1回
2019/07 訪問
食材へのこだわりとおもてなしの精神
長堀橋に凄いお寿司屋さんがある。と人から伺ってから予約待ちすること約1ヶ月。
皆さんが絶賛するShizukuさんへ行くことができました。
長文になりそうなので、最初に結論を
とても素晴らしいお店で、とにかくお客様に喜んでいただけるにはどうすれば良いか?
という三上店主の想いが具現化したお料理は大変良く考えられており、食材への愛すら感じます。
更に謙虚であり、飽くことのない向上心の塊で、次に伺うことがあればその時には
今回よりも更に美味しくなっているであろう。と容易に想像できます。
そして他の方を紹介したくなり、予約が一層困難になるという罪なお店です。
小生は基本10,000円を超えるようなお店に伺うことはほぼなく、
更に寿司というジャンルも回転寿司が関の山で、
職人さんに握っていただくお寿司は金沢へ行った時以来でしょうか。
18時からと21時からの完全2部入れ替え制、メニューもお任せのみ。
席数はカウンター6席と4人がけテーブルが1卓のみ。
今回はカウンター6名が着席したところで、カウンター前の調理スペースにスポットライトが
点灯して三上劇場の開始。
お料理の詳細については、小生の筆では恐れ多いため他のかたのレビューを参考に。
どのお料理も理論的によく考えられ、それが自己満足ではなくお客様に喜んでいただくという
一念で手間と原価は惜しまず、しかしなんでも高いものというわけではなく、
その時期にベストな食材をチョイスする。
「自分がお客様に提供できるレベルの最低限」と言い切り、店内の商品は全て自身で調理。
手狭になったので、近所にキッチンを増やすとお聞きしたので、お店は席数を増やすのかと
思えば、空いたスペースは厨房器具を置きたいと、今の席数のみでやっていかれると
聞いているとちょっと呆れるほどのこだわりですが、それがお客様を引きつける魅力。
味自体はもっと美味しいお店はあるかもしれませんが、店主の姿勢、お店の雰囲気や
空間も含めると、老舗の看板にあぐらをかいているお店よりはずっと好感が持てます。
5.0はそれ以上のお店と出会ったときに困るのでつけられませんが、
現在のところは小生的最高の評価とさせていただきます。
2019/07/15 更新
函館生まれ、和食一筋の三上劇場を是非!
2019/07/15 更新