホームページの黎明期から、日夜、平成の大合併の最近情報の提供を半ばリアルタイムで一手に行ってきた、いわば「平成の合併の生き証人」。多くの合併協議会から直接情報提供を得て、相互リンクも設定されるなど、情報の新鮮さ、信頼性の高さはもはや揺るぎないものとなっており、総務省の合併関係者も頼っているという説もある。メンテナンス作業の手間がいかほどであるかは、更新履歴のページを見れば容易に想像できるが、大変な作業量と対照的な、物腰柔らかなで常に前向きな姿勢は「落書き帳の良心」と言って差し支えなかろう。更新作業や書き込みは真夜中に行われており、世間一般とは休日のタイミングもずれているらしい。本ＨＰに対する日経新聞の取材においてマスコミ露出を果たした「地理族」の旗手。平成の大合併の大波が去ったあとも、引き続き、新たな合併動向をウォッチし続けている。

歴史的難問（？！）となった第十二回十番勝負・問十に対して、初書き込みで颯爽とメダルをゲット。ただならぬ人物と思うも道理、いっちゃんさんの実弟とのことであった。十番勝負に参加するのは兄の鼻をあかすタイミングであるとの思いを温めていたそうで、見事目的を達成。兄とはカラオケの腕には差があるようだが地理に関する熱意と博識さは相通じるものがありそうだ。地理界の「兄弟船」は今日も行く…

落書き帳デビューは小学生時代だが、記事番号が３ケタの頃にさかのぼり、その意味では「古参」。記念すべき10000番目のキリ番ゲット者でもある。初々しさが見られる当初の書き込みに対し、最近は、時にデータを駆使しつつ、独自の考察を加えた書き込みや、シリーズものの投稿が増えてきており、落書き帳とともに成長していく様が見受けられる。市町村合併のほか各都市の人口推移にもかなりの関心を持っているようで、将来は、白桃地理大学国勢調査人口学部への進学が実現するかも知れない。

HNである 「黒髪」 という語感や司書の心得を持つ点も相まって、「地理マニアではない。」 と言いつつも、この掲示板に深く関わっている辺りに謎を感じる人物。書込み一回当りの文章量はそれ程多くないが、鋭い指摘も散見される事から、「山椒は小粒でも ……」 の格言を感じさせる生態が窺える。その一方、高校野球に対しては内に秘めたる熱いものが感じられる。

一見明白な競馬ファン。タイトルバーの色まで「心の故郷」日高大洋牧場出身の名馬の勝負服パターンと一致しており、かなりの入れ込みようだが、その節は、よほど儲けさせてもらったのだろうか…。現在は、北海道で悠々自適の種牡馬生活か…と思いきや、実は首都圏在住らしく、江戸の街や、荒川区と北区にまたがる尾久エリアに特に関心を有している様子。アーカイブス編集に欠かせない人材として精力的に活動しており、事実上、副編集長の地位にあるが、実生活でも編集・出版業務に関わりがあるようで、まさに落書き帳内でも「適職」を得たといったところか。

明るく穏やかな配色のタイトルバーは、本拠地である東京の副都心を貫く中央線、総武線、山手線の３色を配したとのこと。学校では社会科は嫌いだったが地図好きという理系人間で、デビュー当初から「は市り幅跳び」の都市間距離を計測するなど、落書き帳測量部員として活躍している。深夜の書き込みが目立つが、一方ではアメリカ西海岸に長期滞在しているなど、意外と「時間差攻撃」を仕掛けているのかも知れない。記事番号１００番台で別名で書き込んでいたにも関わらず、自分自身も忘れていたことが判明した「実は古参だった」系。

十番勝負への解答でデビューし、以降落書き帳へは十番勝負の解答に特化した書き込みを続けているため、果たして何の調合を生業としているか、薬剤かはたまた花火か…と、人物像は想像の域を出ない。判明しているところとして、経県マップを分析した結果ずっと同一都道府県に居住しているということと、参加２回目の第二十二回十番勝負で全問正答を成し遂げる実力の持ち主であるということが挙げられる。

十番勝負からの参入組。その後もクイズへの回答を中心に参加しており、完答を契機にメンバー登録を果たした。全都道府県を最低でも歩いた経県を持っているが、これは、運び屋稼業の結果というより、一時ＪＲ完乗ホルダーだったという「乗り鉄」の成果という。基本的に理系人間を自称しつつ、「一番好きで得意な科目は地理」というあたりが、このＨＰと出会った所以か。ニックネームは、今後、同業者の参入時に、運び屋B、運び屋C…と名乗るのに備えての細やかな気配りではないかとの勝手な推測がある。

自身の公用語は「チバラギ弁」と語り、千葉県・東葛地域の話題にはホットに反応する。出身地の沼南町と、居住地の「湘南」茅ヶ崎市の読み方が同じことに縁を感じていたとかいないとか。タイトルバーはＪＲ相模線のラインカラーをイメージしたとのことであるが、ニックネームとＪＲ久留里線との因果関係は不明である。

書き込みの頻度はそう多くはないが、読み応えのある長文の書込みが目立つ論客派。地元埼玉県の話題や、出身地の長野県の話題が豊富で、とりわけ同県における長野市と松本市の対立については、一言では言い表せぬ強い意見を持っている模様。深夜の書き込みが多いことから、かなり多忙な生活を送っていることが想像される。結婚した際、従来の熊谷から南進して新座に新居を構えたため、地理好きの間では「どうせならもう少し南下して落書き帳メンバー初の飛び地（練馬区西大泉町）への居住を模索すべきではないか」との勝手なリクエストが出ている。

自身、みなさまの書かれた話に乗っかってばかり…と控えめに述べているが、そのレスの守備範囲は巷の風物・鉄分・気象ほか多岐に渡る。日頃の観察力がないと気がつかないような人々の所作を書き込んでいたりと、一言一句が見逃せない。本欄の出身地を、出生した市かもしくは幼少の頃を過ごした市にするかで少し悩んだ様子だが、９歳から現在に至るまで、人生で最も長く住んでいるという鶴ヶ島市をチョイスした。

落書き帳の中でもメンバーの人口密度が高い地域である兵庫県神戸市に在住。自身いわく小学校６年生で初書き込みを行なったとのことで、目下のところは地元兵庫県や近県でのフィールドワークに積極的に取り組んでいる様子。今後の成長とともに広くなる行動範囲から新たな見聞のレポートが期待できそうである。

森の小動物を想起させる軽快なニックネームを名乗りつつも、道州制や東京都の市町村再編シミュレーションなど、独自の考察を加えた骨太の書き込みが目立つ。また、地名の入った歌コレクションなどの大作もリリースしており、官営八幡製鉄所に端を発する「重厚長大型」の歴史に相通ずるものを感じる。現在は東京近郊の在住だが、故郷の人口１００万人割れの一大事を救うため、一家で地元にＵターンすべきとの議論が家族内であるとかないとか。

市の名前を覚えるのが好きで、市町村合併に関する情報を探していたところ、落書き帳にたどり着いたとのこと。市町村合併を始めとする地理ネタ以外にも、長野市と松本市の降雪量の違いに言及するなど気象の分野にも興味を示している。現在は横浜市在住だが、長野県の話題に関する書込みも目立つ。

日本の「地域」を考察することに重点を置き、いたずらに「都道府県」の枠組みにこだわることなく地域性の考察を展開する、地理のスペシャリスト。実際に地域を歩き、地域を感じるというスタンスが貫かれており、その行動力には目を見張るものがある。大学時代は地理学を専攻し、学生時代の6年間を過ごした仙台界隈の事情にも詳しい。タイトルバーの配色は、自身の生まれた季節である春にちなみ、寒い冬の空と、あたたかさにかすんだ水色、さらに紅梅の色に託した早春のイメージとを組み合わせたものだという。落書き帳アーカイブズの編集担当として活躍する傍ら、個人HP上に、全国各地の地域性の考察をまとめた詩情豊かな地域文を掲載しており、今やライフワークともなりつつあるらしい。

当サイトに出会い落書き帳に書き込むきっかけを探して約１年、十番勝負への解答で中学３年生の頃にデビューを果たした。夜行列車の車中から書き込みを行なった経験の持ち主で、夜行列車全盛期をうらやんでいたり、京浜急行関連のトピックを書き込んだりするところ、鉄分濃厚の疑いあり。もっとも「マニア、オタクの類ではない」とのことなので純粋に鉄道旅情を楽しむタイプと見受けられる。ニックネームの読み方についてはKAZ-Dの“-D”部分は読まないのが正しいと本人から申告がなされている。

不思議なニックネームである。「がんす」とは、得意分野とする広島弁の丁寧語を表すとのことだが、「横丁」「まま」の由来は不明である。タイトルバーはラベンダー系統の可憐な色使いだが、書き込みから察するに、うら若き女性ではない模様。故郷米沢と広島を中心に、言語の地域性や地名の表記法などに対する関心が深く、独特の言い回しが印象的。

最初の書き込みは、北海道にかつて存在したかが話題となった「真狩別太村」ネタであり、本人によれば「初老以上のネイティブ札幌人」とのことで、さしずめ、北の大地は自らの庭というところか。学生時代は地理ではなく地「学」系を専攻していたようである。比較的コンパクトにまとまった書き込みの中に、出典を明らかにした正確な書き込みが光り、かなりの読書家と見受けられる。北海道以外の地域の地名ネタにも参加しており、落書き帳の書き込みのクオリティ向上に貢献する正統派常連。

事務組合立による小中学校ネタでデビューした異色の常連。その後も、住居表示や街区符号、地形図など、堅めの内容を主とする書込が目立つ。町村制度などへの言及も見られることから、法律的な考察に関心を持っているのかもしれない。一方、ニックネームの語感からは、照れ笑いのような、苦笑のような印象を受け、硬派の書込内容との対比もまた面白い。

地元である福島県白河地方の合併問題や、人口の推移に関する話題を中心に書込を続ける。旧ニックネームの「ペナルティキック」からも推測される通り、サッカーのジェフ千葉のファンで、タイトルバーもそれに因んだ配色を用いている。本人によれば、現ニックネームの「Pachi」は「パチンコとかパチもん(偽者)」のように気取らないイメージなのだとか。そうは言うものの、デビュー直後から比較的長文の書込が目立ち、冷静な分析スタイルとも相まって今後が嘱望される若手常連といえる。

デビュー書き込みは何と明け方5時過ぎだったが、それは時差の関係によるもの。本人いわく、「化学が得意で英語が苦手な理系人間」であるとのこと。ニックネームが示す通り眠りが深いらしく、デビュー以来、書込み頻度は不定期な状況が続いている。アメリカ有数の桃の産地であるジョージア州はアトランタにて研究活動を続けていたが、現在は帰国し、都内の在住。千葉出身でN-Hさんの後輩に当たる。

学生時代に都市緑地計画や農村計画を専攻した経験を元に、地名や面積など、地図を通じて総合的に地域を捉えるスタンスに定評のある地図派常連。落ち着いた雰囲気を醸し出す文体からは真面目な人柄が窺われるが、六甲全山縦走を計画するなど活動的な側面も併せ持っている。「気まぐれに出没」するという連載企画「コラムの時間」は、知っていると得する豆知識の宝庫としてファンも多い。小さな飛び地や細かな住居表示にも興味を示し、地図に隠された秘密を解明する探偵のごとく活躍を続ける一方で、当ＨＰの自治体面積データの提供も担当している。

最初の書き込みで「さらっと」書いているが、２００１年に離島を除く全市町村を制覇したという強者であり、経県値も１９０点の大台を誇る。書き込み頻度はそれほど高くはないが、学校、市外局番、飛び地、地名表記に地番と、多種多様な話題を提供しており、正確なデータに裏付けられた信頼性の高い書き込みがなされている。おおむね、深夜の時間帯に出没することが多いようである。

可愛らしい横文字のニックネームとピンクを交えたタイトルバーを採用しているが、「英語は苦手な男性」。現在は隣県の大学に通学中とのことだが、「以前ラジオで喋っていた」とのことで、本職は芸能人ではないかとの根強い憶測もある。地元ネタに加え市町村合併、人口、テレビ局など興味の範囲は多岐にわたるが、硬派なデータ書き込みの一方で読みやすい文章が特徴的。同じ市内在住のいっちゃんさんらと落書き帳「ルート５０号」を結成しているが、今後の方向性次第では「コント５０号」になるのでは…という未確認情報もある。

市町村合併の動向に興味を持っているが、「タニ」地名に関する考察や、市名の英語表記など、言語文化学的な分野への言及も見られる。ニックネームやタイトルバーの配色は、出身地である高崎市を流れる烏川の青と、観音山の緑に由来しているが、川の青色を「碧」と表現するあたりにお洒落な雰囲気も漂っている。ちなみに、「からすがわへきへき」と読むのが正しいらしい。本ＨＰの企画から派生して自ら作成した経県マップ自動作成プログラムは、２００５年１１月に、本人も知らないうちにブログの口コミを通じて爆発的なブームとなった。現在は、「経県」ページの共同制作者として名を連ねている。

2004年夏に落書き帳への参加を決めた後、37000に及ぶ過去ログ（当時）を全て読破してから参入したという、気合いの入った関西系。その気合いは「メンバー登録は書込みが10件に達してから」という長く続いたルールの改正を促し、初書き込みから僅か２日にしてメンバー登録と地名コレクション編集者入りを果たすという、空前絶後の記録を樹立した。編集担当となっている「一音地名コレクション」は、多数のメンバーＨＰとのコラボレーション企画となっている。平成の大合併により貴重になりつつある「町」に居住。子育ての傍ら末永い参加が期待される。

十番勝負からの参入組。とはいえ、十番勝負終了後の書き込みは読み応えのある充実した内容で、最近では特に大字・小字ネタを中心に幅広く反応している。ニックネームは市内を流れる河川名から「まんま」付けたとのこと。自分色タイトルバーについても、背景色と文字色のすべてに地元由来の意味付けをしており、地元愛知県を愛する姿勢が自然に湧き出ている。現在、大学生とのことだが、書込み時間帯が圧倒的に週末に集中しており、平日は多忙な様子も推察される。自宅風呂場での劇的な出会いを経て、現在でも蛞蝓氏との同居生活を送っている。

政令指定都市を目指す遠州は浜松の在住。明治以降の全国の行政区画の変遷を表形式でまとめた自作ＨＰは秀逸との評価も高く、本「都道府県市区町村」の参考ＨＰにも指定されている。また、地名の表記をはじめとするデータの正確性にかける情熱と実行力は他の追随を許さない。最近は、郵便局の消印印影を通じて地名を考えるという、遠大な計画も進行中の模様。

“ひらがな氏名”の多い「落書き帳」にあって、「漢字でインパクトのある字面のものを」とあえて漢字を並べたニックネームが印象的。本人も好きだという荻野目洋子のヒット曲のタイトルに由来するが、石原慎太郎の小説とは関係ないところに世代の差を感じる向きもあるのではないだろうか。「地理は趣味として嗜む程度」とは言うものの、「十番勝負」や「は市り幅跳び」を始めとした各種クイズにも積極的に回答しているあたり、趣味の域にとどまらないバイタリティを感じさせる。

一瞬、戦国時代に活躍した尼子氏配下の武将を想起させる名前だが、特に関係はないようである。実社会においても道州制などについて研究・情報発信を行っているようで、市町村合併絡みの書き込みが多い。一方で、４７全都道府県の市民マラソン大会に参加した経験も持っているらしい。

「夜泣き」ではなく「夜鳴き」。夜中に彼の書き込みを見るとふと、「あー、こんな時間に寿司が食べられたらいいのにな～」と思ってしまうのは筆者だけだろうか。この寿司屋さん、広島県は福山を本拠に、中国地方・四国地方を主要な営業地域としているが、同じ「中国」つながりなのか、お隣の国の行政区域にも詳しい。地理雑学全般の話題に反応しており、ネタの豊富さとフットワークの軽さはむしろ「回転寿司屋」系といえよう。沖縄を訪れたのが「日帰り弾丸ツアー」という、一風変わった経歴の持ち主。

一部アーカイブス編集者が大好きな、東京は尾久をホームグラウンドとする。かつて、「てつさん」が沖縄と鹿児島にいたのと同様、matsuさんも偶然、２人になってしまったが、元祖のmatsuさんがそのままの名前で登録を果たした。書き込みは長くもなく短くもなく、ちょっとした小ネタを織り交ぜたコラム的な内容が印象的である。ちなみに、いっちゃんさんとは誕生日が４日違いの同い年とのこと。

神戸在住の論客派であり、書き込みは概して長文。中には１５００字を超える論文のリリースもみられる。地元ネタにとどまらず、全国規模で地名や高校名の呼称や由来についての詳細な分析・情報提供を行っている。他方で、独自の書き込みスタイルを持つなど、マイペースぶりも伺える。

日本人の約２００人に１人しかいない鳥取県人であり、鳥取の次に貴重な島根県（松江）に在住した経験も持つ。石霞渓で有名な県西部の出身にして、現在は東部の鳥取市内在住だが、倉吉をイメージさせるニックネームを採用しているのは、県内のバランスを取った結果だろうか。あるいは、倉吉市の中心に位置した打吹駅（旧倉吉駅）を含み、自身が生まれる直前に廃止された国鉄倉吉線への憧憬かも知れない。今後とも、経験と土地勘を生かして、貴重な山陰ネタを提供してくれることが期待される。

岐阜県庁と岐阜市役所にまつわる伝説、「明宝ハム」をめぐる競争など、“複核”都市－岐阜市を中心とした様々な話題を提供している。現在は大阪市在住だが、生まれ育った岐阜市への愛着は人一倍強いものがあり、それが優れた考察を生み出しているのであろう。書込み4件目にして早くも「はやく自分色♪」と渇望していたことから、落書き帳に対する思い入れがズキズキと伝わってくる。

デビュー時から大学進学のために上洛するまでは、メンバー中では貴重な四国の在住であった。ニックネームは地元香川への愛着心を込めたものとのこと。四国を中心とする人口推移に特に関心があるようだが、アメリカの地理や高校野球など、その興味の幅は広い。最近では、地名コレクションの編集委員として様々なカテゴリの収集活動を精力的に行っている。

誕生以来一貫して岩手県に居住していたが、2006年春から神奈川県に移住した、若手系常連。タイトルバーの左上が、「笑点」の座布団宅配人の羽織と同じカラーなのが気になるが、ハンドルネームともども、ＪＲ山田線とその車両の色由来ということらしい。誕生以来長く居住していた岩手県の話題が多かったが、数字の入った地名や同音異読地名など、テーマに基づく全国の地名探索も得意としている。特に、自ら編集者を務める「合成地名コレクション」は、地名コレクション中最多の収録数を誇っている。

昭和の時代には地図屋さんとして働き、今でも地図原稿を書くことがあるという、千本桜さん、スナフキんさんと並ぶプロ。小学校時代から地理や地図に親しみ、大学時代は地方鉄道史を卒論のテーマに選んだとのこと。NIKKEIプラス１に、「地理族」とは別に「達人」として掲載されたこともあるそうで、落書き帳においても幅広いジャンルに反応している。埼玉を除く全都道府県に居住または宿泊したことがあり、経県値は１９０点。

タイトルバーの緑とアイボリーは、出身地を走る大船渡線の車両、水色は青空をイメージしたとのこと。書き込み内容にも岩手県南部の話題が多くみられる。仕事の関係で当サイトを見つけたそうだが、その仕事が忙しいようで、日付の変わった深夜の時間帯の書き込みも目立つ。

サザエさんでいえば女の子だが、自分色のイメージや「僕」の自称からは、明らかに男性。しかし、海無し県の奈良県の、今や少数派の感もある「郡部」に生まれ育ちながら、海藻系のニックネームを採用している。現在は大学の教職課程にあり、子供に地理に興味を持ってもらうにはどうしたらよいか、との問題意識も強い。また、隣府県へのアクセスが容易な場所に居住しているからか、道州制や広域都市圏の交通アクセス関連の話題にも多く反応している。

デビューは比較的古く2002年末だが、2年半のブランクを経て2005年夏に復活し、メンバー登録を果たした。ブランクの理由を本人は、「落書き帳の博識、調査力、熱意に恐れをなして」と謙遜するが、駅名と地名（旧地名）との関係や変遷から、果ては献血と県民性の考察に至るまで、地元茨城県関係を中心に、幅広いジャンルで興味深い話題を提供している。献血歴は100回を超えるほか、現在は休止中らしいがビーチコーミング(海辺を散策し、漂着物などを拾う）など、多彩な趣味を持つ。

市町村合併情報関連の書き込みが中心の短編作家。簡潔な書き込みの中、文末に「？」や「…」をつけることが多いのが特徴的。ニックネームの由来はじめ、プロフィールの多くは謎につつまれているが、現在単身赴任中の沖縄には、自動車が右側通行だったころに訪れた経験があるという。

本名由来というニックネームは「クムクズ」と読むらしいが、近未来的な命名感覚を持ちつつも、銀座界隈で都電に乗った貴重な経験があるという、自称「実はご老体」。落書き帳で提起された幅広い話題について、自前の知識やネット検索等を駆使して素早く回答を提供する小回りのよさが持ち味の博学万能系。春になると書き込み件数が増加する傾向にあるようで、ご職業は米作農家ではなさそうである。時間帯を問わず書込みが見られるが、とりわけ朝方の書込件数では他の追随を許さない。

千葉県松戸市在住の現役大学生。自治体の人口推移について特に関心を持っている様子。紫色基調のタイトルバーや文体にもかかわらず、かなり長い間、参加者全般の構成や、旧ニックネームの「松戸」という語感もあって男性だと思われていたが、バレンタインの話題の中で「うら若き乙女」であることが判明し、大きな話題となった。大学受験準備に専念していたため積極的な参加は困難な状況だったが、今年度は満を持しての「心のオアシス」落書き帳への復帰が期待される。

記事番号1000番台での初書き込みという「実は古参」。デビュー当時は小樽在住の小学校６年生で、2002年に人口や合併関連を中心に、比較的多くの書き込みを行ったが、記事番号にして48000以上（落書き帳最高記録）、約４年ぶりに2006年に復活を果たした。したがって、今では高校生ということになろうか。

蕎麦と結び付く傾向のある「更科」ではなく、デビュー直前に消滅した郡名である「更級」を名乗るあたり、いかにも地理サイト参加者らしい選択と感じられるところ。ちなみに、「１４」の方は長野の都道府県コードとも関係がなく、由来は謎につつまれている。特定のジャンルに偏らずに参加しているが、クイズのほか、地名コレクション関係、交通関係の書き込みが比較的多いようである。また、日付が変わった深夜に出没する確率が高いように見受けられる。

デビュー当時は幼稚園児だった、驚異の落書き帳最年少常連。年齢離れした文章と書き込みの内容に、「年齢詐称疑惑」さえ持ち上がったほどである。いろいろな「地理クイズ」を出題することを得意としており、小学生となった現在も引き続き、落書き帳に大いなる新風を巻き起こしてくれることが期待される。サッカーのアルビレックス新潟のファンでもあり、タイトルバーの配色もそれにちなんでいる。

高層ビルランキングでデビューしたが、その後はクイズへの参加と、北海道ネタが比較的目に付く。タイトルバーは、一瞬非登録者かと思うような白に近い淡色系に、文字色のワンポイントという、今までになかったパターンを採用している。昼間にクイズに答えたかと思えば、明け方の書き込みもあり、行動パターンも他と一線を画しているようにも見受けられる。

2004年冬に「はじめまして」…と思いきや、その２年以上前の中学生時代に落書き帳に参加していた、「そういえば古参系」。白桃地理大学の入学試験に刺激されてか、その後２年以上をかけて過去の国勢調査の資料をほぼ全て入手したという、新進気鋭の若手。１９５０年国勢調査における沖縄のデータの齟齬と奄美諸島との関係を最初に指摘するなど、鋭い書き込みを行っている。経県値こそ高くはないが、旅行を好み、ママチャリで秋田市から山形県境まで日帰りした経験も持つ。秋田市から引っ越した経験がないというが、それは、現在在学中の白桃地理大学人口学部が秋田にあるから、との指摘も一部でなされている。

世界遺産を擁する地元・姫路市は夢前台ネタで落書き帳への参入を果たした関西系。市町村の変遷や地名、合併動向など、落書き帳の王道とも言えるジャンルを中心に「ちょっとしたマメ知識」的な書き込みは注目に値する。脱力感あるニックネームを名乗りつつも、北海道の同名の郡ネタをはじめ、硬派かつ緻密な書き込みも見られる。本人によると、酒は苦手で甘党らしい。

行ったことがある人の多さの割には宿泊した人が少ない奈良県在住の学生という、新進気鋭の若手メンバー。頭に付いた"seifu"は古参のhiroさんとの重複を避けるためでもある。もともと、市町村合併情報やランキングデータを見ていたのが、落書き帳にも興味を持ち、１年強を経てデビューを飾った。最初の書き込みがそうであるように、クイズの出題・回答やパズルの作成に特に興味を持っている様子である。また、ちょっと違った切り口でランキングを作ってみたりと、比較的長めの意欲作にも取り組んでいる。

記事番号2桁時代からの古参系常連。書込頻度はそれほど多くはないが、地元である相模原市周辺の話題だけでなく、外国の切手などの話題にも幅広く反応し、その博識振りを披露している。郵便番号や郵便局ネタにも詳しく、多くの書込みがアーカイブズにも収録されている。ニックネームの由来も謎に包まれているが、読み応えのある論理的な書込みスタイルから考えると、「哲学」を意味する“フィロソフィー”に由来しているのかも知れない。

落書き帳の書き込みが増加し、多くのメンバーが最初の書き込みを経験した２００３年２月初参加組のひとり。当時は中学生で最若手組の１人だったが、受験のためのブランクを経て、高校生となって落書き帳に戻ってきた。ニックネームの由来は、「河童」か「銅」なのか明らかではないが、あまり考えてつけたものではないというのが本人のコメント。

2002年前後から落書き帳を見ていたというが、2004年に満を持して登場。全都道府県へ行った経験に加え、６府県での在住経験があるなど、落書き帳の並み居る強豪を抑えて、人生経県はＵ－４さんに次ぐ堂々の第２位。一般人が到達可能な日本の東西南北端も基本的に押さえている。きっと、「たっくんのママ」や「たっくん」もかなり経県豊富なのであろう。登場頻度はそれほど高くはないが、内容には含蓄のあるものが多い。国道関連が趣味といい、全ての都府県でのドライブ経験があるというが、最近はもっぱら、沖縄にハマッているらしい。

大阪市在住ながら、さいたま市ネタでデビューを飾った常連。サッカー関連の話題に詳しく、「警笛中毒」というニックネームもそういったところに由来しているらしい。サッカーと地域との関わりの話題を中心に、今後さらなる活躍が期待されよう。おそらく、特定のＪリーグチームのサポーターと推測されるが、タイトルバーの色との関連やいかに？

静岡県東部で生まれ育ち、高校では３年間地理の授業を選択できなかったが、国内地理に非常に興味を持っているという、殊勝な若手系メンバー。船・鉄道・バスを使った国内旅行が好きというが、弱冠高校３年にして１１日間で３３都道府県を回ったという有言実行派。鮮やかな色のタイトルバーとともに、落書き帳に新風を巻き起こしてくれることが期待される。

マルサスや少子高齢化社会とは特に関連はないが、落書き帳が誇る「人口問題」の重鎮。多大な時間と労力をかけて、第１回国勢調査以来の全市区町村の人口データを収集したとのことで、正確なデータに裏打ちされた書き込みは、FineというよりExcellentの表現が相応しい。デビュー書き込みでいきなり、白桃大学の入試問題の難問に楽々と全問正解し、「学部長」に就任したのもある種当然の成り行きといえよう。国勢調査データ収集が終わった現在は、明治期以前の人口データ収集にも余念がない。

比較的最近社会人になった若手系常連。自動車のご当地ナンバーに関する書込みが目立つが、最近になって、現在の居住地である伊勢原市が「湘南ナンバー」の管轄区域であることを知り驚いている様子である。黒とグレーのみを使ったシックな感じのタイトルバーは、グリグリさんをして「新しい自分色として面白いかも」と言わしめた話題作。栃木県足利市出身で、両毛地域を中心とした書込みが比較的多い。

このＨＰを知ったきっかけは、Niftyで紹介された、みやこ♂さんの地獄谷コレクションで、十番勝負に回答者として初参戦。ピンク系列のタイトルバーと、一休さんに出てくる女の子と同じ名ではあるが、本人いわく「30才台のおっさん」とのこと。グリグリオーナーやＥＭＭさんと同じ金沢の出身で市街地と郊外の変わり目に居住しているとのこと。

約１年間のＲＯＭを経て、２００４年に落書き張の表舞台に登場。「小学生時代に図書館で市町村区分図を一心不乱にトレーシングペーパーに写し取った」経験を持ち、その頃から「三度の飯と同じくらい」の地図好きという。「三度の飯を終えた時間」の書き込みが比較的多く、本人の弁のとおり、食欲が満たされた後は「地理欲」を満たしているのだろうか。書き込みから察するに、都内在住で「そこそこの年齢」らしい。

一見、かつてジャニーズのアイドルグループに在籍していた方かと見紛うが、当人にとっては意味が「？」かも知れない、落書き帳最年少世代に属するメンバー。現在通学中の学校はかつて、全国的にも珍しい、県下第２の都市と隣町との事務組合によって設立された「組合立」の中学校であったとのこと。落書き帳メンバー唯一の愛媛県出身・在住者でもある。

メンバー登録は2003年夏だが、最初の書込みは2001年という実は相当の古参。地元茨城の歴史は千葉や埼玉に負けないという自負心を持つ。子供の名前も新幹線にちなんで「のぞみ」と命名したという、夫婦共に筋金入りの鉄道ファン。かかる関心を背景として、地元つくばエクスプレスの動向をはじめ、鉄道の整備状況と地域との関係、交通体系に着目した書き込みが多い。子育てのためか書き込み頻度が不規則だが、将来はお子さんの落書き帳デビューもあるかも知れない？！

つくばエクスプレスの開通など、今後更なる発展が期待される研究学園都市の在住。自らを「茨城オタク」と評しているが、書き込み内容はほぼ、地元ネタに特化している。他方、仕事柄か３０カ国以上の海外渡航に加え在住経験も有し「イギリスの地理もかじった」と言う国際派。ちょっと目を引くニックネームは、「この世はすべて幻、されどここに生きん」との意味を持つ"Pink Elephant"に由来するとのこと。かつて国仲涼子ファンを公言していたが、現在はどなたのファンなのか、ちょっと興味があるところ。ちなみに、オーナーのグリグリさんと同じ、Macユーザーらしい。

落書き帳で野菜系統の名を名乗る場合、「ねぎ」を選択する人が多いのは気のせいだろうか。それはともかく、本人は石狩市に在住しており、北海道関係の書き込みが多い。文体から察するに、かなりの若手と思われる。本人いわく、年２回富良野への旅が年中行事らしい。

地理に関しては、クラスの中で向かうところ敵無しという小学校５年生で、1285さんに次ぐ最年少メンバー。全国レベルの地理のツワモノが集う落書き帳では、書き込みに対して時に厳しい突っ込みも入るが、素直に受け止めているところには好感が持てる。クイズについては、答える立場にとどまらず、自分でも積極的に出題している。地元千葉県から出たことがないというが、今後の修学旅行などで経県を積んでいくことだろう。

何だか、横綱昇進時の口上に出てきそうなお堅いニックネームである。筆致はガチガチの硬派ではないが、特定のジャンルに限らず、長文かつ論理的な書き込みが目立つ。一方、「岐阜ネタになると出てくる」と自称するとおり、地域的にみると圧倒的に地元に関する書き込みが多い。本拠地が合成地名だからなのか、頓挫した「南セントレア」といった自治体の命名法に対しても比較的ポジティブな意見を持っている。

ハンドルから窺い知れる人物像は、「鉄腕 アトム」 を製作する頭脳集団の如きでもあれば、「料理の鉄人」 の如きでもあり、あるいは三畳一間の小さな下宿で切々と フォーク・ギターの弾き語りに興じる、憂いを秘めた青年の様でもある。主要都市の路線価を巡る最近の書込みからすれば、その ネタ振りは頭脳集団の如し、その集計取り扱いは職人技の如し、というところか。

「下総綜合ken究所」の所長を務め、江戸時代の藩・大名家に関するデータベースをHPで公開するなど歴史の大家として名高い。一方、東京都再編案を始めとした首都圏周辺の話題や、合併によって誕生した市名にも関心を寄せており、その豊富な知識を買われて、落書き帳シンクタンクの研究員も兼任している。また、クラシック音楽への造詣も深く、まさに万能雑学派といえよう。巧みに語呂合わせを織り込んだ流麗な語り口から、高いken識を持つ人物であることが窺われる。

世代によっては、かつて、数寄屋橋付近で街宣活動していた活動家を想起してしまうニックネームだが、それとは無関係らしく、ペットのナマズ（レッドテールキャット）に因んだものとのこと。Ｊリーグ「アルビレックス新潟」の熱烈なサポーターで、タイトルバーにもチームカラーとの共通性が見て取れる。特定の地域の話題というより、道州制や政令市のあり方、町村の一本化案など、地方自治制度の基本的枠組みに主要な関心があるように見受けられる。

今後の市町村合併に直結する県議会情報を中心に提供。ＨＮはもちろん、官庁向けのwebニュースなどで官報告示の事前情報を入手できたりと、どうやら平成の大合併は単純な個人的趣味に限られない様子。書き込み内容が極端に「事務」的にならないよう、最後にひとことコメントを入れようとする努力も垣間見られる。

初の書込みは記事番号4000番台にまで遡る。メンバー登録を行なったのは比較的最近だが、三毛猫をイメージしたタイトルバーを採用して話題を呼んだ。地方分権一括法に関する書込みを行なうほか、職場で官報情報検索サービスを利用するなど、法律関連の話題に詳しい模様。その一方で、国鉄全線踏破の記録を持っており、市町村合併ラッシュを迎えた最近では、全国の市町村役場の写真撮影に取り組むなど行動派的な側面も垣間見せる。

書込みデビューは記事番号100番台にまで遡る古参常連。市制施行日の定義をめぐって活発に議論を展開し、「置市時期」という概念を紹介するなど、初期の「落書き帳」の盛り上げに大いに貢献した。公式ホームページの探索に関しては、たけもとさんの先輩に当たるが、概ね公式ホームページの情報が出揃った近時では市町村合併情報の収集も担当している。「江戸っ子の端くれ」にもかかわらず「気の長いのが取り柄」とは本人の弁。本人のＨＰでは、平成の大合併を先取りした市町村区分の「塗り絵」を公開しており、多くの落書き帳参加者から高い評価を受けている。

メンバー登録者中最南端（かつ最西端）にして唯一の、沖縄本島の在住。かつて別のニックネームを名乗っていたが、偶然、鹿児島在住の同一のハンドルの方が存在したという経緯などもあり、現在のものに改称した。現在は自らのホームページ製作に専念しており、実質的に潜行状態にあるが、他県とは異なる独自性を持つ地元沖縄ネタを数多く披露しており、引き続きの情報発信が期待される。

何となく、ちょっと古風な１人称を名乗っているようで、返信するときに"anata さま"と書きたくなるような気もするが、対照的に、飾らないフレンドリーな文体に好感が持てる。岡山のほか高知での在住経験があり、市町村合併からはじまり、相撲・道路関連と多彩なジャンルに興味を持っており、幅広い話題に反応している。とりわけ、道路族酷道調査会の一員として、道路の舗装や拡幅といった公共事業に反対していくのではないか、との予測がささやかれている。

デビューは2002年秋だが、1年以上にわたる書込み休止期間を経て、ついに念願のメンバー登録を果たしている。サッカーのほか、吉祥寺をはじめとする東京多摩地区に関するネタへの反応が目立ち、この地域の市役所を訪れる機会が多いらしい。ちなみに、ニックネームは「ちゃっきり節」とは特に関係ないようである。

福岡ソフトバンクホークスとの関連は不明だが、落書き帳メンバーに関係者の多い、杜の都は仙台の在住。今春高校生を卒業した若手だが、すでに韓国へ２回の渡航経験があるという国際感覚も有する。書き込みの傾向をみても、政令指定都市に関する私論から、諸外国の地方自治体制度の調査、さらには地域とスポーツに関するものまで、極めて多岐にわたっており、内容も骨太で独自の分析を加えたものが目立つ。若々しさが前面に出ている文体を見るにつけ、将来が嘱望される。

パソコンの環境によっては、一瞬、円周率の記号と見間違うようなニックネームをお持ちだが、その正体は落書き帳が誇る合併情報調査グループの千葉支部長。デビュー書き込みを含め、１０件目までの書き込みの過半が「千葉県内合併情報」というタイトルとなっているあたり、合併に対する思いと郷土愛が伝わってくる。

はやいち＠大内裏さんが「やむごとなき市町村合併ヲッチャー」なら、こちらは、最新の合併情報に目を光らせ、更新作業に遺漏無きよう期するスタンスから、さしずめ「市町村合併の新撰組」といったところか。諜報部隊の宿命か、そのプロフィールは厚いベールに包まれており、年齢・居住地等は一切不明である。デビュー当時のニックネーム「銀次郎」から現在は「小太郎」を名乗っており、将来の「又三郎」への改名が一部で勝手に予想されている。

兵庫県北部の城下町にひっそりと在住…かと思いきや、島根県の３つの旧国名を繋げたとのこと。「職場では書き込みしない」とのポリシーのもと、深夜の参加が比較的多い。落書き帳唯一の山陰地方在住者として、貴重な地元ネタを提供している。出雲出身で石見在住とのことで、将来は文字通り隠岐に「隠」居するとの憶測が一部で飛び交っている。

「合併情報事業部」所属の北海道地区専門調査員。２００４年のデビュー以来、北の大地の合併情報のタレコミにほぼ特化して、淡々と書き込みを続けており、プロフィールは謎に包まれている。カタカナではなく、ひらがなのニックネームを使用しているだけに、第２次大戦後に疲労防止・回復用に販売されていた覚せい剤とは何ら関係なさそうである。

福島県の話題を中心に提供し、特に伊達郡7町の合併動向について強い関心を持っている様子。2003年の大晦日に落書き帳デビューを果たしている。ニックネームは「桑折」あるいは郡役所の「郡」に由来していると思われるが、タイトルバーはどちらかというと「氷」を思わせるような配色。年齢、職業などは一切不明で、まだまだ謎に包まれた人物である。

地元信州の合併情報に関する話題が多いが、学生の傍ら旅行関係のアルバイトをしているそうで、交通分野に関する書き込みも見られる。そのためか、合併情報専門の他の常連とは異なり、ある程度プロフィールが明らかになっている。しかし、ニックネームの由来をはじめ謎に包まれた部分も多い。

世界最高峰の自動車レースの名門チームが地理のＦ１戦線に参入。どうやら佐賀県出身者には地理と車の掛け持ちが多いようである。デビュー初期から、道路と都市に関する考察を中心に、正確かつ興味深い書き込みを続けており、今後とも、落書き帳の「道路族」としての活躍が期待される。

「ヘイムスクリングラ」と読むニックネームは、アイスランドの学者の手によるノルウェー王朝史の冒頭フレーズに由来し、「世界の輪」を意味するらしい。自分色もノルウェーの国旗と国章にちなんでいる。大学で地理学を専攻し、地理関係の職業をしているとのことだが、日本の地名の意味を論ずるにも国際的な視点での比較・分析が目立つ。現在のところ書込数はそれほど多くないが、地理に限らず、語学を含む広い分野における見識に裏打ちされた書き込みという印象がある。

青森を離れてはや十数年とのことだが、前ニックネームの「津軽衆」、その頭文字を採用した現ニックネーム、特産のリンゴを彷彿とさせるタイトルバーからは、本州最北の故郷（ふるさと）に対する相当の思い入れが伝わってくる。津軽だけに、南部地方の話題には疎いと自己分析するが、三陸地方の居住経験もあるらしい。一部から現在も青森在住と勘違いされるほど、故郷のネタが目を引く一方で、昭和の市町村合併の歴史や、地方別のテレビガイドの発行状況分析など、「横割り」のテーマもリリースしている。

昨春新社会人となった、ニックネームとは矛盾を感じる「自称さわやか青年」。しかし、四国へ卒業旅行に一緒に行った彼女は、都市対抗野球のチアリーダーを務めていたとのことで、実は「自称」の方が的を得ているのかも知れない。全般に硬派の書き込みが目立つ落書き帳にあって、潤いを与える癒し系の書き込みが印象的。それにしても、彼出題のクイズ正解者に進呈されるという「ミルキー味のママ一年分」とはいかなるものか、是非見てみたい衝動にかられる。

足立区を主な活動拠点とする、若手と思しき新進系常連。鉄道網や道路網などの話題に比較的多く反応している様子である。タイトルバーの配色は好物の抹茶ケーキをイメージしたものだとのことで、粋を好む江戸情緒を意識しているのかも知れない。まだまだ荒削りな文章も見られるが、ニックネームにこめられた「東京をパリのように優雅で素敵な都にしたい」との思いを実現すべく、東京からの鋭い情報発信が期待される。

落書き帳常連の多くが共感するであろうニックネームを採用。一方で、初詣のため２４時間かけて岡山から太宰府天満宮まで往復するなど、単に「見る」にとどまらない実行力も持ち合わせている。三重県や山口県といった、分散型構造を持つ地域に好感を持っており、都市間のライバル関係の考察に重きを置いている模様。

三度の飯より地理ネタが大好きと語り、「６丁目しかない町」沖縄県中頭郡嘉手納町水釜ネタでデビューを飾った。自作ＨＰによれば、本職とも関連するパソコン周辺に強みを発揮するほか、クラシック音楽も趣味としており、「地理＋クラシック」という、落書き帳メンバーに少なくないパターンに彼も属するようである。

純白にピンクという、ちょっとセクシー系とも受け取れるタイトルバーを選択したが、そのカラーイメージとは相反して、書き込み内容は硬派に徹している。広域地名やひらがな採用の是非など、落書き帳の「ストライクゾーンど真ん中」の分野に重点を置きつつ、放送電波の話題や、韓国からナイジェリアに至る海外の地理ネタに対してもその博識ぶりを披露している。また、ＰＣまわりのテクニカルな話題にも強いようである。ちなみに、Unicodeの”U+3002”は「。」（句点）らしいが…。

大学で天文学を専攻中だが、地理分野にも関心を持ち、市町村合併動向をはじめ、落書き帳に地元ネタを提供している。「町」でありながら姶良地方で「市」並みの都市機能を有する加治木町をホームグラウンドとしており、似たような状況にある宮城県大河原町在住の軒下提灯さんとは、相通ずるものがあるらしい。

鉄道関係を筆頭に、地名、学校、音楽と、ジャンルを問わず反応する万能派。時間を問わず出没することから悠々自適の資産家と目されたこともあったが、果たしてその正体は泣く子も黙る雑学博士であった。かつて周遊券を駆使して旅行した経験から、全国各地の風景や景観についても驚くほど豊富な知識を有する。また、各地の名所や歴史を織り込んだ「都道府県かるた」を僅か15分で考案するなど機知に富んでおり、同じく高い完成度を誇る「役に立たない狂養問題」は、不定期な出題頻度ながら毎回好評を博している。また最近では「ニュースJAPAN」の滝川クリステル嬢に萌えているとかで、その生態は謎に包まれている。やはり深海という苛酷な環境で生活するゆえ、感覚器官が高度に発達しているのであろう。

北海道を中心としたコアな話題を数多く提供する「北の防人」。現在は首都圏在住だが、道内に「地理アドバイザー」なる謎の支援要員を抱えており、自ら所長を務める「三丁目探偵事務所」の抜群の調査力とも相まって、デビュー以降強力な書込を続けている。ニックネームもやはり、北海道の条・丁目といった独特の地割りに因んでいるのかも知れない。夜間の書込数が多い「落書き帳」にあっては珍しく、昼休み時間帯の書込が目立つのも特徴で、とりわけ最近では「暇がなくても落書き帳を覗く」という中毒症状に悩まされている模様。

「地理は自分の専門外」というが、地方自治関連にかかわりが深いらしい。そうした背景からか、居住経験を持つ東京・神奈川・新潟・三重といった地域の話題よりは、地方自治法の解釈や政令市・道州制といった制度論への言及に重心がある。ニックネームは現住地周辺の広域行政地名から取ったとのことで、一見して地名と分からない秀逸な選択といえよう。最近は多忙らしく書き込み頻度がばらつき気味だが、実生活に支障のない限りで、引き続き「そつのない議論」を展開していただきたいものである。

「グリグリ」 「でるでる」 に続く第三の波 「ごろごろ」、何かが来る。急峻な山峡の如きを何かが転がってくる。それは、表現の端々に感じられる若さを象徴する武骨な存在だが、下流に進むに従い洗練され、VVVS級のブリリアント・カットの如き光輝く存在になるかも知れない。そんな将来性を感じさせる若手 （と思しき） 新進系。

今年、中学３年生となった若手世代の一人。若々しい雰囲気が溢れる書込みスタンスの一方で、そのニックネームからは、どこかしら人生を達観したような響きも感じられる。全国の市を覚えるのが趣味とのことで、市町村合併や、政令指定都市に関心を持っている様子。居住地である埼玉県はねぎ、とりわけ白ねぎの一大産地でもあるが、タイトルバーの配色はどちらかというと青ねぎ系か。

管理人が 「市町村合併が本格化する2003年のはじまりはじまり」 と宣言した 2003年の到来前後に合わせて、文字通り本格的な活動をスタートした新進系。自治体再編の趨勢次第でその真価が問われる事となる落書き帳と、正に一蓮托生のスタンスは、今後、どの様な活躍を見せてくれるのか、注目に値する。

郵便番号や大学関連など、さまざまな話題に反応をみせるが、鉄道関係の書込みが比較的多く見られる。京都市出身だが、現在はつくば市内に通勤しているとのこと。YSKさんとニックネームが似ているが、特に関係はないらしい。最近は落書き帳から遠ざかっているが、復活が期待されるところである。

市町村合併や地元三河地方の話題から、鉄道、学校、スポーツ、果てはギャンブルや各地の銘菓に至るまで、ジャンルに捕らわれることなく反応するオールマイティ系。時折ジョークを織り交ぜつつ力強く自説を展開する姿勢で、昨年末から今年初めにかけての落書き帳の議論をリードした。記事数10,000突破への祝辞を契機として、突如落書き帳への参加が途絶えているが、それまでの活躍にかんがみ、復活を望む声も多い。

地元岐阜県内の市町村合併を中心に話題を提供。一連の平成の大合併の流れの中でも、岐阜県は比較的合併案件も多いところで、得意の合併関連ネタを中心に今後の情報発信が期待される。

織田信長に仕官した森蘭丸の人となりを意識しているか否かは不明だが、書込みを見ると、頻度はそれ程大きくないものの、行政上の視点に主眼を置いた、徹底した思索系の本格派という陣容が見て取れる。その情熱たるや、信長が没した本能寺を覆い尽くした劫火に匹敵するものすら感じる、論客派の重鎮。

ともすると専門的な考察が交錯しがちな落書き帳にあって、所感や日々の感覚などを綴った 「ほっと一息」 のエッセイスト系。日本酒を愛し体型が少し気になるという 「雑魚型」 の御仁らしいが、落書き帳の論陣に潤いを与える意味では、是非、今後も御参加を賜りたい御仁と言える。