キーボードショートカットが便利な「Gmail」だが、ショートカットを使おうと一生懸命キーボードを叩いても思ったように動かず、気付いたら全角モードだった――ということはないだろうか。
キーボードショートカットが便利な「Gmail」だが、日本語入力だとちょっと不便なこともある。それは、全角モードだとショートカットが動作しないこと。一生懸命ショートカットキーを押しているのに反応せず、気付いたら全角モードだった――と、ちょっぴり悔しい思いをすることもよくある。
こんな状況を解消するのが先日バージョンアップしたばかりの「Prism」。Webアプリケーションに特化したブラウザである。このPrismでGmailを起動すれば、“全角モードのまま”でもショートカットを利用できるのだ。
種明かしをすると、PrismでGmailを使っていると、文字を入力するフィールドにカーソルを合わせている時は全角/半角モードが自動的に全角モードに切り替わるようだ。一方、メール一覧画面やメールそのものを見ている時は直接入力モードに自動的に切り替わる。だから入力フィールドで全角モードでも、入力フィールド以外をクリックすればショートカットを利用できるようになるわけだ。
Prismをインストールするのが面倒という人は、せめて半角モードと全角モード切り替えが簡単にできるように設定しておくといい。普通に[半角/全角]キーで切り替えてもいいのだが、ブログ「Webプログラマー+WebデザイナーなZARU日記」のように、[無変換]キーと[変換]キーにIMEのオン/オフを登録するのも手だ。
IMEのオン/オフを別々のキーに登録しておけば、ダイレクトにオン/オフを選べる。オンだと思って[半角/全角]を押したら実はオフで、しかたなくもう一度押し直し――というイラッとする瞬間も回避できるわけだ。この方法はGmailだけでなく、Photoshopなどほかのアプリケーションでも利用できる。不便を感じている人は利用してみるといいだろう。
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