お目当ての本があって書店に行ったのに、タイトルや著者名、出版社名が分からなくて買えない、という経験をしたことはないだろうか。そんなときに便利な方法を紹介する。
本を買おうと書店に行き、すぐに本が見つからなくて困ったことはないだろうか。筆者の場合、著者名や本のタイトルは大体覚えていても、どこの出版社の本か分からない場合に困ることが多い。単行本は著者別に並んでいても、文庫本や新書本は、シリーズごとに並んでいるのが普通だからだ。
著者名や書名を正確に覚えていれば、店員さんに聞けば大抵調べてくれるが、うろ覚えだとちょっと聞きにくい。「保田なんとかさんの、株式のなんとかっていう本なんですけど……」などと聞かれても、店員さんは困ってしまうことだろう。
大型書店なら検索用の専用機が置いてあることもあるが、しかし油断はならない。筆者は先日、某書店でタッチパネルの専用機を使おうとしたのだが、どうも相性が悪かったようで、押した(つもりの)キーの隣が反応してしまい非常にイライラした。押したいキーはどうしても反応せず、結局専用機を使うのはあきらめた。
欲しい本があるが、著者名・書名・出版社名が正確に思い出せない……そんな時にオススメなのが「Amazonモバイルメール検索」だ。
使い方は非常に簡単で、送信先(To)を「a@amazon.co.jp」、メールの件名(Subject)に検索したい言葉を入力してメールを送信するだけ。1〜2分経つと、URLが書かれたメールが返信されてくる。メールに書かれたURLをクリックしてアクセスすると、そのまま検索結果のページに飛ぶので、正しい著者名や書名、出版社名が分かる。
実はこれ、Amazon.co.jpが携帯用に展開しているサイト「Amazonモバイル」の1サービスだ。検索結果のページはAmazonモバイルのページなので、もちろんそのまま携帯を使ってAmazonモバイルで本を買うこともできる。
本をエディターレビュー、カスタマーレビューも読めてクチコミも分かるという仕掛け。同じ著者の他の本や、似たテーマの他の本も探せるのが楽しい。
また、検索対象はAmazon.co.jpが扱う全商品なので、本だけではなく、DVDや音楽CDも検索される。検索結果が多すぎる場合は、Amazonモバイルのページ内で絞り込んでいけばすぐに目的のものを探せるはずだ。
なお、鷹木記者のPHSで試してみたところ、メールを送っても検索結果が返ってこなかった。PCメールでも結果は同じ。携帯のメールアドレスからでないと受け付けてくれない仕組みのようだ。「今書店にいるのに!」というときに、携帯電話で試してみてほしい。
プロダクト | Amazonモバイルメール検索 |
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メールアドレス | a@amazon.co.jp |
提供元 | Amazon.co.jp |
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