米Googleは2月28日、オンラインコラボレーションツール「Google Sites」を立ち上げた。
Google Sitesは、複数のユーザーが共同でWebサイトを構築し、情報を共有できるツール。ユーザーはHTMLの知識がなくても、簡単にシングルクリックでWebページを作成し、編集できるという。Google Calendarの予定表、YouTubeのビデオ、Google Docsの文書など、ほかのGoogleアプリケーションの情報を組み込むことができ、ファイルキャビネットには添付ファイルをアップロードすることも可能だ。
Google Sitesで作成したサイトは、利用者を数人に限定することも、全世界に公開することもできる。利用者は「オーナー」「閲覧者」「共同制作者(ページの編集が可能)」のいずれかに設定できる。
このツールはGoogle Appsの一部であり、利用にはGoogle Appsアカウントが必要。各Google Appsアカウントには10GバイトのGoogle Sitesストレージが、PremierおよびEducationではさらに、アカウント当たり500Mバイトの追加ストレージが提供される。
Google SitesはGoogleが2006年に買収したWikiソフトベンダーJotSpotの技術を基にしている。Microsoftのコラボレーションソフト「SharePoint」に対抗する製品になるとみられる。
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