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プレスリリース

プリント

MTSAT-1R/H-IIA・F7の打上げ結果について

平成17年2月26日

宇宙航空研究開発機構
株式会社ロケットシステム
三菱重工業株式会社

 H-IIAロケット7号機(H-IIA・F7)は、平成17年2月26日18時25分(日本時間標準時)に、種子島宇宙センターから運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)を搭載し、発射方位角102度で打ち上げられました。
 ロケットは正常に飛行し、発射後約40分02秒後にMTSAT-1Rを分離したことを確認しました。
 今回のH-IIAロケット7号機打上げ実施にご協力いただきました関係各方面に深甚の謝意を表します。

 なお、ロケット打上げ時の天候は曇り、北北西の風 6.8 m/s、 気温7.3 ℃でした。


(参考) H-IIAロケット7号機の打上げにおける役割分担は以下の通りです。
宇宙航空研究開発機構 :再点検の実施、および株式会社ロケットシステムからの委託をうけ、打上げ実施責任者としてカウントダウン作業指揮及び安全確保を実施。
株式会社ロケットシステム :国土交通省・気象庁及び宇宙航空研究開発機構からの委託をうけ、打上げ事業を実施、7号機の調達および一連の監督・品質確認を実施。
三菱重工業株式会社 :株式会社ロケットシステムからの委託をうけ、1.2段システム、固体補助ブースタ(SSB)の製造、および射場整備作業を行うと共に、将来のプライムメーカとしてJAXAとの協働作業により再点検および7号機全般の信頼性確認作業を実施。



H-IIAロケット7号機 打上げシーケンス(速報)


イベント実測値(速報)(注1) 予測値(注2)
1.リフトオフ
2.固体補助ロケット(SSB)点火
3.固体ロケットブースタ(SRB-A)分離
4.固体補助ロケット(SSB)分離
5.衛星フェアリング分離
6.第1段主エンジン燃焼停止
7.第1段、第2段分離
10.第2段エンジン第1回燃焼開始
11.第2段エンジン第1回燃焼停止
12.第2段エンジン第2回燃焼開始
13.第2段エンジン第2回燃焼停止
14.MTSAT-1R分離
0分0秒
0分45秒
2分7秒
2分10秒
4分16秒
6分37秒
6分43秒
6分53秒
12分32秒
24分36秒
27分28秒
40分02秒
0分0秒
0分46秒
2分9秒
2分10秒
4分11秒
6分31秒
6分39秒
6分45秒
12分27秒
24分30秒
27分24秒
39分58秒
(注1) 詳細データ評価前の速報値

(注2) 7号機に搭載されているエンジン固有の推力特性等の実測データに基づき最新化した値であるため、「打上げ計画書」に記載されている飛行計画値と若干異なる。


宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6416
FAX:03-6266-6910
鹿児島宇宙センター管理課広報渉外係
TEL:0997-26-9013〜9015