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『これは・・・』と思える「ザッハトルテ」の頂ける都内のお店30選【2023年12月更新版】

出典:ゆっきょしさん

『これは・・・』と思える「ザッハトルテ」の頂ける都内のお店30選【2023年12月更新版】

ザッハトルテを語る上で外せないのはアプリコットジャム・チョコレートフォンダン・チョコレートスポンジ生地の三つのキーワードかと思われます!今回はその三つに着目したザッハトルテに関するまとめを作成させて頂きました(笑

更新日:2023/12/07 (2016/10/15作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる9366の口コミを参考にまとめました。

「ザッハトルテ」もお店によって様々です(^_-)-☆

アプリコットジャムは元祖争いをしたデメルがスポンジ生地の表面だけにアプリコットジャムを塗るのに対してホテルザッハーはアプリコットジャムを内部にも挟むのが特徴ですが、チョコレートフォンダンのシャリシャリ感の強弱やスポンジ生地の食感もお店によって様々です!
貴方のお好みのザッハトルテが見つかれば幸いです<(_ _)>

カフェラントマン 青山店

こちらのお店は、AOビル(紀伊国屋インターナショナルの跡地のビル)の4Fにあり、店内はお店の謳い文句通りか?ですが、本国同様の落ち着いた内装で、テラス席は青山の街並みが見渡せる開放的で快適な空間です。

こちらのザッハトルテは、アプリコットジャムが表層と内部にも挟まれたホテルザッハータイプで、外側のフォンダン滑らかながらシャリシャリ感は結構有ります。
スポンジ生地ややパサパサで、甘さ控えめですが、アプリコットジャムがしっかりと存在を主張しています。お約束の?砂糖の入っていない生クリームと絡めて頂くと丁度イイかもです(-_-;)

表層のアプリコットジャムが甘さ強めで、これがそのザッハトルテ全体の甘さの強さを決定する最大の要素の様では有ります(゚Д゚;)
こちらのザッハトルテは、アプリコットジャムをやや多めにお使いの様です!

COVA SHINJUKU TAKASHIMAYA

こちらのお店、ミラノで1817年にナポレオン軍の元兵士が創業したと言う老舗カフェの日本店の一つですが、本店にはスタンダール、ヴェルディなども出入りしており、その中でもヘミングウェイは自著の『武器よさらば』の中にも度々コヴァを登場させておりサケル(ザッハトルテ)・チョコレートが有名です(*^^*)

ザッハトルテ、こちらではサケル(Sacherのイタリア語読みで)と呼ばれています。
内部はタップリのチョコレートクリームが2層あって、スポンジ生地は少な目!
ザッハトルテのお約束のアプリコットジャムは使われていない様な感じですが、確認した処スポンジ生地にごくごく少量お使いの様で、味はほとんど感じられません(泣
全体に甘さ程々でシットリタイプ、グラサージュされたチョコレートフォンダンは硬めです。

このザッハトルテの最大の特徴は、外部側面がカカオニブで覆われている事です!
カカオニブはスーパーフードですので、身体には良さそうザッハトルテで有ります(笑

ブロンデル 銀座

1850年にスイスのローザンヌで創業し、現在も160年前と同じレシピでチョコレートを作っていると言う老舗のチョコレート屋さんのカフェです!
1Fがチョコレートの販売、2Fがカフェと言う形で営業されています!!!
チョコレートの販売の片手間?の様なカフェのため、営業開始時間が遅くなったりしますので、訪店の際は注意が必要かもですね(^_-)-☆

スポンジ生地の内部にだけアプリコットジャムが挟まれており、チョコレートフォンダンはシットリ滑らかな食感!
無糖の生クリームが付いて来ませんので、スポンジ生地もシットリ目で甘さ程々です。

外側下部に黒い細片が付いているのですが、頂いてみるとチョコレートクッキーを砕いた物で、食感に変化が出て宜しいかも・・・(^^

カフェーパウリスタ

明治43年創業の銀座の老舗の喫茶店!
ただお店の入ったビルは新しいので、何度か移転はされていると思われます。
雰囲気に関しては清潔感一杯ですが、歴史は感じられず・・・(^^;
接客に関してはかなり丁寧で、気配りもあってイイ感じでは有ります!

ザッハ(ザッハトルテ)はグラサージュされたチョコレートも硬めで、少しパサついた感じで添付の無糖生クリームと頂けば丁度イイ感じで甘さ程々◎

アプリコットジャムはスポンジ生地の真ん中のみで、デメルタイプでもホテルザッハータイプでも有りません!
ただ量的には多めに使っておられるので、アプリコットジャムのお味はしっかり感じられます。

フランツクラブ 新丸ビル

ミュンヘンで600年の歴史を誇る老舗醸造所シュパーテン・フランツィスカーナーの正規代理店でもある輸入商社がトータルプロデュースする、「本物のドイツ」にこだわった新スタイルのドイツレストランです。
都内で複数の店舗展開をされており、系列店でも同じザッハトルテが頂けます。

ザッハトルテにバニラアイス&チョコレートソースと言うやや変った?提供方法で供されマス!!!

お店のHPの説明には、『スポンジの中にアプリコットジャムを挟み、チョコレートでコーティングをして中身をしっとりと仕上げています。』とあり、写真もアプリコットジャムが表層とスポンジ内にみられるのですが、今回頂いた物は表層のみのデメルタイプ?って感じで???
お味は甘さ程々&グラサージュはやや柔らか目、スポンジはややパサパサですが、バニラアイス&チョコレートソースに絡めればそれなりにイイ感じです(^_-)-☆

銀座ハプスブルク・ファイルヒェン

こちらの神田シェフは日本人で唯一のオーストリア国家公認キュッヘン(料理)マイスターですが、この資格を得るための試験は、一生に一度しかチャンスがないという狭き門。
その様なシェフのお店ですので、伝統に則ったオーストリア料理が頂けます!(^^)!

スポンジ生地の間にのみアプリコットジャムが挟まれており、デメルでもホテルザッハーでもないタイプです(^_-)-☆
砂糖の入った生クリームが添えられて供されます。

スポンジ生地はそれ程パサパサではありませんが、グラサージュされたチョコレートフォンダンはこれまで頂いたザッハトルテの中でもか~なりシャリシャリ(ジャリジャリ)した食感で、本国仕様に最も近い?ザッハトルテかもです。

デメル 三越日本橋店

フランス革命の3年前の、1786年に開店したカフェ・コンディトライ「デメル」は世界最高峰の洋菓子舗の一つですが、そのデメルのザッハトルテをデメルジャパン=上野風月堂がライセンス生産した物が販売されています。
今回はこちらで購入させて頂きましたが、都内の多数のデパ地下で入手可能です!

チョコレートフォンダンにそれ程強くは有りませんがシャリっとした食感有り!
スポンジ生地、日本仕様と言う事かややシットリタイプで甘さ程々・・・!(^^)!
無糖生クリームにはピスタチオの粉末がのっており、風味も有りマス!

断面写真からも分かる通り、スポンジ生地の間にはアプリコットジャムは有りません!

カフェ ウィーン 三越日本橋店

オーストリア共和国の首都であり、コーヒーハウス発祥の地であるウィーン市のカフェハウス協会から正式な認定を受けている正統派カフェでウィーン伝統料理等も頂けます!

フォンダン自体はやや硬めですが、デメルより若干強めのシャリシャリ感有りで、スポンジ生地もややパサパサ感あもりで、添えられる無糖の生クリームを含めて正しい?ザッハトルテだとは思いマス(笑

外観からの一番の特徴は、スポンジ生地内のアプリコットジャムが2層・・・(驚
チョコレートフォンダン直下にも1層有りますので、全体では3層有ります(^_-)-☆
3層のアプリコットジャムの影響で結構甘さしっかり目ですので、甘めがお好きな方にはお勧めです!

JSレネップ

有楽町駅徒歩3分のJR線高架下にある庶民的なビアホールですが、ザッハトルテも頂けるお店です!
ドイツ居酒屋ですのでザッハトルテを召し上がるお客様が多いとは思われませんので、保存が効くようなタイプのザッハトルテが頂けます(゚Д゚;)

アプリコットジャムが表層とスポンジ生地内部にもあるホテルザッハータイプで、チョコレートフォンダンややとろけた状態で、お約束のシャリ感はほとんど無しながらスポンジ生地はややパサパサですので、無糖生クリームは必須の一品では有ります。
甘さは程々ですが、無糖生クリームの添付を考慮すればもう少し甘くてもイイかもですね(゚Д゚;)

キューポット カフェ 本店

青山通りから北青山側に入った場所に有りますが、店頭からして女子が好みそうな雰囲気のお店です!
フェイクスイーツのストラップとかアクセサリーのブームの火付け役になったお店らしいのですが、秋冬(9~3月)限定のザッハトルテ?を購入出来ます。

内部はチョコスポンジにチョコムース、外側にはチョコレートがかかっています。
ムースの中に入っている刻んだオレンジピールがアクセントです。
デメルの0号より高さは有りマス!

お店のショーケース内でザッハトルテと記載されている商品ですが、ザッハトルテに必須?のアプリコットジャム・チョコレートフォンダンは使って居りませんので、これをザッハトルテと呼んでいいものやら非常に疑問のある商品では有ります(^^;)

デンメア ティーハウス 六本木店

1981年、創業者アンドリュー・デンメアによりウィーンで創設された比較的新しいお茶屋さんが2008年に六本木に出されたアジア1号店です。
ウィーン市内に7店舗、ポーランド、ハンガリーなどのヨーロッパ各国に28店舗が営業中との事ですので、ワールドワイドの人気のお店である事は間違いない様ですね(^_-)-☆
オーストリアのお店ですので、お茶と供にザッハトルテも頂く事が出来ます(嬉

このザッハトルテは、三軒茶屋のムッティス・クーヘンさんにお願いして作って頂いているそうですが、HPをチェックするとドイツで修行された女性のパティシエさんの様です。
全体に甘さ程々のためか?有糖の生クリームが添えられています

ザッハトルテは表層のみにアプリコットジャムを使ったデメルタイプで、チョコレートフォンダンの軽いシャリシャリ感も有ります(嬉
このスポンジ生地、ややパサパサながら凄~く口溶けが良く初食の感覚です!

チョコレートフォンダンも薄いながら、パリパリ感が強くて、か~なり個性的な一品では有ります。

巴裡 小川軒 新橋店

小川軒、代官山・鎌倉・御茶ノ水そしてこちらと暖簾分けはされていますが、ほぼ同じレーズンウィッチが頂けますのでスイーツのお好きな方で知らない方はまずいないお店では有りマス(笑
レーズンウィッチ以外にもケーキ・クッキー等も販売されており、老舗の小川軒らしい安定感の有る間違いない商品が多いお店であるとは思われます!

アプリコットジャムは表層のみのデメルタイプで、ジャム自体の甘さはそれ程では有りません。
全体としては甘さ程々ですが添付された生クリームは軽い甘さのある物です。
これまで頂いたザッハトルテの中では一番お安い(486円で生クリームも付きます)物ですよ~♪♪♪

こちらのザッハトルテ、スイス産のカカオマスとフランス産のスウィートチョコレートをブレンドした物をお使いの様ですが外側のチョコレートフォンダンはかなり硬めでフォンダン特有のシャリシャリ感有りでスポンジ生地はややシットリタイプ!

チョッポノッコ

都営地下鉄浅草線の大門駅から徒歩6~7分の所にある小さな販売のみのお店です。
シュークリームが主力商品ですが、ザッハトルテ?も販売されています。

まず外観ですが、上にブドウ・ラズベリー・ミントの葉っぱ・生クリーム等がのる装飾過多で、かなり違和感を感じるビジュアルではあります(゚Д゚;)


スポンジ生地の間にはチョコレートクリームが挟まれており、お店の方にも確認しましたがアプリコットジャムは使って居られません(泣
実食すると外側のチョコレートコーティング、ややビターなお味ですがお約束のチョコレートフォンダンのシャリ感全~くなく外観からもこれをザッハトルテと呼んでいいのか分からない商品ではあります(泣

ツッカベッカライカヤヌマ

こちらのオーナーシェフの栢沼稔氏はウィーンのデメルで修業し、1982年に外国人として
初めてオーストリア国家公認コンディトールマイスターの資格を取得された方です。
正統派?のオーストリアのお菓子が購入出来るお店ですね(笑

ザッハトルテ 800円+Tax & 生クリーム 200円+Tax(2017年1月時点での価格です。)
大きさですが、これまで頂いた18個のザッハトルテの中では最小で、お値段(生クリームを含めて)は一番高い商品だと思われます(泣・泣・泣

断面写真からもお分かり頂ける様に表層のみにアプリコットジャムが使われているデメルタイプのザッハトルテです(*^^)v
チョコレートフォンダンはわ~ずかにシャリシャリ感があって甘さしっかり目の一品です!
生クリームはやや甘味のある有糖です!
本場のザッハトルテを頂いた事は有りませんが、オーストリア国家公認コンディトールマイスターの資格を取得され、かつあのデメルでもお仕事をされた事もある方のお作りになるザッハトルテとしてはどうなんでしょうかね???
本場物を召し上がった事のある方のご意見をお聞きしたい処ではありまする(笑

スターバックス・コーヒー 新橋駅前店

このお店をご存知ない方はまずいないであろう、シアトル発の全国展開中のコーヒーショップです!
冬季にのみザッハトルテの販売もされています。

生クリーム(別料金)は無糖ですが、形状はザッハトルテの様に見える商品です(*_*)

表層のみにアプリコットジャムが使われているデメルタイプ!
チョコレートはシャリシャリ感全く無く有りません(ただのチョコレート)。
最近、大手コンビニエンスチェーンでもザッハトルテと言う名称の商品を販売されてはいますが、ザッハトルテに必要な要件を全く満たしていない名前だけの物が多く嘆かわしい限りです(怒
それに比べれば、まだまともな商品なのかも知れませんね(笑

アンリ・シャルパンティエ・サロン・ド・テ 日本橋高島屋店

日本橋高島屋の地下一階にあるお店ですが、席間狭くイートインのコーナーの様なお店です(^^;)
もっと落ち着いた雰囲気で頂きたい方は、東京における旗艦店とも言える銀座のお店(銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ)に伺われたほうがイイとは思いますね(笑

冬季限定(1月4日~)の商品です(^^;)
まず見た目ですが、結構大きな物で、有糖の生クリームがのって居ります!

断面からは表層と内部にアプリコットジャムが入っている様な気は致しますね(^^;)
たたこのアプリコットジャム、ジャムと言うよりアプリコットソースの様な粘度の
低い物をお使いの様で、スポンジ生地にかなり浸み込んで居ります(苦笑
チョコレートに関してはフォンダンの軽~~~いシャリ感はほんの少~~~し有りますが、正統派のザッハトルテとしては今一つの出来ですね!

フォートナム・アンド・メイソン・コンセプトショップ 日本橋三越店

1707年創業の英国王室御用達ブランド フォートナム&メイソン、そのクオリティーは世界が認める有名店です(^^)/
バームクーヘンで有名なユーハイムが日本での販売代理店となっています。

通年で頂けるザッハトルテですが、生クリーム(有糖)とチョコレートが乗った王道(正統派)からやや外れた外観であります(笑

側面、チョコレートクリームが2層あってアプリコットジャムは使われていませんね。
外側のチョコレートもフォンダンのシャリシャリ感全く無しのただのチョコレートケーキですが、ユーハイムさんがお作りですので・・・(>_<)

izumi

第一京浜に面したビルの10Fにあるお店です~♪
プリンやチーズケーキなども販売されていますので、ドイツ菓子の専門店と言う訳でもないようですね!

表層も均一感が無く断面もお菓子作りのプロが作ったとは思えない状態です(;゚ロ゚)
日持ちは『10日間』との事で、その点に
唯一の期待をかけて実食させて頂きました(泣

断面写真からも分かる様にアプリコットジャムは表層と中間の2層で正統派のホテルザッハータイプですね♡♡♡
グラサージュされたチョコレート、ジャリジャリ食感有りのちゃんとしたチョコレートフォンダンでまさかこんなお店で出会えるとは思って無くてか~~~なりビックリさせて頂きました(嬉
甘さもしっかり目でスポンジ生地もややパサつき気味で、無糖の生クリームが必要な正しいザッハトルテですね!!!

イノダコーヒ 東京大丸支店

京都市民でご存知ない方はまず皆無であろう1940年(昭和15年)創業の老舗の喫茶店である『イノダコーヒ』さんの東京店でありまする~♡
通年では有りませんが、バレンタインデーの期間限定で 『 ザッハトルテ 』を販売されています。

粘度程々の生クリームが添えられており、意味不明のデコレーションも無く、正統派のザッハトルテと言ったビジュアルであります!!!

外側のチョコレート、フォークでカットするのにかなりの力がいる固さで、シャリシャリ食感はかなりしっかり目の正しい?チョコレートフォンダンです♡
アプリコットジャム(アプリコットジャム&アプリコットブランデー)は表層のみのデメルタイプで、ジャムの甘さはほのかに感じられるレベルです。
スポンジケーキはややパサパサで、これも正統派のザッハトルテですね(笑
甘さしっかり目で、添付された生クリームは僅かな甘さのあるモノです。
このザッハトルテ、正統派のザッハトルテと言って間違いない一品ですね(^^)

オスロ コーヒー 銀座コア店

こちらの運営会社は、ドトールのグループ会社の一つである日本レストランシステム株式会社ですので、コーヒーは美味しいとは思われるお店ですね(笑

これまで頂いた中ではかなり小振りのザッハトルテで、軽い甘さの有糖の生クリームが添えられています。

表面のチョコレートフォンダン、光沢のあるタイプで、シャリシャリ感はある程度ありますが、カットしやすい柔らかさですね(-_-)
アプリコットジャムは、表面と間の2層あるホテルザッハータイプで、ややシットリ目のスポンジケーキを含めて甘さはしっかり目です。

Bicerin 新宿タカシマヤ店

ビチェリン(Bicerin)は1763年創業で、250年以上の歴史と伝統あるトリノ最古のイタリア伝説の老舗カフェですね♡
店名を冠したチョコレートドリンク『ビチェリン』は、文豪ヘミングウェイに『世界で残すべき100の物』の一つにも選ばれたと言われています。
運営は、「ビチェリン・アジアパシフィックアンドミドルイースト株式会社」ですが、代表の南里清久氏は「コヴァ・ジャパン株式会社」の代表も勤めておられますので、根っこは同じですね(>_<)

ザッハトルテ、こちらではサケル(Sacherのイタリア語読み)と呼ばれています。
上面はパウダー状のチョコレート? or カカオ?に覆われており、正統派ザッハトルテには必須のグラサージュされたチョコレートフォンダンは使用されていません。
ザッハトルテには必須の無糖生クリームが付いてこない時点で、正統派のザッハトルテとは呼べない代物でありまする。

「COVA」のザッハトルテの最大の特徴である外部側面がカカオニブで覆われている点は同じですね(笑
根っこが同じですので、同じ工房で作っておられるのでしょうが、会計時にスタッフさんに確認した処では、若干仕様は変えておられるとの事でした。

底面にチョコレートの層がある変わったザッハトルテですね。
内部はタップリのチョコレートクリームが2層あってスポンジ生地は少な目、ザッハトルテのお約束のアプリコットジャムは使われていない様な感じですが、スポンジ生地にごくごく少量お使いの様で味はほとんど感じられません。

ヴィタメール 上野松坂屋店

こちらは、1910年(明治43年)ベルギーの首都ブリュッセルで創業したベルギー王室御用達の老舗のチョコレート屋さんです(^O^)/
本邦での運営は、「ヴィタメールジャポン」ですが、根っこは1966年(昭和41年)創業の「株式会社エーデルワイス」ですので、年商159.7億円(2020年3月期)の大手の菓子メーカーさんがOEM ?でお作りのチョコレートって事ですね(-_-)

木箱入りで、ゴテゴテした余分なデコレーションも無くて、ビジュアル的には正統派のザッハトルテって感じであります!
ザッハトルテは日持ちのするお菓子ですので、賞味期限が2週間程度と言うのも良いですね。

カットすると、アプリコットジャムは表層には使われていても微量?で、内部にしっかりと挟まれています。
デメルはスポンジ生地の表面だけにアプリコットジャムを塗るのに対して、ホテルザッハーはアプリコットジャムを内部にも挟むのが特徴ですので、ホテルザッハータイプの商品ですね。
やや弱めですが、チョコレートフォンダンのシャリシャリ感もあってスポンジ生地もシットリしていませんので、先ず先ずの『ザッハトルテ』かとは思われます(笑
甘さもしっかり目ですので、無糖生クリームが合いそうな商品ですね。

CHOCOLATIER PALET D'OR GINZA店

こちらは、著名なショコラティエの三枝俊介氏が代表取締役を務めておられる「オヴァールリエゾン」が運営するお店ですが、3つのブランドを展開中で、このブランドの店舗は青山とこちらのみですね(^^)/

自家製ホワイトチョコレートを使った “白いザッハトルテ” で、賞味期限が要冷蔵10℃以下で保存で1週間程度の商品です。
銀箔が散りばめられていますが、こちらのお店の名前が入った丸いチョコレート以外はゴテゴテとしたデコレーションも無くて、正統派のザッハトルテのビジュアルかとは思われます♡

まともなザッハトルテではお約束のアプリコットジャムは、内部にはしっかりと挟まれています。
表面にも極少量塗られている様な気もしますが???
甘さしっかり目のチョコレートフォンダンは、正統派のザッハトルテには必須のシャリシャリ感はし~っかりと感じられますが、スポンジ生地はややシットリしており、無糖生クリームは必要なさそうな商品です。
生地にウイスキーが浸み込ませてありますので、大人のザッハトルテですね(^^)

三十間 銀座本店

チェーン店の『やなか珈琲店』の系列店で、当然の「コーヒー」が売り物のお店ですが、ザッハトルテも提供されています。

軽い甘さのある生クリームが添えられており、ビジュアル的には先ず先ずの『ザッハトルテ』であります。

断面を確認すると、表層のみにアプリコットジャムを使ったデメルタイプです。
アプリコットジャムの味はしっかりと感じられて、スポンジ生地もシットリとはしておらず、ここまでは NP 状態ですが、肝心の外側のチョコレートに、チョコレートフォンダンのシャリシャリ感は全く感じられずで、正統派の『ザッハトルテ』とは言えない商品です(T-T)
何処の工房でお作りかは不明ですが、根っこが「やなか珈琲店」ですので、こんなものかとは思われます(苦笑

ゴンドラ

こちらは1933年(昭和8年)創業で、親子3代にわたって引き継がれて来た老舗洋菓子店です。
2代目の 細内 進氏はスイス国立リッチモント製菓専門学校をアジア人で初めて卒業し、「現代の名工」にも選ばれています(@@;)
細内氏の息子である3代目は、フランス、ドイツ、ベルギーで修行を積まれたとの事であります。

表面は強~~~い光沢のあるチョコレートで覆われており、甘さ控えめの生クリームが添えられています(@@;)
このチョコレート、ベタベタの硬化していない状態は良いとしても正統派のザッハトルテには必須であるチョコレートフォンダンのシャリシャリした食感は全く感じられないシロモノです。

もう一つの必須の要素であるアプリコットジャムは、表層と内部にも挟まれた『ホテルザッハータイプ』ですが、スポンジケーキをナイフでカットするのに、か~なり力を入れる必要のあるがいる硬さであります。
「ザッハトルテ」の本家はオーストリア(ウィーン)で、3代目の修業先には含まれていませんので・・・(T-T)

TiMi

こちらは千代田区一番町にあるパン屋さんで、オーガニックのオートミールや雑穀等を中心に、国産の素材をなるべく使用した、しつこくない優しい甘さの商品が多いお店ですね♡

このお店は、ティラミスやモンブランなどの生菓子のケーキを焼き菓子にする、ベイクシリーズが看板商品ですが、その ”ザッハトルテ“ 版の商品です。

形状は “ザッハトルテ“ に良く見られる円柱状で、中にアプリコットのコンフィチュール?が詰められています。
生地も独特なモノですが、外側のチョコレートに弱めですが、シャリシャリ感があってお作りの商品に対するお店側の真面目な姿勢が伝わってくる “ザッハトルテ” であります。

カイザーホフ 東京国際フォーラム前店

1994年(平成6年)設立の「ZATO」グループの運営するドイツ料理のお店ですが、デザートとしてザッハトルテも提供されています(^o^)

フランボワーズのソルベと有糖の生クリームが添えられての提供でありまする~♬

スポンジケーキは、か~なりシッカリした食感になっています(;゚ロ゚)
チョコレートフォンダンのシャリシャリ感はあるものの、アプリコットジャムは表面のみの【デメルタイプ】でしょうかね?

Litus

2021年1月20日にオープンした、在伊経験のある店主が営むイタリア菓子のお店です !(^^)!
ザッハトルテは通年では販売していませんし、人気のお店ですので、確認と予約が必要かとは思われます。

ザッハトルテ、こちらでは『サケル』(Sacherのイタリア語読み)と呼ばれています。
表面の粘度のあるチョコレート、グラサージュされたチョコレートフォンダンは使用されていない様で、シャリシャリ感は全くありませんね ((+_+))
しっとり感の無いスポンジケーキは良いとしても、甘さしっかり目のアプリコットジャム?は3層と言う、面白い商品です。

ANNA’S by Landtmann

1軒目の青山の『カフェラントマン』が【渋谷スクランブルスクエア】に出店された支店ですが、本店とは異なりカジュアルな雰囲気のお店で、青山のお店には無いスムージー等も提供されています。

こちらのザッハトルテは、「アプリコットジャム」が表層と内部の2か所に使われている “ホテルザッハータイプ“ で、外側のフォンダンは滑らかな中にも、シャリシャリ感がちゃんと感じられますね♡
スポンジ生地はややパサパサで甘さ控えめですが、その不足分は、甘さの強い「アプリコットジャム」が補って余りある良品です♡
添えられたホイップクリームは、正統派の「ザッハトルテ」にはお約束とも言える無糖の生クリームですので・・・(⋈◍>◡<◍)。✧♡

アプリコットジャムが甘さ強めで、これがそのザッハトルテ全体の甘さの強さを決定する最大の要素の様では有ります(゚Д゚;)
こちらのザッハトルテは、アプリコットジャムをやや多めにお使いの様ですね♡

カフェ モーツアルト 自由が丘店

こちらの運営会社は、ドトールのグループ会社の一つである日本レストランシステム株式会社ですので、コーヒーは美味しいとは思われるお店ですね(笑

これまで頂いた中ではかなり小振りのザッハトルテで、甘さのある有糖の生クリームが添えられています。

表面のチョコレートフォンダン、光沢のあるタイプで、シャリシャリ感はある程度ありますが、カットしやすい柔らかさですね(-_-)
アプリコットジャムは、表面と間の2層あるホテルザッハータイプで、シットリ目のスポンジケーキを含めて甘さはしっかり目です。

※本記事は、2023/12/07に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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