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若狭湾産のピチピチの魚介類が愉しめる…『吉左エ門、』
本来の意味での割烹使いの出来る店…『吉左エ門、』
『ぎをん遠藤』さんで、すっかり懲りてしまいましたので自分の居心地の良い店を確保し続ける為に本当は洛中のレビューは余り書きたくはないのですが、、、。當店『吉左エ門、』さんも本当は人に教えたくない一軒です。當店との出逢いは今から遡ること三年半余前のこと。その間、全くレビューも全く上がることもなく気持ち良く自分の洛中でのアヂトとして利用させていただいておりますが時には新しいネタを御披露するのも悪くはないかも?と天邪鬼な気持ちが働き今回、一筆啓上させて戴くことと相成った次第です。今から六年程前までは此処には『たまりや』さんという割烹がありました。初代の料理長を務められたのが未だ10代だった天才料理人、現在の『ぎをん遠藤』の店主である『遠藤功太』さんでした。その後、東京での新規割烹店の立ち上げに白羽の矢が立ち後任の料理長に『たまりや』さんを託されたものの一年余で閉店となったように記憶しております。その後釜として入られたのが『吉左エ門、』さんです。店主の『荒木心也』さんは若狭の出身でありご実家も料理店を営まれているということもあり幼少時代から魚を見極める眼力を備えられた人並み外れた目利きの持ち主です。大阪の某関西割烹の店で長い間、二番手として店を支えられていたので料理人としての実力も折り紙付きであり尚且つ料理のレパートリーの幅も広く本来の意味合いでの割烹使いが出来る素晴らしい店です。コース料理というよりも當店ではアラカルト優先、好きな素材を好きな調理法で作って貰い食べるというスタイルが最も愉しめる使い方と思います。今回のレビューは今年の一月に寄せていただいた時のもの。つきだしには『越前がに』の剥き身が供され、此れを『かにみそ』ベースのたれで味わうというもの。こんなつきだしが供されたならば料理を受け止めるのは日本酒に限ります。若狭の地酒の『早瀬浦』を合わせゆるゆるとスタートです。『吉左エ門、』さんの強みは市場を通さずに若狭湾から直接入荷する鮮度抜群の魚貝類です。若狭湾で水揚げられる代表格は『若狭ぐじ(赤甘鯛)』に『若狭鰈(カレイ)』に『若狭河豚(フグ)』、『越前がに』が有名どころでありますが他にも若狭の『真鯖(マサバ)』や『鯵(アジ)』に『のどぐろ』に『あわび』や『赤貝』等の鮮度抜群で上質なものが小浜から直送で送られてくることでしょうか。それらの素材を造りで味わったり焼いてもらったり、揚げて貰ったりとその日の気分で好みの調理法で作って戴けるところでしょうか?そういう意味合いでは京都広しと言えども當店ほど若狭湾の魚貝類を愉しめる店は記憶にありません。割烹でありながらも居酒屋さんに限りなく近い良心価格で愉しませてくれる辺りも當店の好きなところ。美人で気遣いの素晴らしい和装姿の女将に二番手で黙々と仕事を熟す心優しき隼人くん、そして懐深く大盤振る舞いの店主の荒木さんと三拍子揃った佳店です。既に馴染さんも多く付かれている店ですのでフリーでの訪問で席を取ることは先ず至難の技とは思いますが、祇園でこういう店を一軒でも知っておくと株が上がること間違いナシかと、、、。
鮑の天ぷら
のどぐろの造り
若狭ぐじ(甘鯛)と赤貝(本玉)の造り
河豚の白子焼
鴨ロース
若狭の鯖の炙り
越前蟹
かにみそダレ
つきだしに越前蟹
鯨ベーコン
鴨ロース
鮑の天ぷらとビール
若狭の地酒 早瀬浦
くもこと若狭の矢田部ねぎの玉〆からスタート。
若狭の鯖とメチャ旨の若狭のぐじの造り二点盛。
これぞホンマの若狭ぐじ。
凌ぎにノドグロの握り一貫。
先ずは生ビール。
つきだし蝦蛄、蛸のスモーク、毛蟹の三点盛。
造りは明石の穴子、がさ海老、鰹の三点盛。
明石の穴子。肉厚で脂のりも最高。
鰹の土佐造り。
この時期の毛蟹がこれまた美味いんです。
あぶらめの新子。モロコの美味しさとはひと味ちがいます。
鯨の尾の身。
猪肉とホワイトアスパラ焼。
琵琶湖の天然鰻の源平焼。
淡路島の新玉ねぎ蒸し。
天草の岩牡蠣のフライ。滋味抜群。
北翔。
勝駒。
日高見の弥助。
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©Loro
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店名 |
吉左エ門、(きちざえもん)
|
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ジャンル | 日本料理、ふぐ、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
050-5590-7463 |
予約可否 |
予約可 <インターネット予約について> |
住所 | |
交通手段 |
祇園四条駅から267m 祇園四条駅から267m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
※4名以下で個室利用の場合は個室料として御飲食代金の10%頂戴いたします |
席数 |
18席 (カウンター10席、テーブル8席) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) 畳敷きのテーブル個室です。 補助いすをつけると9~10名まで可能です。 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
ランチのみ禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2012年 |
電話番号 |
075-541-5673 |
初投稿者 |
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新旧の数多の割烹が軒を連ねられ日々、凌ぎを削られている祇園町に措いてキラリと光る技で味蕾を愉しませてくれるオトナの隠れ家的割烹『吉左エ門、』さん。本当は余り人に教えたくない自分の隠し玉の一軒です。店主の『荒木心也』さんは若狭の出身でありご実家も料理店を営まれているということもあり幼少時代から魚を見極める眼力を備えられた人並み外れた目利きの持ち主であり料理人としての経験も実力も折り紙付きです。コース料理も七千円~と祇園という立地を考えますと良心的な値段で愉しませてくれますが當店に限っては若狭湾産の上質な素材を好きな調理法で作って貰い食べるというスタイルが最も愉しめる使い方ではないかと思います。本レビューは今年二月にに寄せていただいた時のもの。席に腰を下ろすなり"今日は若狭湾産の釣りの『ヨコワ』のええのが入ってますよ"と荒木店主。目の前にお披露目されたヨコワの腹上は見るからに美味しそう。迷うことなく即オーダーです。つきだしには『越前がに』の剥き身に『かにみそ』だれが掛けられ青みに寒締め法蓮草が添えられたものが供されました。デフォルトで供されるつきだしから一品料理なみのクオリティの品が供されるのも當店のひとつの魅力。こういう料理を受け止めるのはやはりビールよりも日本酒に限ります。スタートは『雁木』の開栓口開けから。そして頃合い宜しく供された先の『ヨコワ』は表面を軽く炭火で炙り焼霜造りにされ卸したての『本山葵』が添えられ『山わさび』が天盛にされ登場です。見るからに美味しそうですが身質は脂ののった本鮪の中トロの部位に極めて近い味わいであり身には筋ぽさがなく噛まずともトロケゆく感じです。もうこのヨコワを口に出来ただけでも充分に満足ですがこれだけで終わらないのが『吉左エ門、』さんです。"蒸したての『鮟鱇の肝』は如何ですか?"と奨められ勿論ふたつ返事でお願いします。供されたソレは表面に旨味成分の脂分が浮きキラキラと輝いています。世界三大珍味のフォアグラを凌ぐような素晴らしい『鮟鱇の肝』。こってりとした濃厚な味ながら変なしつこさがなく後味の良さも抜群です。完璧な血抜き作業と丁寧な仕込みで生臭など皆無であり旨味と芳醇さが濃密に凝縮されている白眉の一品でした。そして隣席の御常連の方が頼まれていた『鯖ずし』が余りにも美味しそうに目に映りましたので、ひと切れ御裾分けいただいた凌ぎ代わりの『鯖ずし』。綺麗な『r』を描いたソレは脂のりの良い若狭の鯖が使われて作られたもの。鯖と舎利の間に挿まれた青菜も佳き役回りを演じていました。冬の京都で欠かすことの出来ぬ一品は何と言っても『かぶら蒸し』です。種には若狭湾産の『若狭ぐじ(赤甘鯛)』を使い摺りおろした『蕪(カブラ)』で包み込み蒸し出汁を添えた一品ですが底冷えのする冬の京都では身体の内側から温めてくれる『かぶら蒸し』は欠かすことの出来ぬ御馳走です。『吉左エ門、』さんでは銀餡ではなく敢えて『鼈甲餡』を使いたっぷりの山葵が添えらて供されますが滋味溢れる味わいはこれぞ京の心。〆の一品に選んだのが『京鴨のロース』です。合鴨の中でも厳しい条件で生産される京都ブランドの鴨の『京鴨』の胸ロース肉をスキレッドを使いローストされ供されます。仕上げに軽くフランベされ供された『鴨ロース』は柔らかくてジューシー、旨味と脂の美味しさが口中に広がります。何を注文してもハズレることがない『吉左エ門、』さん。数多の割烹店が犇めく京都と言えども此れほど若狭湾産の新鮮な魚介類が豊富に揃えられている店は記憶にありません。割烹でありながらも居酒屋さんに限りなく近い良心価格で愉しませてくれる辺りも大きな魅力。美人で気遣いの素晴らしい和装姿の女将に二番手で黙々と仕事を熟す心優しき隼人くん、そして懐深く大盤振る舞いの店主の荒木さんと三拍子揃った佳店です。フリーでの訪問で席を取ることは先ず至難の技とは思いますが祇園でこういう粋な店を一軒でも抑えられておくと周囲から一目措かれること間違いナシかと、、、。