レンタルサーバーでのホームページの作り方
無料ホームページで作る場合、URLやホームページスペースを運営元から借りて作成することになるため、実際には自分所有のホームページとはいえません。
「ホームページのオーナー」は、そのサイトのURLとなるドメインを取得している人になるため、自分で独自ドメインを取得して作成するのが一般的です。
また、独自ドメインで作る場合はホームページスペースについても自分で用意する必要があり、有料のレンタルサーバーを利用することになります。レンタルサーバーでも作り方自体は基本的に変わりはなく、テンプレートのサンプルなどを使えば、初心者でも簡単に作成することができます。
おすすめレンタルサーバー
エックスサーバー
中級ユーザーに定番のマルチドメイン対応・高機能レンタルサーバー
さくらのレンタルサーバ スタンダード
人気の格安レンタルサーバー。当サイトもこちらで作成してました。
ロリポップ!
ホームページ作成に人気の格安レンタルサーバー。月額100円~
お名前.comレンタルサーバー
東証一部上場で安心。ビジネスユーザーはもちろん、個人にも人気
このレンタルサーバーを自分で契約して作る場合、より複雑なことが可能になります。
- 独自ドメインによるサイトの運営
- 独自ドメインでのメールアドレスの作成
- CMSでのホームページ作成方法
- MovableTypeでの作り方
- WordPressでの作り方
- 独自SSLの設定でHTTPS化
- アクセスログの閲覧
- .htaccessによるURLの転送
- 掲示板やメールフォームの設置
また、広告も表示されませんし、ビジネスでの商用利用も問題ありません。ただし、成人向けコンテンツについては利用不可となっているケースが多いです。
このレンタルサーバーの費用自体はそれほど高いものではなく、たとえば、さくらインターネットの最安プランで契約した場合だと年額1,500円程度です。初期費用やドメインの更新費用を含めても、およそ年間3,500円程度で利用することができます。
一方、無料ホームページの「ジオシティーズ」有料版では月額315円(年間3,780円)かかるため、無料ホームページを有料化するよりも、自分でドメインとレンタルサーバーを契約した方がかえって安く済むこともあります。
この月額数百円程度で利用可能なレンタルサーバー会社は他にも多数あるため、詳細についてはこちらのページをご参照ください。
→ 個人向けレンタルサーバー比較
当サイト管理人は現在20個ほど借りていますが、合計で月6,000円程度の出費で収まっており、複数のサイトを運営しても経費はほとんどかかっていません。
■無料ホームページとの違い
このレンタルサーバーを利用する際、ホームページ用のファイルはpublic_htmlのフォルダにアップロードするのが一般的ですが、他にもメールやアクセスログのフォルダなどもあり、無料ホームページより多少複雑になっています。
ドメインのDNS設定やFTP接続の設定など、最初に自分で設定しなくてはいけないことも多いですが、一度設定してしまえば、後はほとんど管理することもなく、基本的には無料ホームページで作成する場合とあまり違いはありません。
SEO対策でアクセスアップを目指す際、独自ドメインの取得とレンタルサーバーの契約は必須の要素となるため、本格的にホームページを作成する際はレンタルサーバーを借りて運営されるとよいでしょう。