米Googleは12月16日(現地時間)、Android 4(コードネーム:Ice Cream Sandwich)をバージョン4.0.3にアップデートしたと発表した。Googleブランド端末の「Nexus S」と「GALAXY Nexus」で順次アップデートが適用される見込みだ。
Nexus SについてはAndroidチームが17日にGoogle+で、GSM/UMTSのモデルのAndroid 4へのアップデートを開始したと発表している。
公式ブログには具体的なユーザー向けの新機能の説明はなく、「スマートフォンとタブレット向けのさまざまな最適化とバグ修正を含む」とある。開発者向けのAPIのバージョン(レベル)が上がり、15になった。
ステータスアップデート情報をユーザーの連絡先データと同期させるソーシャルストリームAPI、カレンダーアプリのイベントを色分けできるようにするAPI、ビデオ撮影でのスタビレーションを管理するAPIなど、10以上の新しいAPIが追加された。
Googleは、向こう数週間のうちにスマートフォンとタブレットがバージョン4.0.3に対応していくとしている。だが、Androidのアップデートは通信キャリアやメーカーの対応次第であり、どの機種がどのタイミングで対応するか(あるいは対応しないか)は不明だ。
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