スマホ用乗換案内アプリは、仕事でもプライベートでも役立つツールです。iPhoneでもAndroidでも多数リリースされています。最近では終電後の最善策を提示してくれたり(徒歩やバスなどを使ったルートを表示してくれます)、電車の遅延情報をリアルタイムで知らせてくれたりするアプリなどが登場しています。
というわけで今回は、乗換案内のスマホアプリから6個を選んで紹介します。ぜひ自分に合ったアプリを探してみてください。
経路検索画面は実にシンプル。日付の箇所をタップすると、ドロップダウンで発着時刻などを選択できます。
この乗換案内の特徴は、ジョルダンライブ!があるところ。ジョルダンライブ!とは、利用者どうしで運行状況などを共有できるコミュニティで、ほぼリアルタイムで更新されます。遅延が起きた場合、運行状況は「止まっている」、「10分未満の遅延」、「10~30分の遅延」、「運転再開」などで表示され、混雑度は「全員が座れる」、「つり革に掴まれる」、「混んでいる」、などから選べます。その他、「4分遅れで発車」とか「内回りで急病人」といった詳細情報も記載されています(もちろん自分で投稿することも可能)。
Yahoo!ロコ乗換は、到着時刻順・乗り換え回数順などをタブで切り替えられるようになっています。電車に1本乗り遅れた時も、その次の電車の発着時刻を表示できます。
通常のアプリだと終電の時間のルートまでしか表示されませんが、このアプリでは「終電後検索」もポイント。終電に乗り遅れたとしても、近くの駅まで歩く別ルートや深夜運行しているバスを使ったルートなどを使ってなんとかしてその日のうちに帰れる手段を教えてくれます。
しかもYahoo!ロコ乗換では音声検索もできます。iPhoneの場合、Siriで音声検索をしても経路検索はできませんが、このアプリを使えば音声検索もできます。「渋谷から大手町まで」と言うと、経路を表示してくれます。
駅すぱあとは、地図上の駅をタップするだけで出発駅と到着駅を選べます。もちろん、地図にはJRや大手私鉄のほか、地下鉄やモノレールなども表示されています。探索設定画面の出発地・到着地入力画面では、出発時間検索・到着時間検索・始発・終電などのボタンが1つの画面にコンパクトにまとまっています。
駅すぱあとの時刻表は、色使いがきれいで見やすいです。「種別」を選べば、各駅停車や特急など(新幹線なら「こだま」、「ひかり」、「のぞみ」など)を指定して表示できます。
こちらは乗換案内の有料版。600円(90日)で購入できます。以降継続利用する場合は、600円(90日)、1200円(180日)、2300円(1年)支払う必要があります。
そのほか、「どの乗車位置(〇号車)に乗ると乗り換えに便利なのか」を経路検索結果に表示してくれたり、バス経路検索ができたりと、無料版よりも便利な機能が追加されています。
なお、iOS版では利用できませんがAndroid版では「青春18きっぷ」利用時の経路検索もできます。お得な料金で移動したい場合、この機能で検索すると便利です。
iPhone版NAVITIMEは、iPhoneのフリック操作を活かした経路検索結果の画面になっています。「経路一覧 > 経路 > (徒歩の区間なら)地図案内」とサクサク遷移できます。
「災害時避難」ボタンを選択すると、現在地周辺の避難所(学校、公共施設、病院など)を調べられます。もちろん現在地から目的地までの経路も表示してくれます。
その他、話題のLCC(格安航空会社)の検索もできます。格安航空を利用したい時は、こちらから検索できます。
路線検索と言えば駅探も有名ですが、iOS版である駅探エクスプレスは2012年8月末で販売終了になります(販売終了後のOS対応アップデートは実施せず)。Android版『駅探★乗換案内』は引き続き利用できます。
(安齋慎平)