続々誕生している車中泊場所「RVパーク」ってどこにあるの？6・7月新規オープンしたスポットはここ！

掲載日: Aug 20th, 2022

車の中で寝泊まりをする車中泊。安く自由に旅ができて気軽とも思える車中泊ですが、日本ではまだなかなか浸透しているとは言えません。そんな中、安心して車中泊を楽しめる場所「RVパーク」が続々誕生しています。今回は、全国に広がりつつある車中泊スポット「RVパーク」をご紹介。「RVパーク」を知れば、旅の選択肢がもっと広がるかも！

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「RVパーク」って？

海外で「車中泊」は、幅広い層に親しまれています。しかし、日本ではまだ馴染みがないため、違法行為やマナー違反と受け取られてしまうこともしばしば。また、長時間駐車が出来る場所は街灯や人気が少なく、危険が多いのも車中泊が難しい理由の一つです。

そんな車中泊を、もっと安全で気軽に楽しめるようにと設置されたのが「RVパーク」です。
「RVパーク」は、誰でも利用でき、安全かつ快適に車中泊を楽しめる場所として、JRVA（日本RV協会）が定めた一定条件を満たす施設。現在は全国に274カ所、温泉、旅館、道の駅、遊園地などに隣接する形で設置されています。

車中泊場所は「道の駅」から「RVパーク」にシフトしている？

JRVAが、全国のキャンピングカーユーザーを対象に、車中泊の場所について調査したところ、以前は約9割が道の駅を利用しているとの回答でした。しかし、今回の調査では59.3％が「RVパーク」と回答。過去3年で車中泊場所として利用率が上がっているのは「RVパーク」のみという結果となっています。

各地で「RVパーク」が増えていることもあり、1回以上RVパークを利用したことのあるオーナーさんは昨年より7.5ポイント上昇し、全体の75.7％となりました。

「RVパーク」の魅力としては電源が使えること、安心して停まれること、トイレが使えることのほか、入浴施設が近隣にあることや、ゴミが捨てられるなどの点が挙げられました。

使用料がかかっても安心・安全・快適な車中泊の場所を利用したいという要望が増えているのかもしれませんね。

新しい施設も続々誕生！

新しい施設が続々と誕生している「RVパーク」。2022年6月以降に開設されたパークをご紹介します。
※施設概要は2022年7月末日時点のものです。

RVパークリステル猪苗代（福島県）

福島県の磐梯高原猪苗代に位置する「RVパークリステル猪苗代」。標高600mで東京より平均気温-5度と暑い夏も過ごしやすい施設です。一年を通して楽しめるオールシーズンリゾート・リステル猪苗代に隣接しています。

ホテルなどへのアクセスも良く、大自然に囲まれて快適に車中泊を過ごすことができますよ。

RVパークリステル猪苗代（福島県）
所在地　：〒969-2663　福島県耶麻郡猪苗代町川桁字天王坂2414
アクセス：磐越自動車道・猪苗代磐梯高原ICより車で10分
施設特徴：トイレ24時間利用可、入浴施設（温泉）、ごみ処理対応可、電源（有料）あり、水道（無料）あり、
　　　　　コインランドリーあり、ペット同伴可、ドッグランあり、朝食夕食OK、宿泊予約OK
電話番号：0242-66-2233（営業時間　9：00～19：00）
利用料金：4,500円～（1泊/1台、一般利用時）
公式HP：https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1079.html

生野高原カッセル RVパーク（兵庫県）

兵庫県の「生野高原カッセル RVパーク」は、創業43年の老舗レストラン「生野高原レストランカッセル」が運営する施設。小鳥のさえずりや満点の星空を楽しめるうれしいロケーションです。キャンピングカーの中でテイクアウトの料理も楽しめますよ。

近くには「竹田城跡」や「砥峰高原」などの歴史的名所があり、滞在時間もしっかり満喫できそうです。

生野高原カッセル RVパーク（兵庫県）
所在地　：〒679-3331　兵庫県朝来市生野町栃原1784-290
アクセス：名神高速道路→中国自動車道へ — 福崎IC→播但自動車道（和田山方面）— 生野ランプから10分等
施設特徴：トイレ24時間利用可、入浴施設（湯沸かし）、ごみ処理対応可、電源（有料）あり、水道（無料）あり、ペット同伴可、朝食/夕食OK
電話番号：079-679-4288（お電話での問い合わせ　9：00～17：30）
利用料金：2,970円～（1泊/1台、一般利用時）
公式HP： https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1050.html