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トカトントンガラシさんが投稿した料亭 一力(長崎/公会堂前)の口コミ詳細

美味しい記憶

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料亭 一力市役所、めがね橋、思案橋/郷土料理、日本料理

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.3
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2021/12 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

長崎最古の料亭にて 卓袱料理 をいただく

静かな寺町通りに佇む
文化10年(1813年)創業の
「料亭 一力」。

和・唐・蘭 が融合した長崎ならではの
卓袱(しっぽく)料理をいただきました。

円卓を囲んで大皿から料理を取り分けて食べる
という洋式スタイルは当時珍しかったそうです。

今回は一人分が提供されるスタイルになりました。

お鰭(おひれ)
 
小菜・中鉢
 黒豆の蜜煮、チーズ真薯、薩摩芋、海老の黄身餡にとんぶり
 刺身:平須、五島の鮪
 雲仙ポークの角煮
 ハトシ
 紫陽花揚げ
 酢の物:アラの湯引き

大鉢
 飛龍頭、信田巻き、水晶海老、里芋六方、獅子唐
 御飯、香物、留椀

水菓子
 冬柿のゼリー
 おいCベリー

梅椀

「お鰭をどうぞ」という主人役の一声から膳が始まります。
かつては、客一人に魚一尾を使ったそうですが、
お鰭とは、お雑煮ですね。
ぷりっぷりっの平須としっとりした五島の鮪。
トーストに海老のすり身を入れて揚げた中国伝来の「ハトシ」。
一力名物クルトンの中にグラタンが入った「紫陽花揚げ」。
揚げたり、蒸したりと異なる料理を餡で
ひとつにまとめた(大鉢にあたると思われる)一皿。
蕪、麩、あおさが入った味噌汁は甘め。
濃厚なお汁粉の梅椀で締めとなりました。

長崎ならではの食材を
趣向を凝らして仕立て上げた会席料理。
器も盛り付けも素敵でした。

日本酒に、明和9年( 1772年)創業、
長崎県波佐見町の「今里酒造」の
純米酒山田錦「六十餘洲」を。
甘口です。

喧騒とは無縁の小部屋にて
ゆるりとした時を愉しみました。

昼は現金のみの支払いとなります。

  • 2021/12/14 卓袱料理

  • 2021/12/14 今里酒造「六十餘洲」

  • 2021/12/14 卓袱料理

  • 2021/12/14 卓袱料理

  • 2021/12/14 卓袱料理

  • 2021/12/14 卓袱料理

  • 2021/12/14 卓袱料理

  • 2021/12/14 卓袱料理

  • 2021/12/14 料亭 一力

  • 2021/12/14 料亭 一力

2022/10/16 更新

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