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SEOの為にやっている事とやらなくなった事

最近はとてもSEOが簡単になったと感じています。簡単に上位表示できるという意味ではなく、やるべきことは決まっていて、とてもシンプルなので、考える事が減ったという感じでしょうか。

SEOに対する基本的な考え方は変わりませんが、以前はhxタグがどうとか、キーワードをどこに含ませるか、アンカーテキストをどうするかなどテクニック的な部分で試行錯誤していました。

今はサイトを作る上でSEOを意識することがあまりなくなっています。体に染み付いているとも言えますが、ある程度の知識があれば意識しない方が良くなっていると感じます。

SEOの為にやっている事

  1. コンテンツ作り
  2. タイトル付け
  3. 内部リンクの最適化
  4. 関連サイト同士のリンク
  5. サテライトサイト作り
  6. キーワードの見直し
  7. 無駄なページの削除

コンテンツ・内部SEO

最近は、「コンテンツキング」に関する記事を良く見かけるようになっています。良いコンテンツを作っただけではアクセスは集まらないのも事実ですが、コンテンツが無ければ話になりません。

内部SEOで気をつけているのは、「タイトル付け」と「内部リンク」だけです。タイトル付けと言っても適当にキーワードを含めるだけで、文字数とかキーワードの位置とかは気にしていません。

内部リンクについては、トップから全てのページに3クリック以内に行ける構造にして、あとは記事の中からリンクを張り巡らせています。アンカーテキストについては気にしていませんが、必然的にリンク先のターゲットキーワードが含まれます。

被リンク

関連サイト同士のリンクというのは、私の管理サイトたちを見て頂ければ分かると思いますが、関連性のあるサイトの記事内で外部リンクを貼ることです。この記事の中でもそのようなリンクがあります。当然ユーザーにとって必要なリンクを貼るわけですが、感覚的には内部リンクのように行なっています。

サテライトサイト作りに関しては、評価が高いサテライトサイトのみにしてリンク価値を上げるで書いたように、メインサイト1つに付き2~3個作るようにしています。100%関連のあるサイトにしてボリュームを増やす方向に変更しました。最終的にサテライトは作らない方向で考えたいですが、現時点では暇を見て作っている状況です。

公開後の調整

記事公開後にターゲットキーワードを見直すでも書いたように、サイト公開後は、アクセス解析やGoogleウェブマスターツールを見て、必要に応じてタイトルタグにキーワードを追加したり、ターゲットキーワードを変更したりしています。

面倒で地味な作業なのですが、アクセスアップに貢献します。がっつりやることはあまりありませんが、アクセス解析の流入キーワードを上から順に見ていって、ランディングページを見て、タイトルタグにそのキーワードが無ければ含ませるという作業は、頻繁にやっています。

無駄なページの削除というのは、canonicalとnoindexで質の低いページをインデックスさせないで書いたものです。サイト公開後、ある程度時間が経つと、評価が低いページが見えてきますので、テキストを追加したり、削除したり、noindexを追加します。

そもそも不要なページは作らない方が良いのですが、CMSを使う場合、自動生成されるページも出てきますので、検索結果に載せる必要がない質が低いページは、noindexで対応しています。

最近やらなくなったこと

  1. 他サイトのSEO分析
  2. ツールを使ったキーワード選び
  3. キーワードの為のページ作り
  4. 簡単にできる被リンクの獲得
  5. 相互リンク先探し

他サイトのSEO分析

コンテンツが良かったりデザインが良いサイトを見かけた時に、その人が他にどんなサイトを作っているのかを探す事はありますが、そのサイトがどのようなSEO、特に被リンクの部分で、どういった対策をしているのかというのは調べなくなっています。

上位表示で最も重要な要素が被リンクである事に変わりはありませんし、被リンク分析で色々と勉強になることもあるのですが、私のサイト作りやコンサルにおいて必要のない要素だなと感じました。

外部からわかることには限界がありますし、仮に上位表示に効果がありそうな被リンクの傾向がわかったとしても、同じようなリンクを作ることが難しいのと、同じようにやって同じ結果になるとは限りませんよね。

全く同じリンクが作れたとしてもリンクを貼るタイミングや、リンクを受ける側のサイトを同じにすることはできないわけですし、自己満足の分析に終わっているケースが多いのかなと思っています。

ビッグワードで上位表示させたいのであれば、また話は変わってくるのかもしれませんが、ロングテールSEOを行なう上で、他サイトのSEO分析はほぼ不要です。

キーワード選び・キーワード前提のページ作り

キーワード選びは今でも重要ですが、キーワードツールを使ったキーワード選びはほとんど行わないようになっています。ツールから得られるものも多いのですが、ツールに頼ったキーワードで選びはロングテールSEOの敵です。

キーワードツール以外のキーワードの探し方を考えるでも書いたように、ツール以外にも色々な場所にキーワードが転がっています。ただ、最近はそれすらもあまり行わないようになっています・・・

去年あたりまでは、先にキーワードを決めてその為のページを作ることもしていたのですが、最近はサイトに必要なページを作り、ページを作った後にそのページにとって最適なキーワードを含めたタイトルタグを付ける形になっています。

被リンクについて

被リンクについては、メインで運営している管理サイト10個ぐらいから徐々にリンクを貼って、あとは先程書いたようなサテライトからリンクを貼って終了です。各サテライトからは1本のリンクしか貼っていません。

特定のキーワードで上位表示するためには全然リンクが足りないのですが、ドメイン評価を高めるには十分な量です。先ほど書いたように関連性のあるサイト同士のページ内からのリンクについては、被リンクという感覚がありません。もちろん被リンクではあるのですが、内部リンクのように貼っていますので、必要になった時に貼るだけです。

昔は色々とやっていましたが、誰にでも獲得できるような被リンクは、貼らないようになっています。相互リンクについては、依頼があってそのサイトが良いサイトだった場合に応じたり、良いサイトだと思ったサイトが偶然相互リンクを募集していたらお願いすることはありますが、相互リンク先探しをすることは無くなっています。

まとめ

SEOは時間や労力、お金などかけようと思えばいくらでもかけられるのですが、やったことの効果がなくなったり、無駄だったり、マイナスになったりすることもあるので、できるだけコストをかけずにやっていきたいですね。

コンテンツを作る事は当たり前の時代になっているので、今更コンテンツ作りが重要ですというのもアレなのですが、今私が行なっているSEOの為の作業の90%以上がコンテンツ作りなので、SEO=コンテンツ作りで良いなのかなと思います。