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2011-02-07



テオ・ヤンセン

テオ・ヤンセンはオランダ人の芸術家・発明家です。当ブログではこれまでにテオ・ヤンセンの作品をテオ・ヤンセン展に行ってきたテオ・ヤンセンのミニ・ビーストを作ってみたの2回取り上げてきました。現在,日本科学未来館でテオ・ヤンセン展が開催されています(2月14日まで。会期は残り僅か!)。Twitterで,2月6日にテオ・ヤンセン自身が未来館でストランドビーストの実演を行うこと,その前に大人の科学マガジン主催のイベントでMake meeting などで見せたもらったヤンセンリンクを使った様々な作品の紹介とテオ・ヤンセンのインタビューが聞ける,ということを知りました。で東京まで見に行ってきたのでした。

テオ・ヤンセンとストランドビーストのこどもたち

お台場の東京カルチャーカルチャーで行われたのが,大人の科学マガジン主催のイベント「テオ・ヤンセンとストランドビーストのこどもたち」です。これはテオ・ヤンセンを尊敬する日本のMakerが作った作品の紹介(第一部)とテオ・ヤンセンへのインタビュー(第二部)から構成されていました。

第一部では,Make: Ogaki Meetingで直接お話させていただいたこともある @nao_denha さんや,Twitterで交流のあった @OuchOuchOuch さんなどから,作品の背景や苦労した点,つくろうと思ったきっかけなどを聞かせていただきました。

@nao_denha さんの木製ストランドビーストとヤンセンリンクを用いたマーブルマシン。

@OuchOuchOuch さんのペーパークラフトストランドビースト。そもそも,私がMake: Tokyo Meeting 04に行こうと思ったきっかけを作ってくれた作品でもあります。

その他,海外の方の作品も。

第二部では,大人の科学マガジンVol.30の担当編集者がオランダのテオの工房を訪問したときのスライドを見ながら,作品の歴史や背景などをインタビュー形式で,テオ自身の口から語っていただきました。

大人の科学マガジン付録のミニビーストを前にその素晴らしさを語るテオ。ミニビーストが淡黄色になっているのはテオの強いこだわりによるのだとか。

テオが神経と呼ぶパーツを手にその仕組みを解説する。

テオの胸に光っているのは,@nao_denha さんがプレゼントしたヤンセンリンクのピンバッジ。

日本科学未来館 テオ・ヤンセン展

イベント終了後に速攻ダッシュで未来館のテオ・ヤンセン展へ。特別展の会場に入ったら,作品には目もくれずに,実演見学の列に並びます。実演演示まで30分以上あるのに既に長蛇の列。何とか14時の実演に入ることができました。

まずはテオと未来館スタッフのお姉さんとの質疑応答。

続いてテオによる最新作Animaris Simensis の構造解説。2種類のセンサーをもち,障害物を避けたり波打ち際から離れたりすることができること,羽で風を受けペットボトルに圧縮空気を貯め,その力で歩くことなどを説明。今回は室内演示なのでコンプレッサーで代用。

実演では,9mもの巨体が動いた瞬間,見学者から「おおおおおおおぉ!」とどよめきが。子どもが障害物代わりにセンサーにタッチすると反転する。

その後ゆっくり展示されている作品を見て回りました。




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最終更新:2011年02月10日 09:56