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【ジブリパーク現地画像76枚!】見どころ&映えスポット・お土産・行き方・チケット予約まで

Posted by: 山口彩

掲載日: Oct 26th, 2022

【2024年2月28日更新】愛知県長久手市に2022年開園して以来、今なお話題の「ジブリパーク」。「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の見どころはどこ? アトラクションはあるの? カフェの映えグルメやお土産ショップのおすすめグッズは? 詳しい場所や行き方、入場料、チケット予約までチェックしてきました! 現地画像と共にお届けします。

 


 

ジブリパークはいつオープンするの?

ジブリパーク開園は、2022年11月1日。11月1日にオープンしたのは、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリア。2023年秋には「もののけの里」、2024年3月16日には「魔女の谷」がオープンすることで全エリアがそろいます。

「もののけの里」には『もののけ姫』の世界がイメージの里の中に、製鉄民の集落「タタラ場」をモチーフにした建物が誕生。陶芸など体験学習施設になる予定。タタリ神や乙事主をモチーフにしたオブジェも。

「魔女の谷」には『魔女の宅急便』の「オキノ邸」や「グーチョキパン屋」、『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」や「ハウルの城」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」なども登場します。

 


 

ジブリパークってどんなところ?アトラクションはあるの?

ジブリパーク園内マップ

大きなアトラクションや乗り物はありません。ジブリパークは森と相談しながらつくっているスタジオジブリの世界を表現した公園。森や道をそのままに、自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見する場所です。各エリアの観覧時間の目安は「ジブリの大倉庫」が2~3時間程度、「青春の丘」「どんどこ森」が各1時間程度です。

>>最新マップは公式サイトにて
https://ghibli-park.jp/#map

 


 

【ジブリの大倉庫】ジブリの秘密がぎっしり!


さて、早速ジブリパークの見どころを巡っていきましょう! 公園内に入り、まず出迎えてくれるのは、高さ30mのエレベーター塔。

エレベーター塔の裏手からは、公園を見渡せます。右手の体育館のような建物の奥側が「ジブリの大倉庫」。

映像展示室をはじめ、見応え抜群の3つの企画展示室、カフェやお土産が大集結するショップなど、素敵なものから怪しげなものまでぎゅぎゅっと詰まった空間です。

中央階段

倉庫の中は迷路のように入り組んでいます。よーく見ると、ジブリのキャラクターや作品のモチーフがあちこちに紛れているのを発見できるかも。例えば……

中央階段の一角にまっくろくろすけが!
中央階段向かいの植栽にこだま発見!

天窓の下には、「空飛ぶ巨大な船」がプロペラを回しながらゆっくりと飛んでいます。

映画『千と千尋の神隠し』湯婆婆に会える!「にせの館長室」

仕事に没頭する湯婆婆をこっそり眺めたい「にせの館長室」。

おもちゃ箱をひっくり返したような執務室にも小ネタがいろいろあります。舞い上がる契約書の中には……

千尋の名前も!

湯バードはちょっと見つけにくい場所にいますよ。

「にせの館長室」の裏には、作品の中にも登場した人形(ヒトガタ)がびっしり。隣の柱には、ハクの本名「饒速水琥珀主(ニギハヤミコハクヌシ)」の文字も。

懐かしくて不思議な街「南街(みなみまち)」

足を踏み入れると、懐かしい気分になる商店街の中には、書籍を取り扱う「熱風書店(ねっぷうしょてん)」、模型を販売する「大空模型(おおぞらもけい)」、「駄菓子 猫かぶり姫」が並び、実際に商品を購入することができます。

ジブリパークオリジナル「極ふつうのラムネ」200円

映画『となりのトトロ』の世界がモチーフ「ネコバスルーム」

大人は立ち入り禁止の「ネコバスルーム」。ネコバスにのって遊ぶこともできる! 天井までそびえる樹の中に入ると、そこには……?

子どもの街

スタジオジブリがある東京・東小金井駅周辺の、ちょっと昔の街並みや乗り物などを再現した子どもたちの遊び場です。頭と体を使って、ジブリのスタジオ、ちょっと昔の世界に迷い込んでください。

七国山行きのバスを発見!

映画『借りぐらしのアリエッティ』の世界観へ!「小人の庭」&「床下の家」

小人の視点で世の中をのぞいてみると……

アリエッティにプレゼントされた角砂糖がありました。

蒲鉾板のドアが斬新。

鉛筆も画鋲もピスタチオも大きい!

   

「天空の庭」では映画『天空の城ラピュタ』のロボット兵が……

『天空の城ラピュタ』に登場する廃墟となった庭園で、ロボット兵たちが主(あるじ)の帰りをじっと待っています。つたと苔におおわれた壁には、古き紋章が。

カフェ「大陸横断飛行」


大倉庫を探検したあと、みんなが翼を休めるカフェ。長距離飛行のパイロットが操縦しながら片手でとる食事をイメージしたサンドイッチやピザが並びます。

ナポリタンサンド650円/ホットコーヒー500円

旗は選べません。出てきてからのお楽しみ!

   

ミルクスタンド シベリ❆あん

地元産の牛乳をオリジナルデザインの瓶で提供するカウンター式のミルクスタンド。『風立ちぬ』に登場した、カステラであんこを挟んだお菓子“シベリア”も食べられます。

つぶかこしが選べる「シベリア」380円

ショップ「冒険飛行団」でお土産探し

全ジブリ作品に関連するグッズに加え、ジブリパークのオリジナル商品を取りそろえたショップ。お土産の定番であるお菓子から、ぬいぐるみ、文房具、雑貨など店丸ごと欲しくなってしまう魅力的なラインナップです。

レリーフマグネット にせの館長室 3,850円
アデリア×ジブリパーク
ぬいぐるみ カシラL 24,200円/M 6,050円/S 2,750円
ペンケース カオナシ 3,300円

ペンケースの中にはカエルのキーホルダーが隠れています。

ぐねぐねミミズグミ 1,404円

『アーヤと魔女』に登場するミミズの形のグミ。アップル味です。

木の実のラングドシャ 1,404円

アーモンドプードル入りの木の実のクッキーで、ヘーゼルナッツクリームとホワイトチョコをサンド。

   

映像展示室オリヲン座



© 2001 中川李枝子・大村百合子・Studio Ghibli

三鷹の森ジブリ美術館の短編アニメーション全10作品を上映する映像展示室オリヲン座。席数約170の映像展示室です。「三鷹の森ジブリ美術館」だけで上映されているスタジオジブリ制作の短編アニメーション全10作品を順番に上映します。開園時の上映作品は『くじらとり』。

3つの企画展示

  • ジブリのなりきり名場面展
  • 「食べるを描く。」増補改訂版
  • ジブリがいっぱい展

スタジオジブリとジブリ作品の入門編となる3本の企画展示。ここはしっかりと時間を確保して挑むべし。サクッと見るつもりで入っても、あまりの面白さになかなか切り上げられません。

「ジブリのなりきり名場面展」で映画『千と千尋の神隠し』のワンシーン

カオナシと一緒に記念撮影できる! 訪れた人が映画のワンシーンの中にいるかのような気分を味わえる「ジブリのなりきり名場面展」は、ジブリの大倉庫の注目展示のひとつ。展示数は13作品14コーナーあり、映画『千と千尋の神隠し』のワンシーンも登場します。カオナシの横に腰掛けて、主人公・千尋の気分になってみる?

   

ジブリ作品の食べ物はなぜおいしそうに見えるのか?「食べるを描く。」

三鷹の森ジブリ美術館で開催され好評を博した企画展示「食べるを描く。」の増補改訂版です。ジブリ作品の食べ物がおいしそうに見える秘密をひも解く展示。新たに『千と千尋の神隠し』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』3作品の資料が追加され、コクリコ荘の台所も再現します。

   

お国柄があらわれたタイトルやデザインが面白い「ジブリがいっぱい展」

世界中から集めたジブリ作品のポスター、映像・音楽パッケージ、書籍などを一堂に展示します。色々な国のお国柄があらわれたタイトルやデザイン、ビジュアルが並びます。

公開倉庫

大倉庫内には企画展示の他、国内外の展覧会で展示した制作物・造形物を保管する「公開倉庫」をはじめ、スタジオジブリの作品世界に迷い込める展示がいっぱいです。

【青春の丘】映画『耳をすませば』に登場するバロンに会える「地球屋」

ジブリの大倉庫から約200mのところにあるアトリエ「地球屋」。

ドアを開けると、バロンが出迎えてくれます。

1階は「地球屋」の世界観を再現したアンティーク品で溢れ、どこもかしこもフォトスポット。

階下に降りるとそこはバイオリン工房です。バイオリンのフォルムの美しさ、並んでいる数々の工具に目を奪われます。

「地球屋」の隣にある猫の事務所をそっとのぞくと、作品のワンシーンが垣間見れますよ。

   

【どんどこ森】映画『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」を再現

ジブリの大倉庫からどんどこ森までは、林床花園ルートで約550m。どんどこ森には、映画『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」があります。ここがまた細部まで作り込んであって、見どころ満載なんです。

引き出しは自由に開けられます。中に入っているものたちは、懐かしく、古びた匂いがして、リアルな生活の気配が伝わってきます。次は何が出てくるかな? と夢中になって開けてしまいました。

秘密の扉を発見!
開けると、2階へ続く階段が現れました。残念ながらまっくろくろすけは出てきませんでしたが、どんぐりが落ちていました!

お父さんの書斎は、開放的でいい風を感じられます。庭で遊ぶメイを眺めながら、仕事してみたい。

「サツキとメイの家」の脇にある階段を登っていくと、ジブリパークを見守る「どんどこ堂」へ。

ちなみに、階段を登らずスロープカー「どんどこ号」で登り降りすることもできます。どんどこ森の入場券があれば、追加料金はかかりません。

※遊戯施設ではありません。ベビーカーや車いすを利用する方、体の不自由な方優先。

どんどこ堂(トトロ)の中は子どもだけが登ることができますよ。

どんどこ売店ではお守りやキーホルダーなどオリジナルのお土産が買えます。カオナシの「お守り袋1,100円」が可愛い。

   

ジブリパークはどこにオープンするの?行き方は?

ジブリパークがオープンするのは、愛知県長久手市、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内。住所は「愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内」となります。


>>ジブリパークへの行き方(アクセス)

東京駅からだと新幹線と電車で2時間50分くらい(片道11,970円程度)。
名古屋駅からは電車で1時間弱くらい(片道670円)です。
 

東京駅ー(東海道・山陽新幹線のぞみで1時間40分)ー名古屋駅ー(地下鉄東山線で約28分)ー藤が丘駅(リニモで13分)ー愛・地球博記念公園駅下車。

 

名古屋駅から直行便バスの場合は、約40分。座席定員制なので「かならず座れる、乗り換えなし」で楽ちんですが、予約制ではないので、満席の場合乗車できないこともあります。
 

●大人片道:1,000円(小児:500円)
●「名鉄バスセンター ~ 愛・地球博記念公園」間 40分(直行便の場合)
●名鉄バスセンター発:平日6便(8:50/9:05/9:20/10:30/12:10/13:00)、土休日6便(8:00/9:00/10:00/11:00/12:00/13:00)
*平日10:30/12:10は経由便 59分
2024年2月28日現在の情報です。ご利用の際は最新情報をご確認ください。
http://www.meitetsu-bus.co.jp/info/detail/906

 

ジブリパークの入場料は?チケット予約はどこでできるの?

ジブリパークのチケットはすべて予約制です。
※注意事項など詳しくは公式サイトにて要確認

「ジブリパーク大さんぽ券」
5つ全てのエリアをまわることができるチケット
※2か月前の10日14:00に予約販売開始
※「ジブリの大倉庫」のみ入場時間指定
大人 平日3,500円、土・日・休4,000円
子ども(4歳~小学生)平日1,750円、土・日・休2,000円

ジブリパーク大さんぽ券プレミアム
5つ全てのエリアと「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)、「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」(魔女の谷)全ての建物の中を観覧することができるチケットです。
※2か月前の10日14:00に予約販売開始
※「ジブリの大倉庫」のみ入場時間指定
大人 平日7,300円、土・日・休7,800円
子ども(4歳~小学生)平日3,650円、土・日・休3,900円

ジブリパークさんぽ券
「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の屋外4つのエリアをまわることができるチケットです。
※来園日の7日前17:00に予約販売開始
※「魔女の谷」のみ午前/午後の入場時間指定あり
大人 平日1,500円、土・日・休2,000円
子ども(4歳~小学生)平日750円、土・日・休1,000円

※毎月27日(注)は「愛知県民デー」として、愛知県民が優先して購入予約できるよう設定しています。

ジブリの大倉庫からどんどこ森に行く途中のベンチで見つけた、メイの帽子と「とんもころし」
『千と千尋の神隠し』の「油屋」を彷彿とさせる稲楼門(とうろうもん)の中にこのキャラクターもいました。さて、どのシーンで登場するか、覚えていますか?
ジブリパーク
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
平日10:00~17:00 土・日・休9:00~17:00
>>営業時間とカレンダー
休園日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)
年末年始及びメンテナンスなどの指定日
>>ジブリパークへの行き方(アクセス)
>>チケットの種類と料金

※チケットは予約制です。「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」(以上、魔女の谷)、「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)計5つの各建物内部観覧は「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が対象となります。
※ジブリパークは通常の営業時、一部を除き、撮影できません。
※ジブリパークには専用駐車場はありません。



 

問合せ先 0570-089-154(株式会社ジブリパーク 平日10:00~17:00)
お問い合わせの前に「よくあるご質問」をご参照ください
https://ghibli-park.jp/

※価格はすべて税込です。
※2024年2月28日現在の情報となります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。

© Studio Ghibli

[Photos by TABIZINE編集部]
 


 

PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

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