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関西の鉄道7社がQR乗車券で乗り放題「KANSAI MaaS ワンデーパス」。夢洲駅の開業を記念したきっぷも

2025年1月8日 発表

関西の鉄道7社・4都市の路線が1つのQR乗車券で乗り放題に

 関西MaaS協議会は1月8日、「KANSAI MaaS」電子チケットサービスにおいてQR乗車券へ対応すると発表した。

 JR西日本およびスルッとKANSAI協議会のQR乗車券サービス「スルッとQRtto(スルッとクルット)」対象駅で利用できる電子チケットなど、順次「KANSAI MaaS」アプリで取り扱いを開始する。導入するメリットとして、1つのチケットで関西のさまざまな交通事業者を相互に利用できることを挙げている。

QR乗車券(電子チケット)の利用イメージ

 まずは、鉄道7社(Osaka Metro、近鉄、京阪、南海、JR西日本、阪急、阪神)が乗り放題になる企画乗車券「KANSAI MaaS ワンデーパス」を1月27日から、大阪・関西万博会場の最寄り駅となる「夢洲駅」の開業に合わせて「大阪スマートアクセスパス」を1月10日から期間限定で販売する。

 また3月を目途に、英語版を含む「KANSAI MaaS」Webサイトのリニューアルを行ない、「チケット」「モデルコース」機能を追加する。これにより、万博シャトルバス乗車券を含む電子チケットを、訪日客がアプリをダウンロードすることなく、日本国外から購入できるとのこと。

KANSAI MaaS ワンデーパス

 関西4都市(大阪、京都、神戸、奈良)を巡るのにお得なデジタル乗車券。取り扱いは「KANSAI MaaS」のみで、駅の窓口や券売機では販売しない。

販売期間: 2025年1月27日~3月27日(利用日1か月前10時~当日)
利用期間: 2025年2月27日~3月27日(利用日当日のみ有効)
運賃: 3000円

KANSAI MaaS ワンデーパスの対象エリア

大阪スマートアクセスパス

 Osaka MetroやJR大阪環状線・ゆめ咲線沿線のお出かけ、新幹線(JR京都線 新大阪~大阪)を使う観光などに便利なデジタル乗車券。ワンデーパスと同様に、駅の窓口や券売機では取り扱わない。

販売期間: 2025年1月10日~10月31日(利用日の1か月前10時~当日16時)
利用期間: 2025年1月19日~10月31日(利用日当日のみ有効)
運賃: 1200円

大阪スマートアクセスパスの対象エリア