この口コミは、藤枝梅安さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.5
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.5
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| 雰囲気3.5
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
「バランス重視」のラーメンは、決して間違っていないと思う。
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優しいスープです♪
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ここに来るまで30分…
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メニューが列の前から回ってきました。
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2009/11/16 更新
こちらも沢山の方々がレビューされていますが、
私も5月と10月に2度食べさせていただく機会がありましたので、
印象と感想を中心に記しておきたいと思います。
1度目は5月の中旬、東陽町のラーメン店「吉左右」の後に歩いて伺いました。
(途中、24時間営業のパン屋「モンシェール・ミホ」にも寄りましたが…笑)
常日頃拝読しているマイレビュアー「酔いどれ小父さん」さまの両店のレビューも参照してましたが
最初に「吉左右」、そして次にこちら「こうかいぼう」の順番になりました。
週末の12時半過ぎです。
予想はしてましたが、店の100メートル手前からでも分かるほどの行列が店の前に。
ざっと見て30人。自分も静かに列に加わりました。
単行本を読んでいると前方から「メニュー」がやってきます。シンプルな内容。
自分はこの時点で「ラーメン+大盛り+味玉(800円かな)」の注文を心に決めました。
入り口前の待ちイスに来るまで30分。
カウンター(運良く店主の目の前でした)に座るまで、それから10分程。
座ってから出てくるまでは、待ちイスで注文を聞かれたこともあり4~5分でしたね。
週末や昼時は、今も「行列」とのことですが、平日のピークを外すと並ばずにスグ座れるよう…。
で、肝心のラーメン。最初の印象は、九段下にある某店のラーメンに似てて
それより「ややスープの色が薄いかな」という雰囲気。
スープは沢山の貝類、煮干しを、鶏、豚、野菜を煮込んで、合わせて寝かせたもの。
いわばやや熟成のダブルスープですな。
一嗅ぎすると香りに複雑味があります。
数種類の魚だけではなく貝類も入っているのはこの辺りもでしょうか。
動物系のニュアンスもありますが、飲むと魚介の印象も強め。
これ系がダメな人は、ここで「う~ん」となるのでしょうけど…
いずれ「ガッツリ」とか「パンチの効いた」ではなく、優しく、粘性弱めのスープです。
「鶏油」もアクセントに使われているようですが、使い方が上手なんでしょう、
な割には油が口の中に残らない印象。
ラーメンのベースになる「醤油ダレ」も単種ではなく、複数ブレンドしている風です。
麺は中太のストレートに近い麺。
店頭にも書いてある通り「丸富製麺の特製たまご麺」とのこと。
通常のよりも、多めに「たまご」が入っているんじゃないでしょうか?
湯切りは平網で少なめにします。また一玉の印象は、スタンダードだとやや少なく感じるようです。
スープとの相性を言えば「合っている」ように自分は思いました。
煮干しや魚介系オンリーなら、チョット厳しい太さと麺それ自体の味ですが
鶏、豚、野菜のミックスで、上手く調和がとれているようです。
都度きるチャーシューはバラではなくロース?かなと。それ自体に塩味があります。
やや太目のメンマはコレといった特徴はありませんが、しっかり仕事がされています。
さて、総評をすると自分の中じゃ☆4つです。
前述の通り、粘性強めでスープ自体にも印象が残りやすい「吉左右」を食べた後なので
「インパクト負け」しているところはあるかもしれません。
でも2軒のラーメンは(「似ている」という人も居ますが)全く別な一杯ですね。
濃いぃ「魚介豚骨」に慣れてしまっている人は、どうしたって物足りないでしょう。
店主は「毎日食べられる味噌汁のような」一杯を目指しているとのことですが、
であれば「バランス最重視」なハズです。
スープは優しい味ですが、決して平べったい味じゃありません。
もう1回行ったのは10月・平日の午後、
それこそピークを外れていたので、真っすぐカウンター席に座れました。
細身で、時折「やんちゃっぽい表情を見せる店主」は、
この日も変わらずのペースで作り続けていました。
「平日に行けて良かったな」と感じたのは、一つ目に当然ながら週末とは客層が違っていたこと。
古くからの人も住む門前仲町にあるので、この日は年配の方も来店しており
ビールから始まって、ご飯も付くセットをお願いしている「常連」と思しき面々でした。
二つ目に夫婦二人で切り盛りするサービス&接客が全く変わらなかったこと。
ラーメンの調理は店主が担当するだけで、他の作業はお互いの仕事具合を見て
それぞれがそれぞれを補うように進めるスタイル。
ピリピリやバタバタする印象は、1回目・2回目の訪問でも一切無し。
実に様々な人間が来店する店の形態の中で、
いつでも普通の事を、普通にやり切れる(やり続けられる)のは、大切、だけど非常に難しい事。
目指して行かなければ…な場所に店はありますが、
機会があれば是非また訪問してみたい一軒になりました。