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アフィリエイト戦記

アフィリエイトをやっている中で自分が経験したことを書いていきます。

カードローンを擬人化した萌え萌えサイトを作った経緯と方法をまとめてみました!

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どもです、水野です。

ハゲリーマンのサイト公開から3ヶ月が経ち、その間はひたすらサイト作りをしていました。記事タイトルの通り、カードローンを美少女萌え系にしたサイトです!

これはもうね、僕が絵師も探しから始めた、本当にこだわりにこだわって自分の萌えイメージを100%注いだサイトになります。もうね、萌えサイトです、カードローン関係ないです。

まずは見てみてください。

おすすめカードローンを萌え擬人化【カードローンガールズ】

前回のハゲリーマンとは違う流れで今回のサイトを作りました。その違いとは大きく分けて5点あります。

  • 記事は外注ではなく内製化
  • イラストはクラウド系ではなくpixiv
  • イラスト以外のデザイン内製化
  • コーディングは外注化
  • 提携がすすまない

それぞれについて自分が経験した上で苦労したこと、失敗したこと、今思えばこうしたほうがよかったことなどをお伝えしていけたらなと思います。

記事の外注化を辞めた理由と内製化のメリット・デメリット

AGAサイトの時には記事はフル外注化で英文などの参考文献は翻訳家に依頼した後、外注ライターさんが読みやすい形で文章を再構築する手順で記事を作っていました。

この時の反省点は、多くの外注ライターさんに依頼したので記事毎によってテイストが大きく違い、サイト全体での統一感に欠けていました。

そこで今回はライターさんを内勤として入れて、社内でどんなサイトコンセプトなのか、このサイトのゴールは何なのかをしっかりと伝え、二人の内勤ライターさんに書いてもらっています。(まだ現在進行形で書いてもらっています。)

内製化のメリットは記事の統一感よりも情報の正確性

ペース的には遅いのですが、1記事大体平均で8時間かけて書いてもらっています。時間をかけている分、情報の正確性はかなりしっかりしています。

正確な文章を書くために、ライターさんには、各カードローン会社に記載されていない情報、例えば「借りたお金が入金される口座にはどうやって記載されるのか?」などを実際にサポートセンターに電話して記事にしています。

他にも電話で確認してもらったことは、「今まで会社員だった人が自営業になって、自分の仕事先が自分の携帯しか連絡先としてない場合には在籍確認はどうなるのか?」だったり、「そもそも離職している後に自営業になっているので収入証明が無い場合にはどうなるのか?」などです。

人がお金を借りるシーンって様々な場合があり、借りれるのか本気で調べている人って特殊なパターンが多いと思うんです。なのでそういう人向けの記事はかなりしっかり裏をとって記事にしています。

逆に、上場企業の正社員なら損をしないカードローンってどこなのかな?ぐらいしか調べないと思いますし、何個も借りてる人なら細かいこと気にせず、すぐ申し込むわけです。そういう場合には損をしないカードローンがどこかを伝えるようにしています。

キーワードによって悩みの深さが違うのでそれに合わせて記事の内容も考えています。

上記のようなニュアンスを伝えるのは外注ライターさんでは難しく、内勤ライターさんだからこそできるものだなーと心から思いました。

後は外注ライターさんよりも辞める確率ってかなーり低いのでライティング力の蓄積や記事の修正も書いた本人にお願いできるのも大きな利点だと感じています。

文字単価から固定給になったことにより、僕が求めている質の高い記事がちゃんと手に入るようになりました。安い値段で質の高い記事がほしいっていうのは限りなく不可能なことだったなと改めて思います。

ただもちろん内製化のデメリットもあります。

内製化すると質を求めるあまり記事数が激減する

内部で記事を書いてもらうと質の高いものはできるのですが、当然量産が厳しくなってきます。

これは当たり前といえば当たり前なのですが、一人あたり月間10記事ぐらいが限界です。もちろんもっとライトな記事にすれば増えていくのですが、自分が求めている記事レベルだとこれが限界です。

そして記事単価でいうと2万〜3万円。つまり検索ボリュームやCVし辛い記事は作れなくなり、サイトのボリュームは低下します。ただそうなるとサイトジャンルに対する関連性や充実性、網羅性が下がるのでビッグキーワードは狙いにくくなってきます。

それならもっと内勤ライターさん増やして記事増やせばOKKKK!っていう流れも考えたのですが、採用基準を満たす人ってなかなかいないんです、月に1人いれば良いぐらい。

(マジで僕はこういう単純すぎる思考なので周りに突っ込まれないと暴走して破滅するタイプです。)

上記の結果、サイトを沢山作るというよりも1サイトをがっちり作りこむっていう流れしかなくなります。

ただ、僕はいろんなジャンルを作りたいのでカードローンガールズやハゲリーマンだけに固執できないので悩みどころです。。。まぁこだわりのあるものを量産するのは現状不可能っていうのはわかってはいるんですけどね。でも作りたいんです。

最低でも月に1サイトぐらいのペースでこういうサイト作りたいんですよね…脱線しそうなのでこの話は置いときます。

内勤と外注ライターさん両方のメリットを活かす

内勤ライターさんだけだとフルパワーサイト以外のメンテナンスができなくなり、記事数が足りなくてペースダウンするからどうしよう…と悩んでいましたがすぐ解決しました。

それは今までの外注ライターさんにはあまり投資していないサイトの記事をお願いして、内勤ライターさんにはがっつり力をいれているサイトの記事を作るという2パータンでいけばいいんじゃないかと気がついたわけです。

当たり前といえば当たり前ですが気がつけなかったです滝汗

それまでは外注予算を全部内勤にする!って息巻いてましたが、採用基準が結構厳し目なのでいっそのこと2パターンで攻めようと。

内勤ライターさん用に作った資料を外注ライターさんにも共有して質の底上げをしていこうと。そういう気付きを得ることができたのが、カードローンガールズ完成まであと僅かという時でした。

ただその結果、外注費は減らないため、お金がどんどん飛んでいきます…その結果、赤身の安い肉しか食べなくなったのはここだけの秘密ですガクブル

イラスト依頼をクラウド系ではなくpixivに挑んでみた

イラストの依頼って本来同じ人にしたほうが楽なんですが、今回はハゲリーマンのアメコミ系イラストとは全く異なる萌え系な絵柄です。

僕のアフィロックのセミナーを受講された方には説明しましたが、アメコミのイラストの人は女性の絵がとても苦手です。男性は神的にうまいのですが。

上手いイラストを描く人にも得意不得意があるんです。改めて考えればわかることなのですが、僕は気がつけませんでした。絵うまいならなんでも上手いでしょ☆という単純思考。。

なので今回の激萌え系のイラストはアプリゲーム系の会社が頻繁に依頼しているpixivに突撃してきました。

もちろん慣れ親しんでいるクラウド系にも依頼したのですが、可愛くないんですよね><20万ぐらいいろんな人に依頼して使ってしまいました。。。そこでpixivなら楽勝だろ!と思って突撃したわけです。そう・・・安易な気持ちで。。

pixivは戦場!アプリゲーム系の青田買の話はすでに過去の話!?

pixivにとりあえず突撃して、有料会員になって人気のある絵師に相場調査も含め、依頼してみました。具体的な金額は書きませんが、クラウド系の市場価格の数倍〜10数倍ほど高いです。基本的に単価も書かれていないのでしょぼい金額だと返信すらもらえません。

市場価格をしらない人とやりとりするのって疲れるので連絡が無くて当然ですが、正直舐めていました、すみません。。。

ただ、pixivの世界も世界観がすごい人が人気だったり人気キャラ、今だと「艦これ」だったり「おそ松さん」だとランキングに入りやすいというのが見てすぐわかりました。

ランキングが高いから自分の求めている萌え女子を描けるわけではないんですよね。そこからは1000人以上の人の過去作品等を見続けて依頼者をリスト化して一人ずつ連絡していきました。

そしてカードローンガールズのイラストレーターさんが見つかったわけです。ただ、今回は前回と違い、複数人に依頼してスピードアップを図るのがさらに新しい試みだったわけです。

複数のイラストレーターさんに依頼するデメリット

複数のイラストレーターさんに依頼するメリットはスピードが早いってだけなので、今回はデメリットに焦点を当てていきます。1人のイラストレーターさんであれば、その人が苦手な部分、忘れがちな部分を最初に修正してもらうので後半はどんどん依頼も楽になっていきます。

ただ、今回は複数人、MAXで9人に依頼したので、どの人がどの部分が弱いのか、忘れがちなのかを管理したり、資料化するのが半端なく苦労しました。。。

MAX9人も必要だった理由として、クラウド系には専業でイラスト書いている人がそこそこいるのですが、pixivで僕の払える予算で受けてくれる人は大学生だったり会社員だったりしたわけです。

ですので1人あたりのイラスト納品ペースがどうしても遅くなり、その分人数を増やす流れとなりました。依頼はしませんでしたが、とても親切な1枚のイラストで20万円のプロイラストレーターさんでも2週間ぐらいかかるとのことだったのでそこを把握できてなかったのは完全にこちらの誤算でもありました。

上記の結果、複数のイラストレーターさんにガンガン依頼するパターンと1人のペースが早めの人に依頼する2パターンでサイトを平行して作っていくことにしました。1人の人が全部のイラストを手掛けると統一感もでますし、後々の手間もかなり省けるため。

イラストの世界は大体の単価という概念がないのでそこは今後も四苦八苦しそうです。。

デザインは内製化でがっつり作りこむ

今回は萌え系サイトということでそのこだわりの世界観を100%伝えることが外注先では厳しかったので内部のデザイナーにがっつりお願いしました。

そのデザイナー自体はまったくオタク文化に触れたこともアニメを見ることもない人なのですが、「萌え文化を勉強してくださいm(__)m」とお願いしたところ快諾。

その後、今では僕以上にアニメの世界観がすぐに伝わるようになりました。後は社内にいるアニメ好きの男性と腐女子気味の女子にも意見をもらいながら作りこんでいきました。

デザイナーさんがあまり経験をしたことや勉強をしたことがないデザインに関しては外注化せず、内製化でみっちりミーティングして意識を共有していくことは重要だなーと今回感じました。

外注デザイナーさんに依頼する場合でもしっかり会って想いを何度も伝えるという工程を踏めば内製化する必要はないです。外注デザイナーさんと会うっていうのも今後はやっていきたいとこの記事を書きながら思った次第です。あぁ、お腹すいた。。。

法人の外注先にコーディングをお願いするメリットは「納期」

コーディング、簡単にいうとHTML化だったりWP化だったりする行為をいいます。ちなみに僕は全くできません。そして今回のカードローンガールはWordPress&レスポンシブで作られています。

今までのサイトの場合には、社内の人だったり、個人の外注コーダーの人にお願いしていました。今回は社内にお願いしようと思ったら、

「期日的に無理。」
「むちゃぶりです。」

と正しく厳しい意見をいただきました。確かに他の案件も色々動いているから無理だよね。。次に個人のコーダーさんにお願いしようと思ったのですが、もしこの人が風邪引いたりしたら納期遅れるのでは?と思い、初の法人のコーディング会社に依頼しました。

法人に依頼するとやはり個人の方に依頼するよりも価格は上がります、結構上がります。でもその分、納期はかなりしっかりと守ってくれそうなところだったので気にせず依頼してみました。

結果として、かなり融通も聞いてくれて法人としての責任感をしっかりと持って活動している会社さんだったので依頼してよかったです。

ちなみにクラウド系ではなく、よさ気なところを検索して探して、何十社かピックアップし、さらに諸々厳選して見積もり依頼をお願いし、その返答が早い所且つ、メール内容と電話の感じがいいところを選びました。

問い合わせて何かしらの返答が早くくる会社はきっちりしている場合が多いことはクラウド系で外注ライターさんとのやりとりの経験上からも正しかったことが証明された瞬間でした。

返答が早いけどすでに案件がいっぱいの会社も結構あったので納期が合う会社と出会えたのは本当に運の要素も強いなと思います。

広告の提携がなかなか承認されない地獄絵図

今までのサイト制作の話からいきなり飛んで、今度は広告関連の話になります。現状、広告審査が通過できていないものが多数あります。

カードローンやキャッシング関連は知ってる人も多いと思いますが、審査が死ぬほど厳しいジャンルです。そんな中、今回カードローンガールズが審査に通らない理由を考えてみました。

突然ですが、4択クイズ形式でいきます。

なぜ、カードローンガールズは審査になかなか通らないのでしょうか...?

1.女の子が可愛いから
2.パンツが見えないからダメ
3.僕は銀神ちゃんが好き
4.見えないATフィールドが貼られている

よーーーく考えてみてください。





答えは「4」番です!!!

正直、サイトの審査内容や基準はわかりません。ただ、こういった変わったサイトは色々な状況を想定しなきゃいけないんだろうなと。結果としてATフィールドを貼って返答保留とかになりえますよねガクブル

マジレスしますと、こういう萌えサイトにはカードローン各社、特に銀行系のイメージと合わないと言われ、却下対象になることも十二分にありえます。本当に厳しいので…まぁ、その時にはネタにします。

カードローンガールズで特に意識したこと

ハゲリーマンの時にはクラウド系を全力で使い倒して記事やイラスト、サイトを作りましたが、今回は脱クラウド系を意識してやりました。

クラウド系が良い悪いという話ではなく、今回のサイトは最短で最高の品質を求めて作って見たかったからその点を最重要項目として動きました。

特に萌え系イラストは自分の好みであり、どうせなら最高のものを作りたいと思ったからです。もちろんプロフェッショナルの方から見たらまだまだと言われかねませんが。。

前回のハゲリーマンから早いことに3ヶ月が経ち、あの時の失敗点、時間の掛かり過ぎを解消するための手段が今回の記事の方法になりました。

期間的にも予算的にもハゲサイトの半分以下に出来き、記事の質という部分にも今回はこだわれたのもよかったです。

ただ、ハゲサイトでの反省点を全て改善できるように動いてみましたが、次にはまた別の壁が立ちはだかっています。ダメな部分を次にどうすれば修正できるのかを諦めずに考えつづけることが自分の成長にも繋がるなーとしみじみと思ったランチ焼き肉の昼下がりでした。

追伸:チラリズムをふんだんに使ったイラストを今度は掲載できるプライベートサイトを作れたらなぁって考えていたり、せっかく作った可愛い娘たちを誰にでも使えるようにフリー素材にするのもいいなーと思ったり思わなかったり。