うつ病の人との接し方:「励ましてはいけないのなら、どう接したらよいのか」家族、友人、恋人、会社の同僚のために。。鬱病の基本を理解し、うつ病の患者と家族を支えるためのページ。
心理学総合案内「こころの散歩道」/癒し、臨床心理学入門/鬱病(うつ病)接し方:新潟青陵大学大学院 臨床心理学研究科 教授 碓井真史
うつ病の人との接し方鬱病の患者さんとの接し方に悩む家族、友人、恋人、職場のみなさんのために |
励ましてはいけないとしたら、どう接したらよいのか。→「早く良くなれ」ではなく、「きっと良くなる」
うつ病とは・症状・うつになりやすい人・心の病の人との接し方・うつ病の人との接し方・家族の皆さんへ・周囲の皆さんへ・うつ病の本・心理学の本
あなたの大切な人が、うつ病になってしまいました。何とか早く良くなってほしいと願っているのに、「励ましてはけない」「"がんばれ"は禁句だ」などと言われてしまったら、いったいどんな言葉をかけたら良いのでしょうか。うつ病の人とどんな接し方をしたら良いのでしょうか。
このページは、会社で、家庭で、また友人や恋人などプレイベートな人間関係の中で、うつ病の人との接し方にについて悩んでいるみなさんのために、正しいうつ病との接し方について解説しているページです。
前のページ(心の病)で、心の病と言ってもいろいろなレベルがあるとお話ししましたが、「うつ」も同じです。だれでも、悲しい出来事があれば、憂うつな気分になります。これは、病気ではありません。家族の死のような出来事でも、私たちは何日かすれば、また職場や学校に行くことができます。心の病入門:心の病の様々なレベル:神経症(ノイローゼ)と精神病の違い
何日しても普通の活動ができないような状態になると、やや病的な「うつ」になります。さらに、脳の病としての「うつ」があります。これは本格的な治療が必要な病です。何の病気でもそうですが、心配であれば一日も早く精神科、メンタルクリニック等専門医の診察を受け、早期発見、早期治療を目指しましょう。
このページでは、この本格的な「うつ病」について考えていきます。なお、「躁状態」や、また最近特に増えている軽症の「うつ」については、別の機会に書きたいと思います。
うつ病の基本的理解が必要ですが(『「うつ」を治す (PHP新書) 』『うつ病 (メンタルヘルス・シリーズ)』)、軽くても本人は苦しんでいるうつ病もあり(『軽症うつ病―「ゆううつ」の精神病理 (講談社現代新書)』)、うつだとわかってもらいにくいうつ病もあれば(『気まぐれ「うつ」病―誤解される非定型うつ病 (ちくま新書)』)、うつだと誤解することもあります(『擬態うつ病 (宝島社新書)』)。そのほか、うつ病の人との接し方を学ぶ本。
・意欲減退・憂うつ感・悲観的、絶望的思い・睡眠障害・食欲低下・性欲減退・頭痛、めまい、首や肩のこり・人を避ける・死にたいと思う・考えがまとまらない、仕事の能率が落ちるなど。
うつ病になると、ほとんどの人が、死への思いを持ちます。他のこととは異なり、実行されてしまっては取り返しがつきませんから、慎重な対応、接し方が必要です。自殺は、うつのどん底ではなく、その前後に起こりやすいことも要注意です。自殺予防に関しては、当サイト内のうつ病人と共に:2 「いなくなってしまいたい」思いに応える:うつ病の自殺予防 や、 自殺と自殺予防の心理学をご覧ください。
当サイト内の関連ページ
過労自殺の予防
自殺したいと言われたとき。自殺相談、自殺予防のために。うつ病の症状をご紹介しましたが、自分自身で最初から抑うつ状態だと自覚できる人はあまりいません。最初は、体の不調を感じるでしょう。
うつになると、生活全般にやる気が失われます。これに対して、仕事や勉強はやる気がないが、遊ぶことにはやる気があるというのなら、うつ病ではありません。(アパシーや他の心の問題かもしれませんが。)
うつ病の人との接し方の基本ポイント1
上で紹介した症状は、その人の性格や精神の弱さの現れではなくて、うつの病気の症状です。その人を責めるのは間違っています。またその人が変わってしまったと思うのも誤解です。病気が治れば、症状も消えます。
うつ病の人との接し方を本やインターネットで学んだだけでは、なかなかうまくいきません。それは、あなたが混乱して悲しみや怒りに包まれているからです。患者さんの困った言動は、その人のせいではなく症状だと理解したうえで、冷静な対応ができるようにしましょう。
当サイト内の関連ページ
性格の心理学:自分を好きになり、より良く成長しよう
まじめで、能力があり、責任感の強い人。物事を、順調に、そして完全に成し遂げようと考える人。うつ病の人を見ると、怠け者に見えることがありますが、本来は全く正反対の働き者の人達です。むしろ働き者すぎたために、脳が疲れた状態になっているとも言えます。そして、このようなまじめな人だからこそ、うつ状態で仕事のできないことが辛くてたまらないのです。
うつ病を抱えながら、ふつうの社会生活を送っている人達が大勢います。また、歴史に残るような業績をあげている人達もたくさんいます。また「鬱な気分」が必ずしも悪いわけではありません(『鬱の力 (幻冬舎新書)』)。
うつ病の人との接し方基本ポイント2
今はうつ病にかかっているけれども、もともとは立派な人で、病気が治れば元の立派な人に戻れるのだと信じましょう。
(『「うつ」な人ほど強く優しくなれる―うつで疲れたあなたの心に効く「こころのリハビリ」 』
- 聞き上手になる。よく話を聞く。理解と共感を示す。(→カウンセリングマインド:話を聞くということ)
- 会話の内容より、感情をくみ取る。
- 人間的な温かさを持つと同時に、相手の問題に巻き込まれて、動揺したりしない。
- 「私はあなたの味方です。常にあなたに関心があります。」ということを伝える。
- 病んでいる部分を指摘するのではなくて、健康な部分を評価する。
- 良くなるためには時間がかかることを忍耐を持って覚悟する
- 自分自身の感情(怒り、不安、焦りなど)をコントロールする。
*このような、カウンセリングマインドが必要です。
ただし、こうした冷静な態度、接し方をとれるためには、ご家族や友人、同僚のみなさん自身のストレスに負けない心の健康が必要です。また心に関する正しい知識が落ち着きと冷静さを生みます。
(心理学 総合案内 こころの散歩道 :自分を知り人を知り、いやされて、人間関係を良くしよう)
- 休養をとるように勧める。
そうはいっても、うつ病になるようなまじめな努力家の方にとっては、休むことはとても難しいことです。私は、こんな風に言います。
「そうですよね。早く良くなって、仕事や学校へ戻りたいですよね。だから、一日も早く良くなるために、今はしっかり休んで治療しましょう。」
- 叱咤激励はしない。
普通の病気であれば、たとえば職場の上司が病気になった時、
「早く元気になって会社に来て下さい。課長がいないとみんな困っています。」といった言葉は、良い励ましの言葉になるでしょう。
しかし、うつ病の患者さんには、こんな接し方は逆効果です。ますます自分を追いつめることになるからです。むしろ、たとえば
「お父さんが入院していても、家族みんなで家を守っているから、お父さんは心配しないで、ゆっくり病気をなおしてね。」といった言葉や態度、接し方が有効です。
励ましてはいけないとしたら、どんな接し方が良いのか
- 不用意に励ますことは厳禁でも、希望を与え、不安や絶望をやわらげる接し方はとても大切です。たとえば、「きっと回復します。」「人間、良いときと悪いときがあって当然です。」「うつは波だから、必ず引いていくものですよ。」
などの言葉です。うつ病は決して不治の病ではありません。憂うつな気分は必ず解消されていきます。
そして
退職、離婚などの重大な決定は、延期させるようにします。うつ状態の時に、退職や離婚の手続きをしてしまい、後で後悔する方々がいます。 これも、うつ病の人との接し方で大切なことです。
接し方の基本
うつ病をはじめ、心の病の治療のためには、家族をはじめ身近な人達の協力と適切な接し方がが非常に大切です。病を理解したうえで、話を良く聞く、共感的に接する、叱咤激励しないようにするといった接し方をしましょう。
こんな接し方は要注意
悩みを大したことがないと否定したり、不用意な説得、反論、解釈、お説教等をしないようにしましょう。うつの苦しみは、健康な人が外見から想像する以上に大きいのです。
医師、薬の使用と関連したうつ病患者との接し方
精神科の医師の治療方法や治療方針を理解しましょう。医師や薬への不信は、患者に伝わります。心の病に関する薬には、偏見も多いようです。「薬に頼ってはいけない。」などの不適切なアドバイス、接し方で薬をやめさせることはとても危険です。
私は医師の言いなりになれとは言いません。抗うつ薬など薬の量や副作用について疑問があるときには、医師に自分の考えを述べ、よく相談しましょう。場合によっては、セカンドオピニオンも必要だと思います。
しかし原則的には、
うつの薬は安全です。また普通はとても良く効きます。ただし、飲みはじめはまず副作用が先に出て、数週間後に薬本来のの効果が出ます。また症状が長く続いているときには薬の効果が現れにくいことも理解しておきましょう。また、憂うつな気分が治った後も、しばらくは薬をのむ必要があります。医師の指示を良く聞きましょう。
(ただし、うつ病だと思い抗うつ薬を飲んでいたのに、実は躁うつ病であり、本当は気分安定薬が必要だったということはあります。もしも、うつ状態だけではなく、躁状態もあるとしたら、きちんとそれを医師に伝えましょう。話さないと医師もわからないことがあります。正しい診断を受け、適切な薬を飲みましょう。)
このような基本的なことを理解したうえで、
うつ病の患者さんを休ませるための接し方
うつ病治療のためには、休息させる。心身の負担を全て取り去ることが基本です。
不用意に運動させたり、本人の意思を無視して無理な旅行や娯楽などに連れだしたりしない方が良いでしょう。良かれと思ってこのような接し方をするのですが、逆効果です。
光を浴びることや、散歩によって、症状が改善することもありますが、決して無理はいけません。周囲の人間はもちろん善意で行っているのでしょうが、疲労は避けた方が賢明です。運動は、諸刃の剣です。十分良くなった段階での、軽い運動や家事は有用です。重症の場合は、身体の病気と同様に見舞客を断る必要もあります。
うつ病の治り方に関連する接し方
症状には、一進一退があります。冬から春の三寒四温と同様です。坂道をまっすぐ上るようには、良くなりません。骨折が治るようには、直線的には治らないのです。心の病は、らせん階段を登るように、あちらこちらに行きながら、ゆっくり良くなっていきます。良くなりそうに見えても、長期間かかることを理解し、決して焦らないようにしましょう。
一喜一憂してはいけません。その時々の感情に振り回された接し方は控えましょう。
うつ病患者とのより良い接し方のための家族のあり方
家族が不和になると、患者に悪い影響を与えます。看病で疲れ切ってしまうこともあるでしょう。あのしっかり者だったお父さんやお母さんの今の姿を見るのは、とてもつらいでしょう。でも、こんなときこそ、家族みんなで、支えあい、仲良くなることが大切です。それが、うつの人へのより良い接し方につながります。
そうはいっても、あの働き者だった人が、まるで別人になったように寝ている姿を見ると、家族にとってはとても辛いものがあります。ご家族であるあなた自身の心の健康、やる気がどうぞ支えられますように。
なぜ、こんな病気になってしまったんだろうと、患者さんやご自分を責めず、病気があっても幸せになれますように。→「なぜ」ではなく「何のために」(原因探しをやめて、癒され幸せになるこコツ)
夫のウツは私のせいだとご自分を責めている奥様もいますが、どうぞご自分を責めないでください。
(『ダンナの ウツは私のせい?』)***
患者さんを支えるのが家族の役割ですが、その家族を支えるのが、さらにその周囲の人々の役割だと思います。より良い接し方ができるように、周囲が家族を支援しましょう。
病気の治療は病院で行ないますけれども、家族、会社、友人たちの力はとても大切です(『家族・支援者のための うつ・自殺予防マニュアル』・『家族力がうつから救う! [宝島社文庫] 』・『「会社力」がうつから救う!―職場の「うつ対策」完全マニュアル 』)。そのほか、うつ病の人との接し方を学ぶ本。
家族の心労、苦しみは、とても大きいものがあります。疲れ果て、いらついてしまうのも無理はありません。家族を責めたりせず、共感的理解を示せれば、どんなによいでしょう。
また、家族が息抜きもできないと、家族の方がまいってしまうこともあります。家族自身のためにも、患者のためにも、友人や親戚のみなさんが、ご家族を支えることが、とても大切です。
病人を支える方々にとって、とても大切なことは、自分自身を守るということです。どうぞご自分の体と心の健康に十分注意してください。あなた自身が、心や体を休めることができるような工夫を、ぜひ考えましょう。そうすれば、きっと患者さんへの接し方も変わってくるはずです。
家庭で看護ができない・重い身体的合併症・拒食、拒薬・自殺の恐れが強い場合などは、入院が必要です。
鬱病をはじめとし、心の病の薬は、とてもよい薬ができています。薬物療法の他にも、心理療法が行われることもあります。うつ病は、治療のできる病気です。治療すれば本人も家族も楽になれるのに、治療を受けずに苦しみ続けている人がいるのは、とても残念です。
ただし、他の心の病もそうですが、どんなに良く効く薬があっても、それだけでは本当の健康はえられません。
周囲の人達の理解と援助、適切な接し方がとても大切です。
不適切な接し方で問題をこじらせてしまうのではなく、正しい理解に基づいた接し方で、ご本人とご家族を支えることができればと願っています。このページの内容は、あくまでも、一般論です。また、症状が長く続いている難治性鬱病の場合には、別の観点も必要です。具体的な問題点については、担当の医師とよく相談して下さい。
また、たとえば2009.2の『NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる』が取り上げていたような、精神科医療におけるいくつかの問題もあります(治療が長期化している患者の多くが、不必要に多種類、多量の薬を投薬されていて、それを見直す取り組みが始まっているという紹介のドキュメンタリー番組と本))。ただし、ここでは基本的な事柄のみを取り上げました。
☆うつ病にかかかったご家族、友人、恋人、職場の方との接し方を学ぶために、ここまでページを読んでくださった皆さん。あなたがいてくれて、その方はどれほど助かっているでしょう。その方を助け、そして自分がつぶれてしまわないために、より良い情報を幅広く入手されることをお勧めします。
☆NHKスペシャル 「うつ病治療 常識が変わる」でも取り上げてように、近年、認知行動療法が注目されるなど(『うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」』)、薬物療法に加えての心理的アプローチも注目されています。うつに陥っている方も、ご家族の方も、ぜひ「こころの散歩道」の他のページもご覧ください。)
次のページ →うつ病の人と共に2:うつ病の自殺予防 へ進む
前のページへ戻る 心の病入門:神経症(ノイローゼ)と精神病の違い
→躁(躁状態・気分障害・双極性障害・躁うつ病)とは
→「思うように」ではなく「願うように」:願いと思いの癒し
→勝とうとしない、でも負けない(人間関係の癒し)
→家族心理学01不幸を背負わないで(家族問題からの癒し)
→人間関係に勝つ(人間関係の癒し・職場の人間関係・ネットの人間関係)
→とてつもなく悲しいとき、 どうしようもなく落ち込むとき
→インナーチャイルド(傷ついた子ども時代からの癒し)
→カウンセリングマインド:心理学総合案内こころの散歩道
*自殺と自殺予防の心理学癒し(いやし):心の病と悩みのための臨床心理学入門講座 心理学総合案内「こころの散歩道」
アクセス数3000万の心理学定番サイトYahooニュース個人「碓井真史の心理学でお散歩」
★心理学であなたをアシスト!:人間関係がもっと良くなるすてきな方法(サンプル)★***
ウェブマスター碓井真史による新刊
2011.10発行 『史上最強図解 よくわかる人間関係の心理学 』
心理学の知識とテクニックで人間関係を良くしよう
『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』
うつ病と自殺といのちについて考える全てのひとのために
うつ病の人との接し方(鬱病患者との接し方)を学ぶための本の紹介
うつ病の本(amazon)・うつ病の本(当サイト内)
ウェブマスターによる新刊『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』
このページを読んだ人が多く購入している本
『「うつ」を治す (PHP新書) 』(22) 『うつからの完全脱出 9つの関門を突破せよ! (こころライブラリー) 』
『うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」』 (33) 『ツレがうつになりまして。』 (117)
『家族・支援者のための うつ・自殺予防マニュアル』(9) 『家族力がうつから救う! [宝島社文庫] 』
『「会社力」がうつから救う!―職場の「うつ対策」完全マニュアル 』(4) 『鬱の力 (幻冬舎新書)』
『人間関係がうまくいく図解嘘の正しい使い方:ホンネとタテマエを自在にあやつる!心理法則 』
『NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる』(7)
大反響を呼んだ番組が本になりました。うつ病治療の最前線がわかります。
うつ病についての基本的な知識、情報のために
『“うつ”が気になる人の本―あなたにこんな心当たりはありませんか (ゴマブックス) 』『専門医が教えるうつ病』『うつ病 (メンタルヘルス・シリーズ)』『うつ病のすべてがわかる本 最新版2008―最新治療法から社会復帰まで (主婦の友新実用BOOKS Clinic)』『軽症うつ病―「ゆううつ」の精神病理 (講談社現代新書)』『「うつ」に陥っているあなたへ (健康ライブラリーイラスト版) 』
「うつ病」発症のメカニズムから治療法、発見・治癒のための周囲の役割、再発を防ぐ性格改造法までをイラストでわかりやすく解説。『新版 うつ病の人の気持ちがわかる本 』「うつ」に陥っているあなたへ (健康ライブラリーイラスト版)'>家族がうつ病になったら・妻、夫、恋人がうつになった時の接し方
『ツレがうつになりまして。』 妻がうつになったとき(117)『その後のツレがうつになりまして。』 「ツレがうつになりまして」の続き。(22)『こんなツレでゴメンナサイ。 』「ツレがうつになりまして」の奥さんが書いたエッセイ。(10)『ダンナの ウツは私のせい?』人気ブログランキング「結婚」「うつ」部門などで1位を獲得。 話題沸騰の4コマブログ『ウツはわがまま病』がついに書籍化。『どうする!身近な人の「うつ」 』 夫がうつになったとき、恋人、親、子ども、上司、部下がうつになったときの、接し方、言葉のかけ方、具体的な対応をQ&A形式でわかりやすく。(3)『あなたの大切な人が「うつ」になったら―治すために家族や友人ができること、できないこと 』
「身近な人」だからこそ、助けてあげたい、力になりたい......。うつ病経験者が語る「うつ」に陥った人との接し方とは......?(9)『うつの治し方―治療、家族の接し方、ケアのしかたから再発防止まで 』『うつ 家族はどうしたらよいか―兆候・治療・接し方・再発防止 迷い、悩んだとき 』自分でできるうつ病の心理療法
『うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」』 (33)『うつのセルフ・コントロール 』大原健士郎 著『こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳』『〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法』最近注目されている新しいうつ病
うつ病と思われにくいうつ病、うつ病と誤診される躁うつ病
『非定型うつ病のことがよくわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)』『仕事中だけ「うつ病」になる人たち――30代うつ、甘えと自己愛の心理分析 (こころライブラリー)』 職場、会社のうつ病問題『気まぐれ「うつ」病―誤解される非定型うつ病 (ちくま新書 668)』『うつ病新時代―双極2型障害という病 (精神科医からのメッセージ) 』『うつ病論―双極2型障害とその周辺 (メンタルヘルス・ライブラリー) 』 2009.2発行うつ病と誤解されやすい他の病気や障害
うつ病ではないのに、うつ病に適した接し方をしても、うまくいかないことがあります。『うつ病の相談室』 林 公一 著( Dr.林のこころと脳の相談室)
『それは、うつ病ではありません!(宝島社新書) 』 2009.2.9発行 林 公一 著( Dr.林のこころと脳の相談室)『擬態うつ病 (宝島社新書)』 林 公一 著 (Dr.林のこころと脳の相談室)『「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書 534)』香山リカ著家族が支えるうつ病、会社のより良いうつ病対応、接し方
『家族・支援者のための うつ・自殺予防マニュアル』『家族力がうつから救う! [宝島社文庫] 』家族が元気になれば「うつ」は回復する。家族の知恵60。 うつ病ケアの専門家である著者が、自らの体験をもとに、うつ病患者をケアする家族のために必要な情報、ノウハウを紹介。amazon『「会社力」がうつから救う!―職場の「うつ対策」完全マニュアル 』
会社内、職場の、社員のメンタルヘルスに配慮しなければならない企業の人事労務担当必読!(4)『「うつ」からの職場復帰のポイント―現役精神科産業医が教える 』
うつ病で休んでいた部下が職場復帰するのだが、どう接したらよいでしょう、と私もよく質問されます。『ツレがうつになりまして。』 妻がうつになったとき(117)「うつ」からの職場復帰のポイント―現役精神科産業医が教える'>うつの積極的な意味・うつからの回復・打つとの付き合い方、その他
『「うつ」な人ほど強く優しくなれる―うつで疲れたあなたの心に効く「こころのリハビリ」 (アスカビジネス) 』『「うつ」からの社会復帰ガイド (岩波アクティブ新書)』
うつ病を治して、会社に、学校に、職場に戻ろう。『鬱の力 (幻冬舎新書)』五木 寛之, 香山 リカ 著『うつで人は豊かになる 』うつは確実に私たちに成長を促す。25年間「うつ」と関わってきたストレス・セラピストがユニークな実践的手法で実現した、うつからの驚くべき回復を詳細にレポート。「うつになったらどうしたらいいのか」に徹底して応える。(書籍データ)『嘘がつけないとウツになる! (ベスト新書)』『人間関係がうまくいく図解嘘の正しい使い方:ホンネとタテマエを自在にあやつる!心理法則 』ウェブマスター碓井真史著『「うつ」に陥っているあなたへ (健康ライブラリーイラスト版)』引用した本(鬱病や、心の病の理解と接し方)
『心の病Q&A50 』平山正実 著 いのちのことば社
『病める心の理解 』木哲夫 著 いのちのことば社
(上の2冊は、キリスト教系の出版社の本ですが、心の病全般に関するわかりやすい本です。)
『プライマリケアのためのうつ病診療Q&A 増補版 』渡辺昌祐 他 著 金原出版 ISBN4-307-15047-3 (精神科以外の医師向けの本ですが、薬に関する難しい内容を除けば、専門外の方でも十分読んで理解できる内容だと思います。)
心理学総合案内こころの散歩道から7冊の本ができました 2011年10月最新刊
よくわかる人間関係の心理学
2010年発行
あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ2008年発行
『誰でもいいから殺したかった! 追い詰められた青少年の心理』心理学の致死糸テクニックを活用して、人間関係を良くしよう。 死を考えている人のために。自殺予防のために。遺された人のために。いのちについて考える全ての人のために。 書評 秋葉原通り魔事件から考える。愛される親になるための処方箋 書評 本書について(目次等) 『人間関係がうまくいく図解 嘘の正しい使い方―ホンネとタテマエを自在にあやつる!心理法則』 本書について
『なぜ「少年」は犯罪に走ったのか (ワニのNEW新書) 』 本書について
『ふつうの家庭から生まれる犯罪者 』 本書について
『少女はなぜ逃げなかったか―続出する特異事件の心理学 (小学館文庫) 』 本書について
心理学の本
リンクDr.林のこころと脳の相談室
精神科医のページ。「うつ病」のページに詳しい解説があります。うつ病の人に対する接し方や、うつの自己診断テストもあります。奈良県立医科大学精神科ホームページ
メールによる情報提供を行っています。うつ・不安委員会公式ホームページ
うつ病の患者さんとの接し方、7つのポイント心理学入門| 社会心理学(対人心理学)| 心の癒し(いやし)・臨床心理学| やる気の心理学| マインドコントロール| ニュースの心理学的解説| 自殺と自殺予防の心理学| 犯罪心理学・ 少年犯罪の心理学(非行の心理)| 宗教と科学(心理学)| プロフィール・ 講演| 心療内科| 心理学リンク| 今日の心理学(エッセイ) | 心理学掲示板|ホーム・心理学|
リンクフリー
Kokoro no Sanpomichi / 1997-2011 Copyright USUI Mafumi無断転載法律上禁止されています。ただしリンクは大歓迎。