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【大阪市南部】コロッケの底力【ホクホク・クリーミー】

出典:kurodaさん

【大阪市南部】コロッケの底力【ホクホク・クリーミー】

西洋料理のクロケットを模倣して日本で考案されたコロッケは、大正末期から昭和の初めにかけて都市部の日本人に広く普及。トンカツ、カレーライスと共に大正の三大洋食のひとつとされています。大阪市の南部で特徴的なコロッケをピックアップ、ここにご紹介します。

記事作成日:2024/12/20

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1139の口コミを参考にまとめました。

ポテトコロッケとクリームコロッケ

西洋料理のクロケットを模倣して日本で考案されたコロッケは、大正末期から昭和の初めにかけて都市部の日本人に広く普及。トンカツ、カレーライスと共に大正の三大洋食のひとつとされています。

茹でたジャガイモを潰したマッシュポテトをに挽肉や野菜などを混ぜ合わせ、丸めて衣で包み油で揚げた一般的なコロッケ(ポテトコロッケ)と、中身にベシャメルソースを用いるクリームコロッケに大別されます。

前者の一般的なコロッケは精肉店で販売されることが多く、おやつにもなる庶民的なもので、後者のクリームコロッケは、洋食店で出される、どちらかと言うと高級なイメージです。

とんかつ かつ匠 あべのハルカス近鉄本店

とんかつ かつ匠 あべのハルカス近鉄本店

 近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に直結、各線・天王寺駅の直近。あべのハルカス近鉄本店B2Fの「あべの市場食堂」にあるデリカテッセンです。
 ここではイートインのスペースを設けていて、6席のカウンター席と2席のテーブル席があり、呼び鈴で販売店のスタッフを呼ぶようになっています。

とんかつ かつ匠 あべのハルカス近鉄本店

 「御膳セット」(600円)では、とんかつやエビフライ、コロッケなどの単品を組み合わせてオリジナルの御膳が作れます。
 「北海道コロッケ」(200円)は楕円に近い小判型。弛めのマッシュポテトをフライにしたもので、ジャガイモの風味を前面に押し出しています。

とんかつ かつ匠 あべのハルカス近鉄本店

 「濃厚カニクリームコロッケ」(256円)は俵型。中身のベシャメルソースはなぜかオレンジ色になっています。
 カニの風味も濃厚で、パン粉の立つサクサクかつクリーミーな風合いです。

お肉屋さんのお惣菜場 ギューズプラス 阿倍野店

お肉屋さんのお惣菜場 ギューズプラス 阿倍野店

 近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、いわゆるデパ地下・総菜売場にあるフライショップです。
 ここは同じくあべのハルカス近鉄本店のタワー館B2F・生鮮売り場にある肉屋さん、ロイヤルミートバンク近鉄あべのハルカス店と共通の運営で、コロッケやとんかつ等、肉屋さんならではのお惣菜の販売されてます。

お肉屋さんのお惣菜場 ギューズプラス 阿倍野店

 「お肉屋さんのコロッケ」(128円)は小判型。ジャガイモの甘みが活かされている仕上がりでほくほくしています。揚げ油によるものと思うがコク深い風味です。

お肉屋さんのお惣菜場 ギューズプラス 阿倍野店

 「あらびきコロッケ」(185円)は円形で、その名の通りパン粉がやや粗めなのでザクザクした食感。「お肉屋さんのコロッケ」と比べて軽い風味。揚げ油を変えているのかも。

グリル マルヨシ

グリル マルヨシ - 特製ロールキャベツ

 各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの1階にあるこの界隈では人気の老舗洋食店です。
 店内は厨房に面したカウンター席と、大テーブル、4人がけのテーブルの並ぶ、小規模なレストランで、全部で30席ぐらいです。

グリルマルヨシのもうひとつの名物

グリル マルヨシ

 Aランチ(1,380円)のメインのプレートは、フライもの三種に加え、生野菜とポテトのサラダ、レモン、スパゲティーが添えられています。
 先ずは白身魚フライから。身がかなり柔らかいので、ナイフでカットするのに注意を要する。フライの上にはタルタルソースが少々。魚はタラかな?淡白な味わいです。
 チキンカツは胸肉を叩いているのかな?脂っこくないあっさりとしたカシワをカラッと揚げています。鶏の旨みがしっかり出ていて美味しい。サクサクの衣との食感の対比もいいですね。

グリル マルヨシ

 シナモンコロッケは、ロールキャベツと並ぶグリルマルヨシの名物。ナイフを入れた途端、シナモンの香りがフワッと広がります。
 中身のポテトはクリーミーで、ビーフの旨みも濃厚です。赤身のお肉を惜しみなく使っているものと思われます。

やろく レストラン本店

やろく レストラン本店

 阪堺電車・住吉電停から南海電車の高架のほうに歩いてすぐのところ。住吉大社近くの細い路地の中にある昭和10年創業の老舗洋食店です。
 老舗ではあるがお店は建て替えられていて真新しい。店内も明るくクリーンな雰囲気だがレトロ感も漂います。手前にはカウンター席とテーブル席、奥にもパーティー使用もできそうなテーブル席があって全40席です。

上質な雰囲気の中でいただく名物・玉子コロッケ

やろく レストラン本店

 「やろく定食」(1,242円)は、玉子コロッケとフライ、サラダ、ライス、お味噌汁の付いた定食で、この玉子フライが、創業当時から変わらない味を守るこのお店の名物です。
 白い平皿に玉子コロッケと、小さいミンチカツ、ポテトサラダと生野菜がこんもり盛られています。テニスボールぐらいの大きさの玉子コロッケに圧倒されます。

やろく レストラン本店

 玉子コロッケはぷっくり膨らんでおり、さっくり箸が入ります。中身はクリーミーで滑らかなベシャメルソースが主体ではあるが、刻まれたゆで卵の風味も強く感じます。コロッケには大ぶりな海老が仕込まれていて、その風味と食感もまた楽しい。それにしてもかなりのボリウム感!

ゴールド ファラフェル

ゴールド ファラフェル

 JR大和路線・東部市場前駅から西方向、JR阪和線・美章園駅から東方向。大阪シティバス・中桑津BSから南方向の東住吉区桑津4丁目。桑津東公園の向かいにあるお店です。
 かわいらしい小物が飾られ、窓から光が射し込んで明るく暖かみがある店内は、5席ほどのカウンターがあるのみ。女性店主お一人で営業されています。

コロッケの元祖?

ゴールド ファラフェル

 ファラフェルはひよこ豆やそら豆をつぶして固めたものを食用油で揚げた中東の料理で、コロッケの原型ともされています。
 プレート(1,210円)は、平皿にファラフェル3個と大量の生野菜と揚げ野菜、ピラミッド状に盛られたライスなどが盛りつけられ、フムスが添えられています。

ゴールド ファラフェル

 ファラフェルを齧ってみると外がカリっとしていて、中身はほんのり甘さを持つひよこ豆とハーブの風味が交じり合う素朴な味わいがあります。
 適度なコクは揚げ油によるものかな?

※本記事は、2024/12/20に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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