「脱水症状」と「喉の乾き」はしばしば同じと思われています。しかし、体が脱水症状を起こすと、喉の乾き以外の兆候が表れることもあります。健康系ブログ「Greatist」にその際の一般的な症例が載っていました。こちらをチェックして、夏の暑い日にも脱水症状を起こさないようにしましょう。
まず起きやすいのは喉の乾きですが、他にも以下のような症状が見られます。
Photo by David Joyce.
- 口が乾く
- 血圧が下がる
- 頭痛がする
- めまいがする
- 筋肉疲労(だるさ)がある
- 肌が乾燥する
- 尿が出ない
このようなサインは常に決まった順番で起こるわけではありません。頭痛の前に必ずしも喉が乾くとは限らないのです。では、脱水症状を防ぎ、体を一日中潤わせておくにはどうすればよいのでしょう?
基本的には、喉が渇いたと思うより前に水分を補給しましょう。常に水を飲むのはもちろん体に良いですが、体の異変をいち早くキャッチすることも大切です。John Mandrola医師は次のように言っています。
夏場のエクササイズでは、運動が終わった後で水分補給をするのでは不十分です。夏に自転車に乗る時、私は乗り終わるまでに大体ボトル1本の水を飲み干します。もう一度言いますが、たくさん水を飲むのは大変なことでしょうが、体のためを思うなら、暑い屋外に数時間いるような時にはきちんと水分補給をしましょう。
水分補給のタイミングは運動の直前だけではありません。暑い室内にじっと座っている時も、街中を散策していても、喉が渇く前に水分を取りましょう。体が潤って気分もリフレッシュしますよ。以前に紹介した「運動するときの水分補給のコツ」も併せてどうぞ。
How Do I Know If I'm Dehydrated? | Greatist
Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)
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