2回
2022/07 訪問
7月の鮨なんば 規格外の旨さ
鮨なんば日比谷
2022.7.1
食べログ4.56
食べログGOLD
食べログ100名店
日比谷ミッドタウン3階に所在の鮨なんばへ伺いました。
大将の難波英史さんは非常にお人柄が良く、色々な話にも耳を傾けて下さる人格者です。
お鮨に関して造詣が深い第一人者の大将が奏でるミリ単位、且つ1℃刻みのシャリとネタのコンビネーションは、最高峰の寿司屋として名高いだけあって圧巻。太鼓判です。
現在、食べログの評点では東京四位と云う、凄まじい高評価の高い支持は、さもありなんと言ったところで、素晴らしい鮨屋ですね。
奥の個室を貸切にて利用させて頂きました。
鮨なんばは、おつまみ9品、お椀1品、握り15貫のコースで構成されており、一つ一つのポーションが丁度良く、追加で赤雲丹も頂く事が出来てとても素晴らしい食事でした。
頂いた献立は以下の通りです。
1.佐島の蛸
塩と山葵で。
2.北海道網走のキンキ
みりんが効いて美味しさ抜群でした。
3.北海道余市のあん肝
4.あん肝トースト
玉葱、人参、セロリのあん肝乗せ。
5.鰯巻き
海老と穴子のおぼろ乗せ。
6.三陸宮城の蒸し鮑
7.沖縄のもずく、じゅんさい、トマト
静岡のブランドトマト、アメーラ。
水溶性食物繊維の豊富なもずくは糖質税限に効果的で、お口直しにも良い。
8.北海道トキシラズ
時不知鮭と書いてトキシラズ。
山葵の茎と。
9.鮑の肝のチョコレート
抜群。
10.魚の髄のお椀
スズキ、キンメ、カサゴ
とても美味しい。
特にキンキのお吸い物は、これまで食べた中でも有数の旨さでした。非常に美味しい出汁がとれており、つい沈黙して固まってしまう美味しさでした。
難波大将の握りスタートです。
●白烏賊
36℃ / 17℃
●真子鰈
36℃ /20℃
●鰹
36°C/24℃
●鯵
36℃/24℃
●春子鯛
38℃/20℃
●鯨
40℃/24℃
●牡丹海老
38℃/18℃
●金目鯛
37℃/23℃
●赤身
38°C/21℃
●中トロ
40°C/24℃
●小肌
37°C/18°C
●大トロ
40°C/26℃
●馬糞雲丹 利尻
36℃/17℃
●蛤
36℃/19℃
●玉
これまで多くの鮨屋を巡りましたが今日程、シャリの大切さを実感した日はありません。
全ての握りで何種類もシャリを替えてご提供頂き、握り方も丁寧な仕事でした。
とても美味しく、まさに規格外という言葉がふさわしい握りです。
追加で時節柄、赤雲丹(下関)を頂きました。
このサイズの赤雲丹は初めてです。
原価、一枚1万2千円の赤雲丹。
夏の到来を感じさせます。抜群でした。
有難いですね。
握り一貫目の白烏賊からとても美味しかったので期待値はMAXまで上がりました。
カツオとアジも絶品で申し分ありません。
金目鯛、小肌もこれ以上ないレベルで、高騰してるクジラも非常に美味しかったです。
牡丹海老の味噌も非常に美味しく、大トロの旨さは特筆すべきものでした。
最後の一通りとなる玉まで美味しい。締めの満足度としてのボルテージは最高潮でした。
この域のお鮨は中々、ないと思います。
それでも難波大将は二度、「これからも精進してもっとおいしいものを出せるように頑張ります」とお話し下さって、感極まります。
一生、お付き合い願いたい鮨屋です。
ご馳走様でした。最高でした。
本当に有難う御座いました。
次回もまた何卒宜しくお願い致します。
2022/07/02 更新
鮨なんば
2022.10.12
18時〜
食べログGOLD
食べログ4.56
素晴らしい旨さだった。感無量。
昨年5月に22食の超一流の鮨屋を回った私だが、これ程迄に完成された鮨を食べた日は鮨尚充、鮨よしたけ、初回の鮨さいとう以来。
感動すらしてしまう。
この腕前に間違いはない。
「口上
鮨なんばは温度を大切にしております。
最良のシャリとネタの温度を感じ、ネタに合わせたシャリの大小とほどけ方を感じ、日本の魚介類でストーリーを感じ、食後にきれいな雑味のない鮨だったなと、心に残っていただければ幸いでございます。
難波英史」
常に謙虚さをお忘れにならない、難波大将とスタッフの皆様。
全てが抜群だった。
アテの12品とお吸い物。
全て減点しようがない。
1.三陸の煮蛸
酒と水だけ
2.真鱈の白子
3.網走のキンキの煮付け
4.余市のあん肝 山葵
5.あん肝のトースト
6.飲めるイクラ
7.鰯(いわし)巻き
8.馬糞雲丹
9.帆立 全てほたて
10.北寄貝と帆立の串焼き
11.九州のカジキ
12.鮑の肝のチョコレート
食前酒 ますいずみと
13.白身魚のお吸い物
圧巻の握りスタートです。
●白烏賊
36℃/17℃
●春子(かすご)鯛
37℃/20℃
●平目
36℃/19℃
●鰆(さわら)
38℃/21℃
●鰹(かつお)
37℃/23℃
●北寄貝
36℃/23℃
●赤身
36℃/21℃
●トロ
38℃/23℃
●小肌
36℃/19℃
●トロ
40℃/25℃
●牡丹海老
38℃/20℃
●鯖(さば)
38℃/23℃
●鯨(くじら)
38℃/22℃
●穴子
39℃/36℃
●玉
全てが絶妙な旨さ。
ポーションも最高だった。
⭐︎締めのお食事
赤出汁味噌 松茸炒飯
松茸は岩手と信州、混ぜご飯だ。
松茸ごはんに、松茸が入ってるという表現がふさわしい。
イワシのノリも素晴らしかった。
旨いを連発していたら、難波大将
「おかわりいきますか」
いくら乗せ来ましたー‼︎
素晴らしい。。
私はインスタをやってないのですが、お隣は
ハッシュタグ#すしやのちゃーはん
と呼び、成る程!間違いないと納得。
シャリとネタの温度差で口の中で舌が溺れるお鮨を握れるのは大将だけでしょう。
難波大将は非常にお人柄も良く、場の空気を作るのもうまく、冗談も言えて凄く好き。
人気商売の基本です。
周りはドバイばかりですが、上手い鮨屋だけは日本に限る。日本人で本当に良かった。
鮨なんばの皆様、難波大将。
また年明けも何卒宜しくお願い致します。
本当に美味しかったです。
感謝しかありません。
ご馳走様でした。
有難う御座いました。