街角で3日間。 同じ時代に居合わせた私たち。 みんな、どんな事情を抱え、どこへ行く?
岐阜市の西柳ヶ瀬に、実に9割近くのお店がシャッターを下ろしている商店街がある。夜の街として栄えた時代のにぎわいはなくなったが、今も人々の営みは残っている。50年近く働いてきたスナックのママ。アルバイトで商店街を掃除する年配の男性。空きビルを使ってイベントを企画する若者。戦後、繊維産業で栄え、ヒット曲「柳ヶ瀬ブルース」で全国にも知られた街。シャッター街の今、ここにカメラを据えたら何が見えるのか。
浅草の地下に“日本最古”と言われる不思議な地下商店街がある。階段を下りていくと、そこは別世界。69年前に出来たという古びた地下街には、ユニークなお店がいっぱい。60年近く営業してきたという焼きそば屋さんや、占い、理髪店など。老舗がある一方で、若い店主が開いた新しいお店もある。観光客でにぎわう地上のけん騒を離れ、どんな人が地下へやってくるのか。地下の世界に3日間、潜ってみた。(2024年)
今回の舞台は、ズラリと並んだメダルゲーム。埼玉県ふじみ野市のゲームセンターには、懐かしいものから、新しいゲームまでいろんなものがそろってる。どれだけ増えても、お金にも、景品にもかえられない。それでも、いろんな人がやってくる。明日からの仕事が嫌だなと思いながらゲームに夢中になる人、父親と遊んだ思い出のゲームに興じる人など。みんな何を思って、ゲームに没頭しているんだろう。3日間、密着した。
ファミレス、空港、居酒屋…。毎回、ひとつの現場にカメラを据え、そこで起きる様々な人間模様を72時間にわたって定点観測するドキュメンタリー番組。偶然出会った人たちの話に耳を傾け、“今”という時代を切り取ります。
毎週金曜 午後10時00分
翌週土曜 午前9時30分 (東北エリアは再放送なし)