米GoogleのWebブラウザGoogle Chromeのユーザーは、米MicrosoftのInternet Explorer(IE)ユーザーよりもCalcuDokuパズル(数独のバリエーション)を解くのが速い――。英パズルサイト「calcudoku.org」を運営するパトリック・ミン氏がこのような調査結果を発表した。
この調査は、2010年と2011年に同クイズサイトにログインしてパズルに挑戦した100万以上のユーザーデータに基づいている。ログイン時に使っているWebブラウザ別にユーザーを分け、IE、Firefox、Chromeの3つのグループのパズルの解き方を分析したという(Safariはユーザー数が少なかったため、今回の調査から外された)。
一般的なパズルでは大きな差は見られなかったものの、解く時間を競うパズル(右図参照)では、はっきりとした差が現れた。Chromeユーザーが最も速く、次がFirefox、最後がIEだった。
また、こうした時間を競うパズルで途中でギブアップしたのは、IEユーザーが最も多かった。
ミン氏は「だからといってChromeを使えば頭が良くなるわけではない」とコメント。Chromeは、数学的能力の高い技術系のユーザーが選ぶ傾向があることや、IEがWindowsのデフォルトブラウザであり、技術的なことに関心のないユーザーはIEを使うことが多いことなどが、今回の結果につながったと推測している。
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