2回
2015/03 訪問
レフェルヴェソンス@西麻布
長谷寺のすぐ近く。
Michelinを取っていて、最近では2015年、The World's 50 Best Restaurantsの12位。
この受賞式の直後に伺った。
今までなぜ行ったことが無かったのか、なかなか行けなかったお店。サイタブリアの頃は伺っており、7年ぶりくらいなものか。。
ランチで訪問。
7800円のコース、"おでかけ"。
ワインは料理に合わせてグラスでおまかせしていたが、最終的にそういったセットがあるらしく、そちらにして頂いた。
スペシャリテの蕪や、それを日本酒でマリアージュさせるなど、とても興味深いが、この日一番面白かったのは、ホロホロ鶏の胸肉。炭火で火を入れて、あんなにしっとりするものなのか。
グリルされただけの白菜が何枚か乗っていて、普通なら何だこれ?となりそうだが、白菜まで美味しく感じるほど面白かった。
あと、フォアグラのナチュレルも初めて頂く感じで面白い。
ワインと頂く方が香りが引き立って楽しい。
デザートは春めき立つ季節の割に赤かった。
ハーブティーは青かった。
お土産のキャラメルパウンドケーキは超美味しい。
和の食材がいろいろ使われていて、少しホッとしながら、
付け合わせの野菜の味の濃さなどを楽しみながら、
苦味、甘味、酸味、旨味を楽しみながら、
奇抜さにのけぞるというより、完成度の高いお料理に魅かれながら。。
今後のご活躍に期待しつつ、
幸せを感じるrestaurant。
2015/03/22 更新
久々のレフェルヴェソンス。
改装してから初めて。
ランチは現在、10000円のコース一本。
冬に伺うのは初めてで、喧騒から離れた独特な雰囲気を放っている。
入口の通路を進むと見覚えのある切り株。
レセプションを通りダイニングへ。
Champagneは
キレイな感じ。
泡。
独特な食感が憎い。
アップルパイ
ファストフード的な箱に入ってきて面白い。
箱に入っている分、サクッとした感じというよりしっとりした感じだった。
フォアグラではなくあん肝を使う。
パンはシュクレクール。
厚く切られてしっとり感がある。
以前はバターだったが、オリーブオイルと豆腐的のディップ的な感じに変わっていた。
美味しいが体に悪い、ではなく、とても良い印象を受ける。
蕪。
ジューシーで生命の息吹を感じざるを得ない。
ナイフを入れると菜汁が流れる。大きめに切りながらガブッといくと良い感じ。
素材の旨味を引き出す的な、どちらかというと和食的な発想が面白い。
さより。
今回はこれが一番面白かった。
醗酵させ熟成的な、身に独特な透明感あり、甘みが感じられこれも話を感じる。旨味を引き出す的な、マニアックなまでの技と、いろいろやった結果、美味しいとは思えない的な感じもなく、斬新な印象がとても楽しかった。
鯛は肉厚でダイナミック。
鴨は薪の香りが結構強い。
そして日本のシラーと合わせるのだが、このシラー、存在感がありとても面白い。独特のどんよりとした色で日本ワインの薄っぺらい感じもなく驚いた。
デザートはいろいろあって面白い。
パチパチキャンディーは健在。
青いハーブティーは見当たらず。
最後の手土産のケーキも健在。
醗酵、熟成、医食同源的なメッセージ性、ストーリー性が更に尖った印象を受ける。そして今後どこに向かって行くのか、進化が楽しいレストラン。