飛行機内への持ち込みできるもの・できないものとは？液体の制限は？｜旅ライターの裏技・愛用品教えます

機内持ち込み・預け入れともにNGなアイテム

化粧品類、医薬品類を除くスプレー缶（カセットコンロ用ガス・キャンプ用ガス・スポーツ用酸素缶・殺虫剤・農薬）は機内持ち込みも預け入れもできません。

漂白剤、ペイント剤、加熱式弁当、瞬間冷却材、空間除菌剤もNG。火薬を使用したもの（花火やクラッカー）も同様に、機内持ち込みも預け入れもできません。

さらに、発熱するものもNGで、水中ライトやコードレスヘアアイロンがこれに該当します。これらのアイテムが電池を取り外した場合、電池を取り外せないものは熱源を取り外した場合には、持ち込みや預け入れがOKです。

これらは全て法令により航空輸送が禁止されているもの（危険物）に該当します。

機内持ち込みOK・預け入れNGなアイテム

電子タバコ、カメラ・携帯電話などの電子機器に使うモバイルバッテリー、リチウムイオン電池（イオン・金属）は、機内持ち込みのみOK。モバイルバッテリーは、預ける荷物の中に入れないように気をつけましょう（バッテリーの種類や容量によっても取扱いが異なるので、詳しくは航空会社のスタッフに確認が必要）。

また、喫煙用ライターや安全マッチも同様です。ただし、一人につきいずれか1個までで、携帯する場合に限られます。種類によっては持ち込めないものもあるので、航空会社のスタッフに確認が必要です。

機内持ち込みNG・預け入れOKなアイテム

ナイフ、ハサミ、先の尖ったもの、バット類、工具類など、凶器・凶器となりうるものの機内持ち込みはできません。預け入れの荷物に入れるのはOKです。

PCを預けるときに注意したいこと

多くの人が携帯しているであろうPCは、機内持ち込み・預け入れともにOKですが、もし預ける荷物に入れる場合は、本体の電源を完全に切りましょう（スリープモード不可）。PCのほかタブレットやドローン、カメラなどもこれに該当します。柔らかいものにくるむなど、破損防止のために梱包もしっかり行うことを忘れずに。

JAL・ANAなど各社サイトでも詳細が確認できますので、飛行機を利用する前にはぜひチェックを。

JALのサイトでは、問い合わせが多いアイテム一覧がまとめられているので、不安な場合はこちらを確認してみるのもよさそうです。

液体物の持ち込みは？

国内線を利用する場合の液体物は、飲み物やお酒、化粧品・香水・非放射性の医薬品は、機内持ち込み・預け入れともにOK。

お酒は、アルコール度数が24％を超え、70％以下のものは1人あたり5リットルまで、化粧品・香水・非放射性の医薬品は、1容器あたり0.5kgまたは0.5リットル以下で、1人あたり2kgまたは2リットルまでです。

お酒など壊れやすいものを預ける荷物に入れる場合は、破損防止のため梱包をしっかりと行いましょう。

国際線の場合には、液体物の取り扱いが異なりますので、以下のページで確認してくださいね。
[JAL][ANA]

機内持ち込み・預け入れ荷物についてまとめ

先述した機内持ち込み・預け入れできるアイテムの可否、制限があるものを改めて以下にまとめました。

飛行機を利用する際には、空港で慌てることがないように、機内持ち込みできるものとできないものをそれぞれおさえておきたいですね。