Gmailのサーバがダウンしてしまったらどうしますか? 想像すらしたくないことですが、先日あったように、たまにはそういうことも起こりえます。

一時的なサーバダウンならまだしも、それが長時間になってしまったら、人によってはビジネス的なダメージを被ることにもなります。今回は、万が一Gmailがダウンしてアクセスできなくなった時に、メールをチェックする方法をご紹介しましょう。■別のインターフェイスからGmailにアクセスする

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GmailのWebインターフェイスが見られないだけで、Gmailのサーバ自体が完全にダウンしているのでなければ、他のWebインターフェイスを使ってGmailにアクセスできることがあります。

以下に、別のインターフェイスからのアクセス方法をいくつかご紹介していますが、簡単なものから複雑なものまであります。簡単なものは短期的にGmailが見られない場合に、複雑なものは長期的にダウンしている場合に、使うといいでしょう。

◎簡易HTMLで見る

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Gmailの簡易HTMLバージョンのリンクをブックマークしておくと、何かと便利です。Gmalに何かトラブルがあった時に、すぐに簡易HTMLバージョンに切り替えることができます。昔のGmailの機能しかありませんが、とにかくピンチから救ってくれます。

◎セーフモードを使う

Gmail Labsの機能をたくさん使っている場合、機能同士の相性が悪いと、Gmailがうまく見られなくなることがあります。Gmail Labsの機能を使わないセーフモードのリンクからアクセスしてみましょう。Gmailがまた見られるようになるかもしれません。

旧バージョンを使うといいという人もいれば、ブラウザチェックを飛ばしたバイパスバージョンを使うといいという人もいますが、それだとLabsの設定にアクセスできません。

◎モバイルバージョンを使う

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レイアウトがかなり違ったり、使えない機能があったりしますが、デスクトップのパソコンからモバイルバージョンのGmailにアクセスすることもできます。簡易HTMLバージョンの方がはるかに良いと思いますが、万が一それで見られなかった場合は、モバイルバージョンも試してみてください。

◎Gmailのオフラインアクセスを使う
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Gmailの新しいオフラインアクセス機能は、Gmailのアクセス可否に関係なく使えるので、まだチェックしていない人は導入しましょう。Gmailのダウンどころか、一度保存しておけばインターネットにつながっていなくても、メールを確認することができます。すべてのメールをローカルに保存することができるわけではないので完ぺきとは言えませんが、数日分のメールを確認する程度であれば十分役立ちます。

◎IMAP/POP3でGmailにアクセスする

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前回Gmailが落ちていた時は、IMAPとPOP3はまったく影響がなかったので、デスクトップや携帯のメールクライアントでアクセスすれば、メールの送受信もまったく問題なくできました。Gmailにアクセスする時はWebで開くという人でも、IMAPでアクセスできるThunderbirdなどのメールクライアントを、一応インストールしてセットアップしておくと、いざという時に助かるのではないでしょうか。

以前米LHでは、Thunderbirdを究極のGmail IMAPメールクライアントにする方法をご紹介したことがありますが、その後Thunderbirdも改良され、アカウントの設定を数クリックするだけGmailの設定ができるようになりました。また、Outlookユーザーであれば、Outlook 2007のIMAPの設定に関する詳細な記事(英語)もあります。携帯のメールクライアントを設定したい場合は、GmailのヘルプにスマートフォンでIMAPアクセスするための詳細な設定が載っています。パソコンに詳しい人であれば、コマンドを使ってGmailにアクセスすることだって可能です。

■最後に、今後のGmailダウンに備えて

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アクセスする方法とは別に、万が一に備えてのバックアップを取っておくのも大事なことです。Gmailのバックアップ方法については、過去にも「Gmailのバックアップ方法まとめ」や「続Gmailのバックアップ方法まとめ」に、いくつも方法が載っていますので、ぜひともチェックしてみてください。備えあれば憂いなしです。

The How-To Geek(原文/訳:的野裕子)