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ミクシィ神話の終焉 「ニコニコ動画」に抜かれ、「ないと困る」もわずか8%

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   ネットレイティングスが2007年9月21日に発表した07 年8 月の月間インターネット利用動向調査結果によると、07年8月度のひとりあたりのインターネット平均利用時間は動画共有サイト「ニコニコ動画」が3 時間14 分で、「mixi」(ミクシィ)の2時間52分を抜いた。ここ1年を見ると、「ミクシィ」の利用時間は06年8月の3時間55分がピークでかなり減っている。ニフティのアンケート「アバウトミー」の「mixiってどんな存在?」というアンケートを見ても、「どうでもいい」「なくてもいい」という回答が合計で80%以上になっている。

ここ数ヶ月は2時間52分程度で横ばい

アンケートでは「どうでもいい」という回答が目立つ
アンケートでは「どうでもいい」という回答が目立つ

   ネットレイティングスの調査によれば、「ニコニコ動画」の月平均の一人当たりの利用時間は、07年4月が1時間程度だったのに対し、毎月50%を超える伸び率で07年8月が3 時間14分となり、「Yahoo! JAPAN」の3 時間5 分や、「ミクシィ」の2 時間52 分を超えた。そして「今年後半にかけ登録ID数が増えるとともに、さらに成長が続くのは確実」としている。

   ネットレイティングス広報はJ-CASTニュースに対し、「ニコニコ動画」がウケている原因を、

「動画を見ることに加え、『2ちゃんねる』的な要素があり、自由な感想や意見を書き込むことができ、閲覧したり、チャット風な展開も起こるなど、新しいコミュニケーションとして受け入れられていることが大きいのではないか」

と話した。

   動画といえば「ミクシィ」も07年6月に、「mixi動画」の機能提供を始めていて、投稿した動画を友人と共有したり、コメントをつけたり、日記やコミュニティに貼り付けたりすることできるサービスを開始した。ここ1年間の月の平均利用時間は06年8月の3時間55分がピークで下げ続け、ここ数ヶ月は07年8月の2時間52分程度での横ばいなのだという。06年の夏頃から「ミクシィ疲れ」「ミクシィ離れ」などさかんに言われていたが、だんだんと利用時間が減っていることは確かなようなのだ。

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