Movable Typeで利用するテンプレート・タグと一緒に使うアトリビュートの一覧です。
3.1, 3.2, 3.3, Enterprise 1.0, Enterprise 1.5
decode_html="1"
1を設定すると、タグの値に含まれるすべてのHTMLエンティティをデコードします。たとえば foo<br>は、デコードされて foo<br>に変換されます。
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decode_xml="1"
1を設定すると、タグの値に含まれるすべてのXMLエンティティをデコードします。たとえば、foo<br>は、デコードされると foo<br>になります。
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dirify="1 | * | 0"(* は任意の記号)
値に1を設定すると、タグの値をファイル名や検索用に合わせたものに変換します。値は、小文字(abc...)に変換され、HTMLのタグやエンティティは除去され、普通でない文字 (アルファベット、数字、アンダースコア (_)、空白以外の文字) は除去され、空白はアンダースコア (_) に変換されます。 dirifyは high-ASCII (アクセント文字など) も low-ASCII、すなわち cruditeは cruditeに変換されます。たとえば、Foo "Baz" is<br> Bar!は foo_baz_is_barになります。また、値に任意の記号を指定した場合、空白をその記号に変換します。値に0を設定すると、変換はしません。
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encode_html="1"
1に設定すると、HTMLエンコードされます。たとえば、Foo & Bar -> Bazは、HTMLエンコードすると Foo & Bar -> Bazに変わります。
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encode_js="1"
1に設定すると、タグの値が Javascript の文字列の値として使えるようにエンコードします。たとえば、Foo "Bar" Baz's 1/2 Quuxはエンコードすると Foo ¥"Bar¥" Baz¥'s 1¥/2 Quuxに変わります。
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encode_php="q | qq | heredoc"
PHPで使う三種類の値、シングル・クォーテーション、ダブル・クォーテーション、ヒア・ドキュメントのうち、いずれか一つのフォーマットに合わせてエンコードします。アトリビュートの値として、q(シングル・クォーテーション), qq(ダブル・クォーテーション) もしくは heredoc(ヒア・ドキュメント、hereでも、ヒア・ドキュメントとして動きます) を設定できます。
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encode_url="1"
URLでの利用に合わせたフォーマットに、タグの値をエンコードします。アルファベット以外の文字を16進数ベースのものに変換します。たとえば、foo barは foo%20barに変換されます。
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encode_xml="1"
1に設定すると、XMLフォーマットでエンコードされていなければならない、すべての文字がエンコードされます。対象となるのは、&、<、and >です。 たとえば、Foo & Bar -> Bazは、XMLエンコードすると Foo & Bar -> Bazに変わります。
encode_htmlとの違いは、HTML::Entitiesモジュールがインストールされていて、mt.cfgのオプション NoHTMLEntitiesを有効にしていないときには、HTML のほうが多くの文字が変換の対象になることです。
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filters="xxx"
タグの値に対して適用されるテキスト・フォーマットのフィルターのリストを設定します。フィルターの名前は短かくて、確実に他のものと区別できるべきです。フィルターの名前は、コンマ(,)で区切ります。複数のフィルターを設定すると、リストの順番に適用します。たとえば、CPANモジュール Text::WikiFormatを適用するための短い名前wikiを設定するためには、次のようになります。
<$MTEntryTitle filters="wiki"$>
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lower_case="1"
タグの値を小文字(abc...)にします。
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ltrim="1"
文字列の先頭に、複数の空白/スペースが連続して含まれている場合、不要なスペースを削除します。
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remove_html="1"
1を設定すると、タグの値に含まれるすべての HTML タグを除去します。たとえば Foo<br> Barは、Foo Barに変換されます。
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rtrim="1"
文字列の最後に、複数の空白/スペースが連続して含まれている場合、不要なスペースを削除します。
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sanitize="0 | 1 | tag"
テキストの除去フィルターを実行します。アトリビュートに 1を設定すると、デフォルトの設定、すなわちウェブログの設定か mt-config.cgi での設定に従って、タグを除去します。0を設定すると、除去機能は無効になります。その他の値を設定すると、除去機能は有効だと見なします。
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space_pad="N"
タグの値を、全体でN文字になるよう、余白を空白で埋めます。Nはアトリビュートの値として設定します。
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spam_protect="1"
コメントを投稿する際に入力したメールアドレスを出力するMTCommentEmailタグなど、メールアドレスを出力するテンプレート・タグについて、@マークなどの記号をエンコードします。これは、スパム対策の一つとして有効です。
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sprintf="xxx"
sprintfのフォーマットで変換します。アトリビュートの値として、sprintfのフォーマットを指定します。タグの値は、sprintfに与える引数になります。たとえば、zero_pad="5"と同じことをするためには、次のようにします。
<$MTCalendarDay sprintf="%05s"$>
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strip_linefeeds="1"
タグ・テキストから改行コード(キャリッジ・リターンおよびライン・フィード)を除きます。
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trim="1"
文字列の先頭と最後に、複数の空白/スペースが連続して含まれている場合、不要なスペースを削除します。
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trim_to="N"
最初のN文字を取り出します。N はアトリビュートの値として設定します。
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upper_case="1"
タグの値を大文字(ABC...)にします。
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zero_pad="N"
タグの値を、全体でN文字になるよう、余白を 0で埋めます。Nはアトリビュートの値として設定します。