米Googleは11月7日(現地時間)、自動車向けアプリ「Android Auto」をアップデートし、カーナビなどに接続しなくてもそのまま使えるようにしたと発表した。向こう数週間かけて日本を含む30カ国でローリングアウトしていく。
Android Autoは、「Googleマップ」のナビや音声通話、「Spotify」や「Google Play Music」などの音楽サービスのAndroidアプリを運転中に安全に使えるようにするAndroidアプリ(Android 5.0以上が必要)。これまでは対応する車種あるいはカーナビシステムにAndroid端末を接続しなければ使えなかった。
最新版では、アプリを起動して設定するだけで、Android端末の画面がドライバー向けのユーザーインタフェース(右の画像)になる。Android端末用のカーマウントに設置すれば、車に接続せずにAndroid端末の画面をそのまま使える。
数週間後には「OK Google」での操作も可能になるとしている(アップデート段階では画面のタップでの操作が必要)。
また、Bluetooth対応カーマウントと接続すれば、手動での設定は不要になる。少なくとも米国のGoogle Storeでは、近日中に対応するBluetoothマウントを発売する計画だ。
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