CSVDF |
メイン画面
特徴 |
・表形式のデータのカラム単位でデータの相違をチェックする。
・項目単位での相違の発生した項目の抽出(ヘッダーで右クリックで抽出)
・ユニークとなる項目での連携によるデータの有無。
・カーソルによる移動(Ctr+矢印で相違の発生したセルに移動)
・メイン画面へ比較する2つのファイルをドラッグすることで選択
・範囲指定によるコピー(ヘッダー名、相違の項目にマークを付ける機能つき)
・行データの相違判定コピー
・CSV(カンマ区切り)、TAB区切り、固定長、任意の区切りに対応
・取込ファイルの文字コードに SHIFT-JIS,UTF-8,UTF-16対応
※内部処理はSHIFT-JISなのでSHIFT-JISに対応しない文字を
取り込んだ場合は?などに化けます。
・固定長ではGUI的にデータの区切り指定が可能
・クリップボードの内容を比較し易くする機能
・相違の比較でスペースを除いた状態での比較
・比較が不要な列の指定
・結果のエクスポートにXML形式とCSV形式の2種類のフォーマットを用意
XMLでは差異を色で分かるように出力(Excel2003、2007で開くことを確認)
CSV形式では相違の判定用の項目を付けて出力。
・項目単位に並べたり、行単位、シート単位の3種類を用意
動作環境 |
CPU:PentiumIII 160MHz 以上のプロセッサを搭載したコンピュータ
OS :Microsoft Windows 98/2000/Xp/Vista/7/8/10
メモリ:64MB 以上(取り込むデータが多ければ多い方がいい)
レコード件数:特になし(12万まで確認。郵便番号の相違をチェック。(Pentium4調べ))
(Core2Duoで1万6千のほうが遅いのはCPUの差?Pentium4の方が早いのか?)
カラム数:256
カラム内の最大バイト数:500byte
カラム内の改行データ:取り込みのみ可(取り込み後先頭一行のみ有効)
XMLによる出力は遅いので注意(5000件ぐらいでもきついかもしれないので
CSV出力後フィルタで抽出して相違の色を塗るほうがらくかも)
XMLではサイズがかなり大きくなります。(郵便番号の例では元10M+10MほどがCSV、24M、280Mほど)
CSVDEF Ver1.61 2020/6 Size:761KB
著作権:フリーソフトウェアです。
ただし、全ての権利を櫻井尚志(Naoshi Sakurai)が所有します。
免責:本プログラムを動作させて被害をかぶった場合等は一切の保証は致しません。
インストール |
■インストール
・インストールする場所にフォルダを作成し、ダウンロードしたファイル(cdfXXXX.exe)を
コピーします。(XXXXはバージョンによってことなります。)
・ダブルクリックすると解凍が実行されます。
・csvdf.exeのファイルを実行すると「CSVDF」が起動します。
■アンインストール
インストール時に入れたファイルを消してください。
レジストリへの書き込みは行っていません。
操作方法 |
■比較の方法
・「比較ファイル選択」で「比較ファイル選択」画面を開く。
もしくはメイン画面にファイルを2つドラッグすることでファイルを選択した状態で
「比較ファイル選択」画面を表示します。
・「比較ファイル選択」画面で比較するファイルを選択。
1行目が項目の名前を示す場合は「先頭行にフィールド」をチェックする。
・「項目単位制御」画面で「連携」項目、「不要」項目等を指定する。
「連携」とはユニークとなる項目があれば「●」を付けた項目に対してソートをかけ
同じ内容のものを同じレコードとして扱います。
例:社員コードを連携にした場合、社員コード1003は左と右ではずれた位置にありますが
連携を指定することで同社員コードの比較を行い。社員コード1002は右にはないので
「左のみ」という結果を返します。
比較ファイル
チェック結果
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「数値」とは「連携」項目にのみ設定可能でソートに影響します。数値にしない場合は10と5があれば、5の方が大きい
扱いをします。(9桁の整数まで有効)
「SPC除外」とはデータの中のスペース(全角・半角)は相違の比較から除外して判定します。
例:チェックを付けると下記のような比較も同じデータとして扱います。
「山田 太郎」と「山 田 太 郎 」
「不要」とは相違のチェックをしない項目に指定します。
■メイン画面の操作
・上の比較対象を選択して比較を実行すると左と右に取り込んだファイルの
内容を表示します。
・相違が発生した箇所を黄色と水色で色分けしています。
・ヘッダー項目上で右クリックすることで相違の発生したデータのレコードのみを抽出することが出来ます。
下記の例では@「住所」で右クリック − Aを選択すると住所で差分が発生しているのみを抽出します。
■結果出力
・「結果エクスポート」で比較の結果を出力します。
■固定長について
・固定長の指定の定義ファイルは「フィールド名」と「サイズ」のみで間をタブで区切った形式ですので
エクセルでフィールド名、サイズのカラムを作ってコピーしてテキストに貼り付けたものを読み込めば
楽に定義できると思います。
■「相違にマークを付けてコピー」について
・「相違にマークを付けてコピー」にチェックを付けた状態でコピーすると
相違が発生している項目の内容の後ろに「(*)」のマークを付けてコピーします。
使い方としてはExcel2003とかでは「置換」の機能に書式も設定できるので
「(*)」を検索キーワードにして書式の背景色を付けて置換すると
相違が発生している箇所に色がついて見やすくなります。
※データに「(*)」がないことが前提となります。
※マークの変更は現時点(ver1.30)では変更できません。
修正履歴 |
Ver1.61 20/06 ・初期サイズより大きいサイズが発生したとき描画領域を拡張
Ver1.60 18/05 ・タブ区切りでのダブルコーテーションの扱う仕様を変更
・ダブルコーテーションの読込バグ修正
・タブ区切りの場合改行文字を変わりの文字に変換して
比較する機能追加
・カーソル場所の色
・読み込み時の幅調整
・差分のある列の場合、列の相違を表示してる文字を赤っぽい色に
する。
・選択位置の内容が数字の場合は差分を表示する
・「先頭行フィールド」を選択中は2行目のカラム数を基準に
チェックしていたのを「先頭行フィールド」の場合も1行目
のカラム数も対象にするように修正
Ver1.50 14/12 ・改行が0x0Aが改行扱いされていなかったのを改行扱いする。
・フィールド数が256以上のときエラーで比較できなかったのを
255まで比較して残りは無視するように変更。
・差異がないの抽出機能追加
・抽出中でファイル名の表示が消えていたのを消えないようにする。
・連携が5個しか出来なくなっていたのを修正
Ver1.40 13/04 ・取込ファイルの文字コードにSHIFT-JIS、UTF-16、UTF-8対応
(内部処理はSHIFT-JIS)
・クリップボードでの比較サイズ 320K -> 640K
・タイトルに表示してるファイル名をファイル名が同じ場合、名前の違うフォルダの方も表示
・取込のフォルダの深さを改善(出力はまだ)
Ver1.30 12/05/06 ・範囲選択機能の追加
・描画速度の改善
・抽出解除をESCキーで出来るようにする。
・検索機能追加
Ver1.20 09/12/27 ・項目単位制御画面でクリックせずにスクロールさせる
だけでチェックがついたのを修正
・XML出力で件数が多い場合は出力確認メッセージを表示
・|区切りをTAB区切りに変更、その他の区切りも可
・行コピー
・列コピー
・ファイル指定のドロップ機能追加
・比較にスペースを無視して比較機能追加
・クリップボードの内容を比較しやすくする機能追加
・項目の再設定機能
Ver1.11 09/06/21 ・右画面でのカーソルの挙動修正
・CSV形式の取り込みで上レコードにデータがあって
次にデータそのものがない場合、上のデータを表示
していたのを修正
・縦スクロールのつまみサイズの調整
・連携を2つ以上して連携列の幅を変更したときの
挙動を修正
・矢印によるカーソル移動
(Ctlで相違の発生した位置に移動)
・列の相違数を表示
・その他細かい調整
Ver1.00 09/05/10 HP公開
(C) 2009-2014 Naoshi Sakurai -