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hirax.net::Keywords::「表面反射」のブログ



2014-08-24[n年前へ]

夏休みの自由工作・自由研究「超テカリ・超サラサラな画像を作ってみよう!?」 

 野辺山に行く前後、昨日早朝と今夜に作ってみた夏休みの宿題的工作が超原始的な右のガラクタです。自動回転偏光フィルタを備えたカメラです。(試しに使ってる様子撮影した動画例)。…夏休みの自由工作課題や自由研究を全然やってない!もう夏休みの終わりも近いのに!というありがちコドモがいたら、「宿題引き受け株式会社」的にセールスして回ってみたくなります。

 もちろん、夏休みの自由工作・自由研究的には、何か「調べて見た的要素」が必要でしょうから、たとえば、この超原始的装置で撮影した動画を使って作り出した「表面反射成分を取り除いた色画像・表面反射のみ画像・表面反射を誇張した超テカリ画像」を作り出してみた結果が、下に貼り付けたものになります。表面反射における偏光具合の違いを使い、表面反射成分を取り除いています(生画像と表面反射除去後画像の例はたとえばこのような具合です)。こうした使用例とか考察とかサンプルコード付きで夏休みの自由課題・自由研究「宿題引き受け株式会社」営業中です!(ウソ)

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2014-09-06[n年前へ]

偏光カメラで床越しの反射光を撮影したら、床面下160cmから見たスカートの中が見えるかも!? 

 下に貼り付けた写真は、自動回転する偏光フィルタを取り付けたデジタルカメラで、物体自身の色と反射光が分離した写真です。たとえば、左下の画像は物体自身の色を主に写し取った写真で、右下の写真は物体表面での反射光を協調した写真です。

 こんな写真を撮りながら、脳内実験で考えます。もmしも、街中で写真を撮り、床面での反射光だけを分離抽出したら、一体どんな画像が得られるものでしょうか?
 床面で反射する光は床面の凹凸を反映して、かなりボケてしまうものです。しかし、ボケてしまうイコール高周波が失われてしまうとはいえ、反射光をある程度抽出することはできます。そして、床面からの反射光で見る世界は、私たちの視点を床平面を基準にして逆さにしたあたりの位置、つまり、床面のさらに下部160cmくらいからのごく低い場所から眺めた時の映像です。

 もしかしたら、街中で自動回転する偏光フィルタを取り付けたデジタルカメラを使った撮影をしたならば、地面の遙か下、床下約2メートルから眺めた場合にだけ見ることができる「スカートの中」とかが見えたりするかも。

偏光カメラで床越しの反射光を撮影したら、床面下160cmから見たスカートの中が見えるかも!?






2014-09-10[n年前へ]

特殊カメラ撮影で、ルノワール描く「ルグラン嬢」の鮮やかな色や表面で反射する光のさまを眺めてみよう!? 

 最近、自動回転する偏光フィルタが備え付けられた自作カメラを持ち歩いて、物体の表面内部から染み出る色と表面で反射する光を振り分ける(一風変わった)写真を撮っています。今日は、その変なカメラで、自作米国フィラデルフィア美術館に飾られている絵画群を撮影してみました。

 下に並べた画像は、ルノワールの「ルグラン嬢の肖像("Portrait of Mademoiselle Legrand")」を、撮影画像例(偏光フィルタが回転してる際に撮影された20枚程度の画像群の1枚です)・内部拡散色画像例・表面反射画像例色・合成画像例(自動回転偏光フィルタ付きカメラ手持ち撮影による)です。

 油絵具の表面で数パーセントから数十パーセントも反射する照明光の映り込みを取り除いた 内部拡散色を眺めた画像は、色鮮やかな(描いた画家ですら眺めることがなかったかもしれない)色を映していて、とても綺麗に見えるものです。そして、表面で反射する光の量が多い箇所は、油絵の具を多く塗り重ねた箇所(色)であったりして、キャンバスの凹凸や筆のマチエールを、少し想像させたりします。

 というわけで、今日は、ルノワールが描く柔らかく丸みを帯びた女の子の油絵を、自動回転する偏光フィルタが備え付けられた自作カメラで撮影・解析してみました。

ルグラン嬢特殊カメラ撮影で、ルノワール描く「ルグラン嬢」の鮮やかな色や表面で反射する光のさまを眺めてみよう!?






2014-09-14[n年前へ]

巨匠が描いた絵画の「鮮やかな絵具自身の色」や「絵具の表面が作り出す輝き」を感じてみよう!? 

 巨匠が描いた絵画の「鮮やかな絵具自身の色」や「絵具の表面が作り出す輝き」を感じてみよう!? を書きました。

 鮮やかな絵具自身の色を眺めれば、普通に撮影・印刷されたカタログではわかりづらい絵画の色使いがわかるかもしれないですし、絵具の表面が作り出す輝きからは、表面の反射特性を作り出した巨匠の筆使い(のかすかなさまを)を感じることができるかもしれません。

 ちなみに、この記事に書いた方法でクリムトの"Frauenbildnis"もVR表示してみましたが、これなどは特に本物を観た時の印象にかなり近いかと思います。

巨匠が描いた絵画の「鮮やかな絵具自身の色」や「筆が作り出す表面の輝き」を感じてみよう!?巨匠が描いた絵画の「鮮やかな絵具自身の色」や「筆が作り出す表面の輝き」を感じてみよう!?巨匠が描いた絵画の「鮮やかな絵具自身の色」や「筆が作り出す表面の輝き」を感じてみよう!?






2014-09-24[n年前へ]

フィラデルフィア美術館所蔵のクリムト絵画を高解像度でリアルなVR表示にしてみよう!? 

 手作り感満載の(行き当たりばったりで作ったまさに手作りの)マブチモータ的な自動回転偏光フィルタカメラを使い、フィラデルフィア美術館で撮影した巨匠名画をリアルに写し取るシリーズクリムトの女性ポートレート(超巨大)のVR表示を、もう少し高解像度にしてみました。…手作りカメラで撮影した特殊画像データは比較的低解像度なので、普通のカメラで高解像度に撮影された画像と組み合わせることで、視覚的には結構高解像度に見えるリアルなVR画像の作成を狙ってみたというわけです。それはちょうど、JPEG画像が、色情報は低解像度でも明暗情報の解像度が高ければ自然に見える…ということと少し同じような「狙い」のもとに作ってみたVR画像表示です。

フィラデルフィア美術館所蔵のクリムト絵画を高解像度でリアルなVR表示にしてみよう!?








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