私は、一日の大半をMacと供に過ごしているので、紙のメモ帳ではなく、Macのテキストエディタを使ってメモを取っています。理由は、手軽に使えるのと後から再利用できるためです。
しかし、数多くできあがるテキストファイルを整理できず、肝腎のメモをどこに保存したか忘れてしまったり、保存せずにテキストエディタを終了してメモを失ったりしたことが何度かありました。
自分の使い方に合う良いアプリがないかといくつか試した結果、日記アプリ『Day One』を活用するのが一番でした。
たどりやすくて、Markdownも使える
Macでは有名な日記アプリなので、名前を知っている方も多いでしょう。Day Oneは、入力したメモを日ごとに仕分けして一覧表示したり、カレンダー上にマップする機能があります。「たしか、昨日のメモに残してあったはず」といった場合にたどりやすいので、気に入っています。
一日の中でも、複数のメモが残せるので案件ごとに分けるなどの使い方もできます。
メモ書きにはMarkdownが使えます。自分用のメモなので、きれいに成形する必要はありませんが、たとえば、注意事項などは「**○×△をすること**」のように、ボールドで強調表示にしておけば、あとで見た時に見落としがなくなります。
記録したメモは、串刺しでも検索できます
過去に書き留めたメモの断片した覚えていない場合でも、検索機能を使うことで目的のメモに辿り着くことができます。
Day Oneは、メモ帳アプリとしても実用的です。定番のEvernoteを活用する方法もありますが、Day Oneの「いつ」を軸にしてメモを辿ることができるのが気に入っていて、私の使い方には合っています。また、保存の概念がなく、保存し忘れてメモを無くすようなトラブルもなくなりました。正直、これほど便利なものとは思いませんでした。
Day Oneは、1000円の有償アプリでMac App Storeで入手できます。値段分の価値があるアプリなので、気になる方はお試しください。
(傍島康雄)