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Kobe IT Festival 2014 
OWASP Kansai Chapter 
Yosuke HASEGAWA
はせがわようすけ 
▸OWASP Kansai チャプターリーダー 
▸OWASP Japan アドバイザリボードメンバー 
▸ネットエージェント株式会社サービス事業部 
▸株式会社セキュアスカイ・テクノロジー技術顧問 
▸Microsoft MVP for Consumer Security Oct 2005- Oct 2015 
▸http://utf-8.jp/ 
Kobe IT Festival 2014
Kobe IT Festival 2014
▸OWASP – Open Web Application Security Project 
▸Webセキュリティを取り巻く問題を解決する 
ための国際的なコミュニティ 
▸企業や国境の壁はもちろんのこと、あらゆる 
専門知識と経験を持ったスペシャリスト、ま 
たユーザのコラボレーションにより、自由に 
参加できる開放された活動を展開 
▸OWASP Foundation 
▸2001年から活動開始 
アメリカ政府認定NPO 
▸200以上の拠点に支部 
Kobe IT Festival 2014
OWASPに基づく様々なアウトプット 
▸OWASP TOP 10 
▸3年に一度、Webアプリケーションの注意すべき 
脆弱性と対策をまとめて公表 
▸OWASP ZAP 
▸オープンソースの脆弱性診断ツール 
▸その他多数の成果物 
▸ソフトウェア- オープンソース 
▸ドキュメント-CC BY SA 
Kobe IT Festival 2014
▸Webアプリケーションの注意 
すべき脆弱性と対処方法の 
まとめ 
▸3年に一度リリース 
▸モバイル分野にも対応するため『OWASP 
MobileSecurity Project』の一環として 
「Top 10 Mobile Risks」の開発も進行中 
https://www.owasp.org/images/7/79/OWASP_Top_10_2013_JPN.pdf 
Kobe IT Festival 2014
▸OWASPによるオープン 
ソースの脆弱性診断 
ツール 
▸日本語にも対応、日本 
語版の運用マニュアルもあり 
▸誰にでも手軽に検査できることを重視した設 
計 
https://www.owasp.org/index.php/OWASP_Zed_Attack_Proxy_Project 
https://docs.google.com/file/d/0B1e1Cma1GUllazNUNVp6OWdGYzg/edit 
Kobe IT Festival 2014
▸OWASP Japan 
▸2011年に国内にて活動開始(主に東京) 
▸2014年3月、OWASP AppSec APAC 2014を 
開催 
▸OWSP Kansai 
▸2014年より関西にて 
活動開始 
Kobe IT Festival 2014
▸OWASP Japan 
▸2011年に国内にて活動開始(主に東京) 
▸2014年3月、OWASP AppSec APAC 2014を 
開催 
▸OWSP Kansai 
▸2014年より関西にて 
活動開始 
Kobe IT Festival 2014
自分たちの直面するWebセキュリティ 
の問題を自分たちの手で解決したい! 
▸日本で2番目のOWASPローカルチャプ 
ター 
▸2014年3月から活動開始 
▸3か月に1回のChapter Meeting(勉強会)を 
開催 
Kobe IT Festival 2014
自分たちの直面するWebセキュリティ 
の問題を自分たちの手で解決したい! 
▸3か月に1回のChapter Meeting(勉強会)を 
開催 
▸Webセキュリティの悩み事を気楽に相談 
し情報共有できる場 
▸スキル、役職、業種、国籍、性別、年齢関係 
なく、遠慮なくお越しください 
Kobe IT Festival 2014
Kobe IT Festival 2014
Kobe IT Festival 2014
▸ 2014-01 GOM Playerアップデートサーバへの不正アクセス 
▸ 2014-04 Apache Strutsの脆弱性 
▸ 2014-04 OpenSSL Heartbleed脆弱性 
▸ 2014-06 CDNetworksでのコンテンツ改ざん 
▸ JUGEMブログ、Aimingオンラインゲーム、リクルートマーケティング 
パートナーズ、Buffaloダウンロードサイト… 
▸ 2014-08 クラウド上からセレブの写真流出 
▸ 2014-09 GNU bash shellshock脆弱性 
▸ 通年不正ログイン 
▸ mixi、Softbank、Panasonic、チケットぴあ、Sony、バンダイナムコ、 
Ameba、Suica、無印良品、佐川急便、クロネコメンバーズ、日本航空、 
JR東日本、NTT DoCoMo、etc… 
▸ その他… 
Kobe IT Festival 2014
▸ 2014-01 GOM Playerアップデートサーバへの不正アクセス 
▸ 2014-04 Apache Struts 2の脆弱性 
▸ 2014-04 OpenSSL Heartbleed脆弱性 
▸ 2014-06 CDNetworksでのコンテンツ改ざん 
▸ JUGEMブログ、Aimingオンラインゲーム、リクルートマーケティング 
パートナーズ、Buffaloダウンロードサイト… 
▸ 2014-08 クラウド上からセレブの写真流出 
▸ 2014-09 GNU bash shellshock脆弱性 
▸ 通年不正ログイン 
▸ mixi、Softbank、Panasonic、チケットぴあ、Sony、バンダイナムコ、 
Ameba、Suica、無印良品、佐川急便、クロネコメンバーズ、日本航空、 
JR東日本、NTT DoCoMo、etc… 
▸ その他… 
Kobe IT Festival 2014
▸Apache Struts – Java Webアプリケー 
ションフレームワーク 
▸2014年3-4月に脆弱性情報が公開 
▸任意コードの実行や機密情報の漏えいな 
ど 
▸攻撃検証コードが広く流通、悪用が容易 
Kobe IT Festival 2014
▸2014-03-05 
Struts 2の脆弱性公表、修正版がリリース 
▸2014-04-16 
攻撃コード公開が確認される 
▸2014-04-18, 04-22 
Struts 2の対策漏れが発見、報告、公開される 
▸2014-04-24 
Struts 1にも同種の脆弱性があると公開される 
▸2014-04-24 
Struts 2の修正版がリリース 
Kobe IT Festival 2014
▸情報が錯綜 
▸断続的に公開される脆弱性情報 
▸3月-4月の人事異動シーズン 
▸Struts 1はすでに公式にはサポートされて 
いない 
▸RedHatやNTTデータによるサポート 
Kobe IT Festival 2014
▸ 2014-01 GOM Playerアップデートサーバへの不正アクセス 
▸ 2014-04 Apache Strutsの脆弱性 
▸ 2014-04 OpenSSL Heartbleed脆弱性 
▸ 2014-06 CDNetworksでのコンテンツ改ざん 
▸ JUGEMブログ、Aimingオンラインゲーム、リクルートマーケティング 
パートナーズ、Buffaloダウンロードサイト… 
▸ 2014-08 クラウド上からセレブの写真流出 
▸ 2014-09 GNU bash shellshock脆弱性 
▸ 通年不正ログイン 
▸ mixi、Softbank、Panasonic、チケットぴあ、Sony、バンダイナムコ、 
Ameba、Suica、無印良品、佐川急便、クロネコメンバーズ、日本航空、 
JR東日本、NTT DoCoMo、etc… 
▸ その他… 
Kobe IT Festival 2014
▸2014年4月に公表、修正版も公開 
▸SSLサーバの秘密鍵やユーザー名、通信内 
容などを攻撃者はメモリ上から読み取り 
可能 
▸攻撃ログがサーバ上に残らない 
▸公開とほぼ同時に世界中で悪用の痕跡 
▸三菱UFJニコス、カナダ歳入庁で情報漏洩 
Kobe IT Festival 2014
▸基幹で広く使用されるソフトウェアで影 
響が大きい 
▸OpenSSL単体だけではなく内部で使っている 
ソフトウェアが多数影響を受ける 
▸Webサーバだけでなくメール(SMTP,POP3 
over SSL)やFTPS、各種クライアントソフト 
ウェアも 
Kobe IT Festival 2014
▸脆弱性の公開から実際の攻撃までほぼ 
タイムロスなし 
▸4月上旬、人事異動の時期 
▸Apache Strutsの脆弱性と同じタイミング 
Kobe IT Festival 2014
▸ 2014-01 GOM Playerアップデートサーバへの不正アクセス 
▸ 2014-04 Apache Strutsの脆弱性 
▸ 2014-04 OpenSSL Heatbleed脆弱性 
▸ 2014-06 CDNetworksでのコンテンツ改ざん 
▸ JUGEMブログ、Aimingオンラインゲーム、リクルートマーケティング 
パートナーズ、Buffaloダウンロードサイト… 
▸ 2014-08 クラウド上からセレブの写真流出 
▸ 2014-09 GNU bash shellshock脆弱性 
▸ 通年不正ログイン 
▸ mixi、Softbank、Panasonic、チケットぴあ、Sony、バンダイナムコ、 
Ameba、Suica、無印良品、佐川急便、クロネコメンバーズ、日本航空、 
JR東日本、NTT DoCoMo、etc… 
▸ その他… 
Kobe IT Festival 2014
▸コンテンツ配信用のサービスCDNetworks 
が改ざん 
▸マルウェア配布に利用 
される 
Kobe IT Festival 2014 
企業Webサイト 
CDNetworks
▸CDNetworksを利用している企業のサイト 
やダウンロード用ファイル等が改ざん 
▸JUGEMブログ、Buffalo、リクルートマーケ 
ティングパートナーズ他… 
▸サイトを閲覧・ドライバをダウンロード 
するとマルウェアが落ちてくる 
Kobe IT Festival 2014
▸企業としてはCDNetworksのユーザーでし 
かなく、被害者でもある 
▸エンドユーザーからは企業名しか見えな 
い 
▸「Buffaloにアクセスしたら感染した」 
Kobe IT Festival 2014
▸Buffaloの対応 
▸ファイル改ざんを把握後、速やかにサービス停止 
▸ログを解析、改ざんファイルのダウンロードした 
ユーザー(IPアドレス)を把握 
▸プロバイダを通じて連絡 
▸マルウェア感染には駆除のサポート 
▸ダウンロードサーバを別業者に変更 
▸この間1週間 
http://buffalo.jp/support_s/20140602.html 
http://buffalo.jp/support_s/20140602_2.html 
Kobe IT Festival 2014
▸ 2014-01 GOM Playerアップデートサーバへの不正アクセス 
▸ 2014-04 Apache Strutsの脆弱性 
▸ 2014-04 OpenSSL Heatbleed脆弱性 
▸ 2014-06 CDNetworksでのコンテンツ改ざん 
▸ JUGEMブログ、Aimingオンラインゲーム、リクルートマーケティング 
パートナーズ、Buffaloダウンロードサイト… 
▸ 2014-08 クラウド上からセレブの写真流出 
▸ 2014-09 GNU bash shellshock脆弱性 
▸ 通年不正ログイン 
▸ mixi、Softbank、Panasonic、チケットぴあ、Sony、バンダイナムコ、 
Ameba、Suica、無印良品、佐川急便、クロネコメンバーズ、日本航空、 
JR東日本、NTT DoCoMo、etc… 
▸ その他… 
Kobe IT Festival 2014
▸bash - UNIX環境で広く使われているシェル 
▸Linux、Mac OS Xなどでも使用 
▸Red Hat、CentOSなどでは標準シェルに採用 
▸/bin/shがbashへのシンボリックリンク 
▸2014年9月末に脆弱性情報が公開 
▸公開当初は複数の脆弱性が含まれていた 
Kobe IT Festival 2014
▸攻撃者が環境変数を設定させた状態で 
bashが起動するだけで任意コマンドが実 
行可能 
▸多数の攻撃可能な経路 
▸Web(CGI, SSI)、メール、ssh、dhcp… 
▸組み込み機器にも影響 
▸NAS、メディアプレイヤー、ルータなど 
▸影響範囲が広範 
Kobe IT Festival 2014
▸ 2014-01 GOM Playerアップデートサーバへの不正アクセス 
▸ 2014-04 Apache Strutsの脆弱性 
▸ 2014-04 OpenSSL Heatbleed脆弱性 
▸ 2014-06 CDNetworksでのコンテンツ改ざん 
▸ JUGEMブログ、Aimingオンラインゲーム、リクルートマーケティング 
パートナーズ、Buffaloダウンロードサイト… 
▸ 2014-08 クラウド上からセレブの写真流出 
▸ 2014-09 GNU bash shellshock脆弱性 
▸ 通年不正ログイン 
▸ mixi、Softbank、Panasonic、チケットぴあ、Sony、バンダイナムコ、 
Ameba、Suica、無印良品、佐川急便、クロネコメンバーズ、日本航空、 
JR東日本、NTT DoCoMo、etc… 
▸ その他… 
Kobe IT Festival 2014
▸ありとあらゆるサービスで常に発生 
▸パスワードリスト攻撃 
▸事前に入手したIDとパスワードで不正ログイ 
ンを試行 
▸他の脆弱なサイトから流出したアカウント情 
報など 
▸ID、パスワードの使い回しが被害を増加 
Kobe IT Festival 2014
被害企業 
Kobe IT Festival 2014 
不正ログインの 
試行件数(A) 
不正ログインの 
成立件数(B) 
不正ログイン 
成立率(B/A) 
A社約4,600,000 78,361 約1.70% 
B社2,293,543 38,280 1.67% 
C社2,203,590 219,926 9.98% 
D社約4,300,000 263,596 約6.13% 
E社約1,600,000 2,398 約0.15% 
F社3,420,000 15,092 0.44% 
G社1,796,629 14,399 0.80% 
https://www.ipa.go.jp/about/press/20140917.html
▸主な原因はID、パスワードの使い回し 
▸サイト側に明確な非はない 
▸他のサイトから流出したアカウント情報 
▸ユーザーが自身で望んでパスワードを使い回 
し 
▸可能なら二要素認証の導入を 
▸パスワード+携帯電話、トークン 
Kobe IT Festival 2014
▸報道されるのは氷山の一角 
▸あらゆるサイト、あらゆるソフトウェア、あ 
らゆる情報が狙われる 
▸Webと実生活が密に結合するほど相対的に被 
害は増加 
▸あらゆる人が被害者となり得る 
Kobe IT Festival 2014
Kobe IT Festival 2014
▸他人事ではいられない 
▸運営者:自分の管理するサーバが攻撃される 
▸開発者:自分の開発したWebアプリが攻撃さ 
れる 
▸利用者:自分の利用しているサービスが攻撃 
される 
Kobe IT Festival 2014
▸他人事ではいられない 
▸運営者・開発者・利用者 
▸どの立場でも被害にあう可能性 
▸どうすればいいのか? 
▸「こうすればよい」という銀の弾丸はない 
▸地道な小さい対策の積み重ねあるのみ 
Kobe IT Festival 2014
▸それぞれの立場で地道にできる対策を 
▸運営者:自社を守る。利用者を守る。 
▸開発者:脆弱性=バグ。品質の向上を。 
▸利用者:自身を守る。自身で守る。 
Kobe IT Festival 2014
▸それぞれの立場で地道にできる対策を 
▸運営者:自社を守る。利用者を守る。 
▸開発者:脆弱性=バグ。品質の向上を。 
▸利用者:自身を守る。自身で守る。 
Kobe IT Festival 2014
▸それぞれの立場で地道にできる対策を 
▸運営者:自社を守る。利用者を守る。 
▸開発者:脆弱性=バグ。品質の向上を。 
▸利用者:自身を守る。自身で守る。 
Kobe IT Festival 2014
▸自社を守る。利用者を守る。 
▸サイト運営者が最低限すべきこと 
▸サーバの設定の不備をなくす 
▸使っているソフトウェアの更新 
▸自社専用ソフトウェアの脆弱性の検査 
Kobe IT Festival 2014
▸積極的なセキュリティ情報の収集 
▸世間が騒ぎ始めてから脆弱性情報を知るようでは 
遅い 
▸使っているソフトウェアの脆弱性への対応体 
制の構築 
▸入れ替え前の評価手順 
▸長期休暇中の体制 
▸使っている外部サービスの問題発生時の対応 
体制の構築 
▸CDNやクラウド、ホスティングの変更など 
Kobe IT Festival 2014
▸それぞれの立場で地道にできる対策を 
▸運営者:自社を守る。利用者を守る。 
▸開発者:脆弱性=バグ。品質の向上を。 
▸利用者:自身を守る。自身で守る。 
Kobe IT Festival 2014
▸脆弱性=バグ。品質の向上を。 
▸Webアプリ開発者が最低限すべきこと 
▸脆弱性の原理や対策を知る 
▸使用している言語処理系やライブラリの更新 
▸開発完了後も言語処理系やライブラリ、新し 
い攻撃手法の動向を継続的に把握 
Kobe IT Festival 2014
▸脆弱性はただのバグ。 
脆弱性はバグの一種です。一般的なバグは「でき 
るはずのことができない」というものですが、脆 
弱性は「できないはずのことができる」というバ 
グです。もっと言うと、「できてはいけないこと 
ができる」ということです 
▸正しいWebアプリの作り方を知ること 
▸我流の知識、我流の実装は避けよう 
Kobe IT Festival 2014 
HASHコンサルティング 
徳丸さん
▸それぞれの立場で地道にできる対策を 
▸運営者:自社を守る。利用者を守る。 
▸開発者:脆弱性=バグ。品質の向上を。 
▸利用者:自身を守る。自身で守る。 
Kobe IT Festival 2014
▸自分を守る。自分で守る。 
▸Webサイトの利用者として最低限してお 
くこと 
▸パスワードの使いまわしの禁止 
▸複雑なパスワードを採用 
▸アカウントの棚卸 
使用しないサイトのサービスを脱退 
▸クレジットカード明細の確認 
Kobe IT Festival 2014
▸ユーザーとして出来ることは多くはない 
▸それでも警戒心を持つことで防げる事案は多 
い 
▸できる人は隣の人も守ってあげよう 
Kobe IT Festival 2014
Kobe IT Festival 2014
▸開発会社への要件定義の明確化 
▸開発者の教育 
▸脆弱性診断 
▸Web Application Firewall 
▸脆弱性をなくすわけではない 
▸被害は軽減する(可能性がある) 
Kobe IT Festival 2014
▸開発会社への要件定義の明確化 
▸開発者の教育 
▸脆弱性診断 
▸Web Application Firewall 
▸脆弱性をなくすわけではない 
▸被害は軽減する(可能性がある) 
Kobe IT Festival 2014
▸Webアプリケーションの開発案件におけ 
るセキュリティ要件 
▸発注者- 開発者がきちんとしてくれるだろう 
という思い込み 
▸開発者- 要件に入っていないしよくわからな 
い 
▸あいまいなまま開発が進む 
Kobe IT Festival 2014
▸あいまいなセキュリティ要件 
▸開発側 
セキュリティ対策、脆弱性診断を実施せずに 
コストダウン 
要件に含まれていないので対価を請求できな 
い 
▸発注側 
見かけの金額だけで低コスト・低品質な開発 
会社を選定 
正常系の検査だけは実施、動いているように 
見える 
Kobe IT Festival 2014
▸Webシステム/Webアプリケーションセ 
キュリティ要件書 
▸OWASP Japan発! とうぜん日本語! 
▸発注者が開発会社に対して提示できるセキュ 
リティ上の要件をまとめた文書 
▸CC BY-SAで自由に改変・配布可 
https://www.owasp.org/index.php/File:Web_applic 
ation_security_requirements.pdf 
Kobe IT Festival 2014
Kobe IT Festival 2014
Kobe IT Festival 2014
Kobe IT Festival 2014
▸フィードバック随時募集中 
▸OWASP Japan「Webシステム/Webアプリ 
ケーションセキュリティ要件書」はみなさん 
の声でできています。 
Kobe IT Festival 2014
▸開発会社への要件定義の明確化 
▸開発者の教育 
▸脆弱性診断 
▸Web Application Firewall 
▸脆弱性をなくすわけではない 
▸被害は軽減する(可能性がある) 
Kobe IT Festival 2014
▸開発者 
▸「入り口が広すぎてどこから入ればいいかわ 
からない」 
▸守らなければいけない原則が多すぎる 
▸学んでも学んでも追いつかない 
Kobe IT Festival 2014
▸最低限これだけは読んでおこう。 
▸「安全なウェブサイトの作り方」 
▸「安全なSQLの呼び出し方」 
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/websecurity.html 
Kobe IT Festival 2014
▸開発会社への要件定義の明確化 
▸開発者の教育 
▸脆弱性診断 
▸Web Application Firewall 
▸脆弱性をなくすわけではない 
▸被害は軽減する(可能性がある) 
Kobe IT Festival 2014
▸客観的な視点による品質の確認 
…の前に自身でできることを。 
▸開発者自身による最低限の検査 
▸テストの一環として 
▸「脆弱性はバグである」 
Kobe IT Festival 2014
▸最低限これだけは読んでおこう。 
▸「ウェブ健康診断」 
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/websecurity.html 
Kobe IT Festival 2014
▸セキュリティ対策に「こうすればよい」 
という銀の弾丸はない 
▸地道な小さい対策の積み重ねあるのみ 
▸それぞれの立場でできるベストを尽くす 
のみ 
▸OWASPはみんなの技術・知恵・悩みを共 
有できる場です 
Kobe IT Festival 2014
▸OWASPはみんなの技術・知恵・悩みを共 
有できる場です 
▸みなさんのご参加をお待ちしています。 
Kobe IT Festival 2014 
OWASP Kansai 検索

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