Mac OS X:『Magic Launch』を使うと、Macでファイルを開く際、デフォルトでファイルを開くアプリを、完全に自分の指定通りにできます

新しいアプリをインストールすると、デフォルトでファイルをどのアプリで開くかの設定が、変わってしまうことがあります(特にAdobe社製品など)。ファイルをダブルクリックして、いつもと違うアプリが起動すると「そっちじゃなーい!」と思わず突っ込みたくなりますよね。Magic Launchは、ファイルを開くアプリを完全に自分仕様にできるので、そういう小さなストレスを解消してくれます。

 

101102_MagicLaunch2.jpg※ 画像をクリックすると拡大します

例えば『Coda』を使ってコーディングしているプロジェクトに参加しているため、デフォルトのテキストエディタが、Codaに設定されているとします。しかし、個人的にコーディングは『TextMate』でする方が好きで、別件で頼まれたJavascriptファイル(.js)のコーディングは、TextMateで行ないたいと思っているとしましょう。そういう時は、ある特定のJavascriptファイルはCodaで、それ以外のJavascriptファイル(置き場所などで指定)はTextMateで開くよう、Magic Launchで設定できます。Magic Launchでは、かなり細かくファイル毎に開くアプリを設定可能です。

もう一つのMagic Launchの特筆すべき点は、シェルコマンドが実行できるところ。何かのファイルをコマンドラインで開きたい時や、X11系アプリで開きたい時も、かなり便利に使えます。

Magic Launchは、13ドルの有料アプリですが、無料のトライアル版もあります。通常は、無料や廉価版の方を勧めるのですが、Magic Launchは本当に優秀なので、開くファイルの管理を完ぺきにしたいという人は、有料版を購入しても損はしないと思いますよ。

Magic Launch [via One Thing Well]

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)