「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(毎週木曜夜10:00~、BSフジ)が、2月6日(木)に放送された。同番組は飯島直子が地元の人に愛される店を飲み歩き、店の常連客や飯島がいま会いたい、話してみたいゲストと”本気でサシ”飲みをしていくBSフジの人気番組だ。今回は尾山台でひとりハシゴ酒を楽しむ。
尾山台の1軒目は、思わぬ言葉が連なる居酒屋
今回の舞台は東京都世田谷区・尾山台。江戸時代からつづく古い歴史を持ち、高級住宅街として知られる場所だ。駅前から続く歩行者天国の商店街「ハッピーロード尾山台」には、センスの良い店が軒を連ねている。訪れた飯島は商店街そのものが好きなようすで、「商店街っていいよね」としみじみ眺めていた。また、以前の放送回に登場した坂口憲二からもらったコーヒーもこの商店街の店「SALT/COFFEE」で飲むことができるという情報も。
商店街の街並みを楽しみながら飯島が1軒目にやってきたのは寿司、居酒屋、ハワイという思わぬ組み合わせの文字が書かれている居酒屋「SUSHI IZAKAYA 楽 GAKU HAWAII」。ハワイにある寿司居酒屋が日本に逆上陸したお店で、現地のお店は口コミサイトで1位を獲得、予約しなければ数時間待ちも当たり前という非常に強い人気を誇っている。
大将の菊池学さんは16歳で都内で修行をはじめ、20歳で渡米しハワイにてお店をオープン。日本とハワイでの経験を活かし、店にはハワイのソウルフードなどを創作料理に取り入れたメニューが並ぶ。
木造カウンターが目立つ店内の暖かな空気にうっとりしながら、まずはビールを注文する飯島。「ハワイとか100年くらい行ってないですね…」とジョークを交えて懐かしみつつ、ハワイビールで恒例のエア乾杯を交わす。ひと口飲むと、「KONA BEER HANALEI」のフルーティな味わいに満足そうな笑顔を浮かべる。
その後、話題は菊池さんの家族について。2人いる息子はハワイ生まれハワイ育ちで、英語の方が得意だという。大阪のお店で働いていた長男の幸之助さん、ハワイの本店で働いていた次男の紳之助さんも、現在は全員が同店に集合。飯島がカウンターで働く紳之助に「名前は…ジミーとかじゃないですよね?」とお茶目な質問をして、店内が笑いに包まれるひと幕も。
さらに英語が堪能という話しを受け、飯島が日本語で質問するから英語で答えてほしいと頼み込む。しかし英語がわからない飯島。英語で返ってきた答えに曖昧な言葉でしか受け答えできず、ゲームはワチャワチャしたままおしまいに。飯島は親子との会話を楽しみながら、100年は行っていないハワイの料理を味わうのだった。
薩摩地鶏を使った焼物料理を味わうなか、飯島の好奇心が強く働く
ハワイ料理と寿司を味わい、親子との会話も楽しんだ飯島。1軒目にして「ちょっと飲み過ぎたかもしれない」と笑いながら、2軒目のお店「とりひら」へ。薩摩地鶏を扱う料理店で、尾山台でオープンして3年になるという。
ネットなどではほとんど情報は出ておらず、地元の人に愛され続ける“穴場の店”。自慢の鶏肉は契約農家から直接買い付けており、鹿児島の黒薩摩鶏の希少な部位を使った絶品料理を提供している。もちろん、鶏だけではなくサイドメニューも充実している隙のない名店だ。
「焼物5本コース」を注文した飯島のもとへ最初に送られてきたのは定番の「もも」。ひと口食べると、美味しさのあまり思わず拍手が出てきた。極上の料理に大喜びの飯島が歯ごたえと味わいに大満足していると、そこに1組の夫婦がやってくる。
飯島は普段通りの人懐こさで2人に声をかけると、あっという間に打ち解けていく。また新たに届いた料理をシェアしつつ話を続けていると、マッチングアプリで出会ったという夫婦の馴れ初めエピソードに興味津々の飯島。お酒が回っていることもあってかグイグイと質問する飯島だったが、夫婦は楽しそうに付き合ってくれていた。