アイスランドには数え切れないほどの滝があります。地形が豊かで水が豊富なアイスランドだからこそ成せる絶景滝のオンパレード！筆者の独断ではありますが、滝好きとして勝手に8選をして紹介していきたいと思います。

目次

• グリンムル(Glymur)
• スコガフォス(Skógafoss)とクヴェリュヌフォス(Kvernufoss)
• セリャランズフォス(Seljalandsfoss)とグリューフラブーイ(Gljúfrabúi)
• フルインフォッサル(Hraunfossar)
• スヴァルティフォス(Svartifoss)
• デティフォス(Detifoss)
• おわりに

グリンムル(Glymur)

グリンムルはアイスランドで2番目に高い滝として知られています。落差198mで滝までおよそ片道2時間半ほどのハイキングです。川を渡ったり急な崖を登ったりと簡単とは言えないハイキングですが、深い谷の様子やそこから流れる滝の景色は言葉にならないほど美しく雄大でハイキングが好きな方には特におすすめします！

＜滝に行くまでの道なり、左奥の大地が割れているところに滝が流れている。＞

＜谷の深さを感じられる絶景ポイント！流石に足がすくみました。＞

スコガフォス(Skógafoss)とクヴェリュヌフォス(Kvernufoss)

アイスランドの滝と言えばこれ！というくらいアイコニックな滝であるスコガフォス。滝そのものの美しさといい駐車場からのアクセスの良さといい100点の滝です！一大観光地なので観光客も多いですが、滝の迫力と美しさで混雑も全く気になりません。どの季節でもどの天候でも必ず楽しめるので是非訪れてみてください。

スコガフォスの同じエリアにあるクヴェリュヌフォス。メインの道から見られるスコガフォスとは違い、渓谷に向かって歩いた先に滝が見えてきます。歩道は整備されているので初心者でも歩きやすく比較的アクセスは良いと言えますし、なんと言ってもこちらは滝の裏側まで入ることができ、その景色が格別に美しいのでぜひスコガフォスと合わせて訪れることをおすすめします。

セリャランズフォス(Seljalandsfoss)とグリューフラブーイ(Gljúfrabúi)

こちらも滝の裏に入れる滝として有名でアイスランドでは先ほどのスコガフォスと並ぶ一大観光地です。滝の周りをぐるっと一周できる特異さとそこから見える景色は格別で、こちらも何度行っても楽しめる滝です。ただこの滝は特に水飛沫が多く、アトラクションに行ったかのように濡れるのでしっかり防水対策をして歩いてくださいね。(冬は凍結のため裏側には入れないことが多いです)

セリャランズフォスから遊歩道を進んで行った先にある大迫力のグリューフラブーイもおすすめです。こちらは巨大な岩の中に入っていき、滝行のように上から水を浴びることができます。写真映りも大迫力ですので濡れることに躊躇のない方はぜひ訪れていただきたいです！

フルインフォッサル(Hraunfossar)

レイキャヴィックから北に2時間ほど車で走った距離にあるフルインフォッサル。この滝の見どころはなんと言っても大地(溶岩)の間から水が流れ出ていること。本来の滝という概念を覆すアイスランドならではの滝です。この滝は迫力というよりもエメラルドブルーとも言える透き通った水の色と大地のコントラストが特徴で、私のお気に入りの滝の1つです。

＜溶岩大地から滲み出るように出てくる滝。火山地帯ならではの景観だと言えます。＞

スヴァルティフォス(Svartifoss)

こちらはヨーロッパ最大の氷河ヴァトナヨークトル(Vatnajokull)にある国立公園スカフタフェットル(Skaftafell)内にある玄武岩の柱状節理が美しい滝です。

少しハイキングを要しますが、滝の見た目の美しさもそうですがその周りにあるいくつもの柱状節理が滝をとても引き立たせていてかっこよさのある滝です。

＜滝の周りの岩壁は全てこのような柱状節理になっている。かっこいい！！＞

デティフォス(Detifoss)

なぜか私はこの1枚しか写真がありませんが、大迫力のデティフォスはぜひ実際に訪れて観てください！

落ちる滝という意味のあるデティフォス。北部の都市アークレイリから車でおよそ2時間のところにあり、ダイヤモンドサークルと呼ばれる観光ルートの一つになっています。アイスランド随一とも言えるパワフルさとこのサイズ感は圧巻としか言えません。

おわりに

いかがでしたか。日本とは規模感の違った滝が数え切れないほどあるアイスランド。

アイスランドに来る際にはぜひ「滝スケジュール」も組み込んでみてくださいね！！その際は防水防風の準備をお忘れなく。

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