米Microsoftでエンジニアとして最高位の「Distinguished Engineer」という肩書を持つブレイス・アグエラ・ヤルカス氏が同社を辞め、米Googleに入社する。米New York Timesが12月15日(現地時間)に報じ、ヤルカス氏が自身のブログで認めた。
同氏はMicrosoftが2006年に買収した画像技術企業Seadragon Softwareの創業者。Microsoftでは3D画像技術PhotosynthやBing Mapsの他、AllThingsDによるとウェアラブルコンピューティングの開発に従事していた。2010年のTEDカンファレンスにおけるBing Mapsの拡張現実的な地図機能のデモは、当時話題を呼んだ。
New York Timesによると、ヤルカス氏はGoogleで機械学習に従事するという。
同氏は自身のブログで、Googleのような大志を抱く優秀な人々のいる企業に参加できるのは嬉しいが、「進行中の多数の素晴らしいプロジェクトと優秀なチームをあとにするのは非常に苦痛」で、「これは人生で最も難しい決断だった」と語った。
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