3回
2021/02 訪問
黙々とうどんをすする昼下がり
羽生の駅から歩いて5分。線路ぎわの道があればもっと近いのに。遠回りして行く感じ。1時15分ごろ店に着く。そっけない外観にうどんの暖簾。ガラガラと引き戸を開けると、若主人が、あ、少し待ってもらえますか?と言うので外のベンチへ。しかしここの店はいつ来ても満席だな。すぐに一人出てきて、どうぞと言われテーブルに着席。並の冷たいの300円を頼んで待ちます。テーブルは4卓。男性客ばかりでみんなうどん待ち。
しばし待ってうどんが登場。ねぎ天と薬味のねぎがいっぱい乗ってます。白いつややかなうどんです。蕎麦猪口につゆを入れてずずーっとすすります。んーーおいしい。つるっと伸びのある噛みごたえ。先代のはもっとゴツかったけど、当代店主の弾力のある感じもいいですね。冷めたねぎ天をつゆに浸して食べるのが好き。最後はつゆをぶっかけて食べました。
男性陣はほとんどが超特大500円。この日は暖かかったので冷やが多かった。常連さんはねぎ天ふたつ乗せなんて注文もしてました。みなさん黙々とうどんをすすり、さっさと帰っていきます。いかにも埼玉のうどん屋さんていう風景です。こういう店大好きです。
2021/02/22 更新
2016/04 訪問
ありがたい!茹で立てに当たりました
店に到着したのが1時半。店の横のスペースは駐車場ではないのかな?斜め向かいの駐車場の手前3台分がこの店の駐車場になってます。お店に入るとほぼ満席。テーブル席に着いて早速注文です。ここのメニューは並から超特大までのサイズとあったかいか冷たいかだけです。ダンナも私も並の冷たいの。
2年前に来て以来の2回目。あたりを見回すと老夫婦が仲良くうどんをすすってたり、営業マンが特大をがっついてたり。小上がりでは郵便局員が大きなカバンを脇に置いてゆっくり食べてます。うどん店で郵便屋さんに会う確率高い。この店のごちゃごちゃした佇まいはホント心がなごむ。店主がサッカーファンらしくいろんなサイン入りユニがある。なんとインテル時代のバッジオのユニも。
あれ、ここは茹で置きじゃなかったっけ?前はすぐに出てきたのに今日は時間がかかってる。食べ終わった人たちがポツポツ帰って行きます。10分強待ってうどんが来ました。ということは?茹で立てですか?ラッキーじゃないですか。ネギの天ぷらがうどんの上に乗ってます。そば徳利にそば猪口がかぶさってます。さてさていただきます。おつゆをつけてずずっと。んーー!これはうまい!むちむちですよ。表面はほどよくなめらかで、弾力はあるけど柔らかい噛み心地。いいですね。ほのぼのします。わざとらしいコシとかなくてもおいしい。ダンナは「この辺の人たちこういう天ぷら揚げるのうまいよなあ」としきりに感心してます。天ぷらはもちろん揚げ置きなのですが冷めてもおいしい。ぎゅっと固めに揚げてあってうどんに合うんです。
食べ終わるころには店内に人はなし。つまり私たちが最後の客なのでした。なんか2人分だけ茹でることになってお店の人に悪かったかな、とお会計をしてたら、奥からお母さんが出てきて待たせちゃってわるかったね、と謝ってます。「いえいえ、とってもおいしかったです」と恐縮してお店を出ました。
※2年前に来たときからすべてのメニュー50円ずつ値上りしてます。それでも並1杯300円ですから。安くてありがたいです。
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《1杯250円!でしあわせに》
2014年7月
かねてから行きたかったとちぎやさん。
ダンナとふたりで行ってきました。
あたりは静かな住宅地。1時ちょっと前というお昼時。
ちょうど店からひとり出てきて座ることができました。
店内はテーブルが4卓と小上がりにひとり用卓が3つ。
ほとんどの席が男性ひとり客。
折りしも白熱する高校野球埼玉県大会。
みなさんTVを見つめつつうどんをかっ込んでいます。
メニューは並、大、特大、超特大だけです。
これの温かいのか冷たいの。
前のテーブルの人が、「温かい並と大の冷たいの」
という頼み方をしていました。なるほど。
私たちは冷たい並2つと温かい並ひとつ、と注文。
うどんには最初からかき揚げが乗っています。
冷たいのにはそばちょこと汁が付いてます。
まずはうどんをずずずっと。あ、これはやさしいうどんです。
それほどつるつるではなく、やや柔らかめの噛み応え。
噛みしめて口の中に広がるうどんの弾力がすごく適度。
ネギのかき揚げはちょっと焦げ目ありで香ばしい。
なんか抵抗なくどんどんいけちゃう。
おいしいうどん特有のほのぼの感に満ちていて
食べたあと、しあわせな気分になります。
その上3杯食べても750円という安さ。
感謝、感謝です。
2016/04/24 更新
4月末にダンナと行きました。例によって満席のためしばし外のベンチで待ってから入店。5月から50円ずつ値上げをさせて頂きます、との貼紙が。とはいっても並350円ですからじゅうぶん安いんですけどね。それでも毎日のように食べに来てる人には影響大かも知れません。原料の高騰が直撃してます。
並の冷たいのを注文。すぐに出てきます。冷たいうどんが丼に入っていてその上にネギの天ぷらが乗っている埼玉スタイルのうどんです。徳利のつゆをお椀にあけ、うどんをずずっとすすります。きゅるきゅるした噛み心地でしかも伸びがあってモチモチ。んー相変わらずおいしい。ネギ天もうまい。ダンナは大盛を注文。でも男性客はほとんど超特大食べてます。ザ・埼玉なうどん屋です。