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食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
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夏に爽やかな天ぷら
再訪。
お昼は 11:30~と14:00~の2回転制に。(カウンター6席)
この日、どちらも満席の盛況のよう。
当初は貸切り状態の時もあったことを考えると、感慨深く。
・冷抹茶
・先付け
・車海老(足、2尾。2つ目はレアっぽく)
・アオリイカ
肉厚のイカをふわっと薄衣で包んで。
・蓮根
夏の蓮根はシャキッと瑞々しく。
・とうもろこし
山梨のゴールドラッシュ。
大の好物で、この繊細な天ぷらをいただけるのが一番の幸せ。
・万願寺唐辛子
ピリッとした辛みがアクセント。
・牧島さんの花サラダ
お口直しに。
・太刀魚
熱々でふっくら。
・原木椎茸(追加)
・水茄子
通常は熊本の赤茄子ですが、夏なので水茄子に。
豊富な水分は共通ですが、柔らかく、ほのかな甘み。
・お食事
今回は、芝海老とオクラのかき揚げを天バラで、香の物と赤出しと共に。
・夏フルーツのジュレ寄せ
パイナップル、柑橘、クリームスイカなどのフルーツを烏龍茶のジュレとともに味わうと、台湾風。
暑い夏に、厚ぼったい衣の天ぷらは苦手ですが、坪井さんの薄い衣に包まれた繊細な天ぷらは軽やか。
爽やかな天ぷらを楽しみました。
ごちそうさまでした。
春に軽やかな天ぷら
春の天ぷらをいただきに。
パレスホテル内、カウンター6席の落ち着いた空間。
今回は、最初のタイミングにソムリエの方も登場されていました。
春のみ、5種類のお塩のひとつがピンク色の桜塩になるのが楽しみ。
1月に伺ったとき、能登の塩は、入荷のめどがつかず、なくなり次第終了というお話でしたが
今回もあり、間に合って良かった。
今日は桜塩と能登の塩でいきましょう。
・先付け
・冷抹茶
・車海老(足、2尾。2つ目はレアっぽく)
・ホタルイカ
今年はホタルイカが良いよう。
ちょっと蒸してから繊細に揚げられています。
・そらまめ
・蓮根
・稚鮎
相変わらず芸術的な仕上がり。
・花のサラダ
ここでお口直し。
・グリーンアスパラ
みずみずしさが引き立ちます。
・タラの芽
春ならではの山菜の食べ納め。
・タケノコ
タケノコが大好きですが、そういえば、初めていただきました。
ビジュアルは地味ですが、揚げることで筍の旨味がじわっと出て一味違う美味しさ。
・サクラマス
北海道産。これも春のお魚。
肉厚で熱々。
・お食事
天茶をチョイス。
桜エビと大葉のかき揚げで。
桜エビが香ります。
香の物とお味噌汁とともに。
・柑橘を中心としたフルーツ寄せ
苺のデザートが多いので、あえて柑橘を中心にすえたそう。
沖縄のパッションフルーツを中心に、カットしたスイカ、ぶどう、苺も入った凝った構成が嬉しい。
春の素材は、軽やかで上品な天ぷらにピッタリ。
その揚げ手でいつもお世話になっている坪井さんは、
4月1日付で昇格されたとのことで、おめでとうございます。
さかのぼると来始めてもう8年、いつまでも最初の頃の若手ホープのままではないですものね(笑)
でもセンスというのは、やはり持って生まれたものがあるような。
追って、お店のホームページに、お写真入りでシェフとして紹介されるのを楽しみにしています。
ごちそうさまでした。
軽やかで上品な天ぷら
3か月ぶりの再訪。
冬の味覚を軽やかで上品な天ぷらでいただきに伺いました。
パレスホテル6階。
6種類用意されているお塩のなかで「能登の塩」は、
先日の地震で、今後は入荷のめどが立っていないそうで、貴重です。
いただいたのは
・先付
・才巻海老 足、二本(1本は半レアで)
・加賀蓮根
冬の蓮根は、粘りが増して甘味も感じます。
・そら豆
・京人参
繊細な揚げの技が光ります。
・スノーボールのサラダ
今回は新しい趣向で。
最初に千葉産のスノーボールというまん丸いカブを拝見。
軽く揚げたカブがサラダの中に入り、絶妙の味わい。
これをアレンジして先付けにしても良いかも。
・タラの白子
薄衣の中にアツアツのとろける食感。
こちらは冬ならでは。
・フキノトウ
暖冬の影響で春の山菜が出てくる時季も早くなってきているそう。
・椎茸
肉厚で滋味豊か。
・帆立(函館)
中はレアで、火入れのグラデーションを楽しみます。
・ズワイガニ(追加)
これは初めていただきました。
山芋をつなぎにして、濃厚なしんじょのような趣き。
よりズワイガニそのものの味わいが増して。
今回はこちらが特に印象的。
・お食事
今回は、天バラをチョイス。
桜エビ、舞茸、セリと春を待つラインナップで。
・苺杏仁豆腐
デザートは、2種から選択。
杏仁の上に、苺と苺ソース。
紅花一番搾りは軽やかで、素材を極限まで活かす技とセンスは相変わらず抜群。
坪井さんの後輩となる若手の方が入社され、現在の揚げ手は3名になったそう。
初訪は 2017年。今後も、坪井さんが揚げ手の日に予約し、進化を楽しみに。
ごちそうさまでした。
秋の味覚を繊細な天ぷらで
3か月ぶりの再訪。
やっと秋めいてきて、秋らしい素材を
坪井さんならではの極薄衣の天ぷらでいただくのを楽しみに。
最初の先付は、同じフロアの日本料理 和田倉さんから出されるので
ちょっとテイストが異なります。
構成に季節感が出ていますが、今回はジュレの味わいがちょっと強い。
軽やかな天ぷらに入る序章となる前提で作っていただけるといいですね。
さて、本題の天ぷら。
いただいたのは
いつもの才巻海老2本に続いて
・スミイカ
肉厚でネットリ感が鮮明に。
・蓮根
しゃきしゃきしたアッサリめの夏の蓮根に比べて少ししっとり。
・秋銀杏
薄衣が美しい。
それでも中はアツアツで銀杏の味わいがしっかりと。
・姫人参
ほそ~い人参が繊細に。甘い。
前回の訪問時、誕生月を聞かれ
たまたま、今月が誕生月だったのですが
可愛らしい「福」と書かれた蓋の器が登場。
開けてみると、お赤飯!
金箔もつけられてお目出度く。
お気遣い、ありがとうございます。
・梅干し
いつもはお花のサラダですが、
今回は坪井さん得意の大きな梅干しの天ぷらを
サラダ替わりで出していただきました。
梅干しのみで酸っぱくないかと思いきや、全くそんなことはなく、
梅干しそのものの味わいを楽しめます。
・のどぐろ
上品な白身が肉厚でたっぷり。
・原木椎茸
秋には椎茸がぴったり。
・サンマ
これは初めての天ぷら。
若干苦味があるのもサンマならでは。
・お食事
鮭とマイタケの天バラにて。
前回、変わったお米はまだそのままですが
炊き方を工夫されていて、今回は丁度良い按配でした。
生イクラが添えられていて、親子天バラにして美味しい。
・デザート
葡萄、柿、梨、リンゴなど、様々な果物がコンポートでシャーベットとともに。
あらら、横にはホワイトチョコで作ったバースデーのプレートも。
リボンの絵が可愛く、折り鶴も一緒に。
今回は、秋の味覚を天ぷらで楽しむとともに
誕生月への心尽くしに深く感謝。
総じて、衣が超薄付きながら、素材の良さを引き出すワザがますます冴えてきた感。
天ぷらも、お寿司の握り手、鰻の焼き手などと同様、揚げる方によって異なると思います。
(常連さんでなくても、ご希望によるスケジュール調整は可能のようです。)
ごちそうさまでした。
夏の素材を活かすてんぷら
夏の再訪。
まずは、坪井さんに、てんぷら100名店の連続選出に
おめでとうございます、のご挨拶。
天ぷらは、定番の海老2尾からスタート。
れんこんは、夏らしくシャキシャキ。
そして、お目当てのとうもろこし。
極限まで薄付きの衣、
なかの一粒一粒がより甘みを増して絶品。
芸術的な稚鮎。
久々の熱々キス。
ここで箸休めのサラダ。
太ーいグリーンアスパラ
身厚の太刀魚
坪井さんのスペシャリテ、熊本の赤茄子
みずみずしさが光ります。
お食事は天ばらで。
海老と再びのとうもろこしが現れて嬉しい。
今回の新作は、なんとラストのデザートで。
石垣島のピーチパインの天ぷら。
パインが目の前で、ほんのり衣をまとい、
冷たいマンゴージュレと合わせます。
ビジュアル的にも、立派なデセール。
表面は温かく、食べ進めるとパインの甘味が引き立つ。
マンゴーとの相性も良く、美味しい。
天ぷらの新たな可能性がまたひとつ。
思わず、赤肉メロンではどうでしょう?
と聞いたところ
メロンは、その良さが出ず、桃のほうがまだましで
パインが一番良かった、とのこと。
ご自身から言わないだけで、いろいろ試されていたのですね。
夏の素材を活かした爽やかな天ぷらをいただけて満足。
次回は秋に。
ごちそうさまでした。
春を告げる山菜の苦味
春といえば、ちょっと苦味のある山菜の天麩羅が食べたくなる時季。
6席のカウンター席は満席。
春限定の、ピンクの桜塩も用意され、春気分。
・つつじのコース 9900円(+サービス料 15%)
・冷抹茶 1320円(同)
コースに入っていなかった山菜類や季節の素材を追加、
この季節ならではの天麩羅にて。
この日の付け出しは、今までで一番凝っていて春らしいビジュアル。
たらの芽は山菜の王様、こしあぶらは山菜の女王
と言われているそうです。
花ウドは初めてで、葉先のせいか、あまりウドというイメージを感じない
柔らかな食感。
ふきのとうは、大きなブローチみたい。
薄緑のそら豆も。
蛍烏賊や稚鮎も今ならでは。
追加した初めてのサヨリは、編み込みのようなユニークな形状。
定番の才巻海老、茨城の蓮根、
スペシャリティともいえる、熊本の赤茄子
皆、坪井さんの技による薄衣で、繊細そのもの。
〆は、しらうおと青菜の天バラをチョイス。
お米が変わったようで、米粒に含む水分量が多い感じで
少し柔らかめに感じる。
天パラには前のお米の立具合のほうが合っている感。
香の物と赤出汁とともに。
デザートも選べ、苺とマスカルポーネにて。
今回も、落ち着いた雰囲気のなかで、楽しく美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
冬の天麩羅
新年最初に冬の天ぷらをいただきに。
店内には干支のうさぎさんの飾り物も。
坪井さんもお元気そうで何より。
こちらは揚げ手の方がおふたりいらっしゃいますが、
坪井さん担当の日も増えたよう。
この日は年初にあたり、大きな赤い字で『福』と書かれたお皿も用意され
初めていただくものも用意いただいていました。
6種のお塩も、ひとつが沖縄から能登のものへ変更。
いただいたのは
・つばきコース 9000円(+サービス料13%)
・冷抹茶 1200円
まずは、和食の和田倉さんから提供される先付。
才巻えびからスタート。
蓮根は冬の濃厚な味わいに。
スミイカは身厚に軽やかな薄付き衣がよく合います。
・アピオス
ビジュアルはお豆みたいですが、インディアンのスタミナ源と言われている
栄養たっぷりのお芋だそう。
天ぷらになると、小さいながらホクホク。
海老芋もアツアツでホクホク。
牧島さんの花サラダ
中に真っ赤なハートが入っていて可愛い。
熊本産赤茄子は、相変わらずみずみずしく。
冬のふきのとうは、まだまだ身を守るためか苦味が強いですが、これが季節感というもの。
お魚は金目鯛。
ここで、フィンガーライムという色鮮やかな柑橘が登場。
粒々がイクラみたいで、ちょっとビックリ。
これを金目につけていただきます。
追加
・ムラサキウニ
海苔で包んで。なかのムラサキウニはほとんどレアでとろけます。
・原木椎茸
肉厚でジューシー。
お食事
天バラを選択。海老と大葉で軽やか。
デザートも選択制になって
・イチゴのゼリー寄せでサッパリ。
最後に、新作のほし柿。
アツアツで中はフレッシュな甘い食感を楽しみます。
今回も美味しく、たのしく。
ごちそうさまでした。
秋の味覚を、薄衣の天麩羅で
秋の再訪。
パレスホテルさんも、すっかり活気が戻った感でなにより。
前回の訪問時に、坪井さんの担当される日で予約済み。
落ちつくカウンター席は、満席の盛況。
いただいたのは
◆いちょうコース 9900円(+サービス料15&)
・冷抹茶 1200円 (同)
秋らしい先付でスタート。
・才巻海老 2本
いつもより太っっていて直径の太い海老さん。
2本目は少しレアな仕上げ。
追って、ミンチ状にした丸いつくねのような天ぷらを初めていただきました。
・銀杏
・アワビ茸
秋の素材が軽やかな薄衣に包まれて、より本来の味わいが引立てられます。
・茨城産蓮根
蓮根は、夏のサクッとした食感からしっとり感へ移行。
牧島さんの花サラダで箸休め。
・アイナメ
・太刀魚
今回のお魚は、この2種で。
身がアツアツ、ほっこり。
繊細な火入れ。
・姫人参
今回はハーフにカットしての提供。
・白茄子
通常は、熊本の赤茄子ですが、趣向を変えて、真っ白な白茄子が登場。
〆に天茶。
秋鮭とマイタケのかき揚げ。
秋鮭はブランドもの。
追加で、大きな梅干しの天ぷらをのせて。
デザートには、お初の無花果の天ぷら。
閉じ込められたジュ―シさがたまりません。
今回は、あまりお腹が空かず、いつものようにいろいろ追加できなかったのが心残りでしたが
相変わらず、心地良く、美味しく、いただきました。
ごちそうさまでした。
夏はとうもろこし
初夏の休日に3か月ぶりの再訪。
この間に、食べログ「天ぷら100名店」に選出される
というグッドニュース!
その影響もあってか、最近レビューも増え、総じて高評価なのも、
毎年季節ごとに伺っている身としては嬉しい限り。
こちらは揚げ手がおふたりいらっしゃいますが
ずっと、若手の坪井さんの担当日にて予約しています。
お店のホームページにシェフの紹介が載りましたが
もうおひとりの方のみの紹介。
レイアウト的に空間もあるので
名前+写真だけでも載せていただきたいな。
この日は、最初に
「食べログ天ぷら100名店、おめでとうございます!」
いつものように、6席のみのカウンター席で落ち着いた雰囲気のなか
軽やかな薄衣で、初夏の食材を楽しみます。
この日のお目当ては、大好きなとうもろこし。
今回も、コースにお好みの素材を追加して。
・先付(帆立、翡翠茄子、トウモロコシ、キクラゲ、ジュレ出汁がけ)
・才巻海老2本
・霞ケ浦の新蓮根
蓮根も夏仕様。シャキッと軽い食感で爽やかに変身。
・長野のアスパラガス
薄衣で揚げることで、アスパラガス本来のみずみずしさが
引き出されます。
・ヤングコーン
まずは、真打ちの前に、若々しいヤングコーン。
・とうもろこし
一粒一粒がくっきり見える匠の技。
今年は、ゴールドラッシュ。
昨年の静岡の「甘々娘」(かんかんむすめ)のほうが甘みが強かった感。
でも、衣のなかのジューシーさを楽しめて満足。
・稚鮎
お姿が芸術的。
・牧島さんの花サラダ
さっぱりとお口直し。
・太刀魚
太刀魚はふっくらと。
・熊本八代の赤茄子
坪井さんのスペシャリティ。
いつも、その水分量に驚かされます。
追加
・メゴチ
入荷のあるときはいつもお願いしています。
・イカ
・ソラマメ
店名と同じ「巽」という名の
こだわりのお醤油も仕入れられたとのことで
瓶を見セていただきました。
先日行っていた愛媛産!
〆のお食事は
天丼、天バラ、天茶から選べて、
いつもその日の素材でのおすすめにて。
この日のおすすめは天バラ。
素材は、鱧、とうもろこし、紫蘇。
ご飯と混ざってイイ感じです。
デザートは、抹茶のババロアと佐藤錦
この日も満足。
次回は秋に。
ごちそうさまでした。
春ならではの天ぷら
天ぷらには、春ならではの素材が似合います。
いつものように、コースに好きなものを少し追加。
長い自粛生活で、前より量が食べられなくなったなあ・・。
春らしい先付のあと、天ぷらは車海老でスタート。
一尾はレアな食感。
早速、春のみ提供されるピンクの桜塩で。
春ならではの素材は
ブローチのようなふきのとうとたらの芽。
薄付きの衣の中から、じわっと苦味。
繊細な姿がそのままの蛍烏賊、シラウオも
その独自の旨みがより引き立って。
途中、グリーンサラダでひと休み。
蓮根も春っぽく味わいを変え
グリーンアスパラや赤茄子は瑞々しく。
厚みのある椎茸はジューシー。
〆は、桜海老と大葉の天茶。
大きな梅干しのてんぷらをのせて。
デザートはせとかのブランマンジェ。
この日も、坪井さんの技が冴えて大満足。
パレスホテルも以前より賑わいが戻ってきた感。
早く、アクリル板がとれる環境になるといいですね。
ごちそうさまでした。
冬の野菜・魚を滋味深く
冬の再訪。
緊急事態宣言も解除され
夏の訪問時は閑散としていたパレスホテル内にも、
やっと賑わいが戻ってきていました。
いただいたのは
・いちょうコース 9000円(+税+サービス料10%)
追加いろいろ
・冷抹茶 1000円
先付の後、才巻海老からスタート。
・蓮根
夏のさっぱりとした食感とうって変わって、ねっとりとうまみを含んで。
・京人参
朱色が鮮やか。か細いのにジューシー。
坪井さんが、今回初めて用意してくださったのは
・落花生
見ためは、銀杏の色違いみたい感じ。
いただくと、落花生ならではの香ばしさ。
・ほうれん草の茎
これは、ビジュアル的にインパクト大。
先っぽのピンクの部分もしっかりいただきます。
ここでお魚の登場。
・メヒカリ
白身魚ですが、まるっきり淡泊ではなく、独特の旨みが大好き。
・シシャモの食べ比べ
これも初めて。
オスは、身をしっかりいただけるよう、身を2つに開いて。
メスは子持ちで、ほとんど卵。
メスが食べ応えあり。
・身厚の椎茸
・瑞々しい、熊本の赤茄子
・鮭「銀聖」
またまたハツモノ。
北海道日高産のブランド。
100本に5本ほどの割合だそう。
名の通り魚体が銀色に輝く、栄養をたっぷり蓄えた秋鮭。
薄い衣の下は、薄いサーモンピンク。
身はしっとりと柔らかい。
〆は、天茶をチョイス。
オプションで、大きな梅干しの天ぷらをのせて。
今回は金箔がよりたくさんで、梅干しがキラキラ。
紅はるかのデザートで〆
冬野菜やお魚たちが、薄くて軽い紅花油をさっとまとい
その滋味深さが存分に。
いつの間にか、25回目の訪問となりましたが
それでも、これほど新作があって、ワクワク。
今回もその技と居心地の良さを堪能。
ごちそうさまでした。
繊細で軽やかな天ぷら~トウモロコシの甘味
定期訪問。
6月にいただいたトウモロコシの天ぷらが美味しすぎて
もう1度いただこうと8月末に予約を入れてありました。
パレスホテルの6階。
落ち着いた6席のみのカウンター席で、ゆったりと。
坪井さんが、にこやかに季節の素材を見せてくださいます。
いただいたのは
・ゆりコース 9000円(+税+サービス料10%)
追加を少し
・冷抹茶 1000円
先付のあとに、カリカリの才巻海老の足。
海老はレア風と2種で。
蓮根は夏仕様でサクサク。
そして、お待ちかねのトウモロコシ!
品種は前回と同じ、静岡の「甘々娘」(かんかんむすめ)。
薄~くまとった軽やかな衣のなかのトウモロコシは
1粒1粒が存在感を主張して、甘さが際立ちます。
あ〜、来て良かった。
次に鮎の一夜干し。
これは初めて。
全く違う味の趣きを楽しめます。
こちらでは、いつも箸休め的に、グリーンサラダが出ますが
この日に出てきたサラダには、トマト1個丸ごとの天ぷら。
あまりに衣が繊細に薄くて、良く見ないとわからないほど。
ちょっと触ると、パカッと割れて、真っ赤でジューシーなトマト。
揚げることで、トマトの味わいが凝縮されています。
・焼きトウモロコシ
前回、次のトウモロコシの時に、
焼きトウモロコシの天ぷらも食べてみたい
と言っていたのを覚えていてくださっての提供。
うれしいですね。
しっかり焦げ目もついており、天ぷらながら香ばしい。
これは傑作じゃ~。
天つゆでお醤油風にいただきます。旨し。
・グリーンアスパラガス
・長野、原木の椎茸
お魚は太刀魚、さらに身の厚い烏賊もいただきました。
〆は、トウモロコシと小エビ、大葉のかき揚げの天丼。
お新香と赤出汁付きで。
デザートは、桃のティラミス風プリン。
今回も、繊細で技の光る天ぷらを
心地よい空間で、楽しくいただきました。
ごちそうさまでした。
初夏に繊細で軽やかな天ぷら
定期訪問。
今回は、特にとうころこしの天ぷらを楽しみにやってきました。
L字型のカウンター6席のみの落ち着いた空間。
アクリル板もおなじみに。
今回も、コース+いただきたいものを追加で。
先付のあとに、才巻海老の足、才巻海老2尾(1尾はレアっぽく
蓮根は、初夏らしくシャキシャキと。
白と緑のスティックブロッコリー・セニョールは、
らせん階段のような造形美で提供。
最初のお魚はメバル。
この食感が好きなのを、坪井さんは覚えていてくださいました。
そして、念願のとうもろこし!
今年は、静岡の「甘々娘」(かんかんむすめ)。
薄衣に包まれても、その一粒一粒がくっきり見える匠の技。
名前のとおり、もともと甘みが強いですが、
天ぷらになると、さらに、みずみずしさと甘味が引き立ち絶品。
キスは、黒胡椒で大人の雰囲気。
モロッコいんげんは、厚みがあり、ジューシー。
細長い京人参は、繊細に。
グリーンアスパラは、フレッシュな食感がそのまま。
熊本の赤茄子のみずみずしさは格別。
最後に、とうもろこしのおかわり(?)を所望。
やっぱり、美味しい~。
〆は、天茶で。
ハモととうもろこしのかき揚げ!
デザートは3択から、マンゴーの杏仁豆腐風ゼリー寄せ。
今回も、薄衣で繊細に、軽やかに揚げられた天ぷらを堪能。
暦では初夏とはいっても、湿度が高く、じめっとした気候が続きますが
カラッと揚げられた天ぷらをいただくと、気分も少し晴れたよう。
ホテルもコロナ禍で大変さが続いていますが、がんばってください。
ごちそうさまでした。
春~山菜を繊細な天麩羅で
春は、山菜などのてんぷらをいただきに。
パレスホテルの6階。
カウンター6席のみ、アクリル板も完備。
冬の大根おろしは雪だるまでしたが
春は大根おろしに桜の花が散りばめられて。
お塩も今だけ、ピンクの桜塩に。
つつじコースにいろいろ追加。
ドリンクは冷抹茶で。
坪井さんの繊細な天ぷらを
居心地良くいただきます。
・才巻海老(足、2尾目はレアっぽく)
・蓮根
・ソラマメ
・タラの芽
・ウドの葉
・ふきのとう
そうそう、春はこの山菜のてんぷらが食べたかった!
軽やかにサクサク。
・蛍烏賊
特に揚げの繊細さが光る逸品。
その独特の苦みのあとに、グリーンアスパラガス
・椎茸
・熊本の赤茄子
素材のジューシーさを引き出して
お魚はキス
〆は天茶。今回はサクラマス。
デザートも桜のブランマンジェ。
春らしい献立で楽しみました。
東京の桜も、今日開花しましたね。
(花粉症はまだまだ・・・)
ごちそうさまでした。
繊細で軽やか、技とセンスが光る天麩羅
冬の素材をいただきに再訪。
前回同様、席間には大きなアクリル板で、しっかり感染対策。
先付の後、車海老をカリカリの足、2尾(1尾はレア)。
今回の蓮根はもっちりとした加賀蓮根で。
今回もお初がいろいろ。
モロッコいんげん。薄衣の下で、平べったく薄いお野菜なのに、ものすごいジューシーさ。
これは技術のなせるわざ。
カブも、外がふわっと揚がり、中は、密度の濃いとろとろ感。
帆立は、伊豆の海苔の混ざったお塩が別添えで、磯気分。
華奢で朱色の京人参は、その薄く繊細に揚がった姿そのものが芸術的。
いつもは、箸休めに野菜サラダが付きますが
今回は、干し柿という新趣向。
干し柿は普段食べていませんでしたが、
外をふわった揚げたことで、中はほっこり熱くなって、甘みが引き出されています。
さらにシンプルなお塩をつけると、スイカに塩をつけるような、甘み倍増作戦に。、
この干し柿なら好き。
大分の大きな原木椎茸は、ふわっと揚げと、ギュッと揚げの2種類の食べ比べ。
ギュッと揚げは、椎茸が半分くらいに凝縮する揚げ方で。
白子はぷっくりと。
お魚は、アマダイ。
昨年の冬に続き、今冬も、大根おろしは雪だるまさんで。
人参が効果的に使われていて、お顔も可愛い。
なるべく崩れないようにそっとお出汁にいれたつもりが
あっというまに顔がなくなってしまいました・・・・
〆は久々に天丼で。
最後にデザート。
この日も居心地良く、坪井さんの美味しいてんぷらに舌鼓。
パレスホテルさん内、人出は少なめで
早く、かつてのような賑わいが普通の日常に戻りますように。
ごちそうさまでした。
初秋に繊細な天麩羅
初秋の再訪。
今回も坪井さんの繊細な天麩羅をいただきに。
お店に向かうまでのパレスホテル内は
コロナ禍のせいか、いつもより人出が少なく、ちょっと寂しい感じ。
いちょうコースでお願いし、あとは食べたいものを追加。
まず、季節の先付、才巻海老~蓮根と続きます。
秋の風を感じる銀杏、分厚い椎茸
キスは、今回は黒胡椒を使うという新しい趣向。
なんとなく洋風タッチになり、なかなか良い感じ。
私のメゴチ好きを覚えていていただいていて
今回は入荷あり!
メゴチの食感が衣に包まれることで、一層引き立ちます。
・グリーンサラダ
ツルムラサキの花が可愛い
追加でグリーンアスパラ。
そして、今回の新ネタは、なんとトマト!
真っ赤なトマトを半分にカットし
うす〜い繊細な衣に包まれると・・・。
衣のなかは瑞々しさが封じ込まれたトマトの甘み。
そういえば、イタリアンでも温かいトマト料理をいただくわけで
その違った展開形ともいえるかも。
これならジューシーなフルーツでもいろいろイケるかも。
お魚の追加はカマス。
肉厚で、焼き魚がふわっと揚がった感じ。
大根おろしが合います。
・熊本の赤茄子
このみずみずしさは天下一品。
天バラ、赤出汁、お新香
天バラも黒胡椒で味付けという新趣向。
デザートは、桃のブランマンジェ
この日も居心地良く、堪能。
ごちそうさまでした。
夏は軽やかな天麩羅~ジュ―シ-なとうもろこし
夏に軽やかな天麩羅をいただきに、3か月ぶりに伺うと
カウンターテーブルの間に、乳白色のついたて。
新型コロナ対策ですね。
いつものようにコースで仕立てでいただきます。
ドリンクは芽茶というのを、初めていただいてみました。
先付のあとに、才巻海老の足、才巻海老2尾(1尾はレアっぽく)
今回の坪井さんの初披露は、らせん階段のように串に刺された2色のいんげん。
この日、とても楽しみにしてきたトウモロコシ。
極薄の衣のなかでは、1粒1粒がみずみずしくジューシー、
より甘みが引き出されていて、美味しすぎ。
夏らしく、みょうが、グリーンアスパラ。
ヤングコーンは大きめで、少し焦げ目がついて、焼きトウモロコシの風情。
天つゆでいただきます。
グリーンサラダで箸休め。
お魚は、いつもその精巧さに驚く稚鮎、ほっこりとした身のキス。
天茶は、金目鯛ととうもろこしのかき揚げで。
とうもろこし・アゲ―ンに、歓喜!
夏も、この天麩羅なら、スイスイいただけます。
、
ごちそうさまでした。
春は天麩羅
定期訪問。
春は、ふきのとうやタラの芽などが旬となり、特に天麩羅をいただきたくなりますね。
食いしん坊にとっては、春はあけぼの、ならぬ、春は天麩羅!かと。
いただいたのは
〇つつじコース 9000円(+サービス料10%+税)
・追加 いろいろ
・冷抹茶 1000円
3月は、ピンクの桜塩が増えるのも楽しみ。
いつものように先付のあと、沖縄 才巻海老の足からスタート
海老そのものは2尾のうち、1つはレアで楽しみます。
春の蓮根は爽やか。
やはり春の天ぷらというと
まずは、ブローチのように繊細に揚がったフキノトウ(追加)。
3か月前にいただいたものより苦味が減り、春になってのびのびとしているかのよう。
そして、タラの芽、ソラマメ。
綺麗な薄緑色。いいですねえ。
春ならではのシラウオは、5匹ほどが微かにくっついて、兄弟のよう。
しゃきっとした食感。
レア感がたまらない蛍イカ。
、
ワザが冴える芸術的なビジュアルの稚鮎。(追加)
さっぱりとした風合いの春子鯛。
お醤油と大根おろしで、ちょっと焼き魚風ののどぐろ。
今回の椎茸は、原木椎茸で。
しっかりとした味わい。
最後に、瑞々しい熊本の赤茄子(追加)。
お食事は、桜海老の天茶。これも春らしく。
金箔がのった大きな梅干しの天麩羅(追加)と一緒にいただきます。
最後に桜とフルーツのデザート。
いつも担当いただく坪井さん、
若手ですが、技とセンスはやはりすごいと再認識。
春の食材をいろいろいただきたく、けっこう追加しましたが
軽くて繊細なので、どんどんいただけちゃいました。
次は初夏に。
ごちそうさまでした。
冬の天ぷらをほっこりと
冬の味覚の天ぷらをいただきに再訪。
3か月ぶりですが「おひさしぶりです」と坪井さんがにこやかに。
いつものように、コースにいろいろ追加をお願いする形で。
〇つばきコース 8600円(+サービス料10%+税)
・追加 いろいろ
・冷抹茶 1000円
おや、大根おろしの入っている器がいつもと違う・・・
何気なく蓋を開けると、おっと・・雪だるまくんがこちらを見つめています!。
お顔はオレンジ色の人参で可愛らしく。
あ〜、くずしてしまうのがもったいない。
こんな心遣いも楽しく嬉しいですね。
先付のあとに才巻海老。
いつも、2尾目はレア感覚ですが、この日は特にレア感が強く。
冬は海老が大きくなるので食感も変わるのだなあと季節を感じます。
なんと、真冬に北海道からフキノトウが届いたということで早速追加で。
昨年の春以来。まだ苦味が強いですが、まだこれから長い冬を越えての早春と思うと
これからの冬に備えてですね。
そんなに嫌な苦味でもなく、冬来たりなば春等からじ、なんて言葉を思い出しました。
一転して、冬らしく白子。
こぶりの可愛らしい白子が2つ。
軽やかかなうす〜い衣に包まれて、あつあつクリーミー。
いつもの蓮根に変えて、冬の千葉産カブ。
こちらもとろとろで傑作。
京野菜の細長い京人参は繊細。
キノコは椎茸と鮑の形をしたアワビダケ。
そして、含有している水分量が半端ない熊本の赤茄子。
アピオスという小さなお芋はおハツ。小さいなががら、なかはホクホク。
坪井さんの技術で、野菜たちは普段と違う表情で、新たな個性が生まれます。
箸休めにグリーンサラダ。
お魚は金目鯛。
そしてこの日のさらなる新作は、鴨の西京焼き。
お〜、鴨も天ぷらは初めて。
さらに味噌味というのがなかなか・・・。
天ぷらには埼玉の合鴨が合うとのこと。
ジューシーな鴨肉に味噌風味がふわっと。
そのあとのデザート天ぷらとして、長野の巨峰。
味噌のあとに、衣に包まれた巨峰の甘みが引き立ちます。
今度は葡萄の時期に、シャインマスカットなど色々な葡萄の天ぷら盛り合わせもいいかも。
〆のお食事は天丼で。
秋鮭と舞茸のかき揚げがご飯に上に。
「実はさらにその上にオレンジタピオカがのるんです。」と坪井さん。
むむ・いよいよ流行りのタピオカも天丼に登場か!と
思わず本気にしたら、たっぷりの天ぷらではないイクラの登場でした。(笑)
鮭とイクラの親子天丼。
デザートは、苺のブランマンジェ。
ということで、今回も楽しく美味しく。
次回は春に。
ごちそうさまでした。
秋の軽やかな天ぷら
秋の天ぷらと思い、9月初旬で予約しましたが、残暑が厳しい。
でも、素材には確実に秋の気配。
〇いちょうコース 8600円(+サービス料10%+税)
・冷抹茶 1000円
先付はいちじく。
いつもの沖縄の海老をいただいた後に、
大好きなぎんなん。
加賀野菜の、打木甘栗南瓜(うつぎあかがわあまくりかぼちゃ)。
可愛らしい蝶は、見ためも芸術的。
それが、昨年からさらにバージョンアップして
触覚の小さな2本の先がこげ茶色になって、より陰影がくっきりと。
すごい。
キノコは、島根県の雲太という品種。
これも初めて。肉厚で歯応えが良い。
真っ赤な色が鮮やかな満願唐辛子の一種。
お魚は、好きなめごち、烏賊。
追加で、瑞々しいアスパラガス、赤茄子、
お魚はアマダイを。
天茶は、太刀魚のかき揚げで。
大きな梅干しの天ぷらを追加して。
デザートはプリン。
紅花一番搾りの軽やかな天ぷら、そして坪井さんの技術とセンス。
居心地の良さ。
思うように予約がとれるのも大事なポイントですね。
ごちそうさまでした。
夏の天ぷら~繊細な揚げ加減のとうもろこしがお気に入り
3カ月ぶりの再訪で、夏の天ぷらをいただきに。
昨年のとうもろこしの美味しさが忘れられず
今回も楽しみに。
〇ゆりコース 8600円(+サービス料10%+税)
・ドリンク:冷抹茶 1000円
先付の後、海老の足、海老(1本はレア)でスタート。
春の蓮根はシャキシャキ感が爽やか。
早々に、お気に入りのとうもろこしがお目見え。
細かい粒々が1つずつきちんと繊細に揚がっています。
とうもろこし本来の甘さがより引き立ち、激ウマ。
最後に、もう一度、今度は2つにカットしていただきました。
2つの輪になったゴーヤ
瑞々しいグリーンアスパラ
追加で
焼きトウモロコシみたいなベビーコーン
ブロッコリー セニョリータ
お魚は、太刀魚とキス。
追加で、島根のブランドアジ、どんちっち
御飯は、天丼で、かき揚げにはトウモロコシも入って。
デザートはシンプルにさくらんぼの果実。
皆、素材の良さをさらに引立てる夏の天ぷらを堪能。
次回は秋に。
ごちそうさまでした。
春のてんぷらは格別〜山菜や蛍烏賊を繊細に
3月も中旬を過ぎたのに、朝晩の風はまだ冷たく。
そうはいっても、東京での桜の開花宣言も時間の問題。
天ぷらは、1年を通じてその時々の旬の素材で四季を感じることができますが
春は、特にタラの芽、ふきのとうなど、
独特の苦みのある山菜たちの天ぷらをいただきたくなるものです。
ということで、3月に春の天ぷらをいただきに。
いただいたのは
〇つつじコース 8600円(+サービス料10%+税)
・ドリンク:冷抹茶 1000円
、
テーブルの上に並ぶ6種類のお塩に、春のみ桜色の桜塩が入り、華やいだ感じに。
今日は何にでも桜塩を使ってしまいますよ(笑)
・先付
・海老(1本はレア)、蓮根
そしてお待ちかねの
・タラの芽
・ふきのとう(追加)
ふきのとうは、前回もハシリでいただきました。
芸術的で繊細な揚げ方は変わりませんが、2か月経つと少し和らいだ苦味に。
月日の経過で、野菜の水分の含まれ方、味わいなどが微妙に変化していくのを
天ぷらの技を通じて感じ取れるのが嬉しい。
自分の身を守るため、緊張して苦味を身にまとっていた山菜たちも
桜の開花も近くなり、少しリラックスしているのかも。
・蛍烏賊
極限に薄づきの衣に包まれた、春の風物詩とも言える蛍烏賊。
肝の苦味も一緒に、とろっと。
本日の出色の一品。
・アスパラ、新たまねぎ
箸休めの和風サラダも春仕様。
・スミイカ(追加)
・穴子
お魚は追加でスミイカを。
お寿司でもよくいただきますが、天ぷらにするとまた別の表情に。
・熊本の赤茄子(追加)
こちらも前回よりさらに衣のなかで驚くほど瑞々しく。
・新じゃが
今度は一転して衣を厚めにし、なかはホクホク。
まるでフライドポテトのよう。
・天茶、香の物
桜海老のかき揚げで、春のお食事。
・桜のブランマンジェ
桜色で桜の花も。中には求肥も入っています。
桜が咲き誇る前に、春を満喫。
相変わらず、坪井さんの技とセンスはすごい。
ごちそうさまでした。
冬の味覚に加え、初めての蕪と苺の天ぷら
冬の天ぷらをいただきに3か月ぶりの再訪。
コース一通りに加え、
いつも、今回初めて!というネタをいただくのが楽しみ。
・つばきコース 8600円(+サービス料10%+税)
ドリンクは冷抹茶。1000円
先付は1月ということで、これまでで最も華やか。
海老(1本はレア)、蓮根と続きます。
空豆
あつあつトロトロの鱈の白子
紫色が鮮やかな太いネギを拝見し、それをカラッと揚げます。
和風サラダで箸休め。
熊本の赤茄子は、含む水分の多さに驚き。
きのこは大きな鮑茸。
お魚はキス。
お好みで追加を3品。(各500円)
ハシリのふきのとう。
出たばかりは苦味が多いですが、これが春の先駆けですね。
「かぶの天ぷらは初めてですよね。」と坪井さん。
はい。フレンチではよく出てきますが、確かに天ぷらで食べたことはありません。
2種類の揚げ方でいただきます。
一切れはふわっと。
もう一切れは、外はカリッとして中はグラタンの雰囲気とワザが冴えます。
もうひとつの初めては、イチゴの天ぷら。
揚がった姿は薄い衣をまとったイチゴですが、
食べてみると、中はじゅわっとイチゴジャムのように。
あまり、じっくり食べるのではなく、さくっと食感を楽しむのが良い按配。
〆は天茶で、穴子のかき揚げで。(+500円)
金箔の載った大きな梅干し(+900円)を載せて。
デザートは、今回は数種類から選択でき
温州みかんとほうじ茶クリームをチョイス。
この日も美味しく楽しくいただきました。
ごちそうさまでした。
栗、きのこなど、秋の味覚を天ぷらで
秋のてんぷらをいただきに巽さんへ再訪。
いただいたのは
・いちょうコース 8600円(+サービス料+税)
・冷抹茶 1000円
最初に、先付、海老(1本はレア)、蓮根。
秋は、銀杏が旨し。
熊本の赤茄子。
あとはやはりきのこですね。
肉厚でジューシーな椎茸。
追加でヤナギマツタケ。名前は松茸ですが、味わいは異なります。
さらに、アワビタケもいただきました。(+1500円)
ホクホクのさつまいも。千葉の「愛娘」というブランド。
可愛らしい蝶が止まっています。
お魚はめごち。
そして、この日のハイライトは、初めて天ぷらでいただいた栗。
うっすらと衣をまとい、なかはふっくらでほっこり。
それほど大きなものではないので、ゆっくりその上品な甘みを噛みしめていただきます。
〆は天茶で。
久しぶりに大きな梅干しの天ぷら(+900円)を載せて。
デザートはさっぱりと秋のフルーツのゼリー寄せ。
この日もゆるりと楽しい雰囲気のなかで、坪井さんの軽やかな天ぷらの技を楽しみました。
ごちそうさまでした。
真夏の軽やかな天ぷら
真夏の天ぷらをいただきにお昼に訪問。
この日は、混み合っていて、11時半のあとに13時からもお客様がいらっしゃるという2回転状態。
それでも、6席のカウンター席は、プライベート感たっぷりです。
いただいたのは
・ゆりコース 8600円(+サービス料+税)
・冷抹茶 1000円
初夏とは内容が変わり、真夏の素材に。
・先付
海老2本(一本はレア)と蓮根は前回と同じ。
でも、なんとなく食感がより軽くなり真夏仕様のような・・。
・とうもろこし
大好きなこちらを今年もう一度いただけてシアワセ。自然な甘みがほんのりと。
・キス
・サラダ
・ゴーヤ
これは初めて。お洒落なリングになっています。
・赤茄子
みずみずしくジュ―シー
・太刀魚
紅しぐれ大根という赤紫色の大根おろしをつけて。
これにカボス汁をかけると・・・・あらら不思議、赤紫が真っ赤に変化。
化学の実験みたいです。
ここから追加
・ハモ 1200円
骨切は夏の音。
3兄弟のように3つの丸い球体でさっくりと。
・鮎 1500円
天竜川から。かなり大きく、アタマからガぶっと・・・、食べ応えあります
・まいたけ 500円
お口直しにぴったり
・天茶 とうもろこしと海老のかき揚げ
・香の物、赤汁
好きなとうもろこしが姿を変えての再登場に感激。
・真っ赤な西瓜ジュレ
なぜか、真夏は、一層さっぱりとした天麩羅に感じました。
満足の内容で居心地よく。
ごちそうさまでした。
初夏は夏野菜、トウモロコシの天ぷらが絶品
初夏の素材をいただきに、2か月ぶりの再訪。
いただいたのは
・ゆりコース 8600円(+サービス料+税)
・冷抹茶 1000円
先付の後、レアとミディアムに微妙に揚げ変えた才巻海老からスタート。
初夏の蓮根は真っ白で食感も軽やか。冬の蓮根とは全く異なります。
大きな満願唐辛子は新鮮。
そして、大好きな北海道のトウモロコシ。
うっすらと衣をまとったなかで、一粒ずつの甘いとみずみずしさが際立ちます。
そのまま食べるより、その素材の個性が封じめられ、さらに凝縮される・・
それは、使う油と揚げる技術による賜物ですね。
箸休めに、野菜サラダ
メインのお魚は、ふっくらとした太刀魚。
これは大根おろしをたっぷりとつけて。
・グリーンアスパラガス
・穴子
追加でいろいろ。
・スティックセニョール 500円
初めて聞く名前。ブロッコリと中国野菜を掛け合わせたものだそう。
名前が愛嬌があってカワイイ。
う〜ん、ブロッコリを小形にして茎を長くした感じで、味はやっぱりブロッコリ。
・おくら 500円
・椎茸 500円
・雲丹 1000円
磯の香りがしてきそう・・。ほおばるとレアな雲丹がお口に広がります。
・お食事は天茶に
トウモロコシのバラの天ぷらを沢山入れていただき、嬉しさ爆発(笑)
久しぶりに、大きな梅のてんぷらをトッピング 900円
デザートは、マンゴー杏仁。
この日も、軽やかな才気溢れる天ぷらを楽しくいただきました。
ごちそうさまでした。
清々しい春の素材を使った天ぷら
春の軽やかな天ぷらをいただきに4月に訪問。
この日も満席でしたが、坪井さんがにこやかに「お久しぶりです。」
◆つつじコース 8600円(+サービス料10%+税)+追加3品
・先付
ホワイトアスパラガスに雲丹。ベーコンがのっているのが斬新。
3〜4月は6種類の塩のなかの1つにピンクの「桜塩」が入りカラフル。
・才巻海老(足、ミディアム、レアの揚げ加減で)
・蓮根
ここから特に春を感じる素材が続きます。
・ふきのとう、タラの芽
春の天ぷらというと、この2品。
ちょっと苦味があるのがくせになる美味しさです。
・グリーンアスパラ
しゃきっと瑞々しく。
・筍
筍の旨みが引き立ち、香り豊かに。
・稚鮎
・蛍烏賊
この2品は揚げた姿が繊細で、すでに芸術の域。
天ぷらで封じ込めることで、そのまま食するより素材の良さが引立てられます。
・春のサラダ
お口直しにさっぱりと。
ここから3品を追加
・はまぐり 1500円
その大きさ、肉厚にびっくり。
蛤をかたどった器に3つにカットされてあります。
・新玉葱 500円
天ぷらなのに、なぜか食べるとオニオングラタン風・・・。
・新じゃが 500円
外は超薄い皮に覆われ、中はホクホク。
・天茶
かき揚げは桜えびで春らしく。
・デザート(3種から選択)
桜、黒蜜、抹茶のブランマンジェ
ちょっと遅くなりましたが、清々しい天ぷらで春を感じました。
ごちそうさまでした。
冬の終わりに〜しらうお、鮑、空豆
冬の終わりに伺いました。
いただいたのは
・つばきコース 8500円(+サービス料+税)に追加で数点。
・冷抹茶 1000円x2
・先付
才巻海老(足、ミディアム、レア)から始まり、蓮根へ。
ここから初めていただく素材で。
・しらうお
5匹ほどがピタッとくっついていて、薄くカラッと。
・空豆、トマト
薄い衣に包まれ、なかのジューシーさがさらに引き立つ感じ。
衣が超薄なので、それぞれ、薄緑、真っ赤な色が綺麗に見えます。
・野菜サラダ
・あわび茸(?)
あわびに似ている茸で、名前も聞いたのですが、いまひとつしっかり覚えておらず・・。
肉厚で食べ応えがあります。
・玉ねぎ
「グラタンのような風味ですよ。」と坪井さん。
天ぷらでグラタン??
と思いましたが、いただいてみると確かに洋風の味わいで不思議。
美味しいデス。
・キス
お魚は定番で。
ここから追加
・熊本の赤茄子 1200円
久しぶりに、スペシャリティをいただきました。
天ぷらにすると、みずみずしさが引き立ちます。
・鮑 3200円
エゾアワビがまるごと。
これも玉ねぎと同様、洋風のテイストでした。
・きゅうりと生ハム 500円
完成したばかりの新メニューだそう。
どうアレンジするのか興味深々。
きゅうりを生ハムで巻いたものが天ぷらに。
きゅうりのさっぱり感と、生ハムの濃厚さがうまく融合。
・天茶、香の物
海老のかき揚げを載せて、さらっといただきます。
・苺のブランマンジェ
旬の苺のデザートで〆。
総じて、繊細な薄い衣にて、なかの素材をさらにみずみずしくさせるのが、さすがの技。
今回は、鮑のお値段があったので、お会計は18000円ほど。
毎回、新たな素材との出会いが楽しみ。
美味しく、楽しくいただきました。
ごちそうさまでした。
初冬の天ぷら~雲子、のどぐろ、冬野菜が絶品
初冬の天ぷらをいただきに。
・ランチコース「つばき」 8500円(+サービス料10%+税)
今回のドリンクは、冷たい甘酒も用意されているとのことで
・八海山 あまざけ 1100円
(先付)蓮根豆腐と冬野菜
・海老
いつもながら、からっと揚がった足、ミディアムとレアの2種類からスタート。
・蓮根
この日は、加賀蓮根で。
・京人参
冬が旬。なかは真っ赤で、スリムなのに旨みがじわっと。
・椎茸
身が厚くてジューシー。薄衣で軽やかに。椎茸好きにはたまりません。
・佐土原茄子(写真忘れ)
宮崎の伝統野菜だそう。瑞々しい食感で上品な甘み。
・野菜サラダ
・穴子
追加で
・雲子 1000円
少し小さ目ですが、3切れもあるので、いろいろなお塩で楽しんでみます。
アツアツ、ふわっと口の中でとろけます。
・のどぐろ 1000円
大葉に巻かれて登場。
大根おろしを載せて、和食風に。
・薩摩芋(五郎島金時)
ほっくほくで甘みが強くデザートのよう。
手前には、お芋でできた蝶々が止まっています。キュート!
・天茶
別注で、てっぺんに大きな梅干しの天ぷら。 900円
上には金箔も載って。梅干しはそれほど酸味がなく、すすっといただきます。
贅沢な天茶。
・洋ナシのブランマンジェ
・緑茶
雲子やのどぐろも良かったですが、素材の瑞々しさが極限まで引き出された冬野菜も絶品。
この日も美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
秋の味覚を繊細な天ぷらで
秋の味覚をいただきにやってきました。
この日も満席の盛況。
いただいたのは、
◆・ランチコース 「いちょう」 9570円(サービス料・税込)
・冷たい抹茶 1180円
・先付 無花果の餡かけ。散らしてあるピンクの小花が可愛い。
天麩羅は、才巻海老でスタート。
・新銀杏
黄色ではなく、若草を思い起こさせる綺麗な萌葱色。
薄い衣のなかは食感も少し柔らかく、弾力のある若い銀杏。
・細い人参
名前を効き忘れた細い人参。驚くほど繊細に揚がり、甘みがあります。
・野菜サラダ
お花畑を模して、さつま芋でできた黄色い蝶々が止まっています。
だんだん、色々と手が込んできました。
・山えのき
秋を楽しむ味覚といえは、きのこ。
えのきが茶色い帽子を被ったみたい。
シャキッとした歯ごたえ。
・蓮根
・天恵菇
はい。椎茸好きです。
しかも、プレミアム椎茸「天恵菇」。
これを、しっとりとふんわりと2種類の揚げ方で。
同じものと思えないほど食感が変わりますがどちらも旨し。
・子持ち鮎
卵がびっちり。
追加で
・かます 1059円
肉厚でほくほく。白身でも旨みを感じます。
・栗 475円
栗の天ぷらは初体験。
大ぶりの栗が1個そのまま衣の中に密封され、独特の甘みが封じ込められます。
・お食事
天バラ お味噌汁 香の物
天バラって初めて聞いて、いただいてみることに。
海老のかき揚げがご飯に混ぜ込ませてあるもの。
天丼のように上に載っているのより食べやすい感じ、気に入りました。
・葡萄のゼリー
長野パープルとマスカットのゼリー
葡萄を2種類用意されているのがいいですね。
さっぱりして食後にぴったり。
この日も満足です。
ごちそうさまでした。
雲丹と太刀魚
お盆期間は、お休みのお店も多いですが、ホテル内のレストランは営業中・・・
ということで、お昼に天ぷらをいただきに再訪。
この日も途中で満席に。
いただいたのは
・ランチコース 「ゆり」 9570円(サービス料・税込)
今回の追加は、雲丹と太刀魚。
ドリンク:冷たい抹茶 1188円(同)
・先付
前回とまた違った趣向の涼し気な一品。
・才巻海老、蓮根
・イカ
紋甲烏賊でとても肉厚。
・雲丹(追加)1188円
大葉で巻くお店も多いですが、こちらでは海苔で巻いてあります。
ちょっとお醤油を垂らして・・・・なかはトロっと・・・旨し!
・サラダ
・とうもろこし
今回はスティック状にカットされて登場。
より細身になって、とうもろこしの甘みがさらに感じやすく。
・みょうが
夏らしい一品。香りも楽しめて、なかはシャキシャキ。
・太刀魚(追加)1426円
確かお顔が怖かったお魚だった気がしますが、ふんわり揚げられて優しい天ぷらに。
これも少しお醤油を使っていただきます。
・グリーンアスパラ
好きなんですね、グリーンアスパラ。瑞々しさが閉じ込められて、よりジューシーに。
・穴子
鉄板ながら上品な味わい。
・さつまいも
今回初めていただきました。なんとスティック状で、甘みが出てほっこり。
まるで和菓子のようです。
・天茶 明太子ととうもろこしの天ぷら
明太子は大きく、箸で一気に割ると中のレア感も楽しめ、
とうもろこしの甘みがなんともマッチしています。
・西瓜のジュレ
真っ赤な西瓜色が鮮やかで。
カットした西瓜も入っていてサッパリと。
今回は、お醤油を合わせてみたりして、天ぷらは奥が深い・・・。
美味しく、新たな楽しさも。
ごちそうさまでした。
軽やかな夏の天ぷら
2か月ぶりの再訪。
夏の天ぷらをいただきに伺いました。
落ち着いた雰囲気の6席のみのカウンター席は寛げます。
・ランチコース 「ゆり」 9570円(サービス料・税込)
ドリンクは、冷たい抹茶 1188円(同)
先に、この日の素材を見せていただきます。
前回訪問時にお話ししていた鴨(追加)、野菜は大好きなとうもろこしが特に楽しみ。
・先付
緑の葉が載った薄紙をそっと剥がすと、口当たりのよい夏らしく冷たい前菜。
・沖縄の才巻海老
足のあとは、ミディアムとレアで食感の違いが楽しい。
・蓮根
いつもながら、しゃきしゃきと。
・伏見唐辛子
これは初めて。ちょうど旬の京野菜。
辛くなく、独特の風味が薄い衣に閉じ込められています。
・キス
定番の美味しさ。
・夏の野菜サラダ
お口直しに。
・トウモロコシ
薄衣にうっすらとトウモロコシの粒が見えます。
なかはあつあつ、ジューシーなままのトウモロコシ。絶品です。
さらに、続けてもう一品のトウモロコシは、少し焼きめのついた焼きトウモロコシ風
・じゃがいも
ほこほこ。酒盗をかけていただきます。
面白い組み合わせ。
・国産鴨(追加) 1782円
大きなサイコロ状で登場。大葉が巻かれています。
お肉の旨みが最大限に出ている感じがします。旨し!
・穴子
上品な姿の穴子さん。按配は抜群。
・天茶(鱧とトウモロコシ)
夏らしい組み合わせをサクッと。
デザート
・桃のコンポートとアイス
相変わらず、紅花一番搾りの軽やかな天ぷらに、この日も満足です。
ごちそうさまでした。
初夏の天ぷら〜個性がそれぞれ印象的なお魚たち:銀宝、稚鮎、姫小鯛、金目
初夏の天ぷらをいただきにお昼に訪問。
この日もカウンター席でゆったりと。
前回同様、ランチコースで若干内容を変えて。
さらに、気になったものを追加でいただくことに。
〇ランチコース つつじ 9570円(サ・税込)
追加はお魚で、銀宝と金目鯛 3326円(同)
ドリンクは、冷たい抹茶 1188円(同)
・先付
よもぎ豆腐の蓬が緑色鮮やかで食欲をそそります。
・才巻海老
こちらは定番。まず足。その後、普通とレアで食べ比べ。
・蓮根
ほくほくでジューシー。
・そら豆
初夏の代表的なお野菜の登場で、旬を感じます。
かき揚げはいただいたことがありますが、単独での天ぷらは初めてかも。
シンプルで、そら豆の旨みが出ていますね。
ここで、元気に泳ぐ稚鮎さんが登場。
追って、天ぷらになってのお姿は芸術的ですらあり、食べずに飾っておきたい感じ(笑)
・初夏の野菜サラダ
飾られている花びらが初夏のものに変わりました。
・姫小鯛
名前は鯛ですが、けっこう深いところにいる魚だそう。
ふっくらと肉厚。ジューシーで甘みがあり、名前の通り、お姫さまのように上品。
・ヤングコーン
夏の先駆け。天ぷらなのに、ちゃんと細かい粒が見えます・・これはワザですね。、
・金目鯛
大葉と合わせて。白身ながら濃厚な味わいは独特。
天ぷらでいただくのは初めで、旨し。
・熊本の赤茄子
はい。こちらにスペシャリティです。
・銀宝
「銀宝を食べずして天ぷらを語る無かれ」と言われるという銀宝。
旬は、5月上旬から7月とまさに今。
なかなか見かけることがありません。
食感が今までのお魚と全然違います。
「なんとなく、一口めがおせんべいのようですよね」と坪井さん。
まさに・・。これはクセになる美味しさです。
・天茶、桜海老のかき揚げ、香の物
ご飯に、濃い抹茶をつぎ、上に桜海老のさくさくかき揚げ。
・和三盆のブランマンシェ
毎回、デザートも変わるので楽しみ。
お野菜もいつも美味しいですが、今回は、旬のお魚の個性がそれぞれで印象的。
ごちそうさまでした。
春の旬を楽しむ天ぷら
2か月ぶりの再訪。
前回訪問した時に、春野菜の天ぷらをいただきたく、3月に予約を入れておきました。
相変わらず、こじんまりとした6席のカウンター席は、落ち着きます。
サービスは、隣の「和田倉」の着物姿の上品のお姉さま。
ちょうど春のコースがあるので、これにしてみましょう。
春の限定ランチコース つつじ 9570円
・稚鮎と桜えびを取り入れた天麩羅8品
最初、この日取り揃えた立派な野菜たちを見せていただきます。
さらに、元気に泳ぐ稚鮎も。
そのあと、このコースでいただく素材も一揃い見せていただくと、
あ・・先ほど見たグリーンアスパラが入っていないので追加。
お魚も、春らしく蛍烏賊を追加でお願いしました。
ドリンクは、りんごジュース 1243円
前回のみかんジュースの方が濃厚だったな。
・先付:薄ピンクの桜豆腐に蟹
春らしくてお上品。
・春のサラダ
赤、紫、黄色と色鮮やかな花びらが散りばめられたサラダ。
お花も食べられます。
ここから天ぷら。
相変わらず爽やかな坪井さん。
こちらの特長のべに花一番搾りの天ぷらも爽やか。
今回は、6種類の塩に桜塩が加わり、ピンクで綺麗。
・才巻海老
足、2匹の海老は普通とレアと食感を変えて。
・蓮根
春先の蓮根は甘味が強くなるのですね。
・タラの芽、ふきのとう
これが食べたかったのです〜。
ふきのとうなんて、衣が繊細に薄いので精巧なブローチのようです。
ちょっとの苦味が、春野菜。天ぷらになると、野菜の旨みが一層。
・しらうお
大きめのしらうおがサクサクに。
・グリーンアスパラ (追加:805円)
好きなんです、アスパラ。
・蛍烏賊(追加:957円)
ワタが入った蛍烏賊は濃厚な風味。
・稚鮎
先ほど、元気に泳いでいた可愛らしい稚鮎さんです。
薄衣で、可憐に立っているように見えますが・・
ごめんなさい。頭からがぶっといきますよ〜。
・椎茸
ここで坪井さんの技が冴えます。
半分にカットした椎茸。片方はふんわり。もう一方はしっかり。
同じ椎茸が天ぷらの揚げ方でこんなに変わるなんてすごい。
そして、どちらも美味しいのです。
しっかり風の椎茸は、滅多に食べられないかも。
・熊本の赤茄子
前回に続き、こちらの看板料理。
・桜エビのかき揚げ
春らしくピンク色の桜海老がぎゅっと詰まったかき揚げ。旨し。
・季節の炊き込みご飯は、じゃこご飯 赤出汁、香物
・デザート:苺の杏仁
日本酒ケーキ(パレスホテルオリジナルの純米吟醸酒「壱ノ壱ノ壱」を使用)
今回も、美味しく楽しくいただきました。
ごちそうさま。
居心地の良い空間と軽やかな天麩羅
Myレビさまが絶賛されており、紅花一番搾りを使われているそうで、これは行きたい!
・・・ということで、休日ランチで訪問しました。
パレスホテルの6階。
日本料理「和田倉」さんと入口は一緒。
和服の女性の方たちが複数エレベーター前にスタンバイしており、すぐ案内してくれます。
カウンター6席のみ。照明を落とした落ち着いた店内。
ドリンクは、みかんジュース 1300円
綺麗な濃い蜜柑色。みかんの果実感がすごく、気に入りました。
いただいたのは
・ 「つばき」 (⒓月〜2月の期間限定) 8700円 (+サービス料10% +税)
・先付:胡麻豆腐とキス、蕪
・和風サラダ
さていよいよ天ぷら。
揚げ手は、お若い坪井さんが颯爽と登場。
お塩が、岩塩、蕎麦、海藻、美ら海、抹茶と6種類。
ネタごとにどれが合うか教えてくれます。
最初にナマのエビが見せていただきます。今回は沖縄のエビだそう。
その後、全てのネタの揚げる前の姿を見せてもらえます。
・才巻海老 アタマ
沖縄ということで、美ら海のお塩で。
あ・・、衣がとても薄くて軽やか。
たきやさんと相通じるものがあります。
・才巻海老 ミディアムとレア。
2種類違う食感で楽しめます。レアが、特にイイ感じ。
・蓮根
冬野菜の定番。ほくほく・しゃきしゃきです。
・下仁田ネギ
びっくりするほど、ふと〜い!
苦みもなく、ネギ本来の旨みを感じます。
・鱈の白子
薄い衣をまとい、中はアツアツで濃厚。とろけますねえ・・。
・きのこ
すみません。名前、忘れました・・・。大きなきのこです。
天麩羅というと、椎茸が一般的ですが、それにしないところにこだわりが感じられます。
・キス
やっぱり、お魚も軽やかに。
・熊本の赤茄子
これまた、あまりに大きな茄子で卒倒・・(ウソ)
色は赤紫色で、長さが30cm近くはあるような・・・・。
爽やかな香りで、果肉は柔らかめでジューシー。
もともと茄子も好きですが、こちらのスペシャリティだけあって、特別感がありますね。
・炊き込みご飯
新年ということで、真っ赤な人参と白いイカ。
華やいで、おめでたい。
赤出汁と香物も一緒に。
・かき揚げ
最後に、海老と野菜のかき揚げ。
坪井さんの天麩羅は、センスの良さを感じます。
野菜の天麩羅に奥深さを感じるそう。
揚げ方で、野菜本来の旨みをどこまで出せるか・・・。
また、いろいろな素材を使って、天ぷらの可能性を探ってみたいとも。
例えば、変わり種として「梅干しなら今でも、すぐできますよ。」
「梅干し〜!それは、ぜひ」
「特上」と書かれたケースに入った大きな梅干しが登場。
・梅干し 1000円
これも薄〜い衣に包まれ・・・・。
ひと思いにいただくと、全く酸味がなく、まろやか。
面白い食感で爽やかさがあるので、箸休めにまた今度いただこうかな。
・水菓子
苺を使ったババロアのような甘味。
これは和田倉さんで作っているのかな。美味しいです。
着物姿の上品な女性の方が、こじんまりとした店内に常時スタンバイしていて、
先付や水菓子はこの方から供されます。
軽やかで美味しい天麩羅と、プライベート感を満喫できる上品な空間。
坪井さんの対応も爽やか。
(おふたり体制で、坪井さんの方が少ないそうですが、この日はたまたま担当だったそう)
今度は春の天麩羅をいただきにまいります。
今回は、序章ということで・・(笑)
お腹を空かしてきて、もっとたくさんいただきますよ〜。
ごちそうさまでした。
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店名 |
天麩羅 巽(Tatsumi)
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受賞・選出歴 |
天ぷら 百名店 2023 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
天ぷら 百名店 2022 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2022 選出店 |
ジャンル | 天ぷら |
予約・ お問い合わせ |
03-3211-5322 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄「大手町駅」C13b出口より地下通路直結 大手町駅から270m |
営業時間 |
|
予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料15% |
席数 |
6席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 350台 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | ホテルのレストラン |
サービス | ソムリエがいる |
ドレスコード | スマートカジュアル |
ホームページ | |
オープン日 |
2012年5月17日 |
お店のPR |
四季折々の味をとじこめた、揚げたてをカウンター席で。(パレスホテル東京6F)
6人掛けのプライベート感があるカウンター席で、会話と共に素材を活かした天麩羅をお楽しみいただけます。上品な口当たりで、風味豊な季節の味わいをお届けいたします。 |
初投稿者 |
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この日も6席のカウンター席は満席の盛況。
晩秋の天ぷらを楽しみます。
先付は、松茸の土瓶蒸し。
良い按配で、しみじみいただきます。
・冷抹茶
いつもの才巻海老の足、才海老2尾(1尾はレアっぽく)からスタート。
肉厚のアオリイカ、しっとりとした秋仕様になった蓮根。
10月の訪問予定を、急用で11月初旬に変更いただきましたが、10月のお誕生月を覚えていてくださり
箸包みに金字で「祝」、さらに、小さな「福」と書かれた器に金箔をのせたお赤飯。
心遣いが嬉しい。
お口直しの牧島さんの花サラダ。
今年も最後という銀杏。
芸術的に美しい真っ赤な京人参。
とても細いのに、薄衣の中は熱々ほっこり。
外はカリッとして、中はトロトロの鱈の白子。
こういう素材の揚げ具合で、技量とセンスがわかります。
カボチャもほっくほく。
お魚は、サワラ。
和食やフレンチで、なぜかよく遭遇するので、太刀魚のほうが、好きかも。
あわびタケで、キノコも堪能。
お食事は、天バラをチョイス。香の物と赤だしとともに。
秋の味覚から北海道の秋鮭、舞茸、春菊のかき揚げに、イクラも一緒に。
天バラも軽やかで、全くもたれない。
デザートもお祝い仕様で、ホワイトチョコにお祝いメッセージ、
折り鶴が可愛い。
文旦のゼリー寄せと栗クリーム。
お抹茶とともに。
今は3人の揚げ手の方がおられ、長年お世話になっている坪井さんも指導する立場にも。
天ぷらは、コンマ秒単位の感覚が勝負で、訓練に加え、センスが問われて難しそう。
次回は、冬の天ぷらを楽しみに。
ごちそうさまでした。