海の中をずーっと回遊しているという伝説もありましたが!
本日2015年3月3日。マイクロソフト社の共同創業者で投資家で資産家で大のSFファンでもあるポール・アレンが、フィリピン中央部にあるシブヤン海で戦艦武蔵を発見したよとツイート。ミリタリー好きも、艦これ好きも、蒼き鋼のアルペジオ好きも「な、なんだってー!」となる事態が起きています。
WW2 Battleship Musashi sank 1944 is FOUND > 1K M deep by MY Octopus Sibuyan sea, bow Chrysanthemum, huge anchor. pic.twitter.com/b9ZMA0icI8
— Paul Allen (@PaulGAllen) 2015, 3月 2
巨大なアンカーと菊紋章の艦首が武蔵の証とのこと。RIP crew of Musashi, appx 1023 lost. The pic of the valve 1st confirmation of Japanese origin (clues 2 use apprec). pic.twitter.com/BcJgkhWskb
— Paul Allen (@PaulGAllen) 2015, 3月 2
また綺麗に残っていますね! 1940年に進水、1944年に沈没した彼女が71年経ったいま、こうして(海の底ですが)日の目を見るだなんて。
いったいどのような状況で発見されたのでしょうか。@scarletshow さんのツイートがとてつもなくわかりやすかったのでご覧ください。
整理すると、マイクロソフトの創業者が個人所有のヨット(と言いつつヘリの離発着可能な船)に積み込んだ深海探査船でシブヤン海の深さ1000m以上の所で戦艦武蔵を発見した、と言う文章にしてみても「どこのハヤカワノベルですか?」な事態
— 赤坂 翔/ななごー/夏コミ作業開始 (@scarletshow) 2015, 3月 3
これは想像妄想膨らみます。疲れた身体を癒やしていたとか、いままで墓泥棒的サルベージ屋の手がつけられていないのかどうか、とか。
大艦巨砲主義が生んだ大和型戦艦の二番艦、武蔵。460mm(18.1インチ)の主砲9門から発射する徹甲弾は1,460kgとクルマ1台ぶん。70年前の日本って凄いというかムチャやってたんですね。source:Twitter
(武者良太)