「エンディングでは大好きな曲を3曲使っています」
浜辺から作品の魅力を聞かれた庵野監督は「自分で監督しているから全部としか言いようがないけど、最初からやりたかったのはラストシーン。脚本を書いている時から地元の山口県で撮ろうと考えていた」と説明。どの映画もエンディングで黒味に変わってスタッフロールが流れる瞬間が好きだという庵野監督は「エンディングでは仮面ライダーシリーズの中でも大好きな曲を3曲使っています」とこだわりを披露した。
また、完成した作品をお忍びで見に行ったことは?という質問には「出来上がったらもう見ないんですよ。初号(最初の試写)も見てない」と告白。
その流れで、浜辺が劇場でも見ているという話になり「トータルで3回見ています。まだもうちょっと行くかなと思っていて。グッズは売り場が閉まっていたので買えなかったんです。次はグッズが売っている時間に行きます!」と宣言。
“お忍び”とはいえ浜辺が劇場にいたら周囲に気付かれそうなものだが「全然バレはしなかったですけど、劇場でサラリーマンの方の(むせび泣くような)声が聞こえてきて、うれしかったです。めちゃめちゃ嗚咽している人がいる…と思って。それは劇場で見る楽しさだなと。だからもうちょっと行きます」と、劇場で鑑賞する醍醐味(だいごみ)を披露した。
さらに、イベントでは仮面ライダー第0号の本編デザインが投影されたイラストポスターの除幕式も実施。本編のデザインも担当している前田真宏氏が描いた第0号のイラストが解禁され、森山は「ありがたいですし、うれしいですね」と感激の面持ちで、池松も「めちゃめちゃ格好いいじゃないですか」と称賛していた。
◆取材・文=小池貴之
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発売日: 2023/08/02