元祖「サークルクラッシャー」といえる著名人を一人あげるとしたら誰ですか？

平塚雷鳥の恋人年下の奥村博史…は、あまり著名ではないし、立場も「サークルクラッシャーもどき」という感じではありますが、「若いツバメ」の語源ということで挙げてみました。

フィクションですが、夏目漱石の「こころ」に出てくる「御嬢さん」はどうでしょうか。

サークルとは呼べませんが、「御嬢さん」に恋をした「先生」とその友人の「K」はどちらも最期は自らの手で死を選ぶこととなります。ちょっと長くなりますが、「御嬢さん」に翻弄される「先生」の様子を描いた文章を本文から引用します。

「然し食事の時、又御嬢さんに向って、同じ問を掛けたくなりました。すると御嬢さんは私の嫌な例の笑い方をするのです。そうして何処へ行ったか中てて（引用者注：あてて）見ろと仕舞に云うのです。（…中略…）御嬢さんの態度になると、知ってわざと遣るのか、知らないで無邪気に遣るのか、其処の区別が一寸判然しない所がありました。（…中略…）そうしてその嫌なところは、Kが宅に来てから、始めて私の眼に着き出したのです。私はそれをKに対する私の嫉妬に帰して可いものか、又は私に対する御嬢さんの技巧と見倣して然るべきものか、一寸分別に迷いました。」

夏目漱石の小説では「坊っちゃん」のマドンナや、「三四郎」の美禰子や、冒頭の「あなたは余っ程度胸のない方ですね」という台詞を言う女性など、男を翻弄する女性がよく描かれていますね。

余談になりますが「三四郎」の美禰子のモデルは、Singles_cafeさんの回答内に名前が出ている平塚らいてうだと言われており、彼女は森田草平と心中未遂を起こしています。

20世紀で一番有名な人はオノ・ヨーコでしょう。

わずか２～３年の間で「バンド」を崩壊に至らせた張本人なのですから。

（ただし、一応弁護しておくと彼女が現れなければバンドが長続きしたか？　と言われれば、そうでない可能性の方が圧倒的に高いですが）

んーやっぱりオノヨーコ女史でしょうか？

アメリカのドラマで仲の良い友人に彼女が出来てしまって

ひがんだ男が彼女に「このオノヨーコめ！！」って毒づくシーンがありました。

「大好きなシャツ」でフリッパーズを崩壊させた、渡辺満里奈では。

語感とスケールがぴったりという気がします。

クレオパトラとか楊貴妃では語感よりスケールが圧勝していると思われます。

主に使われる「サークルクラッシャー」という言葉の意味合いとは全く逆のパターンになりますが，

サディスティック・ミカ・バンドの初代ヴォーカルであるミカさんもある意味そうかもしれません．

バンド結成当初は加藤和彦さんの奥様だったのですが，夫妻の離婚と共に解散…．